828 :名無しさん:2015/09/05(土) 20:58:07
唐突に思いついたネタ

○○逆転日本
人類史以前、遥か宇宙の彼方から隕石が後に日本と呼ばれる地域に落下した。
それ自体は大気との摩擦によりその質量を極小さな礫程に減らした。
しかし隕石に付着していた『ソレ』は死滅してはいなかった。
『ソレ』と人が接触したした時『ソレ』は未曾有の流行り病として、人類に猛威を振るった。
時は流れ1905年
大日本海軍:巡洋艦『和泉』医務室

『彼』は体のあちこちに痛みに既視感を感じつつも状況を認識しようとベットの上で起き上がった。
そんな時『彼』の横から声が聞こえる。

「目を覚ましたか?」

起き上がった自分に声を掛けた年配の『女性』に若干驚き津々も曖昧に返事をすると周囲を確認するように尋ねた。

「此処は?」


その言葉に『彼女』不可解な顔をしたがすぐに納得したように答えた。

「ここは巡洋艦『和泉』の治療室だ。そして君は敵艦の砲撃を受けた時に負傷して運ばれてきたのだ。覚えてないのか?」

「え?」

彼は即座に自分の記憶を必死に辿った。
そしてすぐに『三つの記憶』がある事と自分が何者かである事を知る。

「!」

同様しながらも『二つ目の記憶』の経験から表には出さなかったが内心は混乱していた。
そんな彼を診て察したのか『彼女』は他の『負傷者』を見て回った。

830 :名無しさん:2015/09/05(土) 21:09:58

その後『彼』こと『嶋田繁太郎』は『三つ目の記憶』に混乱していた。

(『また』か・・・しかも・・・)

周りを見渡せば『女性』の負傷者が見えた。
否寧ろ『彼女達』に『自分』も含む『彼ら』が混じってる。

(江戸時代初期の疫病による男子の出生率の低下とそれによる人口バランスの変化・・・)


そう『この世界』の日本は男女比が女に大きく偏っているのだ。
その為大日本帝国軍は世界的に観ても異質な『女性兵士を組織的に運用する軍隊』なのだ。

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最終更新:2015年09月09日 21:00