107 :ナハト:2015/10/04(日) 21:34:30
マルセイユssが書けたんダナ
ちょいと投下スルンダナ
108 :ナハト:2015/10/04(日) 21:35:09
私は加東圭子。あの扶桑海事変から4年が経ちました。
式典ではあわやの大惨事になりかけましたが、無事に終了し
念願のカメラマンとなりました。
まあ、予備役で戦場の記録を撮影する戦場カメラマンみたいなものですが
それでも多くの地域を回って多くの人やウィッチと交流できたことは凄く嬉しい事だ
今日はライトニングフォックスメンバーの一人であるマルセイユを訪問することになった
ハンナ・ユスティーナ・マルセイユはライトニングフォックスNo1であると同時にアフリカの星と呼ばれ
撃墜スコアも150機超え、この数も大半は大型ネウロイ撃墜スコアだとか
しかし、彼女はそのスコアを誇らず、常に落ち着いた人物であると聞いている
そんな彼女であるが、素顔がどのような感じなのか取材をとることができた
兵士に案内されてアフリカの女性に許可書を見せて天幕の中に入ることになった
入ったとたん・・・
「ここは・・・これでよし!次!・・・なにぃ!トイレが壊れたので修理したいだと!?
バカやろう!こんな下らん書類を回すな!次!・・・ふむ、この改善案はいいのだが、見積もりが甘い。
こことここを削除して、こう・・・よし!ライーサ!至急届けて来い!!次!・・・ふむ物資が届かないとな
この物資ならアイツが持っているだろう。アイツから分捕れ以上!次!」
一人の女性が怒声と共に大量の書類を前に格闘していた
このような予想外な光景に私がしばし、意識飛んでいると
「あのー・・・・ティナ。お客様ですよ」
「次!・・・ん?」
その声に書類から目を離して、私を見つめてきた。
「扶桑から来た加東圭子よ。よろしく」
「おお、あなたが連絡にあった扶桑のカメラマンか。よろしく。私はハンナ・ユスティーナ・マルセイユだ。ティナと呼んでくれ」
そう言って手を差し出したので私はがっしりと握手したのだった
事前情報で酒が好きと聞いていたので、扶桑酒を土産にしたところ大そう喜んでもらえた
マルセイユの僚機であるというライーサからお茶を入れてもらって雑談する
「いやー、スマンな。お客さんが来るとわかってはいたが、書類が膨大で。
ここの部隊では最上位で中隊長なのは私しかいなかったからな。
なかなか片付けれなかったよ」
「いえいえ、お邪魔しちゃったみたいで凄く悪いんだけど・・・」
「いいさいいさ。私も一息付けたかったんだ」
こうして、楽しく雑談していたら、突如、机の上に備え付けていた黒電話が鳴りだす
それを取ったマルセイユが対応していると、顔つきが変わった。私には分かる。これが何の電話か
マルセイユが受話器を慌ただしく置くと同時に叫ぶ
「回せ!!ネウロイの襲撃だ!!」
ネウロイの攻撃だってことが
その後を話そう。私も無理を言って同行してもらい(自分で運んだストライカーに乗った)
戦場で活躍するところを見学し、写真を撮影することができた。
彼女が戦う姿は美しく、小型ネウロイをワンホールショットで撃墜し、大型ネウロイ相手には扶桑刀で両断する
その戦闘シーンは踊っているかのようで、まるで風の女王みたいであった。
その後アフリカを後にしたが、彼女の事が痛烈に印象に残り頭から離してくれない
私は彼女について、もっと知りたくなり扶桑に許可を求めたところ
何故か独立部隊として、マルセイユと合流するように命令が下った
まあ、どんな形であれ、彼女と共に空を飛べることはいいことだ。
戦後、ウィッチの記事を書くことがあるとすれば彼女のことだろう
きっとそうなのだろう・・・・
109 :ナハト:2015/10/04(日) 21:37:34
終わり
影響を受ける人様のファーストコンタクトとは違う形にしてみました
画集によれば、マルセイユは加東が来る前は中隊長として書類仕事に追われていたそうです
更に、前は四人ウィッチいたのに二人転属されて、二人でネウロイの迎撃戦にでなくちゃいけなくなって
疲労がかなりたまって、撃墜される寸前だったそうです。
ですからこんな形でもありじゃないかと思いました
最終更新:2016年02月14日 22:54