113 :影響を受ける人:2014/02/22(土) 14:21:06
思いついたネタです。
ストパンネタです。でも制作者はストパンをチョコットしか知りません。
TSネタがあります。東方ネタが出てきます。
それでもよろしければどうぞ。
あくまでもネタです。あしからず。
ストパン世界に転生したのは
夢幻会所属の者たちの他に、憂鬱世界でもいた史実有名人も何名か転生している。
山口多門・小沢治三郎・山本五十六・堀悌吉・ 永田鉄山・村中孝次・井上成美、等々。
軍人以外にも政治家、経済界の人間もちらほらいた。
むろん“日本”ではなく“扶桑”という国名になっていたり。“ネウロイ”という未知の滝がいたりと混乱が巻き起こった。
ただ、どの転生者も ―幼少時からスタート― であったおかげで、知識吸収に余裕が持てたのは幸いであったろう。
この世界でもう一度軍人・政治家・経営者目指す者もいれば、別の道を進み人知れずに暮らそうと思う者もいた。
ただ夢幻会メンバーのヲタク共は「ここは本当にストパン世界なのか?」という疑問が、改変世界転生者は「女性の格好がけしからんな…なんでスカートが短い。ついでにズボンも…」とおもった。
そう。このストパン世界・・・扶桑国では、ちゃんとにスカートやホットパンツのようなモノを履く女性が多かったのだ!
そのためズボン・・・ではなく下着がちゃんとに普及している。
疑問解消は簡単だった。
「ねぇ嶋田さん。」
「なんですか近衛さん。」
「なぜこの国の女性は…“ズボン”の上にさらに履いているのだ?」
「…私が着用させるよう、昔から根回ししていたからですよ。」
昔の親交を温めようと開かれた宴会に呼ばれ、急に聞かれたので答えたが、顔は少し赤かった。
納得してみせる近衛だが、顔を赤くしたのは見逃さない。
114 :影響を受ける人:2014/02/22(土) 14:21:36
「っと、いうことは…あなたも原作同様になったことがあるのですね!!」
「なに! 狐っ子の恥ずかしいエピソードが聞けるのか!!」
取りあえず九曜は二人に、生成したお湯(熱湯ではありません)をぶっかけて絶叫を上げさせた。
だが、時すでに遅し。
野獣共が皆此方を見ているのに気が付く。
「ぅ…!」
おもわず後ろに下がる。しかし後ろからも視線が集中し、結局元の場所に戻った。
そこにススッと辻が寄ってきた。
「で、どうなんです?」
逃げられない。先程まで一緒に喋っていた女性転生者も興味津々の様子。
何とか逃げ道を探すが、親友であるはずの山本は視線を合わせたらそっぽ向かれた。
あんまりな態度にショックを受け、うなだれてしまう。
「……【天狗の下駄】なる者を装着する際に、…う……薄着に…なりましたよ////」
「「「「「おおおおお!!」」」」」
小声で言ったのに野獣共が反応した。
(だから言いたくなかったのに!!!)
転生前ならともかく(転生前でもこういうのは言いたくない)、今は女性なのだからもっと気を使ってほしい!
そう言うと余計に調子に乗ったりするので、中々言えない。
隣にいた女性転生者がポンポンと肩を叩く。
「ありがとう。おかげで下着姿にならなくてよかったわ」
お礼を述べているが嬉しくない。
顔が笑っているし。
内心で伐倒しつつ、お酒を一気に飲み干す。
「ただ…おかげで信長公を助けられたけど。」
「ほう? それまたどうして。」
「飛行法を知ったから。この状態になってから、道具を使わなくても飛行できるようになったのは、らくだったわ。移動にすごく便利。
で、だいたい360年くらい前ね。信長公は確かに本能寺にいたわ。蘭丸もね。
誤算は蘭丸が、人一人を抱えて脱出できるほどの魔力出力を、持ち合わせていなかった事よ。
予知で知って、大慌てで助けに行った。彼が死んでしまうと鎖国になって、歴史が狂うからね。
脱出は結局できなくて、地面に大きく穴をあけて崩れ落ちてきた瓦礫を、シールドで防ぎながら一晩過ごした。
敵がいなくなって、初めて外に出られたの。
もう九尾の状態だったけど、まだ力に振り回されていたから、安全に脱出できる確信が無かった。
その後二人を連れて羽柴軍と合流。後は知っての通り。」
語り終わると皆静かだった。
生きる歴史。その人物から語られた事実は、重く、深く、染み渡る。
115 :影響を受ける人:2014/02/22(土) 14:22:10
「蘭丸はどうしたのですか?」
「側室になった。自分も誘われたけど、もうアノ人がいたし…断った。」
苦笑する九曜は昔を思い出しているのは遠く、遠くを見つめている。
だからその目が悲しそうにしているのは、もう会えない友人と愛する人を思ってのもだと、辻は思った。
以上です。最終回じゃないけど思いついてしまったのですよ。
だったら書くしかない!!
嶋田九曜さんも、昔は恥ずかしい思いをしていたのです。
まさか自分がこんな恥ずかしい恰好をするとは、思いもよらなかったでしょうwww
この時の羞恥心も、男性としての尊厳を削り、女性としての意識を高めておりますwww
さて、これから最終回書かないとな。でも、漫画【γ―ガンマ―】がおもしろい。
ライトブライトがエロいぜ…
最終更新:2016年02月14日 22:59