442 :ナイ神父MK-2:2016/01/14(木) 22:31:50
日蘭世界 入れ替わりネタ

戦後の各国

第二次世界大戦後、敗戦国の処遇を決める会議では大凡日蘭世界正史に近い、分割案で行く事が決定し
その際、敗戦した欧米各国の不満を和らげる為に中国共産党及び中華民国の旧領土の一部を欧米諸国へ
割譲した。また、この会議で満州国は正式な中華における一独立国家として認められ、溥儀新大統領を中心とした
国家構築が行われていく。一方技術力把握の為に接収されたアイオワ級ととサウスダコタ級であったが、
特に目新しい技術は発見されていないということで敗戦後分割された旧アメリカ諸国と合衆国に分配
され、その後は新たな旗艦の開発が終了するまで各海軍で旗艦としての役割を全うしている。

そして、降伏文書へのサインは大和甲板にて行われ、ルーズベルト大統領が印を押すことによって正式に
成立している。アメリカは戦後国土を三分割され、西海岸をカリフォルニア共和国、東海岸をニューコンチネント
へと分離独立、大陸中央部を元のアメリカ合衆国として分けたが1950年敗戦を受け入れられない人間が
南部でクーデターを起こし独立騒ぎが発生する。また、一部両海岸の住人もコレに賛同し軍内部にも存在していたシンパ
が兵器や武器を強奪して蜂起、ロスアラモスに残存している可能性がある各関連技術を強制的に徴用した有色人種で
発掘しようとした為、OCUが介入結果的にWW2では一度も使われることのなかった禍津日型水爆が地上で使用され、第二の被爆
地域として名が残ることとなる。

イギリスでは各国がイギリスの支援の下独立するも、各地で広がる反英運動や反政府運動が拡大の一途を辿っていき20世紀ギリギリまでこの問題は引きずられ21世紀入り漸く落ち着く兆しが見えているが、内戦で深い傷が出来た都市の再建や新たな連合での秩序構築に追われている。
フランスは敗戦後アフリカの本土化を押し進める為、各地で有色人種の隔離や国外追放(追放先はアメリカ)が行われゲリラ戦の泥沼に足を取られている。
これが回復したのが1980年代の事だが、隔離政策の際アメリカから脱出してきた白人達が一部紛れ込み国内では反日や反蘭、反米が強く顔を出す地域がアフリカの一部で見られるようになる。(隔離政策が泥沼化した理由もこの紛れ込んだ主義者たちが各地で命令を逸脱して行動した為)

中華周辺は、中華民国・中国共産党が内陸部の土地を保障されたが、その代わり朝鮮や満州の支配地域を除いて欧米の草刈場となり、更に元々険悪だった両政府の間で内戦が再開し、再び戦乱の兆しを見せ居ている。
そんな中朝鮮はこれ以上の中立維持は不可能と判断して正式にOCUへと加入し、国境の警備強化に追われている。
一方戦乱の中の満州国も国境を固めながら戦乱の行方を静観し、各国に武器弾薬を供給しながら利益を上げるが、各中華国家からは死の商人として嫌われ、周囲との距離は離れていくが、
当の満州は下手に中華を統一するより分断して商売をしたほうが有益と判断し、巨万の富を享受している。

ソ連は戦後に解体され、ロシア帝国へと再統一されるが余りの人員損失振りにOCUから多額の資産融資や多国籍軍駐留による治安維持が行われ戦災復興が進められている。

余談ではあるが各敗戦国を調査した際、英米仏の戦艦や正規空母が余りにも少ない事から、秘匿しているのではないかと疑われて各国で海軍工廠や民間の造船会社が徹底的に捜査される事態が各国で見られ、
また調査の際アメリカのペスト研究施設がロックフェラーの物であるとわかり日本に資産を移していた日蘭のロックフェラーが予防線を張る中史実側のロックフェラーが大打撃を受けたという珍事も発生している。

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最終更新:2016年02月18日 21:18