736 :ナイ神父MK-2:2016/02/01(月) 23:57:22
妙高型重巡洋艦

同型艦:那智 足柄 羽黒

全長:210.8m

排水量:16800t

武装:20.5cm3連装砲3基9門
   13cm連装高射角砲4基8門(後に通商破壊や潜水艦狩りの為86式多連装対潜迫撃弾投射機に変更)
   76mm連装機関砲12基24門
   20mm連装機銃24基48門
   水上偵察機:瑞雲 6機

概要

大日本帝国海軍が古鷹型に続いて建造した重巡洋艦であるロンドン軍縮条約では最終的に、巡洋艦に対する制限は砲口径
のみに留まった為、日本では更なる攻撃力の獲得を目指して大型化が進んでいた、その際に日本が想定した
小型巡洋戦艦的運用が出来る重巡として開発されたのが妙高型である。また、古鷹型からの変更点として雷撃能力の
廃止、対空兵装の大型化より打撃力のある3連装砲への変更などが挙げられている。更に、内部には欧州までの遠征や
通商破壊などの長期間任務を前提として充実した設備が整えられており、此の船を始めて見た海軍関係者曰く
「まるで以前見学した英国の船の様だ」と述べている。

戦中の活躍

戦中では既に第一線級には吾妻型と摩耶型が主力として登場しており、妙高の主な役割はその航行能力を生かした
通商破壊に投入され、駆逐艦と軽巡を引き連れて輸送船団に襲い掛かり潜水艦と並んで同盟の護衛艦乗船の兵士からは
恐れられていた。また、その中でも足柄は特に好戦的な気風の人物が多く艦長を務め護衛空母も含め多くの艦を沈めている
ことから「餓えた狼」と呼称されている。



吾妻型重巡洋艦

同型艦:八雲 出雲 生駒 春日 上河内 霞沢 八海 安平路 鳥甲

全長:216.7m

排水量:17200t

武装:20.5cm3連装砲3基9門
   13cm連装高射角砲4基8門
   75mm連装機関砲10基20門
   20mm連装機銃24基48門
   61cm魚雷発射管4連装4基
   水上偵察機:紫雲 4機 

概要

大日本海軍が開発した重巡洋艦であり、雷装した巡洋艦としてはこの艦が最大クラスである。
古鷹型をより大型化して発展させその上で更なる対空能力と上乗せされた攻撃力を持って敵艦隊を攻撃し
場合によっては大量に量産された敵戦艦や空母に対しても大打撃を与える為に建造された艦と言える。

戦中の活躍

戦中では布哇に配備された八雲及び出雲が第一次ハワイ沖海戦に参戦、砲撃戦や航空雷撃によって敵の注意が
逸れた際に肉薄、サウスダコタ級の内一隻に致命的な打撃を与えている。また他の海戦でも利根型の飽和攻撃で
打撃を受けたプエルトリコ級に止めを刺したとする記録が残されている。

737 :ナイ神父MK-2:2016/02/01(月) 23:57:44
摩耶型重巡洋艦

同型艦:鳥海 焼石 栗駒 白神 神室 黒姫 大無間 御神楽 森吉

全長:220.9m

排水量:18200t

武装:20.5cm砲3連装3基9門
   13cm高射角砲6基12門
   75mm連装機関砲12基24門
   40mm4連装機関砲12基24門
   20mm連装機銃20基40門
   水上偵察機:紫雲 6機

概要

大日本海軍が建造した妙高型をより大型に改良した重巡洋艦である。妙高型から主砲数は据え置きの反面
装甲と対空性能をより向上させ耐久力は同海軍が建造した重巡洋艦の中でもトップの耐久力を誇り、
また、妙高型であった居住性の高さや航行性の高さも向上されている。

戦中の活躍

戦中では布哇沖海戦に参加した際に高い防御性能をフルに活用して、布哇防衛の際は第一艦隊の到着まで
の間敵戦艦や重巡の砲撃を多数受けながらも見事に耐え切っている。また、偶発的にプエルトリコ級に遭遇した際にも
砲の直撃を受けるがその後無事離脱しているなどその防御性能や耐久性を誇示するような逸話が多く記録として残されている。

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最終更新:2016年02月21日 15:06