828 :弥次郎:2016/02/03(水) 17:45:11

ジェイドメイタール=ライマン

概要:
アウストラリウス(オーストラリア+ニュージーランド) に本拠点を構える重工業品メーカー。
主な市場をアウストラリウスと東南アジア諸国に搾り、本国においてはあまり重視されないニッチを得て、成長を果たした。

設立:
世界的に見て戦間期である1921年に、アウストラリウス シドニーに設立した。
設立に携わったのは船舶造船業を営んでいたアボリジル系オランダ人のアドリアーン・ジャバラ・アッケルマンと、
自動車修理工で、オランダ本国からの移住者ノルベルト・デ・バッケルの二名だった。

設立の経緯としては、緑化が進められていたアウストラリウスでは本国との気候の違いに悩まされることが多く、
広がる乾燥地帯の近辺や東南アジアでは整備やメンテの点で難点が多く、車両の販売などが伸び悩み、それに関連して
彼らの商売が成り立ちにくかったことに起因すると言われている。

そこでこの両名は、同じく湿潤な気候を持ち、東南アジアにおいても先んじてある程度のシェアを手に入れていた日本の企業に
売り込みをかけ、自分たちをアウストラリウスにおける窓口の一つとしないかと提案した。
これに三菱などが賛同して技術と資金の提供を行い、アウストラリウスに市場を搾った会社経営を開始した。


変遷:
アウストラリウスにおける日本企業の支社あるいは営業として始まった本社であるが、同時にアウストラリウスと
東南アジア地域の環境にマッチした製品を生み出し、シェア獲得を目指した。
まず、アウストラリウスに点在していた中小企業に声をかけて回り不得意な分野を補い合う体制を確立。
同時に、第一次大戦が終了したことで軍縮が進み、欧州や日本においてややあぶれていた人材を吸収。
これをアウストラリウスの豊富な資源と広い立地を生かした技術研鑽を開始した。こうして人材と技術を獲得して、僅か
8年余りで多岐にわたる分野に進出を果たした。
陸軍に卸す装備品の生産の請負を始めたのもこの頃で、Maximiliaansに遅れながらも、主にアウストラリウス陸軍向けの
装備においてMaximiliaans社を追い抜いた。
残念ながら、本国でも広く通用する兵器においてはMaximiliaans社に先を行かれており、艦対艦・艦対空誘導弾などにおいては
シェアをとられることになった。しかし、陸地での安定性・信頼性においては勝ちを収めており対空車両や対空戦車などで
活路を見出すことに成功した。
戦後には軍事メインの体制を刷新すべく、民間向けの製品へのシフトを図り、その関係でいくつかの企業が統廃合された。

829 :弥次郎:2016/02/03(水) 17:46:38

グループ体制:
こちらもMaximiliaans同様にグループを形成しているが、どちらかといえば1個人の持つ小さな商店などに声をかけて
合併・吸収・再編を繰り返して成長してきた兄弟企業の集まりである。
余談ではあるが、なぜかどの企業も派手好きであり、大概なんかやらかしている。

  • ジェイドメイタール=ライマン
盟主というよりはジェイドメイタール=ライマンの発起人的な企業。
重工業、特に車両や船舶においてアウストラリウスでも屈指の企業であり、Oosten Maximiliaansとはある程度の差別化
を図りつつも、鍔迫り合いを繰り広げている。
自動車の生産を行うほか、アウストラリウスや熱帯地域に適した軍用車両・野戦砲・軽戦車などを開発・生産している。
アウストラリウス陸軍基地公開の際には、やたらと派手な車両で自社をアピール。
一人乗りで回転砲塔などをきちんと備えた超小型人力駆動式軽戦車『ナッサ』を製造して狂気の縦列行進などをやらかすなど、
日本陸軍をして「あいつら狂ってる」と言わしめた。なお、『ナッサ』は大手インターネット通販サイトを通じて常に販売を
受け付けている。お値段134万円前後(メンテ費含まず)。それでいいんか、ジェイドメイタール=ライマン。

:注意!:もちろん砲塔こそ回転しますが、本当に主砲は発射できませんし機銃も使えません(搭載できないとは言っていない)。
装甲も軽いアルミなどを使用しており、装甲の厚さもお察しくださいのレベル。車とぶつかれば死にます。
動力はバッテリーで、移動するには載っている人間が電動アシストのついたペダルをこいで前進・後退をコントロールします。
分かりやすく言いますと、ガワを被った電動補助付き4輪自転車でしょうか。一応、戦車ですけど。静音性については随一です。
ただ、乗っていると冷房も何もないので暑いときはあっついですし、寒いときは寒いです。快適さに欠けますね。
会社が定めたルールを逸脱して勝手に改造などすると、マジで訴えられますのでご注意ください。
ええ、三菱が対抗しようとこれまた勝手に開発をはじめたり、どこぞの少女と戦車なアニメに出たりしているわけではないのです。
だってナッサの初期タイプは第二次大戦中に作られているんですから。


  • ウィルドタズマーニア
軍用の衣服・テントなどを製作する衣類部門から派生したスポーツ用品メーカー。
スキー板 スノーボート ダイビングスーツ 登山用品 アウトドア用品 野外調理器具を主力として手掛けている。
また、スパイカーと合同でスポーツ自転車やバイクの製造にも力を注いでいる。
戦後には南極への探索を行うための装備品開発にも注力しており、多くの登山家やスポーツ選手のスポンサーとして知られる。
この企業も何をとち狂ったのか、日本とオランダの共同出資によって設立したLeonie・Ondernemingやホンダと合同で
現在は『ロボットにバイクのらせようぜ!』的なことをやっている。因みに似たような前科は41件ほど。
酷い目にあっているはずだが一切懲りた様子が見られない。ついでに言えば、この企業は設立からおよそ50年である。

830 :弥次郎:2016/02/03(水) 17:48:04

  • アウストラリウス=エレクトロニクス
グループ内の電子機器・電算機器の下請け企業。
元は日本の電子機器メーカーや家電メーカーの下請けをしていたが、技術交流を経てノウハウを獲得。
ジェイドメイタール=ライマンとの合同で誘導弾を開発することに成功して、オランダ海軍への納入を決めるコンペディションへ
参加するも、技術的な甘さがあったためかMaximiliaansに破れた。以降は対戦車砲やロケット兵器に転向した。
戦後には民間向けのラジオ・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電品の分野にも進出した。
時たま謎の電子回路アートを作成することで有名であり、アートと機能を両立した回路を製品に組み込んで販売している。
新製品が販売されるとマニアたちに速攻で分解されるという中々に珍妙な光景が繰り広げられている。

  • Zee
民間向けの船舶製造企業。一人乗りのボートから湖に浮かべるような大型のものまでを請け負う。
元々はジェイドメイタール=ライマンに合流していたメルボンの企業で、第二次大戦後に再び一企業として再編された。
現在は東南アジア、特にインドネシアへの売り込みに注力している。
グループ内では唯一の良心。ツイッターなどでもふざけた様子は見られない。
人材は他のグループ企業に入社して、残念ながら適応できなかった方で占められています。

  • ヴェルダS
スパイカーとの合同出資企業。同社との間にアウストラリウスにおける車両の販売契約を結んでいる。
スパイカーの車を販売しつつも、自社ブランドとして牧畜・鉱業・土木建設・運送に使われる大型車両を扱っている。
日本からトラックのデコレーションにおいて多大な影響を受けた。

  • G.Waterman (Groot Waterman)
第二次大戦前の1935年に日本企業の出資を新たに受けて設立した軍事企業。特に水が関連する分野を担当する。
主力には軍用の揚陸艇・水陸両用車・ボート・魚雷艇・掃海艇・哨戒艦・カッター・水上機などがある。
また、インド方面をにらんだ強襲揚陸艦の建造にも積極的にかかわっていた。
戦後には肥大化していた組織をスマートにすべくZeeに対して人員を放出し、より少数精鋭の色を強めた。
強めたのは良いのだが、悪い意味でも精鋭化したのか定期的に『痛ボート』を製作したり、アニメや映画などに積極的に
撮影協力をしたりとやりたい放題。何度かグループ盟主や本国から注意を受けているが一切懲りていない。

  • Sluisdeur Industrie
元々は契約工場の一つであったが、自力で営業を拡大し企業として成り上がった新興企業。
ぶっちゃけて言えば巨大ロボットを作りたい面妖な変態技術者連中の集い。
真面目な仕事は工場における作業用ロボットや各種クレーンの製造であるが、どう考えても技術の無駄遣い。
最近では人が乗れる馬型ロボットの制作に打ち込んでいるとかなんとか。だが、それが他の分野にもいかされており、
グループ盟主は複雑な心境なのだとか。
また、日本の水道橋重工 フロムソフトウェア バンダイなどと共同で1/1スケールのMSやアーマードコアの模型
の開発に勤しむなど、面妖な変態企業として日々進化を続けている。

製品などの特徴:
特徴と言えるのが、砂漠・熱帯雨林・乾燥地帯・山岳地域など過酷な環境にさらされることの多い場所での運用に適した
製品を中心に、アウストラリウスにおけるシェアを獲得している。ここには本社がアウストラリウスにあり、同地域においては
支社や契約を結んだ工場が多数あり、速やかなサービス対応が可能であることが理由として考えられる。
また、防塵処置や熱帯に適した機械の調整、それらに必須となる部品の製造も得意としている。

831 :弥次郎:2016/02/03(水) 17:52:37
以上となります。wikiへの転載及び設定の流用はご自由に。
一応アウストラリウス発祥で、日本からも資金などを融通されつつ、独自路線をとったという企業です。
いくつもの中小企業が、小企業から成り上がった大企業を旗頭に集まった感じでしょうね。
フロントミッションとは設定が違いますが、概ねこうなるんじゃないかと設定しました。
あとはヘリコプターや民間用航空機などでしょうかね…とりあえずエレクトロニクス関連の会社をアウストラリウスに
生やして、あとはケニアかギニアにも会社を生やそうと思います

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年02月21日 15:18