930 :ナイ神父MK-2:2016/02/05(金) 22:01:37
時間になりましたので投下させて頂きます。なお、作中弥次郎さんの設定した会社に言及してある部分がありますご了承ください。

931 :ナイ神父MK-2:2016/02/05(金) 22:02:30
Earth cradle(アースクレイドル)社

概要

元はイギリスで貿易商を営んでいたワイアット・ホルバイン商会が大本となっている。1810年代オランダへと移住し、
その後は開発が続いているケープへ根拠地を移してオランダ製品や日本から輸入された家具を一手に引き受ける一大企業へと
変貌している。

設立まで

設立自体は大航海時代まで遡り、その真っ只中で生まれたワイアット・ホルバイン商会が大本である。イギリスで細々と
経営を続けている商会であったが、1810年代に当時の経営者であるスティーブ・ンホルバインは経営に限界を感じてイギリスでの
商会維持を諦めオランダへ商会を移している。そして、オランダへの移動後に当時、開発が加速していたケープに目を付け
本土-ケープ間での貿易に参加してオランダで作られた家具や輸入された日本製品(嗜好品や焼き物などの芸術品)を一手に
引き受ける一大商会へと拡大している。

貿易から生産へ

時代が産業革命の時代になるとホルバイン商会は従来の輸入業のみに留まらず、ケープの鉱山利権や自社ブランドの家具を
生産するための工場を設立して事業を拡大し同時に製鉄業への参入も果たしていく。1900年代に入ると欧州本土やアフリカの
各国植民地は軒並み不穏な空気に満たされ始め、当時オランダケープ領でも随一の勢力を誇るホルバイン商会もその空気に
晒され警戒を強めていく。

軍事産業への介入

1900年代初頭には重工業部門にMaximiliaans社やジェイドメイタール=ライマン社からアフリカ方面における武器弾薬の製造の
下請け業務を獲得して自社で採掘した鉱物資源を使用して生産に加わっている。さらに戦争が始ると貿易用に使用していた
大型輸送船の一部をケープ領の政府へと売却し、戦時中の大幅な大規模な物資の輸送などに協力している。
1930年戦争終結後にケープ領に置いて多大な影響力を有したホルバイン商会は現経営者であるルドルフ・ホルバイン主導で
周辺企業の取り込みを行い社名をEarth cradleへと改名している。この名前は、商会が工場を設立して最初に作ったものが
揺り篭を初めとした寝具であることと、本社を二転三転させたことから此処に骨を埋める覚悟で根拠地を移したことの
決意表明の為の改名である。また、社名が英語読みである理由は会長のホルバイン一族がイギリス系だあることが理由と
されている。

戦中では

戦中では主に各国企業が製造した兵器の弾薬や部品等のアフリカ方面での下請けと、輸送に深く関わり第二次大戦中に
一時同盟軍に占領された際は、同盟に表向き協力しながら領内の国民が暴動を起こさないよう押さえ、
裏では残存親衛連隊の保護や補給を手伝いケープ奪還までの流血阻止に一役買っている。

戦後

戦後は通常業務へと戻り軍事部門も縮小されるが、新たにIT関連に参加してきたパラプルー社へレアメタル輸送や
過去に日本製品と一緒に輸入されていた清帝国時代の美術品の研究などに携わり安定した経営を続けている。

932 :ナイ神父MK-2:2016/02/05(金) 22:03:03
Triangular pillars(トライポスト)社

概要

オランダ領ギニアに本社を置き、貿易、製薬、鉱山分野において強い影響を持つ企業であり
貿易企業として世界各地に支社を持つ反面、製薬業は本社を置くギニアを除いてはパラプルー社や
Kaapstad Chemie handsには及んでいないが、貿易分野においてはオランダでも上位の業績を
あげている。

設立まで

元は欧州の豪商トラヴィス商会が元となっており、フランス革命後のオランダ帝国に商売のチャンスを見出し
オランダへと移住している。オランダへと移った直後は元の伝やオランダで新たに手に入れたルートで清帝国の
漢方やその原材料を輸入し、日本からは茶葉や日本産ワイン・調味料と言った商品を多数輸入している。
19世紀へと入ると当時のトラヴィス家の当主の末弟ヘンリー・トラヴィスが各オランダ領土や日本で調査した生物を纏めた
博物総覧が話題となり、帰国後ヘンリーは漢方や東洋医学系の薬を主に製作する製薬会社を立ち上げ、また、同時期に次男
アルバート・トラヴィスがギニアにて金鉱山の利権を獲得して開発を始め、これがトライポスト設立の基になっている。

三社の統合

19世紀末に入るとトラヴィス商会はヘンリーとアルバートが設立した企業を併合し、製薬部門、資源開発部門
運輸部門の三つの部門を持つ企業へと拡大同時にその3社の統合として社名をトライポストと改めている。その際に
本社機能を施設規模の最も大きかったギニアへと移転している。第一次世界大戦が始ると国に協力して万が一の際の
民間人の移送の準備や戦略物資の輸送に携わり、オランダを支えている。1960年頃になると南米の周辺国が赤化するに連れて
治安が低下し、それを補う為に警備会社 Havie beveiligings bedrijfと契約を結び治安維持に協力している。

余談

余談ではあるが、トライセル社特に製薬部門では紫蘇系の健康食品を多く扱っており人気の商品となっている。これは
ヘンリー・トラヴィスがアジア探険際に食中毒に見舞われその際治療使われた薬に赤紫蘇が使われたいたからだといわれている。
また、現会長のジョージ・トラヴィス邸でも庭の庭園に赤紫蘇を初めとした紫蘇類が植えられており特別な思い入れがあることを
感じさせる。また、日本ではパラプルー社と並びカプコンの支援企業として名前が出ており、海外へのゲーム輸出でもシェアを
大きく持っている。

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最終更新:2016年02月21日 15:40