92 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:30:00
この作品には、
オリキャラが出てきます。
最強要素があります。
オリジナル設定があります。
個人的解釈が入っています。
個人的趣味が入っています(オイ)。
それでも良い、という方のお読みください。
以前の投稿で物凄く長くなったので、今回では1940年6月までとしています。
1940年6月~1940年12月については別に投稿いたしますので、ご了承ください。
今回、カールスラント空軍の部隊編成単位を出しますので、分かり易い様に元ネタのドイツ空軍の編成表を載せておきます。
ドイツ空軍戦闘航空団編成(戦争初期)
戦闘航空団
第1飛行隊
司令部小隊
第1飛行中隊
第1小隊
第1分隊
第2分隊
第2小隊
第3小隊
第2飛行中隊
第3飛行中隊
第2飛行隊
司令部小隊
第4飛行中隊
第5飛行中隊
第6飛行中隊
第3飛行隊
司令部小隊
第7飛行中隊
第8飛行中隊
第9飛行中隊
戦闘航空団:120機
飛行隊:40機
飛行中隊:12機
司令部小隊・小隊:4機
分隊:2機
♯戦争後半に1個飛行隊(夜間戦闘機部隊)を追加し160機体制となる。
93 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:30:31
1939年9月
第二次ネウロイ大戦開戦
ヘル、中尉昇進の後、第27戦闘航空団(JG27)内の飛行中隊長として東欧戦線に派遣される。
ライトニングフォックスメンバー現状
♯年齢は1939年末時
ティナ(11歳)、まだ在学中。
ヘル(15歳)、中尉となり第27戦闘航空団(JG27)内の飛行中隊長として東欧防衛線に配属。
ルチアナ(13歳)、原隊は国内に留まったままなので、前線に参加せず。
ドミニカ(13歳)、ファラウェイランドが英連邦の一員であることから、ブリタニアに部隊ごと渡る。
ウィルマ(16歳)、相変わらず教官任務。
マイルズ(19歳)、北アフリカ・エジプト王国への派遣軍に配属。
管野(10歳)、海軍予科学校在学中。
佐藤(15歳)、陸軍予科学校在学中。
リリィ(13歳)、本国配置変わらず。
イリス(14歳)、ヒスパニア空軍所属変わらず、部隊移動なし。
サラ(16歳)、リベリオン軍の軍属になる。
アイネ(14歳)、ジブラルタル所属変わらず。
1939年9月上旬
ヘル、第27戦闘航空団(JG27)内の飛行中隊長として初陣を飾る。
実戦よりも戦闘指揮や書類仕事を重点的に行い、その能力を如何なく発揮し、同航空団副官、エディタ・ノイマンからも高く評価される。
中隊全体も含め、目覚ましい戦果を挙げる。
94 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:31:05
1939年9月下旬
ダキア、モエシア陥落、ネウロイが鉄門を突破し、オストマルクを強襲。
1939年10月
オストマルク陥落。
欧州派遣軍、欧州リバウ(現実世界:ラトビア共和国リエパーヤ、史実のバルチック艦隊の出撃地)に到着。
♯扶桑軍リバウ駐留ウィッチ隊
ウィッチ総隊長:北郷章香
陸軍隊長:加藤武子
海軍隊長:板谷茂子
装備:零式艦上戦闘脚「烈風」先行量産型、キ60(史実飛燕の開発ベースとなった試作機。この世界では飛燕の先行試作型として開発)、九六式戦闘脚
♯倉崎製の新作、零式艦上戦闘脚「烈風」と飛燕の先行試作型のキ60の戦地での試験運用も兼ねている。メインストライカーは「烈風」及び「キ60」だが、予備機材として九六式戦闘脚も用意されている。
この少し後、リバウに少数の飛行型ネウロイがペテルブルク方面から度々襲来し、扶桑軍は周辺の他国軍と協力して、これの迎撃を行う。
オラーシャの戦況などから、各国でスオムスの地理的重要性が高まる。
各国が備えのために、スオムスへの義勇兵派遣を開始。
上層部の命令で、穴吹智子、迫水ハルカの両名が同様に派遣される。
1939年11月上旬
ティナ、エーリカ、養成学校卒業し少尉任官。
第52戦闘航空団(JG52)第4中隊に配属される。
同時期、後の503JFW副指令となるフーベルタ・フォン・ボニンがJG52第4中隊の中隊長に転属。
※当時JG52配属の主要エース
第4中隊所属
フーベルタ・フォン・ボニン(中隊長)
ゲルトルート・バルクホルン(副官)
ヨハンナ・ウィーゼ
エディータ・ロスマン(ハルトマンのペア兼教育係)
ハンネ・ダンマース(マルセイユのペア兼教育係)
第7中隊所属
ヴァルトルート・クルピンスキー
第8中隊所属
グンドュラ・ラル
ティナとバルクホルンがボニンのチェス仲間となる。
また、同時にティナが扶桑のボードゲームとして将棋(普通の将棋は勿論、軍人将棋等も含む)やオセロを2人に教え、これが航空団全体に広まり、ちょっとしたブームになる。
エーリカ、ライバル心から、これに加わる。
ティナ、初陣で10機撃墜という驚異的な成績を飾る。
当時、基地には従軍記者がおり、瞬く間にライトニング・フォックスの知名度が上がる。
95 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:31:36
1939年11月10日
スオムス空軍義勇独立飛行中隊、通称、いらん子中隊結成。
1939年11月中旬
ティナ、独断で他部隊と共闘。
ボニンからは信頼されていたため不問に伏したが、第2飛行隊司令から叱責される。
以後、飛行隊司令との間に確執が生じる。
1939年11月30日
ネウロイ、スオムスに侵攻。
リリィ、前線任務に出る。
リリィ、初陣。
1939年12月上旬
原作よりネウロイが強化されており、スオムス苦戦。
扶桑軍、スオムス救援のため、追加派遣を決定。
リバウ駐留の扶桑軍遣欧部隊より一部ウィッチや部隊を分派。
ボニン、戦績により第54戦闘航空団(JG54)に転属。
バルクホルンが後任の中隊長になる。
ティナが独断で他部隊との共闘を行う事には頭を悩ませたが、信頼できる部下として認める。
1939年12月27日
いらん子中隊、大型爆撃ネウロイ「ディオミディア」を撃墜
記録に残る公式な戦果としては、世界初の大型ネウロイ撃墜例。
なお、未確認では、ルーデルや初陣を迎えたライトニングフォックス(マルセイユ、ヘル、リリィ)がそれ以前に撃墜したとする情報がある。
しかし、戦場の混乱などから、いずれも確認が取れず、公式には認められていない。
1940年1月
スオムス・スラッセン攻防戦、開始
リリィが救護兵としてこれに参加。
以降、1ヶ月近い市街地戦が続く。
1940年2月5日
スラッセン攻防戦、人類軍側辛勝。
いらんこ中隊、装備全損、あるいは完全に喪失。
現地派遣の扶桑軍夢幻会派高官の伝手で、後日、倉崎より新たに烈風他の最新装備を受給される。
現地隊員の倉崎に対する知名度・人気度が高まる。
96 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:32:13
1940年3月
管野、海軍予科学校を卒業し、軍曹拝命。
佐藤、陸軍予科学校を卒業し、軍曹拝命。
リバウ攻防戦、激化。
遣欧軍の戦力強化のため、増派が決定される。
管野と佐藤がこれに参加し、派遣される。
後の505JFW部隊、「最も長い撤退戦」開始。
1940年4月
人類軍大苦戦。
東欧戦線でネウロイの突破、人類側の阻止・奪還を巡り泥沼の地上戦が繰り広げられる。
扶桑軍遣欧軍、万が一のため、バルト海からの脱出計画が立案される。
ただし、バルト海を挟んで周辺にスオムスとバルトランドの首都があることから、一部を殿部隊として残し、扶桑やカールスラント等の各国海軍を含む艦船のみの脱出が計画される。
管野、佐藤、リバウ到着。
リバウ周辺の防衛戦に参加する。
この時、管野は西沢義子とペアを組む。
模擬空戦などで義子を圧倒し、「義子」「姉御(またはナオ)」と呼び合う仲になる。
♯当時、西沢は15歳、管野は11歳で、西沢のほうが年上なのだが、管野の方が西沢より身長が10cm上(西沢は164cm)だったため、周囲からも違和感を感じられなかった。
加えて、管野本人も口では嫌々言っていたが、満更でもなかった模様である。
また、西沢は胃腸の繊細さで、鮮度を重視する(味はどうでもいい)ことから、九曜の修業で料理の腕も抜群な管野が義子に料理を振る舞う。
連戦の疲労もあり、義子、そして扶桑軍ウィッチ全員が完全に餌付けされ、楽しみの一つと化す。
ロマーニャ軍、アルプス方面でネウロイとの戦闘を開始。
ルチアナが属する第236飛行隊、大型重装甲の地上ネウロイへ山越えの爆撃任務にあたる。
ルチアナ、初陣。
ルーデル率いる第2急降下爆撃航空団第10飛行中隊(通称ルーデル隊)、シュミット戦車隊、オーデル川(現実世界ドイツ・ポーランド国境の川)沿岸部に転進。
1940年5月上旬
小ビフレスト作戦実施。
ベルリン近郊より民衆の避難を開始。
ヘル、負傷した第1飛行隊隊長の後任となり、大尉に特進。
航空団副官、エディタ・ノイマンと共に地上部隊を含む遅滞防衛戦と撤退を指揮。
ゼーロウ高地の戦い。
ベルリンの東90km、オーデル川に西岸に広がるゼーロウ高地を巡り、カールスラント軍とネウロイ軍の大規模地上戦が展開される。
ルーデル隊、奮戦。
特にルーデルは1日8回以上、時には文字通り数日間不眠不休で出撃していたと言われている。
97 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:32:48
1940年5月中旬
人類連合軍内で、アルプスにある人類未踏の山、アイガーの北壁に登山によってマーカーを設置する任務が始められていたが、相次いで失敗する。
カールスラントの逼迫した状況から、航空ウィッチによる設置作業も提案されるが、却下される。
最後の頼みの綱として、ジョージ・マロニーとエドワード・ヒラリーによるアイガー登頂が開始される。
サラがこれに参加する。
JG52、リバウ近郊のカイザーベルク周辺に移動命令降る。
この際、JG52第2飛行隊司令が避難民を見捨てる決断を下す。
ティナ、これを不服とし、異議を唱え、最終的にJG52第2飛行隊司令を殴打し、出撃。
避難民の救助に当たる。
軍法会議にかけられそうになるが、バルクホルン、エーリカら他の隊員全員による署名とヘルの根回し、さらには、この話を伝え聞いたカールスラント皇帝が擁護したこともあり、これを回避する。
飛行隊司令も普段の言動に問題ありとされていたため、喧嘩両成敗で両者を左遷することで決着した。
JG52第2飛行隊司令の後任にバルクホルンがなる。
同日、ヨハンナ・ウィーゼ、JG52第1飛行隊司令となる。
1940年5月下旬
カールスラント皇帝家、ベルリンより撤退。
ゼーロウ高地のカールスラント軍約10万、及び東部カールスラント各所のカールスラント軍を主力とする人類軍部隊が敵中に孤立。
ゼーロウ高地部隊を中心に、オーデル川を北上し、河口都市シュテッティンからバルト海経由での脱出を立案。
同じく脱出を計画していたバルト脱出艦隊と共に合同で脱出することが決定する。
また、各隊の中には独自の判断でオラーシャ方面ないしガリア・ロマーニャ方面への脱出を図る隊もあった。
JG27、アルプス方面への部隊退却を成功させる。
JG27の損失は約1割5分ほどに抑えられ、特にヘルの指揮する第1飛行隊の損害は人員・機材の喪失が全くと言って良いほど無く、ノイマン共々その指揮能力を高く評価される。
ヘル、この功績により、第26戦闘航空団(JG26)司令、ガランドの達ての要望で副官に抜擢される(最も、ガランドが自由に飛びたいために書類仕事を全て押し付けるためのものであったが)。
ノイマン、ヘルの後任でJG27第1飛行隊司令となる。
このとき、ヘルがノイマンに掛け合い、再編中のJG27第1飛行隊でティナを引き取ることを求める。
ノイマンがこれを了承し、ティナを第1飛行隊第3中隊に配属させる。
ちなみに、中隊長はゲアトルーデ・ホムート中尉。
JG27、部隊再編成の後、北アフリカのキュレナイカへ派遣される。
マルセイユ転属後のJG52第1,第2飛行隊、シュテッティンに移動。
同時期ルーデル隊他ウィッチ隊及び航空隊の一部が先行してシュテッティンに移動。
同地を起点に脱出部隊の援護が行われる。
このとき、バルクホルン、エーリカらJG52第2飛行隊が一時ルーデル隊の護衛につくが、1週間後に外される。
この護衛任務中、ルーデルは自己記録更新となる14回の出撃を行う。
98 :ham ◆sneo5SWWRw:2016/03/18(金) 00:33:35
あとがき
改訂終了。
リバウの扶桑軍ウィッチメンバーについては零編のオリキャラもいるので、把握が大変なので隊長人のみとし、細かく設定するのを止めました。
管野と佐藤は、軍予科学校卒業後に増派として派遣させました。
撤退戦が近いのに送るのはどうかと思われますが、東欧戦線が頑張る可能性もありますし、なにより当事者たちにとっては、最終的に撤退となることは知りませんので。
言わば、後世からの視点というやつです。
あと、管野と義子のコンビはそのままとしました。
そして、餌付けも(笑)
日本人、もとい、扶桑人は食にうるさいですから(笑)
今回はここまで。
次回以降は、コンプエースの外伝を様子見するため、しばらくは延期します。
まぁ、他にも色々やることがあるから、そっちに労力を回そうと思います。
バーニングとか、何かSSとか、GATEネタや設定スレの投稿とか(違う)。
それでは、また。
♯現時点でのライトニング・フォックスメンバーの状況
ティナ、第27戦闘航空団第1飛行隊第3中隊所属、北アフリカ・トブルク防衛任務。現在は任地に移動中。
ヘル、第26戦闘航空団副官、ガラントの抑え役。
ルチアナ、第236飛行隊、北アフリカで爆撃任務。
ドミニカ、ファラウェイランド空軍133航空隊所属、現在はブリタニア配備。
ウィルマ、ブリタニア空軍航空ウィッチの教官任務。
マイルズ、ブリタニア陸軍第4戦車旅団C中隊長、北アフリカ防衛任務。
管野、リバウ防空任務。
佐藤、リバウ周辺地上戦、遊撃支援任務。
リリィ、スオムス防衛任務。
イリス、ヒスパニア空軍所属変わらず、部隊移動なし。
サラ、リベリオン軍の軍属になる。
アイネ、ジブラルタル所属変わらず。
開戦時のヘルの所属はティナのアフリカ行きのことも踏まえて、ティナの上司であるノイマンと接点を持たせるためにJG27にしました。
そして、ノイマンから問題児の愚痴を聞かされて、第二次スフィンクス作戦前の御説教に繋がる・・・
でも、所属部隊にも、もう一人困った問題児(ガランド)がいますから、普段から胃のダメージが大きいかも(笑)
リバウの派遣部隊は、烈風の先行量産型を優先配備して実地試験を兼ねるようにしました。
加えて、ウィッチの主なメンバーについても書いてみました。
管野と西沢は原作では「管野」「姉御」と呼び合う仲だったので、九曜ストパン世界では逆にしてみました。
年下なのに姉御と呼ばれる管野さんじゅっさい(笑)
そして、安定の胃袋を握る。
緋村やる夫でもだけど、やっぱり現代日本の食文化広めたらそうなりますよね。
あと、いらん子中隊も加えました。
JG52についても主要メンバーを書いておきました。
ヨハンナ・ウィーゼは第1飛行隊司令ということ以外分かっておりませんが、バルクホルンの相談相手なので、同じ中隊としました。
ナハトさんのティナ誕生日記念SSより従軍記者について加筆しました。
ティナとマイルズがチェスや将棋で賭けをしているので、チェス好きのボニンさんとチェス仲間の設定を入れました。
エーリカも勝負だ、と混ざってさりげなく、ボードゲームブーム広めています。
伯爵もティナと賭け勝負して、お酒をふんだくっていたかもしれない(笑)
そして、大型爆撃ネウロイ「ディオミディア」を撃墜の未確認撃墜報告(笑)。
でも、納得の成果かもしれない。
未確認ですが。
倉崎翁はライトニングフォックスからも慕われているので、ついでにいらん子中隊からも慕われるようにしてみました。
世界から愛される倉崎、なんて(笑)。
シュミットはポルシェさんの連れです。
この当時はまだ戦車の車長として参加しています。
それと、ゼーロウ高地の戦いも加えてみました。
ティナと対立した上司は、
原作設定でバルクホルンが、ガリア経由でブリタニアへ撤退作戦中に第2飛行隊司令になっていて、
同じく原作設定でバルクホルンもティナの上司だったので、
上述の第2飛行隊司令になった時期を考えると、それまでは中隊長だった可能性が高いことから、
バルクホルンの前任の第2飛行隊司令と設定しました。
また、ナハトさんの誕生日記念SSから、ティナの左遷理由を詳細にしてみました。
あと、ティナは最初から中隊長ではなかったので、その辺りを修正しました。
アイガーは、カールスラントの危機的状況の具合から、カールスラント撤退作戦の大小ビフレフト作戦中の出来事とし、5月中旬としました。
最終更新:2016年05月27日 19:25