7 :ooi:2016/04/11(月) 21:34:54
豪州+新西蘭転移ネタ1
夢幻会の面々は2度目の転生を果たした。
2度目の転生に際して、本編の時期に生きた面々は日本のすぐ近くに豪州大陸とニュージーランドが転移している事を知る。
そして、自分たちよりも昔に転生した人々によって入植が行われ日本の領有になっている事も。
これを知った時、夢幻会のメンバーはそれぞれ戦艦や空母が多く作れる、戦車も多く作れる、お嬢様学校も増やせると思い思いに妄想を膨らませていた。
領土
豪州大陸:初め霧から現れた事から霧生大陸(きりゅうorむう)と呼ばれたが、その後日本に大きな恵みを齎した吉兆の象徴として瑞州(瑞州大陸)に改名した。瑞州の資源は日本の財政、産業、生活において無くてはならない存在である。
ニュージーランド:本世界では新金州と命名された。瑞州と共に現れ、日本史では5回目のゴールドラッシュが起きた島と認知されている。史実より豪州大陸に近づいたのでタスマン海はタスマニア島、ミッドウェー諸島で囲まれた内海となった。
ミッドウェー諸島:立地環境から中間諸島と命名された。ノース岬と史実プリスベーンのほぼ中間に転移した為、新金州北方航路の休憩場所として発展。
ハワイ諸島:本世界では布哇と表記。ニュージーランドから上陸し領有。1901年に起きた布哇事変では、東郷平八郎連合艦隊司令長官率いる日本海軍が米海軍太平洋艦隊を(一部は撃沈ではなく拿捕ではあるが)全滅に追い込む輝かしい戦果を挙げた。
南洋諸島:マリアナ諸島、マーシャル諸島、パラオ諸島、ギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン諸島、パルミラ島へ順次上陸し入植を進め領有する。
アラスカ、アリューシャン列島:有力な資源地帯である事を知っている幕末の夢幻会メンバーによってロシア帝国から史実より若干上乗せした金額で購入。日本最大の石油産出地として認識されている。
フィリピン:豪州大陸転移による交易路寸断で大損害を被ったスペインが短期的な赤字補填と欧州における戦争の軍資金を得る為に日本に段階的に売却した。
外満州:アロー戦争における仲介料として清国から割譲した。但し、奥まで行きたくなかった夢幻会の考えで割譲地域は東経130度までにした。
また、本編では日本人視点で度し難い裏切りを働いた英国との関係は一層シビアに行く事で一致した。
とは言っても、英国が裏切る可能性は無いとは言えないが、日本の地位を上げる為に利用するだけ利用するという考えで日英同盟は締結するべきであろうと結論に至る。
裏切った場合は言うまでもなく衝号作戦再びになるだろう。
しかしながら、日英同盟締結は大きく遅れる事になる。
それは、ロシア帝国の皇帝ニコライ2世が憂鬱本編からの転生者だった事で、日露戦争を回避する事が確実となったからである。
また、ニコライ2世が身銭を切って国内の立て直しを頑張っている事が日本人の琴線に触れた事で日露協商でお互いに発展していこうという機運になった事も挙げられるだろう。
なお、日英同盟は第一次世界大戦前の1912年に英国の強い要望で締結される事になる。
この時の夢幻会は予想だにしなかっただろう。
英国にも、本編から転生した人間が居て本編より半世紀以上早く利害調整組織「円卓」が作られている事を…。
第一次世界大戦前の円卓による接触で英国に自分達と同様に本編世界から転生した人々が居る事を知った時、夢幻会のメンバーは辻を含めてお茶を吹く事になる。
最終更新:2016年04月17日 18:17