193 :yukikaze:2016/03/27(日) 00:08:10
突っ込みどころ満載とは思うが取りあえず投下。
改修の可能性もまあ多分あります。

F/A-18 ホーネット

全長     17.2m
全幅     11.5m(主翼折りたたみ時8.38m)
全高     4.66m
翼面積    42.2㎡
エンジン   F404-GE-402×2
       53.2KN(ドライ時)/80.1KN(最大)
最大離陸重量 27,500kg
機内燃料   6,700リットル
最大速度   M1.8
実用上昇限度 16,500m
戦闘行動半径 350nm(対地兵装 1000lb爆弾×4・AIM-9×2・480ガロンタンク×2・FLIR×2でHi-lo-lo-Hi飛行時)
       590nm(同兵装に480ガロンタンク×3でHi-Hi-Hi飛行時)
       370nm(護衛任務 AIM-120×2 AIM-9×2)
       590nm(阻止攻撃任務 1000lb爆弾×4・AIM-120×2・AIM-9×2・480ガロンタンク×3)
機外最大搭載 約7t

(解説)
1970年代にMD社が開発した艦上戦闘攻撃機。
高性能ではあるが、巨大で且つコストも高いF-14に代わって冷戦以降はアメリカ海軍航空隊の中核となりF-35C導入後も、改良型のスーパーホーネットが戦力の一翼を担う予定である。

元々同機体の源流は、VFAX(新戦闘/攻撃機)計画にまでさかのぼる。
この時期アメリカ海軍空母機動艦隊の攻撃を担っていたのは、F-14、A-6、A-7ではあるが、F-14は高性能ではあるが高価すぎて、さしものアメリカもF-4の代替としてすべてを置き換えることは難しく、またA-7も原型のF-8は1950年代の設計であり、改設計されたとはいえ古臭さは否めなかった。

その為海軍としては、F-14の補完戦力であり、且つA-7を代替する機体を欲していたのだが、それに手を挙げたのがMD社であった。
『西側諸国の空母艦載機は全てMD社製に』という野望を持つMD社にとってみれば、未だしぶとく生き残っているグラマンにここらで引導を渡すことで、自らの野望を達成しようと考えた訳であるが、そんな彼らにとっての切り札と言えるのが、三菱の大社長こと倉重重蔵であった。

倉崎重蔵。彼の名前を知らないものは航空業界ではモグリ以外の何物でもなかった。
『アーマードジーク』と呼ばれ、大戦後期にヘルキャット相手に互角の戦いを見せた紫電改を作ったことを皮切りに、エリアルール理論を戦中に完成させ、阿部提督と組んで、史実のボイド理論を打ち出すほどの
鬼才中の鬼才。F-15設計において、色々なアドバイスを受けた彼らにとって、この東洋の小柄な老人は、正に生ける伝説に他ならなかった。
そして、F404エンジンの生産ライン視察にかこつけて、倉崎に聞きに言った彼らは、自らの判断の正しさにガッツポーズをしたと言われている。

195 :yukikaze:2016/03/27(日) 00:09:55
機体の基本形状は、主翼と胴体を一体化させた設計になっていて、機体フレーム全体で空力翼型を形成するようにされている。胴体下面は基本的に平板で、これも空力翼型を構成する為に採られた設計である。
こうしたことからコクピット後方の中央胴体部は上面に膨らみが持たされていて、1,880リットルもの燃料が詰め込まれ、本機の航続力向上に一役買っている。
主翼前縁の付け根部分は、相対的に広い幅を持たせて前方に伸ばして前縁付根延長部(LERX)を構成しており、その先端部は風防下にまで達している。
また、LERX下にクルーガーフラップが追加され、後縁の2重隙間フラップと前端フラップと組み合わせることにより着陸時の操縦性を向上させている。
左右のLERXの下には空気取り入れ口があって、そこからダクトが胴体下面を走って、後部胴体内に収められているエンジンに空気を導いている。
左右のエンジンは、わずかに間隔を持たせて搭載されており、どちらか一方でトラブルが起きても、もう1基に極力影響が及ばないよう配慮されている。
なお、異物混入を防ぐために、当初計画では離着陸時に空気取り入れ口を塞ぎ、ストレーキ部分上面に補助取り入れ口を設ける予定であったが、燃料搭載確保の為に、試作機では格子を立てる方式にしている。

主翼は燃料確保の為にクリップトデルタを採用している。
燃料確保と離着陸性能向上の為に翼面積を増やした事で速度性能等に悪影響を及ぼしたものの、前縁には空戦フラップが、後縁には単隙間式のフラップを有している。
こうした特性や後述するエンジンの影響により、STOL性能や上昇性能、旋回性能は水準以上の性能を見せていたものの、低翼面荷重であることから、抗力が小さくなり、気流に流されやすく、悪天候に弱くなる危険性を有していたため、同機体では本格的なフライバイワイアの操縦系統を採用することになる。

エンジンについては、F404-GE-402を採用している。
同エンジンの原型となっているYJ-102-mod.Jターボファンエンジンは、1970年初頭に量産され、既に日本国防空軍でも実績のあるエンジンなのだが、それを基に作成された本エンジンの最初の型はは、1974年には飛行前定格試験に合格しており、本機ではその改良型が採用されている。
同エンジンは、同時代の他のエンジンと比べるとバイパス比はかなり低く、アフターバーナー点火時の燃費はかなり良いものの、騒音がうるさいことも特徴で、日本でも海軍航空隊が配備されている町で訴訟が発生し、国が平謝りに謝ることになる。

余談だが、3個航空団あった海軍空母航空隊のうち、90年代に653空(通称:厚木空)が解体した最大の原因は、この騒音の酷さの解決策が国にもなく、岩国や木更津では補償金で折り合いがついていたのが、厚木ではそれも成功せず、平和への配当もあって、時の渡辺内閣が解隊決定をしている。
ただしこの決定は「渡辺の軍事音痴」としてクローズアップされることになり(厚木は首都防衛部隊でもあった)橋本龍太郎からは「かくも軍事に無知な男が国防の総指揮を執るとは、一朝有事の際には無用な人死にしか生み出さないであろう」と批判を受けることになる。

同機体は史実のレガシーとライノの中間的な大きさであり、史実であった陸上機からの設計変更ではなく最初から艦上戦闘攻撃機として設計され、且つ空力特性に優れていた事から、概ねレガシーを
超える性能を見せており、アメリカ海軍だけでなく日英海軍でも採用されている。
特にF-16の初期型と違って、中射程AAMでの同時多目標処理能力等が優れていた事もあって、積極的な販売をかけていたのだが、この点についてはF-16も運用能力制限が解除されるなどしており、最終的には日英海軍を除けば、概ね史実通りの販売となっている。

ただし同機体の筋は良かったことから、2000年にはアメリカ海軍は、同機体を再改修して、敵地侵攻能力を向上させたスーパーホーネットを完成。
日英海軍からの購入こそなかったものの、インド海軍が関心を持つとともに、イラン空軍はトーネードの後継機として同機体の購入を正式に発表し、ポーランド空軍も同機体の購入に動いているとされている。

200 :yukikaze:2016/03/27(日) 00:18:10
まあやっつけだけど戦後夢幻会版ホーネット完成。

史実の「陸上機からの改修」による色々な無駄を、最初から艦上戦闘機として開発することで、性能等を向上させています。
まあ性能向上分は、主に戦闘行動半径や空力的特性による飛行性能の向上に充てた訳ですが。

ただまあ速度自体は、空力特性等でかなり誤魔化していますが、それでもやはり実際は空対地ミッションでは1.7程度が御の字ではないかと。垂直尾翼への影響とか考慮はしていますけど、最大重量ではレガシーよりも重い訳ですし。
空対空戦闘では、カタログ通りの数値出すでしょうけどねえ。

まあマルチロールファイターとしては使える機体だとは思っております。
ただマルチロール能力狙いすぎたために「特徴がないのが特徴」とまで言われるかもしれませんが。
最終更新:2016年08月09日 11:49