541 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17:46:08 戦後日本版パトレイバー 劇場版
※注意 これは戦後世界で公開された映画という設定の劇中劇扱いとなるネタssです。


日本で放映された映画作品である。
機動警察パトレイバー劇場版とはメディアミックス作品パトレイバーの劇場版作品。


第一作
機動警察パトレイバー the Movie 1990年公開

1999年.物語は天才プログラマー帆場暎一がバビロンプロジェクトにより建設中のレイバー用海上プラットホーム「方舟」から投身自殺するところから始まる。

時を同じくして各地でレイバーが突如暴走する事件が多発する。
遂には国防陸軍の試作機までが暴走を起こし、精鋭で名高い空挺師団を用いての鎮圧事件にまで発展することとなった。
この一連の事件ではどれも無人機であり、更に稼働状態ではない機体であろうと暴走したという奇妙な関連性があった。

これらの事件の対処に追われる特車二課第2小隊の篠原遊馬巡査は、多発する暴走事件の異常さに気づき、独自に調査を開始する。
調査の末、暴走した全ての機体には原重工製の最新レイバー用OS「HOS」が搭載されており、これが原因ではないかという推測にいきついた。
また同様に疑問を抱き、調査を行っていた後藤喜一警部補は本庁の松井刑事に捜査を依頼。
結果、「HOS」に内包されるコンピュータウィルスが意図的に引き起こす暴走が事件の原因で、暴走の引き金が強風によって建造物から発せられる低周波音であることが明らかとなる。

政府はこれに対し、余計な混乱を起こさないために一般には事実を伏せながらも、新OSに欠陥が見つかったと虚偽の発表を行い、市場に出回っているレイバーの回収を始めた。

だが時悪く大規模な台風の接近と、その進路にある音量の低周波音を発する建物である
レイバー用海上プラットフォーム「方舟」の存在。

大規模暴走の危機を防ぐため、上層部から政治的な言い回し※1で遠回りに方舟解体の指令を受けた特車二課は“偶々”休暇に来ていた国防軍所属の隊員数名※2と合同で方舟解体のために
緊急出動するのであった。

※1
つまり責任は取ってやるから動けるうちにさっさと行ってこいという意味。
※2
軍の試作レイバーが暴走したい歳から独自に調査していた軍属の隊員。
「HOS」の正体が判明した後に彼らも上層部から方舟解体に命令を受けていた。

542 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17:46:46 第二作
機動警察パトレイバー 2 the Movie 1995年公開

1999年アフリカ某所の紛争地域では国防陸軍よりPKO派遣されていた部隊の一つが、
現地のゲリラと交戦状態へと陥った。
現地で隊を率いていた隊長は素早い判断のもと上層部から反撃の許可をもらい、これを撃破。
その後部隊は後続と入れ替わりで帰国した。

一年後帰国した部隊の内の一人が自殺した。
「自分が殺したのは子供だった…」※3という内容の遺書を残していた。
しかしこの事は小さいニュースにはなったものの一般への知名度は低かった。

そして何を思ったのかこの事件の後、彼の所属していた部隊の隊長であった柘植行人中佐は軍を退役。そのまま行方をくらませた。

時は流れ2002年。それは起こった。所属不明の戦闘機から放たれたミサイルが横浜ベイブリッジへ直撃。これを破壊。この様子が世間へテレビによって報道される。
これが全ての始まりであった。

この事件に対する様々な憶測が流れる中、国防軍のBADGEシステムへのハッキングにより三沢基地所属機による幻の東京爆撃が演出されるという事件が発生する。
これらの事件で各界が混乱し、様々な情報が入り乱れるなか、南雲と後藤の前に、陸幕調査部別室の荒川※4と名乗る男が現れ、柘植行人という人物の捜索協力を依頼する。
後藤はこれを怪しがるも依頼を承諾。渋々と言った体で捜査を開始する。

時同じくして、政府は米軍へと協力を仰ぎながらも、軍へ治安出動命令を下し、関東圏一体と、日本各地の重要地域へと部隊を派遣させた。
警察は軍と連携を取りつつ捜査を続け、捜査線上に柘植行人という人物が浮かび上がってきた。

そして2月26日の朝。柘植行人は前もって関東圏一体と重要地域へ飛ばしておいた無人飛行船から極力な妨害電波を飛ばし、各地の情報を遮断。
その後東京一体へ治安部隊に紛れ伏せさせておいた自分の部隊へ各地の妨害を指示。
更には切り札たる三機の戦闘ヘリ(ヘルハウンド)により、都内各所の通信施設及び橋梁を破壊し、治安部隊を分断、孤立。
かくして柘植行人の手により東京を舞台とした「戦争という時間」が創りだされていった。※5

特車二課も戦闘ヘリのうちの一機により襲撃を受けたが、手持ちのパトレイバーを穴だらけにされながらも、これを撃墜。脱出したパイロットを捕えることに成功した。

また情報が寸断され、混乱状態の上層部を横に遠回しな言い方で許可を取った後藤と南雲はかつての特車二課第二小隊の面々を招集。
混乱の極みにある東京を舞台に戦場を創り上げたテロリストを逮捕するために行動を開始する。


※3
現地で交戦したゲリラには多くの少年兵が含まれていた。

※4
原作では騒乱を計画した「グループ」の一人だったが、ここではトウキョウフーチ(統合情報局)の実働メンバーの一人。

※5
原作と同じく「グループ」※7の計画を横取りし、過激に仕上げた代物。
実行したのはアフリカから彼に尽き従って来た一部の元部下達。
全てのメンバーが事件の最中に戦死するか、逮捕される。

※6この作品の「グループ」は軍内部ではなく、更なる兵力増強を考える一部の過激派政治家や将校、活動家の集まり。
なお作品内では語られなかったが関係者は事件後軒並み逮捕され失脚。

543 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17:47:20 第三作
WXIII 機動警察パトレイバー 2003年公開

事の起こりは東京湾に貨物機が墜落したことから始まる。
その後湾岸の各所で何者かによってレイバーが襲撃される事件が多発。
更にその数日後の雨の夜にディスコクラブにて車に乗ったカップルの惨殺死体が発見される。
時同じくして近隣にある水上コンテナ備蓄基地で突如警報が作動。
停電と共に内部の職員と連絡が取れなくなる。
そこへ通報により近隣から駆けつけた警察官が警備員と共に施設内部へ分け入る。
しかし、そこで彼らが遭遇したのは得体の知れない怪物であった。

特車二課、国防軍、米軍、そして初めに怪物と遭遇した刑事たちを巻き込み、事件は動いていく。
そこには悲しき母の思いと多国籍企業※7の暗躍が隠れていた。


※7原作では米軍などが関わっていたが今回は米軍の研究所より何らかの手段により原作と同じサンプルを手に入れたとある企業が暗躍。
オープニングの墜落した貨物機は研究していた素体を載せていた。
事件後、米政府の活躍により企業は潰され、研究は没収された。

544 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17:48:41
投下終了
wikiへの掲載は許可はOKです。

実写版の方は見てないので。

545 :ひゅうが:2016/01/03(日) 17:54:40
乙です。ただ、>>541だと「自衛隊」となっております。「国防陸軍」では、と思うのですがどうでしょう?

546 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 18:00:57
あ、それは単なる書き間違えです。
Wikipediaのやつ見ながら書いたので(汗

547 :名無しさん:2016/01/03(日) 18:06:29
乙でーす。
第二作では、国防軍の治安作戦中の部隊がそのまま鎮圧部隊になって柘植の部下たちを掃討したんでしょうねぇ。
行動を起こした時点で目立ってしまいましたから、あとは都市戦闘のプロの第一師団や、重装備を関東で備えている東部教育隊、空挺師団に狩られるのみですから。

548 :名無しさん:2016/01/03(日) 18:08:49
第一作のは確かに国防軍側も戦後世界だと動いていそうですよねえ。
最悪、治安出動を行って無人レイバーによる破壊活動防止に動かないといけなくなるかもですし。

549 :ひゅうが:2016/01/03(日) 18:35:39
【ちょっと、P2の情景でこんなのが思い浮かびましたのでさくっと投下をば…】




「数年前まで、国防軍はこの町が函館や旭川の仲間入りをすることを前提に物事を考えていた。
百里や小松の航空隊も、入間の高射群も、最初の閃光が千代田の真上できらめくまでしか責任を持とうとしない。
その頃には2隻の空母が復讐の刃を放っているのだろうから。
だが、消えることを前提に存在する町の住人は何をすればいい?
シェルターで震えながら待つのか?助けを待ちながら?
我々は北海道か新潟に上陸したソ連軍相手に撤退戦を戦うのに忙しいのに、誰が彼らを助けるというんだ?
結局は血を流して死んでいく。嘆きと恐怖をはき出しながら。
そして救いがたいことに、そうした血を流す側がこそ、町に火を放つ。」

「金閣寺は燃やされねばならぬ。なんともいじらしい話に聞こえるがね。」

「それほど町を愛することができる人間はこの町にいるのかね?
ぱっと燃えてぱっと散るのを愛する精神性は前の大戦後に形而上の存在以上ではなくなった。」

「形而上の存在がその町の運命なら、現実もまた形而上の存在となる、か。
なら、連中がやろうとしていることもまた紙の上の活字にすぎなくなってしまうんじゃないのか?」

「結局のところ、頭の中で考えるよりも肌に感覚をたたき込むつもりなのだろうな。
理性というやつを極めたカントやヘーゲルの末裔はいともたやすく神秘主義と原始時代に退化した。
つまり、その程度のことなのだろうと俺は思うよ。」

「荒川さん。あんた、愛国者だな。」

「俺は『などて人間となりたまひし』なんて夢枕で恨み言を言う甲斐性はないさ。」

「いつでも俺たちの戦はまけいくさだしな。」

「勝ってずるずる引き延ばすよりはマシさ。
さ、行こうか。終わったらうまい蕎麦屋を教えてやる。おごるよ。」

550 :New:2016/01/03(日) 18:36:09
乙。見事に原作と乖離せずに情勢が変わってる

551 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 21:37:21
547
原作より柘植一派が仕掛けてきた範囲が広かったのでちと手こずりましたが、
最後は数と質の差で1日立たずに掃討完了。

残っていた2機のヘルハウンドも停止命令に従わなかったので撃墜されました。

548
もしも破壊に失敗した場合のため、方舟破壊部隊とは別に密かに幾つかの部隊へは出動要請が掛かっていました。

552 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 21:39:52
550
ありがとうございます。

549
乙です
渋い会話ですなあ。それが良い。
荒川さんトウキョウフーチ実働隊員ですので原作と違って捕まっておりません。
これからの作品にも友情出演しそうですw

553 :ひゅうが:2016/01/03(日) 22:04:16
552
荒川さん友情出演
そいつは素敵だw

頭のいい奴がそれを鼻に掛けつつ自嘲するような押井節が出せていれば幸いですw
ちなみに台詞の出典は、
「金閣寺」と「英霊の聲」という三島由紀夫作品です。
前者はよく知られているように、「きれいなものは消えてなくならなきゃいけない(キリッ)!」
後者は、2.26で死んだ青年将校の霊がイタコ芸の得意な人にくっついて恨み言を言う危ないおはなし。

にしてもこの二人、さんざんあてこすった末に一緒に天麩羅蕎麦を食べに行くあたり仲がよさそうだw

554 :名無しさん:2016/01/03(日) 22:21:55
552
いいですねぇ。
荒川さんは中々渋い役どころで出てきてくれるでしょうね。
トウキョウフーチは後藤さんにとっては心強い味方でしょうし。

555 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 22:27:10
前にパト2見た時にあの人良いキャラしていたので劇場版だけなのはもったいないなあ と思い、このような役どころにしました。

556 : テツ:2016/01/03(日) 22:41:15
この場合の特車二課は警視庁警備部の警備部隊か、東京都警察警備部の警備部隊か

557 :ひゅうが:2016/01/03(日) 22:48:19
広域展開する必要上、警視庁じゃないのかなぁ…

558 : テツ:2016/01/03(日) 22:50:24
ならば警視庁は警備公安部門に特化するのか
警視庁は現在でも9個機動隊に1個特科車両隊保有してるし

561 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 23:01:35
特車課がどこの所属になるかはその手のことには詳しく無かったので決めていませんでした。すいません(汗

562 :ひゅうが:2016/01/03(日) 23:01:38
史実の警視庁の役割の多くが東京都警察に移管されているならば、機動隊は東京都警察および、警察管区付きではないかなと。
警視庁は広域警察のようなものですから、レイバー隊が各地に設置される前に警視庁が管轄することにより広域展開性を確保しつつ、東京都警の中をもっぱら活動する存在として特車二課が設置と…

愚連隊呼ばわりされるのもわかる…かも?

563 : テツ:2016/01/03(日) 23:04:02
つまりジャパニーズ官僚名物「縄張り争い」故に東京都警警備部ではなく警視庁警備部に設立されたとw

564 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 23:05:56
なんとも日本的で実にパトレイバーらしいといえばらしい理由ですねw

565 : テツ:2016/01/03(日) 23:09:23
警視庁の偉い人「レイバーが帝都のみに存在するのであればパトレイバー隊は都警警備部に置けばいいでしょう。しかし千葉埼玉は言うに及ばず、東海や北陸、北海道ですら既にレイバーが建築機材として活動しています。「帝都の守護者」たる都警が他の道府県警で活動するのは無理が生じてくるので?」

なんて言ったかな
最終更新:2016年08月09日 12:54