716 :ひゅうが:2015/05/22(金) 02:17:53

「カナリア諸島ラ・パルマ島ケンブレビエバ火山の山体崩壊に関する研究」(日本火山学会誌第XXX号)


――スペイン領カナリア諸島に存在する火山の危険性について述べた研究。
1949年の爆発によって火山ガスが大量に放出されたために当面の危機は去ったものの、その全面的崩壊が生じた場合は破滅的な結果が生じると警告している。
学会においては半信半疑であり一般人や世界各国の首脳陣にも本気にされなかったものの、その直後の195X年にアメリカ合衆国はフランコ政権下スペインとの間で相互防衛援助条約を締結。
スペイン本土以外のロランC局としてラ・パルマ島の広大な地域を租借するに至った。
そして1976年、大規模なケンブレビエバ火山噴火に前後して同基地に人員が集結。
噴火の兆候を感知したとして島民の全島避難を実施した。

その後5年ほど活発な火山活動がみられたものの、1990年には島民の帰還が完了。
噴火域はいまだ火山ガスのため立ち入り禁止であるが噴火予知の成功例として世界に知られることとなった。
その意味では本論文がもたらした成果は極めて有益であるといえよう。

なお、同論文は冷戦終結後に再発見され、いくらかの陰謀論の俎上に上がった。
噴火時の地震動が核実験のそれに似ている、微量の放射線が計測されたというのがその論拠であるが、いずれも米西両国政府はこれを否定している。
加えて、現在のケンブレビエバ火山のマグマだまりは噴火により海中に放出されたマグマとガスのために活動を低下させており、今後最低数千年は山体崩壊レベルの噴火が起きる可能性は極めて低いという。

717 :ひゅうが:2015/05/22(金) 02:18:25
以上、「ナニカサレタヨウダ」。

しかし世界はちょっとだけ平和になりましたとさw
最終更新:2016年08月10日 09:06