359 :ひゅうが@恢復:2014/11/15(土) 12:33:09 >>353

ライジングサン・サーガ【嘘】


―――あの決定的な敗戦から5年。
戦時下の混沌からようやく抜け出し、国際社会への復帰を図るため、戦後復興の名のもとに断行された急速な政治・経済再編成がその実を出しつつある一方――
この国は大きな病根を抱えていた。

引き揚げの美名のもと強行された周辺国家との住民交換は、同系国民に対する深刻な感情と相まって国内に深刻な格差を生み出し、
産業構造の転換は、短期的にではあったが大量の失業者の群れを生み出した。
そしてそれらの都市への流入と、東西冷戦を主因とする内的外的な圧力は、武装闘争を掲げる反政府勢力の勃興を招く。

そして過激化するそれら勢力の急速な台頭は自治体警察の対応能力を超えて、深刻な社会不安を醸成していた。
進駐軍による直接軍政移行を回避し、あわせて政府内部の反軍事勢力や軍事力官僚たちの動きを牽制すべく、政府は第三の道を選択した。

日本国内に活動範囲を限定しつつ、独自の権限と旧軍以来の精強な人員弾薬を保有する国家公安委員会直属の実働部隊。

「警察予備隊」の誕生がそれである。

内務省系と旧陸海軍系の寄り合い所帯でありながらも、強力な打撃力によって治安の番人としての栄誉を独占し、名実ともに国家の保有する唯一の武装集団としての地位を確立しつつあった警察予備隊。

しかし、当面の敵であった反政府勢力が非合法化や強制送還を含む様々な措置によって解体し、日本周辺において新興国家群が次々に生まれるに及んで、状況は大きく展開することになる。

警察予備隊の中核となった陸上管区隊と東側国家群の支援を受けた都市ゲリラの武力衝突は苛烈を極め、時に市街戦の様相を呈することもしばしばであり、激化する国境海域での武力衝突とあわせて厳しい世論の指弾を浴びた。
ようやく「戦後」を脱し独立へ期待を向けて流れ始めた世相の中、予備隊は左右両派からその組織的な変革を迫られ、軍事力への脱皮か非武装かの二者択一を求められる。

特車という名の装甲車と重火器で武装し、警察力の持ち得る限界へと達しつつあった警察予備隊もその歴史的使命を終え、時代は彼等に新たな、そして最終的な役割を与えようとしていた。

360 :名無しさん:2014/11/15(土) 13:42:02
過激派「おっぱいペラペラソース!(空耳)」←手製収束爆弾を投げている

361 :ひゅうが@恢復:2014/11/15(土) 14:03:16 >>360
それよりは「再軍備反対!」「「「ハンタイ!」」」
と叫びながら投石と火炎びん、その後方から日本語が(ryな集団がヘンナモノを…
というのがあるかもしれませんね。

365 :名無しさん:2014/11/15(土) 14:42:17
つかこっちの世界だと、反戦派やらアカって市民権得られるか怪しそうな。

366 :ひゅうが@E2:2014/11/15(土) 14:48:56 >>365
一応1949~50年頃と考えましたので、たぶん平和運動にかこつけて――
というブラックなことを考えていました。
で、1951年1月に「決定的な一撃」が…
最終更新:2016年08月16日 10:46