208 :taka:2014/12/02(火) 02:27:18
祖国がさっさと降伏して、上下に別れた時に俺たちが居たのはシンガポールだった
極東から戻るに戻れず、俺達に残された城は危うく沈められそうになって日本海軍に救われた「バルゴリーゴ」
ドイツ人と日本人は俺たちをアテにしないけど、俺達だってやるときゃやるんだ!
イタリアの男の意地ってのを見せてやるぜ!
こうしてバルゴリーゴは、七隻のUボート、そして伊号達と共に向かう。
進む先は沖縄。そして包囲している米国の大艦隊。
戦力比からすれば比較するも馬鹿らしい圧倒的過ぎる相手に、イタリア人50人で何ができる!?
「俺たちを甘くみるんじゃねぇアメ公! イタリア人はなぁ、11人じゃなくて50人でも強いときゃ強いんだよ!!」
攻撃を開始するUボート達。たちまち撃ち尽くした12本の魚雷
発射管8に対して12本はすくねぇよと愚痴る艦長。もう浮上砲撃しかないか?
「駆逐艦接近中! アスディック!!」
「艦長、潜航を!!」
「いや、ここは………浮上せよ、砲撃しつつ敵駆逐艦に突進。接舷して……敵艦を奪い取る!!」
「ファッ!?」
「何間抜けな顔をしてる!? 俺達のご先祖様はな、第一次ポエニ戦争で敵艦を奪ってカルタゴに勝利したんだ!
ご先祖様に出来て俺達に出来ない道理はない! 俺はスキピオを超えるぞ-!!」
浮上砲撃しつつ駆逐艦に迫るバルゴリーゴ
果たしてバルゴリーゴは駆逐艦を乗っ取り、この沖縄から生還できるのか……!?
映画「バルゴリーゴ」 近日公開予定 乞うご期待!!
最終更新:2016年08月16日 11:09