202: ham ◆sneo5SWWRw :2017/01/03(火) 18:30:13
この作品には、
オリキャラが出てきます。
最強要素があります。
オリジナル設定があります。
個人的解釈が入っています。
個人的趣味が入っています(オイ)。
それでも良い、という方のお読みください。
―――1940年6月時でのライトニング・フォックスメンバーの状況―――
ティナ、第27戦闘航空団第1飛行隊第3中隊所属、北アフリカ・トブルク防衛任務。現在は任地に移動中。
ヘル、第26戦闘航空団副官、ガラントの抑え役。
ルチアナ、第236飛行隊、北アフリカで爆撃任務。
ドミニカ、ファラウェイランド空軍133航空隊所属、現在はブリタニア配備。
ウィルマ、ブリタニア空軍航空ウィッチの教官任務。
マイルズ、ブリタニア陸軍第4戦車旅団C中隊長、北アフリカ防衛任務。
管野、リバウ防空任務。
佐藤、リバウ周辺地上戦、遊撃支援任務。
リリィ、スオムス防衛任務。
イリス、ヒスパニア空軍所属変わらず、部隊移動なし。
サラ、リベリオン軍の軍属になる。
アイネ、ジブラルタル所属変わらず。
203: ham ◆sneo5SWWRw :2017/01/03(火) 18:30:47
1940年6月上旬
カールスラント軍、エルベ川を防衛線としてネウロイと対峙。
一進一退の状態となる。
扶桑海軍遣欧艦隊を含むバルト海内の人類軍艦船全ての脱出が決定。
シュテッティンに集結中のゼーロウ高地及び東部カールスラント各地よりの脱出部隊を含めた大規模撤退作戦が開始される。
脱出先は主に、カールスラントの軍港都市キール及びヴィルヘルムスハーフェン、バルトランド、ガリア、ブリタニアなどである。
この頃から、扶桑軍は予てからの万が一の計画に則り、新兵ウィッチなどの一部航空戦力をスオムスに移動させている。
同作戦にて、ガリア海軍を中心に艦艇が大なり小なり損失される。
――各国海軍の主な被害――
ブリタニア海軍
空母カレイジャスが撃沈される。
ガリア海軍
戦艦
―オセアン(クールベ級ジャンバール)―
訓練船状態だったが、戦艦故の防御力を期待し、大人数収容の脱出戦に使用。
中途、損傷がひどくなり、バルトランド沿岸に乗り上げ、乗員及び避難民脱出の後、放棄。
―プロヴァンス―
海上戦闘で大破、機関室冠水し、水蒸気爆発の危険から総員退艦。
史実のバーラムのように横倒し状態となり、大爆発を起こして沈む。
―ブルターニュ―
リバウ撤退中に大破。
沿岸部に乗り上げ浮き砲台となる。
空母
―ベアルン―
空母戦力というよりは脱出部隊収容のための輸送艦としての使用。
しかし、輸送艦として使用される前に沈む。
この他に軽巡3隻、駆逐艦約20隻を失う。
扶桑軍ウィッチ隊一部、第1,第3飛行隊を主体とした第52戦闘航空団(JG52)などがリバウに残留し、同地を起点に各方面の撤退支援を行う。
――扶桑軍ウィッチ隊――
リバウ残留組
総隊長:北郷章香
陸軍隊長:黒江綾香
海軍隊長:北郷章香(兼任)
艦隊上空直援組
総隊長:加藤武子
陸軍隊長:加藤武子(兼任)
海軍隊長:板谷茂子
JG52のバルクホルンとエーリカら第2飛行隊を主体とした一部、ルーデル隊、脱出艦隊の援護しつつ、エルベ川防衛戦に転戦。
JG52第1,第3飛行隊は、シュテッティン脱出終了後、リバウに転進する。
バルト海脱出艦隊、中途損傷した艦船、脱出が困難な艦船を艦隊から分離、直ぐ近くのバルトランドに退避させつつ、脱出を目指す。
この退避した艦船よりバルトランドに上陸した者のうち、民間人は北極航路を経て、後日脱出される。
一方、軍人・軍属はそのまま残留し、防衛任務に協力。
結果として、相当数が残留していたため、後のバルバロッサ作戦のペテルブルク方面軍の主力となる。
204: ham ◆sneo5SWWRw :2017/01/03(火) 18:31:21
1940年6月下旬
バルト海脱出艦隊の脱出作戦が終了。
各艦は攻撃による被害等から、キール、ヴィルヘルムスハーフェン、バルトランド、ガリア、ベルギカ、ブリタニアなどにそれぞれ到達。
――各脱出先のその後――
―キール―
到達した艦は簡単な補修を受けた後、キール運河を経て、ヴィルヘルムスハーフェンに移動。
兵士及び装備は陸路や空路などでエルベ川西方の友軍と合流。
民間人も同様に陸路でエルベ川に到達後、ライン川西方に移動される。
―ヴィルヘルムスハーフェン―
到達した艦は現地で補修を受ける。
兵士と装備は、現地部隊と合流し、再編成を受ける。
民間人は陸路でライン川西方に移動される。
―バルトランド―
到達した艦は損傷が酷い艦は放棄とし、ネウロイに利用されないために可能な限り解体。
軽微な艦は脱出困難のため沿岸部で浮き砲台として係留。
兵士と装備は、陸路あるいは空路でスオムスに転戦し、同地にて救援任務に当たらせる。
民間人は海路、ブリタニアへ退避。
―ガリア及びベルギカ―
到達した艦は現地で補修を受ける。
兵士と装備は、現地で再編成後カールスラントに移動予定。
民間人は脱出先の国内で保護を受けさせる。
―ブリタニア―
到達した艦は現地で補修を受ける。
兵士と装備は、現地で再編成後北アフリカに移動予定。
民間人はブリタニア内で保護を受けさせる。
未だ撤退に間に合わず残存している各国人類統合戦線軍はリバウ集結を目指す。
扶桑軍及びカールスラント軍、オラーシャ軍主体のリバウ残存部隊、これを全力で支援。
ルーデルもかくやの出撃回数を重ね、末期のラバウル防衛戦の様相を見せる。
時には弾薬係でさえ、前線で戦闘するほどの苦境に立たされる。
1940年7月
カールスラント方面にて、エルベ川を境に戦線が小康状態となる。
ミーナが所属する第3戦闘航空団(JG3)が西部カールスラントにて再編成に入る。
ミーナ、同航空団司令に就任。
205: ham ◆sneo5SWWRw :2017/01/03(火) 18:31:56
1940年9月
黒海方面のネウロイ、エジプト方面への侵攻開始。
現地駐留のブリタニア軍及びエジプト軍、奮戦。
マイルズ、防衛戦に参加し、初陣を飾る。
この防衛戦に際し、ブリタニア軍は政治的または軍事的な理由で避難民で溢れる首都カイロよりもスエズ運河の防衛を優先。
結果的にカイロとスエズ運河、そしてエジプトの大部分が陥落してしまい、エジプト軍との間に確執が生まれる。
ロマーニャ軍、エジプト陥落を受け、北アフリカ防衛の必要性から、爆撃ウィッチの派遣を決定。
フェル、ルチアナ、マルチナら第236飛行隊、北アフリカに派遣、爆撃任務にあたる。
カールスラント軍、ロマーニャ軍より要請を受け、ロンメル将軍を総司令官とする支援部隊、北アフリカ軍団を派遣。
キュレナイカに派遣されたJG27、同軍団と協力する。
ティナが所属する第3中隊は、トブルク方面を担当。
同地に駐留し、貴重な航空戦力として、制空戦闘から強行偵察、地上部隊支援、地上攻撃などを行い、エジプト方面より侵攻する空陸各種ネウロイに対応する。
1940年10月末
本隊から分派されていたバルクホルンとエーリカらJG52第2飛行隊、転戦命令(実質的な撤退命令)が下り、ブリタニア・ホークエッジ基地へ撤退。
同地で撤退した民衆及びノイエ・カールスラント等中からの志願兵ウィッチの教育任務や大陸からブリタニアヘの海域哨戒・撤退支援任務などに就く。
原作を知っている転生者の手により、カールスラント、オストマルク方面への強行偵察が行われ、同地にて新たなネウロイの巣が発見される。
ブリタニア、扶桑、カールスラント各国海軍共同で空母機動部隊による航空攻撃及び高速戦艦による挺身攻撃が立案・実行される。
作戦は成功するが、痛み分けで終わる。
――主な大型艦の損失――
ブリタニア海軍
戦艦プリンス・オブ・ウェールズ:中破
巡洋戦艦フッド:轟沈
空母グローリアス:撃沈
扶桑海軍
軽空母1隻:中破
カールスラント海軍
戦艦シャルンホルスト:中破
空母グラーフ・ツェッペリン:中破
1940年12月
脱出作戦の結果から、バルトランド及びスオムスに相当数の部隊が脱出。
これらのブリタニアやオラーシャ等の多方面への転出には大規模な船団を必要とし、戦況が小康状態とはいえ、大規模な船団を編成するのは難しいと判断。
同じころ、ペテルブルクにネウロイの巣が出現し、これが問題となっていたため、これらの兵力を転用し、ペテルブルク方面の戦況を打破するバルバロッサ作戦の立案が決定される。
206: ham ◆sneo5SWWRw :2017/01/03(火) 18:32:32
あとがき
改訂終了。
前回までは、てっきり大ビフレフト作戦が40年中だと手元の資料で思ってましたが、先日の世界年表の記載ミスで41年の出来事だと知り、大幅に修正。
結果として今までよりは出来事が少なめとなりました。
また、今回の改訂では、エーリカ1941の巻末年表より、
―ベルリン陥落が1941年5月となり、1940年6月上旬の項から削除。
―ハルトマンの撤退が1940年秋となっていることから、それに合わせて10月末にバルクホルンと共に撤退とする(なお、ミーナは別)。
―筆者オリジナルの40年10月末のネウロイの巣攻撃作戦の被害を変更。
――ハーミズ沈没取り消し&シャルンホルスト中破を追加
ゼーロウ高地の戦いは原作と変わらず。
ただ、撤退経路がバルト海艦隊の脱出と被るので、一緒に脱出させました。
あと、ブリタニア海軍とガリア艦隊の損失も加えてみました(笑)。
ガリア海軍の重巡がいないのは、地中海方面に優先配備されているからです。
損失艦は、主に降伏前のドイツ軍との戦闘、またはヴィシー政権下で戦闘喪失艦などを参考にしました。
1940年10月以降の設定は、筆者のオリジナルです。
11月の戦闘は、ワールドウィッチーズの設定で記載されているバルバロッサ作戦での障害となったネウロイの巣の存在を転生者が知っているのであろうと思い、強行偵察で特定させ、行わせました。
グラーフ・ツェッペリンが中破しましたが、これが強襲揚陸艦改装のフラグになるかもしれません(笑)。
12月の作戦立案は、史実と同じくバルバロッサ作戦の立案が開始されたのがこの月なので、そう設定しました。
今回はここまで。
私的なことですが、まだまだ忙しい事と抱えているネタから、更新は今後かなーり遅くなる模様。
大変申し訳ありませんが、ご了承ください。
―――現時点でのライトニング・フォックスメンバーの状況―――
ティナ、第27戦闘航空団第1飛行隊第3中隊所属、北アフリカ・トブルク防衛任務。
ヘル、第26戦闘航空団副官、ガラントの抑え役。
ルチアナ、第236飛行隊、北アフリカで爆撃任務。
ドミニカ、ファラウェイランド空軍133航空隊所属、現在はブリタニア配備。
ウィルマ、ブリタニア空軍航空ウィッチの教官任務。
マイルズ、ブリタニア陸軍第4戦車旅団C中隊長、北アフリカ防衛任務。
管野、スオムス防空任務。
佐藤、リバウ周辺地上戦、遊撃支援任務。
リリィ、スオムス防衛任務。
イリス、ヒスパニア空軍所属変わらず、部隊移動なし。
サラ、リベリオン軍の軍属。
アイネ、ジブラルタル所属変わらず。
207: ham ◆sneo5SWWRw :2017/01/03(火) 18:33:10
以上です。
最終更新:2017年02月12日 20:45