842 :同志岡田真澄:2016/05/15(日) 21:50:42
では、予定通り投稿します。ドゥーチェとスターリンの2人です。
ベニート・ムッソリーニ(ファシズムの創設者)
ベニート・ムッソリーニは第40代イタリア王国首相。イタリア社会党で活躍したのち追放され、ファシズム理論を独自に構築し、国家ファシスト党による一党独裁制を確立した。第一次世界大戦後に自らの政党として結党した国家ファシスト党(PNF)のドーチェ (統帥)としてファシズム(結束主義)運動を展開、ローマ進軍によって首相に任命され、ファシズム政権を樹立した。1925年1月3日の議会演説で実質的に独裁体制を宣言し、同年12月24日に従来の閣僚評議会議長(首相職)より権限の強い「国家統領」を創設して自ら初代統帥に就任、同時に首相職を含めた複数の大臣職を恒久的に兼務することで独裁体制を確立した。
ムッソリーニは政治思想の一潮流であるファシズムの創始者という点において、政治理論家としても重要である。ムッソリーニは既存の様々な思想(ナショナリズム、コーポラティズム、国家サンディカリスム、帝国主義、反共主義)を理論的に結合し、新しい政治思想としてファシズムを構築した。第二次世界大戦では余り目立った活動はしなかったが、彼の独自の外交スタイルでイタリアには迫害を逃れてきたユダヤ人が多く国内に亡命して安心して暮らせたり(有名なのにダッソーがいる)、また日本とも関係も築き上げて枢軸と日本の架け橋をなるなど、その独自外交はかなり高い評価が下されている。
特に日本が唯一対等に接することが出来る枢軸陣営国家としてイタリアは貴重な存在であり、彼もまた日本通であったこともあり日伊の関係は2人の独裁者によって良好となり、数多くの文化や技術が両国にもたらされた。それはまさしく彼が理想としたローマ帝国の様であり、日本からは「イギリスよりも信用できて、ドイツよりも話が通じる」と一般庶民にすら言われるほど日本から高く評価された。それゆえ枢軸陣営の政治家の中では今でも断トツ1位の評価が国内外問わずに下されている。他にもマフィアの壊滅など国外だけでなく国内の政治も上手く行っており、優秀な独裁者の有用性を証明する一例として今でもイタリア国民から高い人気を誇っている。
国民不満度の上昇率:-15%
物資:+10%
クーデター発生率:-5%
外交コスト:-40%
労働力の伸び:+10%
消費財の需要:プラス10%
インフラ 建設時間とコスト:-5%
独裁主義よりの国との同盟 成功率:+35%
民主主義よりの国との同盟 成功率:+25%
対象国の規模が半分以下- 交渉成功率:+20%
日本との友好関係:+30%
日本との交渉成功率:+20%
憂鬱本編や支援ssを参照する限り、この人は何だかんだいってヒトラー率いるドイツよりも日本の方が好きになりそうですね。関係もそれほど悪化するような原因はありませんし。なのでこうなりました。次はこの世界では失敗したペンネーム鋼鉄の男です。
844 :同志岡田真澄:2016/05/15(日) 22:15:43
ヨシフ・スターリン(鋼鉄の男)
ヨシフ・スターリンはソビエト連邦の第2代最高指導者。広く知られているスターリンという姓は「鋼鉄の人」を意味する筆名であり、本姓はジュガシヴィリである。ウラジーミル・レーニンによるロシア社会民主労働党ボリシェビキ派(ロシア共産党)による十月革命に加わり、ソヴィエト連邦政府およびソヴィエト連邦共産党の成立に深く関与。1924年、レーニン死後に起きたレフ・トロツキーとの後継者争いを制すると、自身が務めていたソビエト連邦共産党中央委員会書記長に権限を集中させることで後継者としての地位を確立した。党内ではトロツキー派の世界革命論(永久革命)を否定して、一国社会主義論による国内体制の維持を優先する路線を示した。
1928年、干渉戦争に対応して行われた戦時共産主義体制による経済疲弊から一時的に導入されていた新経済政策(ネップ)を切り上げさせ、第一次五ヶ年計画を実行に移した。同計画では政府主導の農業事業の集団化(コルホーズ)を進めて合理化と統制を進め、脆弱な工業力を強化すべく工業重点化政策を推進した。しかし、この計画は日本の妨害によって中途半端な結果に終わり、逆に急速な経済構造の改革は飢饉などの形で国民に犠牲を強いることになり、反対派に対する厳しい弾圧も合わさって多数の犠牲者を出すことになった。グラーグ(収容所)に収監された者だけで100万名以上、これを免れた数百万人もシベリアなどの僻地に追放処分を受けた。強権支配は大粛清と呼ばれる大規模な反対派摘発で頂点に達し、軍内の将官を含めて数十万名が処刑あるいは追放された。
そのツケは大祖国戦争と彼が称した第二次世界大戦でのドイツとソ連の戦争に大きな影響を及ぼした。兵士達は5人に1人が小銃を持ち、大砲の弾薬は直ぐに尽きるか砲身が破裂し、戦車や戦闘機などの機械は戦わずして故障したりと、不十分な工業力基盤による悪影響が赤軍にかなり及び、慌てて収容所に収監されていた優秀な将校達を出させたり、冬戦争ショックで得た経験や知識に基づいた新兵器を量産したりと激しい抵抗を示したが、最終的に己の政治生命を賭けて最後の大博打である大反攻作戦『バクラチオン』を行なったが失敗し、バルト三国とベラルーシ、ウクライナの3ヶ国を占領されてドイツの傀儡国家を樹立させられるという大きなミスを犯し、更に運悪くカナダ国内で起きた共産シンパによるテロの際に、
アメリカ風邪を兵器として利用しようとしているという嫌疑が掛けられたことで彼の命運は尽きた。
かくして1943年8月15日。クレムリンでは反スターリン派によるクーデターが勃発。スターリンは失脚し即日処刑された。 そしてスターリンを排除した新政権は直ちにドイツに対して停戦を申し込んだ。こうして彼は稀代の悪党、無能独裁者としてその悪名を世界に轟かせることとなり、現在においてもロングと並ぶ悪役または無能の代名詞として高い認知度を誇っている。
労働力の伸び: +30%
消費財の需要:-5%
自国領内での暴動発生率:-10%
ユニット指揮統制の回復: -20%
ユニット指揮統制: -10%
ユニット生産時間とコスト: -20%
国外領人的資源:-20%
工業力: -10%
エネルギー生産: -5%
インフラ 建設時間とコスト:-5%
金属生産: -5%
希少資源生産: -5%
外国のICの使用: +5%
国民不満度の上昇率: +15%
独裁主義よりの国との同盟 成功率: +30%
民主主義よりの国との同盟 成功率: -20%
対象国の規模が半分以下- 交渉成功率:+20%
政治干渉 成功率: +10%
司令官のスキル効率: -10%
外交コスト:+20%
平時における好戦性: 1か月あたり -0.2
戦時における好戦性: 1か月あたり +0.1
備蓄: +15%
以上です。憂鬱本編を考慮すると原作よりも悪化しています。仕方ないね
925 :同志岡田真澄:2016/05/18(水) 22:44:51
では、予告どおり投稿します。今夜は2人予定しています。まずは
夢幻会のメンバーの1人である東条英機さんです。
「東条英機」(常勝将軍)
東条英機は大日本帝国陸軍の軍人で夢幻会の一員でもある。嶋田内閣では陸軍大臣を勤めた。開戦時には支那派遣軍司令官を務め、杭州湾上陸作戦や上海攻略戦など、大陸における数々の作戦で圧倒的な連勝を納め、余りの連勝ぶりに常勝将軍と呼ばれるほどであった。
彼は日本陸軍の無線通信の充実や通信システムの整備を推し進め、「戦場の霧」(作戦・戦闘における指揮官から見た不確定要素)を減少させることに成功し、また大蔵省の魔王との予算獲得を巡る争いでは、嶋田総理と同じく陸軍のために奮闘したので、陸軍で彼を侮る軍人は誰一人としていなかった。
陸軍大臣に就任すると、彼は第一次世界大戦依頼の宿敵であるドイツ率いる枢軸陣営のために帝国陸軍の改革に勤しみ、旧ソ連軍のような火力主義と日本軍やドイツ軍が得意とする電撃戦の要素を上手く合体させ、ドイツ軍伝統の電撃戦を打ち破ろうと考案し、後にそれはエアランド・バトルや作戦機動グループ等の概念誕生に繋がった。
陸上ユニットの生産時間とコスト:-15%
陸上ユニットの行軍速度:+10%
陸上ユニットの指揮統制率:+20%
陸上ユニットの指揮統制の回復:+15%
陸上ユニットの士気:+20%
陸上ユニットの士気回復:+15%
陸軍司令官のスキル効率:+15%
国民不満度の上昇率:-15%
陸軍関連技術の研究時間:-15%
敵軍の戦闘イベント奇襲発生確率:-30%
陸上ユニットの攻勢戦闘修正・防御戦闘修正:+20%
物資:+10%
軍の改良:+20%
926 :同志岡田真澄:2016/05/18(水) 22:45:43
続いては海軍です。非夢幻会のメンバーでありながら史実よりも大きな活躍が出来た提督です。
「小沢治三郎」(20世紀の無敵艦隊司令官)
小沢治三郎は大日本帝国海軍の軍人で、後に海軍大臣を務めた。夢幻会の一員ではなかったが彼自身が嶋田・山本と並ぶ航空分野の第一人者であったこと、そして夢幻会が行う各種の政策にある程度、理解を示していることが彼の栄光の始まりである第3艦隊司令長官就任を後押しした。この艦隊には開戦当時、第1航空戦隊〔天城・赤城〕、第2航空戦隊〔蒼龍・飛龍〕、第3航空戦隊〔翔鶴、瑞鶴〕、第3戦隊〔金剛・榛名〕、第4戦隊〔比叡・霧島〕、第11戦隊〔伊吹、鞍馬〕など著名な空母や戦艦が所属していて、日本海軍の屋台骨とも言える艦隊として有名である。
大陸やフィリピンでの戦闘では数々の上陸作戦の支援攻撃や沿岸部の攻撃を成功させ、後にディンガラン湾海戦における
アジア艦隊壊滅やハワイ沖海戦での太平洋艦隊壊滅の第一人者&勝利の立役者として功績を上げ、世界中に艦隊と共にその名を知らしめた。そして第1艦隊、第2艦隊、第3艦隊の合計3個艦隊から構成されていたハワイ攻略部隊(戦艦10隻、超甲巡2隻、正規空母7隻、準正規空母2隻、軽空母5隻を中核とした大艦隊)を、山口多聞や宇垣纏など海軍有数の司令官と共に率いて、その艦隊の余りの凄さに自他共に「20世紀の無敵艦隊」と称される大艦隊でハワイを降伏させた。
その後のメキシコの暴走によるアリゾナ侵攻時には日本海軍第2艦隊、第3艦隊(正規空母7隻、軽空母5隻、戦艦6隻、超甲巡2隻を中核とした一大機動部隊)を率いてメキシコ沿岸に展開し、ハバカリフォルニア州の要衝でありメキシコ陸海軍の基地があるエンセナーダを、艦載機の空爆や戦艦の砲撃で地図上から消した。戦後は山本五十六の後を継いで海軍大臣を勤め、世界中に展開する空母機動艦隊の戦力低下を以下に防ぐか、または向上するにはどうしたら良いのかなど、機動艦隊に生涯を捧げた。
空母の攻勢戦闘修正・防御戦闘修正:+20%
軽空母・護衛空母の攻勢戦闘修正・防御戦闘修正:+20%
海軍関連技術の研究時間:-10%
航空関連技術の研究時間:-10%
空母の士気:+20%
空母の指揮統制率:+20%
空母の士気回復:+15%
空母の指揮統制の回復:+15%
軽空母・護衛空母の士気:+25%
軽空母・護衛空母の指揮統制率:+25%
海軍爆撃機の生産時間とコスト:-10%
空母艦載機の生産時間とコスト:-15%
海軍爆撃機の攻勢戦闘修正・防御戦闘修正:+20%
空母艦載機の攻勢戦闘修正・防御戦闘修正:+20%
国民不満度上昇率:-10%
海上ユニットの航続距離:+15%
以上です。東条さんは陸軍好きには神的存在です。小沢さんは空母機動艦隊好きの人にはまさに鬼に金棒的な存在です。次回の更新はFGOネタか、同じく固有特性ネタのどちらかを明日明後日中に投稿しようと思います。
最終更新:2016年09月17日 15:44