豪州+新西蘭転移ネタ18
ワシントン海軍軍縮会議による影響
英国1
円卓はワシントン海軍軍縮会議が行われる事を見越して史実よりも早く新型艦建造を行った。
これが功を奏して史実では流産に終わったG3型巡洋戦艦をワシントン海軍軍縮会議召集までに6隻就役させる事が出来た。
史実におけるG3型巡洋戦艦と比較して異なる点は、円卓による技術革新で缶の性能が向上した事が挙げられる。
史実では20缶であったのが16缶に抑える事が可能となり、出力も若干向上している。
航行性能を上げる為に全長も若干長くなった。
G3型の名前は便宜的にネルソン級とし、ネルソン級の艦名はネルソン、ロドニー、アンソン、ハウ、コリングウッド、スペンサーとする。
ネルソン級戦艦
新造時
全長:265m
基準排水量:48400t
ボイラー:重油専焼缶16基
主機:ギヤードタービン4基、4軸推進
最大出力:168000馬力/184000馬力(過負荷時)
最高速力:32knot/33knot(過負荷時)
主兵装:45口径16inch三連装砲 3基9門
舷側装甲:最大356mm
甲板装甲:114~229mm
改装後
全長:263m
基準排水量:51000t
ボイラー:重油専焼缶12基
主機:ギヤードタービン4基、4軸推進
最大出力:204000馬力/216000馬力(過負荷時)
最高速力:32not/33knot(過負荷時)
主兵装:50口径16inch三連装砲 3基9門
舷側装甲:最大370mm
甲板装甲:140~230mm
ネルソン級戦艦は当時の円卓、そして英国の出しうる技術を注ぎ込んだ最高傑作と言われている。
火力では米国のサウスダコタ級に劣るが、加賀型戦艦と同様に16inch三連装砲3基9門と云う強力な火力を持っている。
最高速力は32knotを記録し、就役当時存在した戦艦では世界一と言われた高速戦艦であった。
防御力も高く、最大356mmの舷側装甲が施されていた。
その為ネルソン級は英国の誇りとして、そして欧州最強の戦艦として約20年に亘って君臨し続ける。
欧州でネルソン級を超える戦艦が登場するのはフランス海軍のルアーヴル級を待たねばならない。
水兵防御の最大装甲厚ではルアーヴル級に勝っているので防御力では互角に近いとも言えるが、艦尾への火力展開が可能なルアーヴル級の方が攻撃力で優勢であった。
第二次世界大戦前、英国はネルソン級の大改装を実施した。
まず、舷側装甲を最大370mm、甲板装甲を140~230mmに強化した。
機関は
夢幻会と円卓が共同開発した新型の高出力缶に換装し、ボイラーを4基減らしながらも出力を204000馬力に向上させることに成功した。
これによって重量増加による速力の低下は抑えられたので32knotを維持出来た。
主砲は夢幻会の協力で完成させた50口径16inch三連装砲に換装した事でサウスダコタ級とも渡り合える事となる。
最終更新:2016年09月20日 05:15