豪州+新西蘭転移ネタ21
ワシントン海軍軍縮条約による影響
英国4
円卓は前世の知識から艦隊戦の主役は戦艦から航空機に代わる事を知っていたので航空母艦の整備を計画した。
史実や本編で英国が保有する空母は防御力が高かった分、搭載機数が日本海軍の軽空母並みの物が多かったので前世の記憶を思い出しながら新設計を始めた。
円卓は艦隊計画においてハッシュ・ハッシュ・クルーザーといった艦を作らなかったので、英国初の航空母艦はフッド級巡洋戦艦を改装した改装空母となった。
これは、ホープとイングリスが軍縮会議までに就役出来なかったのが理由である。
これによって、英国海軍初の航空母艦はホープ級となり、艦名はホープ、イングリスとする。

ホープ級航空母艦
新造時
全長:263m
基準排水量:37000t
ボイラー:重油専焼缶16基
主機:ギヤードタービン4基、4軸推進
最大出力:176000馬力/192000馬力(過負荷時)
最高速力:33.5knot/34knot(過負荷時)
搭載:艦戦 36、艦攻・艦爆 48、艦偵 3
舷側装甲:最大130mm
甲板装甲:飛行甲板30mm、格納庫床面45mm

改装後
全長:263m
基準排水量:37500t
ボイラー:重油専焼缶10基
主機:ギヤードタービン4基、4軸推進
最大出力:190000馬力/200000馬力(過負荷時)
最高速力:34knot/34.5knot(過負荷時)
搭載(開戦時):烈風 36、流星 48、彩雲 3
搭載(終戦時):シーフューリー 42、流星改 42、景雲 3
舷側装甲:最大130mm
甲板装甲:飛行甲板30mm、格納庫床面45mm

ホープ級は英国海軍でもトップクラスの搭載機数を誇った空母である。
改装後は継戦能力や速力だけでなく、飛行甲板をアングルドデッキに変えた事で戦闘能力自体も向上している。

ホープ級の建造に加えて英国海軍は造船技師の技術習得の為に最初から航空母艦として設計された艦の建造に取り組んだ。
この時、設計したものは基準排水量が10000t程度の軽空母4隻であり、これ等は海軍航空隊パイロット育成に大きく貢献する事になる。
この軽空母のスペックと名称については省略する。

軽空母4隻の建造で経験を積んだ英国は愈々正規空母の建造に乗り出した。
この時に策定したスペックの必要条件は、「そこそこの防御力と60機以上は搭載出来る中型正規空母」と云うもので、建造隻数は4隻となった。
なお、合計t数が保有枠をオーバーする事となったので完成後は排水量を各々1000t誤魔化してオーバーしても良い範囲内に収めた。

名前は便宜的にグローリアス級航空母艦として、各艦名はグローリアス、カレイジャス、フューリアス、アーガスとする。

グローリアス級航空母艦
新造時
全長:243m
基準排水量:公称21000t/竣工時22000t
ボイラー:重油専焼缶14基
主機:ギヤードタービン4基、4軸推進
最大出力:140000馬力/150000馬力(過負荷時)
最高速力:33.5knot/34knot(過負荷時)
搭載:艦戦 30、艦攻・艦爆 36、艦偵 6
舷側装甲:最大100mm
甲板装甲:飛行甲板20mm、格納庫床面35mm

改装後
全長:243m
基準排水量:22500t
ボイラー:重油専焼缶8基
主機:ギヤードタービン4基、4軸推進
最大出力:144000馬力/152000馬力(過負荷時)
最高速力:33.5knot/34knot(過負荷時)
搭載(開戦時):烈風 30、流星 36、彩雲 6
搭載(終戦時):シーフューリー 36、流星改 30、景雲 6
舷側装甲:最大100mm
甲板装甲:飛行甲板20mm、格納庫床面35mm

グローリアス級航空母艦は防御力も比較的高く、且つ搭載数も第二次世界大戦時で72機搭載可能となり、初期に作られた空母としてはそれ相応の性能となった。
近代化改装はホープ級と同内容であり、アングルドデッキに変更して戦闘能力が、機関換装で継戦能力が向上している。

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最終更新:2016年09月20日 05:18