豪州+新西蘭転移ネタ29
ワシントン海軍軍縮条約による影響
フランス2
フランスはワシントン海軍軍縮条約で9万3000tの空母保有枠を獲得した。
その為、フランス海軍は航空母艦の建造も行う事となる。
しかしながら、フランスは転生チートで航空母艦の有効性を知っている日英、日英との交流でそのノウハウを得られるロシア帝国やイタリアと違って手探り状態でのスタートとなった。
なお、航空母艦の整備については同様に航空母艦の整備を模索していた米海軍と協力して行う事が決定した。
米仏は日英がやっている様に、まずは廃艦予定の巡洋戦艦を空母に改装する事から始めた。
そして、フランス海軍は廃艦予定の艦の内、高速航行が出来て、艦体も大きなダントン級巡洋戦艦のヴェルーニョとヴォルテールの改装を決定した。
これによって、フランス海軍は初めての空母となるヴェルーニョ級航空母艦を持つ事となった。
ヴェルーニョ級の艦名はヴェルーニョ、ヴォルテールとする。

ヴェルーニョ級航空母艦
全長:270m
基準排水量:35000t
機関出力:164000馬力
最高速力:33.5knot
搭載(開戦時):フェネック 36、シャーズ 54
搭載(中盤時):フェネック改 42、シャーズ改 48
搭載(最終時):シゴーニュ 48、シャーズ改二 42
舷側装甲:最大120mm
甲板装甲:格納庫床面50mm

ヴェルーニョ級を完成させたフランス海軍であったが、空母保有枠にはまだ23000tの余裕が存在していた。
フランス海軍は暗黙の了解を最大限利用して25000t級の正規空母1隻の建造を計画した。
この前に造船技師の経験値蓄積と実験も兼ねて最初から空母として設計した基準排水10000tの軽空母4隻を作る事が決定した。
そして、この空母の建造によって発見した経験は今後の空母建造で生かされる事になる。
スペックと名称については省略するが、この軽空母はフランス海軍機動部隊に所属するパイロット育成で活躍した。
第二次世界大戦では地中海艦隊に配備され、地中海沿岸部防衛の任務を与えられる。

この軽空母の経験を以ってフランス海軍は正規空母の建造を開始する事になる。
本艦は格納庫床面だけではなく飛行甲板にも装甲を施した事からヴェルーニョ級より防御力が高かった。
なお、防御力の代わりに搭載数が規模の割に少なくなっている。

新型正規空母の艦名は便宜的にベアルンとする。

ベアルン
新造時
全長:257m
基準排水量:26000t
機関出力:144000馬力
最高速力:32.5knot
搭載:艦戦 33、艦攻・艦爆 45
舷側装甲:最大100mm
甲板装甲:飛行甲板30mm、格納庫床面70mm

改装後
全長:257m
基準排水量:26500t
機関出力:144000馬力
最高速力:32knot
搭載(開戦時):フェネック 36、シャーズ 42
搭載(中盤時):フェネック改 45、シャーズ改 33
搭載(最終時):シゴーニュ 45、シャーズ改二 33
舷側装甲:最大100mm
甲板装甲:飛行甲板30mm、格納庫床面70mm

ベアルンは開戦前にギヌメール級航空母艦の建造と並行して飛行甲板をアングルドデッキに改装した。
これは、ベアルンの同型艦が居ない事や本艦における性能の高さが影響している。
第二次世界大戦では地中海艦隊に配属され前述の軽空母4隻や新型正規空母7隻と共に地中海沿岸防衛の任務に就き、地中海艦隊空母機動部隊旗艦となる。

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最終更新:2016年09月25日 19:27