796 :ナハト:2016/09/17(土) 21:27:27
黒田那佳誕生日記念ssだよーゆっくりしていってね(。x。)

797 :ナハト:2016/09/17(土) 21:28:15
―――9月17日

この年のは二つの特別な日でもあった。
一つ目はダージリンの誕生日でもあった。彼女は紅茶と誕生日ケーキを食べながら格言を言いまくり祝いに来てやったマイルズ少佐にシバかれるのであった。




そして、もう一つが






カラーン、コローン

教会の鐘が鳴る。その鐘の音と共に、扉が開き、二人が出てくる。
赤い絨毯の脇には大勢の人が集まっており、米・弾薬・花・ボーキなど様々なものを投げながら「結婚おめでとー」「幸せになれよー」と口々に祝いの言葉を言う


今日、結婚することになった人は
「ありがとうございます!祝いは出来ればお金で!!」
顔を赤らめる黒田那佳と
「・・・・どうしてこうなったのじゃ」
若干頭を抱えるハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタインの二人だった



あの夜間哨戒からのハインリーケ撃墜事件から、基地内に於いて婚約話は一気に広まった。
ハインリーケは必死に鎮火させようとしたが、カールスラントと扶桑の上層部が貴族で繋がりを持てるならばと親戚も含めて、乗り気になっており、ハインリーケだけではどうにもならなかった。

剛己も姉の務めと、扶桑槍で本気の死合いをやり、ハインリーケが先祖代々伝えてきた
サーベルで数合撃ちあったところ、剛己はハインリーケ殿の本気が分かった。
どうか、妹をよろしくと頭をぶかぶかと下げられた。

ハインリーケは子供はどうするんじゃ!と最後の抵抗を見せるも扶桑で伝わる秘儀西住棒によって解決してしまった。


こうして、カールスラント・扶桑・ノーブルウィッチーズの合同結婚式は大きな会場になり
大勢の人が祝いに来ていたのであった。

ハインリーケがそう回想しているとポスっと那佳がハインリーケの肩に当ててきた
「どうしたのじゃ?気分が悪いのか?」
なんだかんだで那佳を無下にできないハインリーケは気遣うように尋ねるが

「ハインリーケさん、私ね・・・・物凄く幸せだよ!!」
その笑顔にハインリーケも

「・・・・わらわも同じじゃ」
と答える



見つめ合った二人はやがて一つになった・・・・

798 :ナハト:2016/09/17(土) 21:30:41
終わり

楽しんでいただければと思います。
では、ミチル物語の制作の続きに戻らねば

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最終更新:2016年09月26日 09:45