6 :641,642:2015/02/05(木) 17:01:46
転移先の世界が戦艦だらけのトンデモ世界だと判明し、その情報が軍部全体に知れ渡った後の海軍の反応は…誰から見ても…哀れで涙を誘う程狼狽していた。何せ今まで…空母機動部隊と戦う事を念頭に…積み上げて来た物の多くが通用しない相手と之から戦う可能性が極めて高いのである。何度も誤報では無いかと諜報部に確認し…大陸歴1940年7月の会合で『以前の巨大戦艦群に加え予備艦状態だったサウスダコタ級4隻が再稼働し実戦配備に復帰した。何度も確認したが全ての情報に間違いは無い』と言う止めとなる情報が入ってきた。
「………何故だ。何故空母で無く戦艦が量産されているのだ……」
そう呟くのは戦艦派閥に所属する一人の海軍将官。彼は所属派閥からも分かるように戦艦を愛してやまない男だった。『戦艦は海の男のロマン』と…宴席などで…良く放言するほどには戦艦が好きだった。そして戦艦が大好きだからこそ…戦艦の限界もしっかりと理解していた。戦艦の主砲射程距離は(命中率は一旦無視して)どれだけ頑張っても4,50km程度にしかならないが(史実大和砲の最大射程距離は42㎞)、航空母艦の艦載機なら大概1,000km位は楽に飛んで攻撃できる。戦艦の速力では航空母艦を補足する事は出来ないし、戦艦の対空砲火をドレだけ強化しても航空機の群れには対抗仕切れず、その上戦艦の重装甲でも全ての雷爆撃を防げる訳が無い。もし艦橋や電気回路を破壊されれば、その時点で戦艦は海上に浮かぶただの対空砲火が有る標的艦か鉄の棺桶と化す。第一時代が進めばミサイルの登場により陳腐化するのはハッキリしている。…この世界の米海軍が(ミサイルはともかくとして)何故その事実を認識せずに、航空母艦ではなく戦艦を量産しているのかが、彼には理解出来なかった。
「こちらの世界でのドイツ海軍、イタリア海軍のせいだと思われます。と言いますか確実にこの二国海軍のせいです。…この世界での第二次世界大戦にてこの両海軍の所業を纏めた資料です。これを読んで下されば戦艦だらけになった理由が分かります」
そう言いながら資料を会合出席者に渡していく諜報担当者。出席者は渡された傍から直ぐに資料を読みふけり…大多数の人間が目頭か米神を抑える事となった。
「…私たちは仮想戦記…それも火で燃やす方の物を読みたい訳では無かったのだがなぁ…」
「信じられませんが、これが真実です。現地の諜報員も数十回は確認しています。」
(全くその気は無かったが)皮肉気に呟かれた独り言が聞こえた担当者がそう言い返す。実を言うとこの担当者も、現地諜報員の報告に対して殆ど同じセリフを返していた。そして事実だと理解した人間が最初に思う事はほぼ同じ内容であった。
『一体ナニやってんだ独伊海軍…あともう少し根性見せろよ英国軍…』
7 :641,642:2015/02/05(木) 17:04:59
第二次世界大戦初頭でのノルウェー沖海戦で、ノルウェーに上陸していた連合国陸軍の支援を行っていた英海軍の正規空母『イラストリアス』を独逸海軍の戦艦『シャルンホスト』が…幾多の偶然と幸運が重なって…捕捉する事に成功し、砲撃にて撃沈に成功するばかりか、追い縋ってきた『イラストリアス』護衛の駆逐艦や軽巡洋艦も蹴散らして悠々と帰還に成功したのが彼らの伝説の始まりであった。
史実で『ダンケルクの奇跡』と称されたダイナモ作戦では、アドミラル・グラーフ・シュペーと就役直後のビスマルクが船団内に殴りこんできて各船舶を蹂躙。英仏将兵の多くを海の藻屑としており、船団援護の任務に就いていたイギリス空軍はドイツ、イタリア空軍の攻撃に忙殺され、対艦装備が少なかった事も有り有効打を与える事も出来ずにこの二隻を取り逃がしていた。…ちなみに余談だが、この戦闘においては、フランスよりもイギリスの方が被害が大きかった。イギリスは撤退作業を切り上げてフランス兵を置き去りにして撤退したのだが、各イギリス兵搭乗船舶群が沖合に出た丁度その時にビスマルク達が海域に乱入して来た為に、イギリス兵たちは逃げ出す事も出来ずに溺死か砲撃による爆殺かのどちらかを選ばされ、置いてけぼりを食らったフランス兵は、ドイツ艦隊がまず沖合に居るイギリス兵搭乗船舶に襲いかかった為に、陸地等に脱出する時間が与えられたのだった。(尚脱出したフランス兵の殆どはその後レジスタンスとして大活躍する事となる)
『自らを犠牲にして味方を救うとは。まったく、イギリスの友軍を想う気持ちには見上げたものが有るな(棒)』
byとあるフランス人
その後の『バトル・オブ・ブリテン』でのルフトバッフェとRAFの殴り合いにより航空機の価値が認識された為新型機開発が止まる事はなかったが、上記の二度の海戦により『作戦行動中の戦艦を航空攻撃で撃沈するのは…理論上は可能だが実戦では…不可能である』と言う戦訓が出て来てしまったのである。無論空母派閥の海軍軍人はあくまで『艦載機の攻撃で戦艦は撃沈できる!いや撃沈出来なくとも有効打は与えられる!』と強硬に主張し続けたのだが、次で述べる海戦の結末により彼らの権威や発言力は木端微塵
に打ち砕かれることとなった…
8 :641,642:2015/02/05(木) 17:08:25
ビスマルクがシャルンホストやグライゼナウ、それに多数のUボートと共に通商破壊に出撃した時の事、史実と同じ通りデンマーク海峡にて英国海軍の戦艦部隊とかち合い、海戦が発生した。場所こそ史実と同じだったが、ビスマルクは既に実戦を複数回経験しており、第二次世界大戦の開幕が遅れた事により、開戦前に就役出来た事から訓練も有る程度行えた為に連度も悪くないレベルだった事、英国海軍の戦艦部隊には、フッドとプリンス・オブ・ウェールズに加えレパルスも加わっていた事、戦闘開始から一時間と経たずにフッド、レパルスが一撃で爆沈、プリンス・オブ・ウェールズも大破し煙幕を張りながら逃走(後にUボートの強襲により本土に帰還する直前に撃沈)、ビスマルクの損害は燃料が多量流出し速度が数ノット低下した程度(尚修理完了し戦闘航海に支障無し)と言うのが史実とのズレになるだろうか。
そして当然ながら『英国の誇り』を撃沈されて激怒した英国海軍は史実道理動かせる艦艇全てを撤退中のビスマルクにぶつけたが、空母派閥の権威や発言力が崩壊する事件がこの『ビスマルク追撃戦』にて発生した。
航空母艦『ヴィクトリアス』『アークロイヤル』『イーグル』(イーグルは史実ではビスマルク追撃戦には未参加)所属の艦載機部隊がビスマルクを発見し、攻撃を開始した。当然ビスマルクは対空砲火にて迎撃を開始する。史実ではこの攻撃により舵の損傷と大量の浸水を引き起こして7ノット以上の速度を出す事を不可能にし、英国戦艦部隊がビスマルク
を補足する事が出来た大きな要因となったのだが…この世界では、速度低下や舵損傷どころか魚雷を三発しか命中させられなかったばかりか(尚その内一発は不発)攻撃した艦載機の多くが撃墜されるか修理不可能な損傷を負うと言う大損害を負った上にマトモな有効打を与えられず、艦載機による対艦攻撃は大失敗に終わり、肝心のビスマルクにも逃走を許してしまうと言う『七つの海を支配した大海軍』ロイヤルネイビーの誇りもメンツも泥まみれになる大失態を演じてしまったのである…
9 :641,642:2015/02/05(木) 17:10:50
何故こうなったかと言うと、艦載機部隊パイロットが戦艦を相手にしての訓練が足りず多くのパイロットが未熟な攻撃になってしまった事も有るが、皮肉な事に第二次世界大戦が数年遅れになった為に英国海軍の雷撃機が布張り複葉機のソードフィッシュではなく全金属単葉の普通の雷撃機に更新されていた為でもあった。史実では布張りであるが故の打たれ強さが有った為に対空砲火が主翼に命中しても特に問題なく飛べ、また複葉機で唯でさえ低速な上に重たい魚雷を抱えている為に飛行速度が…ビスマルクの対空射撃装置が想定していた最低速度の遥か下と言う遅さの為に、ビスマルクは有効な対空砲火を展開出来なかった。
だが、この世界で襲撃して来た雷撃機の速度はビスマルクの対空射撃装置が十分に使える範囲内に有った為、また全金属製の為ソードフィッシュ程の打たれ強さが無かった事も有り、ビスマルク襲撃部隊の多くが撃墜破されると言う惨劇の結末を迎えてしまったのだった…
大英帝国の誇りに傷を着けた空母派閥の権威も発言力も文字通り消し飛んだ後、空母は輸送船団の護衛や陸軍の支援に有効として使われていたが、海戦の方では対潜哨戒と偵察以外では殆ど使われる事は無かった。無論空母閥の者達は復権の機会を狙い駆け回っていたのだが、戦艦閥の発言力の方が圧倒的過ぎたが為に如何する事も出来なかった。そもそも自分たちのこれまでに積み上がった逆実績の前には如何なる弁を尽くしても誰も話を聞こうとしてくれなかった。そして彼らにとって不幸な事に…ドイツにとっては幸運な事に…空母艦載機がビスマルク等の戦艦を補足して攻撃したとしても、各艦隊に分散配置されている空母の攻撃力は…英空母の搭載機数の少なさと性能の低さも有り…たかが知れた物であり、余計に発言力が低下して行っていた。(単艦行動が改められ、必ず艦隊で活動する様になって対空砲火が強化された事も有った為。)
11 :641,642:2015/02/05(木) 17:15:22
この空母閥の不遇な状況は41年に
アメリカとソ連が参戦して来ても全く変わる事は無かった。いや、むしろ悪化したという方が正しい。戦前、戦中から米ソ両国が建造していた大量の戦艦を引っ提げて大西洋に押し寄せて来た為に、ドイツ海軍の多くが母港に押し込められてしまったので空母復権の為の獲物が居なくなってしまったのである。
彼らは泣いた。自分たちのこの境遇を。まあアメリカの方は『予算がコネェ…』程度の心境であったが、イギリスの方は極めて悲愴的であった。祖国の危機に対して、大して貢献する事も出来ず、議員の一部からは『穀潰し』とすら表現された英海軍空母閥の人間の心境はどんな言葉であっても表現する事は出来ないであろう。(尚その議員の一部は全議員から怒号を浴びて即日除名処分を受け議会から叩き出された)
そして神様と言うのはとても残酷である。第二次世界大戦最後の決戦で彼ら、空母派閥の…ほんの僅かに残っていた…復権の為の最後の希望にまで止めを刺してしまったのだから。
1943年の11月23日。 地中海のシチリア沖にて。
この日から遡る事大よそ半月前、ドイツ本土を砲撃しようと米ソそれぞれの海軍の戦艦部隊が集結している北にて、ドイツ海軍が国土、国民を守る為に、残存していた戦艦『ビスマルク』『テルピッツ』『グライゼナウ』(シャルンホストはアイオワ級戦艦ミズーリにより撃沈)を基幹とする艦隊を突撃させ…アメリカ海軍の誇るモンタナ級戦艦六隻によって全方位から徹底的なアウトレンジによる袋叩きを受け、三艦とも壮絶な…そして、無残な最期を遂げ、北海の冷たい海の中に沈んでいた。
イタリア海軍がアフリカに待機している輸送船団や陸軍部隊を砲撃する為に出港準備をしているとの情報が入った時、地中海に居た米英機動部隊は沸き立っていた。英機動部隊はこれまでに積み重なってきた全ての汚名を返上し、必ず名誉挽回してやると燃え上がっていた。米機動部隊も…英機動部隊程では無いが…戦艦を撃沈する好機と言う事で士気が盛り上がっていた。出撃前から『誰が世界初の航空攻撃で戦艦を撃沈するか』との話で持ち切りで有り、もう勝ったも同然の雰囲気が漂っていた。『ドイツは強かった。だが地中海のパスタ食い共にまで遅れをとる事は無い。地中海に籠って対地砲撃と船団襲撃位しかしていないイタリア海軍何ぞ敵ではない』…総じてこの様な感情が各パイロット
に有ったと言われている。散々空母部隊は海軍の継子的扱いを受けていた為(特に英海軍はその傾向が強かった)、『今度こそ!』と言う思いが有ったのだろう…(アメリカからはエンタープライズ級空母二隻、イギリス海軍からはアークロイヤルとイラストリアス級空母のインドミダブルの二隻がこの海域に居り、戦闘に参加している)
12 :641,642:2015/02/05(木) 17:18:44
『覚悟を決めた獅子を怯えた猫と舐めた者の末路』『枢軸国海軍の栄誉ある最後』『古のローマ帝国軍の偉大なる末裔』『地中海の覇者の最後の意地』……等々、様々な言葉で彩られる事となった、枢軸海軍最後の伝説を飾る事となったアルジェリア沖海戦が始まる前の話であった。
当時のイタリアの戦略状況は、一言で言えば末期だった。南北共に本土からそう遠くない所に敵の大軍が居り、制海権は本土近辺を除き事実上消滅。独伊陸空軍はアメリカ軍とソ連軍の鋼鉄の津波を捌き切れず、近い内に本土に踏み込まれるだろうと言うのが確定的であった。…だが、アルジェリアに有る連合軍司令部やアフリカ各地の港に待機している輸送船舶や陸軍部隊を、いまだに本土に残っていた戦艦で撃滅すれば、多少は枢軸国の寿命も延命する事が出来る筈であった。それがアルジェリア沖海戦の始まりであった。
『ローマ』を旗艦とする枢軸国最後の戦艦部隊出撃時の港は、とても静かであった。手を振って見送る国民は既に内陸に疎開していたからであった。防諜も兼ねていた為でもある。だが、彼らの出撃時にはイタリア王国の首相、ムッソリーニによる激励と抱擁も有り『俺たちが、故国を、家族を、…イタリアを守るんだ!』と、水兵から艦隊司令官に至るまで士気は極めて高かった。…どこか、危うさを感じてしまう程に。
徹底的な潜水艦の狩り出しと大量の欺瞞情報、スパイの狩り出しにより米英諜報機関を欺き、連合軍に出撃の予兆を感付かれる事無く出撃する事に成功したイタリア艦隊を始めに捕捉したのは…機動部隊の偵察機だった。友軍戦艦部隊にも偵察情報を送信した後、米英空母部隊は、自分たちの望み通りノコノコと出て来たイタリア戦艦部隊を嬲り殺す為に待機状態だった艦載機部隊を即座に出撃させ、攻撃を開始した。そう、開始するまでは連合軍の想定通りだった。敵艦隊の構成も想定通りだった。…彼らの闘志以外は、全て想定通りだった。
13 :641,642:2015/02/05(木) 17:21:22
第一次攻撃隊が攻撃を開始し、各種爆弾や魚雷を使い果たした後も、イタリア海軍の『ローマ』を筆頭とする戦艦は全て生き残っていた。息も吐かせずに第二次攻撃隊が総攻撃し、兵装を使い果たした後も、イタリアの戦艦群を押し留める事が出来ず、結局偵察情報を受信し急行してきた新鋭のユナイデットステーツ級戦艦やライオン級戦艦によって迎撃されイタリア海軍はライオン級戦艦二隻を大破、ユナイデットステーツ級戦艦の一隻の第一砲塔に損傷を与え、使用不能にすると言う戦果を叩き出し一矢報いた後、全艦撃沈される事となった。
…何故280機近い艦載機を航空機の援護の無い艦隊に攻撃させたのに、戦艦を沈める事が出来なかったのか?それどころか何故一隻も中大破させられなかったのか?…それは、イタリア戦艦特有のプリエーゼ式の防御方式により防御出来たから…では勿論無く、戦艦を護衛していた駆逐艦や軽巡洋艦たちが戦艦を守る為に身を挺して魚雷を受け続けたからであった。
同盟国のドイツでは『鬼畜ルメイ』によるB-17での戦略爆撃で国土がボロボロにされており、その情景は写真やドイツ兵からイタリア全土に広まっており『あの死神に故郷を…家族を殺されたくない…』 彼らの危ういまでの士気の高さ、狂った様な闘いぶりが発生した理由は、そういう訳であった。
イタリア海軍の壊滅後、枢軸国から有力な艦艇は消滅し、舞台は欧州大陸の大地へと移行した。そして、空母派閥の権勢
が復活するチャンスも、消滅した。
…と言う訳で有った。第二次世界大戦で、軍神の寵愛を一身に受けた枢軸海軍との戦闘による戦訓によって、アメリカと
ソ連は核開発が無くなった事による浮いた国力を戦艦建造とその関連装備開発、あと国内経済の維持その他諸々に注ぎ込んだのである。そして核兵器が存在しない為、そして…前述の通り…空母が戦闘航海中の戦艦を相手にした攻撃では一度も有効打を与えられなかった事も有り、この世界では戦艦が戦略兵器の地位を未だに保っていた。振り返って、我が日本海軍の『戦略兵器』たる戦艦を見てみると…
「…36㎝三連装砲三基戦艦の扶桑型と同艤装の伊勢型が二隻ずつ、41㎝連装砲三基戦艦の長門型が二隻、巡戦上がりの金剛型戦艦が4隻、旧式艦の代艦として建造した41㎝三連装4基の加賀型戦艦が三隻配備、一隻が未だ就役直後で訓練中…」
「総数14隻と数は有りますし、それに皆足も速いですし、良い艦揃い何ですが…」
14 :641,642:2015/02/05(木) 17:23:11
「一隻も46cm砲戦艦すら居ない時点で、正直投了としか言えないよな…」
米ソ海軍からみれば、今の日本海軍は特に脅威と見られる存在では無かった。戦略兵器である強力な戦艦を保有して
いないとなると、黄色人種が主体の国民である上に鉱山や油田が多数存在する利権の山な日本に不用意に戦争を吹っ掛けてくる可能性は十分に考えられた。いや、扶桑型も伊勢型も金剛型も転移する前に行った大改装のお蔭も有って一番速力の遅い扶桑型であっても27ノット以上を発揮したりしている、同世代の戦艦と比べると極めて優秀な俊足戦艦揃いではあるのだが…
さすがに、相手が悪すぎた。旧式艦は言うに及ばず、最新鋭艦である加賀型戦艦であっても、いくら未来知識による強化
がなされていると言っても所詮は41㎝砲戦艦でしかない。頑張っても同数のモンタナ級戦艦と刺し違えるのが関の山で、もしユナイデットステーツ級と組み合ったら一撃で爆沈か戦闘不能にされる危険性が有った。
…だが。戦艦による艦隊決戦が発生した場合は必敗が確実視される状況とはいえ、連合海軍に勝つ手段、対抗手段が
全く無い訳では無かった。
15 :641,642:2015/02/05(木) 17:24:02
一旦投稿終了してお風呂行ってきます。又後で削除要請出させていただきます…
最終更新:2016年10月10日 18:17