314 :641,642:2015/02/13(金) 21:11:43 >>310 >>312
有難う御座います。因みにコレは暫定設定のような物なので…
大陸日本戦略状況設定(暫定)
保有領土…北海道、本州、四国、九州、及び付属諸諸島に加え、樺太、台湾、トラックやマーシャル等の委任統治領。…つまり憂鬱世界の日本領土からカムチャッカ半島と海南島を除いた全地域。主要軍事拠点は本土各地にトラック、マリアナ、パラオ、といった所。
陸軍軍備…憂鬱世界版97式中戦車を二線級戦力として、一式戦車(憂鬱世界の三式戦車)、一式小銃(憂鬱世界の二式小銃)等を主軸とした、極めて重武装かつ強力な装備を保有している。兵員に関しても、迫撃砲で狙撃を仕出かす様な連度を誇る各種変態どもが捜せばそれなりの人数が在籍している。特殊作戦群等に所属していた転生者の指導により設立された特殊部隊も2個連隊程の規模で存在している。満州の大平原でのソ連赤軍との大消耗戦ならともかく、東南アジア全域程度なら問題無く完全勝利後の制圧が可能である(無論補給がちゃんと届く事が大前提だが)
現在新型戦車の開発が急ピッチに進められており、憂鬱世界の四式重戦車を『三式重戦車』として制式採用、量産に入る予定である。
無論予定は未定でしかないが。
海軍軍備…前述した戦艦14隻と正規空母8隻に加えて正規空母の大鳳型航空母艦『祥鳳』『龍鳳』が新規加入。正規空母達の補完戦力となる軽空母群も多数在籍。艦載機も烈風や流星に機種転換訓練を完了している。パイロットの連度に関しても史実南雲機動艦隊クラスの操縦士が…赤城型や翔鶴型を主な根城に…それなりに居る。まあ史実の様に一人残らず教官レベルと言う訳では無いが…。予備操縦士の錬成も進んでおり、航空消耗戦ではまず負けない人数を揃える事が出来た。日本版エセックス空母とも言える戦時急造航空母艦の『雲龍級航空母艦』も現在多数建造中。
機動兵力が圧倒的優勢になった代償に水上打撃艦隊は相変わらず劣勢である。まあ一年程度で戦艦を建造できる訳も無い
から仕方ないのだが…。ちなみに大改装して長門型に加賀型戦艦の41㎝三連装砲を乗せようと言う案が出たが、幾らなんでも無理が有りすぎる為直ぐに没になった。戦艦戦力の補完として旧式軽巡洋艦改装の雷撃巡洋艦を三隻、艦艇攻撃に特化した訓練を受けた潜水艦隊を配備してはいるが、現段階での
夢幻会視点ではどこまで通用するかは全くの未知数である。一応新型の雷撃巡洋艦である『九頭龍型』を多数建造中ではある。実戦投入はまだまだ先の話ではあるが。
潜水艦は憂鬱世界の『呂二一型』潜水艦が伊号潜水艦として採用されており、現在改良型や新型艦を建造している最中である。
彼らはこの戦争中に幾多の伝説を積み重ねる事となる。
航空軍備…戦略爆撃機は和製B-17とも言える連山が主力。富嶽も開発を全力で進めてはいるものの量産配備が始まるのは、どうあがいても『大陸日本歴』1943年の末頃か44年の年始頃になりそうである。むしろ…転移前から人工衛星目指して開発していた…弾道弾の方が数か月早く実戦投入出来るかも知れない状態であった。
戦闘機は烈風の陸上戦闘機型の『隼』。戦術爆撃機は流星の陸上爆撃機型である『飛龍』と九七式双戦の後継機である一式双発襲撃機『牙龍』の三機種が主要機体。三機種ともに、連合軍の全軍用機と比べると、基本的に殆どの連合軍機に対し性能的に優越したモンスター機揃いである。ちなみに空海ともに九八式
シリーズは既に二線級機となった為に練習機送りになったり対潜哨戒機『東海』が実戦配備されるまでの繋ぎとして対潜哨戒機に流用、改造されたりしている。憂鬱世界で登場した四式艦上警戒機『旭光』の様な空中管制機は未だ開発中の為、連山を改造して各種無線や電探を搭載した機体を生産し、各地に間に合わせで配備している。
本当に間に合わせだが。
315 :641,642:2015/02/13(金) 21:17:13
アメリカ合衆国戦略状況(暫定)
保有領土…北米本土にハワイ、フィリピンの史実領有範囲と大よそ同じ。イギリスから借款の一部代金としてソロモン諸島やフィジー等オセアニア地域の植民地の一部を割譲されている程度。軍事的主要拠点は本土各地とハワイ、アラスカのダッチハーバーにフィリピンのマニラといった所。
陸軍装備…シャーマンシリーズの一つであるシャーマン『イージーエイト』が主力。パーシングも開発されてはいるがAGFの『重戦車不要論』的極度の兵器統一病によって妨害を受け続けている為まだ実戦配備が進んでいない。M1ガーランドやバズーカ砲等連合軍内ではバランス良く纏まった装備と連度であり、対日戦争でも第二次世界大戦の時の様に活躍するのを期待されている。一部陸軍高官も…黄色人種への偏見も有り…『わが軍の戦力は敵軍と比べ圧倒している。クリスマスまでには兵士たちは皆ステイツに帰って家族や恋人とパーティを楽しんでいるだろう』と自信満々であった。…前提として、そもそも彼らは日本本土に上陸して各地を占領出来るのだろうか。
海軍装備…コロラド級三隻(フィリピン配備)、アイオワ級四隻、サウスダコタ級四隻(二隻欧州配備)、モンタナ級六隻、ユナイデットステーツ級四隻の合計二一隻の戦艦群を運用する『八八艦隊何それ少なすぎ』と言わんばかりの戦艦の大群がアメリカ海軍最大の目玉商品である。第二次世界大戦ではこの鋼鉄のリヴァイアサンたちが独伊海軍を損害を殆ど受ける事無く押しつぶしている。アメリカ海軍らしくダメコン要員も優秀で、防御力にも優れた『一見』優秀な艦艇揃いではある。
…ただ、史実ではカミカゼアタック等の日本軍の猛攻による炎上が頻繁に発生した事により不燃化対策が徹底的に進められたのだが、この世界では自軍主要艦艇が大炎上する事が幸運にも皆無だった事も有り、不燃化対策は(史実と比べ)殆ど進んでおらず、各艦艇には一旦火が付いたら意外と長時間鎮火し難い程度には可燃物が搭載されている状態である。一応イギリス等から危険視する声も無くは無かったが、戦艦閥はこの頃だと史実南雲艦隊の様な自己過信、慢心状態だった事も有り、見過ごされていた。まあ戦うたびに殆ど損害無しに完勝し続けていればこうなりもする。
航空母艦は史実ヨークタウン級空母二隻、初期型エセックス四隻、改良型エセックス二隻で現状建造打ち止めである。艦載機もヘルキャット世代が搭載されているもパイロットの連度や戦術の練り込み具合等はそこそこ程度で、日本軍機動部隊と比べたらそれこそ野球で例えると高校野球甲子園出場チームと大リーグオールスターズクラスの差が開いていた。
…ちなみに潜水艦は米海軍艦艇の中でもっとも迷走しており、現在の主力潜水艦であるガトー級は未だに小口径主砲を乗っけていたり大型化、高速化して騒音が増大していると言う何かの冗談かと言いたくなる暴走具合である。大戦中独伊艦艇の獲物の殆どを水上艦艇に取られたせいで戦訓や被害がマトモに得られなかった為であった。
航空戦備…戦略爆撃機の主力はB-17。B-29は開発完了してはいるものの『エンジントラブルが異常に頻発している為、その修正が出来るまでは実戦配備できない』との為に暫くは前線に配備される事は無い。代わりに繋ぎとしてB-24が一定量ハワイや本土に生産配備されている。
戦闘機はP-40が二線級機化して東南アジアに多く配備、P-38やP-47、F4Uが新鋭機として本国軍に多数配備れている。
パイロットの連度は至って平均的。(P-80は開発中。P-51はA型の先行量産型が本土に配備され始めている状態)
『鬼畜ルメイ』によって戦略爆撃機に結構な予算が流れた為B-17はそれこそ大量に存在する。鬼畜さん曰く『あの大陸全てを焼野原にして石器時代に帰化させてやる!』と息巻いているが、『空飛ぶ要塞』の能力を過信しすぎているのと、日本軍への偏見も手伝って護衛機無しでもコンバットボックスで十分任務遂行可能と戦略爆撃機航空団の皆様方は考えられておられます。その為開戦初頭に台湾目がけて裸のB-17が多数押し寄せてきます。P-47やP-38がフィリピンに護衛に回せるほど配備されていない為でもあるのだが。
316 :641,642:2015/02/13(金) 21:22:45
ソビエト連邦戦略状況(暫定)
保有領土…史実の第二次世界大戦後の領土から満州を加えて、樺太と千島列島を除いた領域を領有。極東での軍事主要拠点は旅順にウラジオストック。目の前に『壁』が突如出現した事から大慌てで新拠点の建設を始めていたが結局間に合わずにこの二か所のみで開戦を迎えた。必要時にはイギリス等の拠点を間借りする予定。
陸軍装備…T-34が数的主力であり、精鋭部隊にT-34/85が配備されていて、T-44が開発完了しており現在生産が始まっている。
カチューシャや各種重砲も優秀であり、陸軍超大国の面目に恥じない重武装である。兵員の連度も、スターリンによる経済発展と教育の強化により史実の様な規律も何もない雑兵の群れでは無く、列強としてそれなりに優良な連度に全般的に鍛えられている。
アメリカの某陸軍高官と同じく『我ら赤軍があの大地と人民を解放する時は直ぐ傍にまで迫っている!あえて言おう!奴らの戦力はカスであると!!』等ととある赤軍将校が指揮下の部隊に演説をした程ソ連赤軍の士気は高い。…アメリカ軍以上にこいつ等は日本本土に上陸等出来るのだろうか。
海軍装備…大分前に話されたモスクワ級四隻、ソビエツキー・ソユーズ級二隻が主軸の構成である。(対日開戦直前にソビエツキー・ソユーズ級が二隻追加就役)カタログスペックはなかなかな物であり、日本海軍も唸らされた程では有ったが、肝心要の中身に関しては…その実穴だらけであった。
元々ソ連海軍は赤化革命でロシア帝国海軍の遺産を受け継いでおらず(当然ユトランド沖海戦にも未参加)、第二次世界大戦ではドイツ海軍の視点が主に米英海軍の方を向いていた事も有り…当時のソ連はモスクワ級は訓練中で連度的にマシだったのはガングート級しか居なかった…モスクワ級が実戦投入された頃にはドイツ海軍艦艇のことごとくが海底送りになっていた為に、対地砲撃位しかやる仕事が彼らには無かった。
つまり、ソ連海軍には血で流して得た海戦の戦訓と言う物がアメリカ以上に壊滅的に存在しておらず、実戦になった場合にスペック通りの戦闘力を発揮できるかは極めて怪しい物でしかなかったのであった。当然ながら不燃化対策もアメリカ以上にさっぱり進んでいない。
空軍装備…シュトルモビクやヤコブレフYak-7、ラボーチキンLa-5を主力としており、戦闘機部隊に関してはヤコブレフYak-9を切り札として量産体制に入っている。枢軸国との戦争により対地攻撃や陸上での航空戦に関しては(日本除き)他国の追随を許さない程に磨き上げられている。だが対艦攻撃となると…これまた海軍と同様に未知数であった。
シュトルモビク改造の雷撃機やTu-2等の長距離爆撃機と機材は割と良い物が揃っていたが、やっぱり肝心要の戦訓が皆無であった。
海上航法もマスターしているし、自軍艦艇を仮想敵とした訓練も行ってこそいたが…当然ながら訓練と実戦は激しさが全く異なる。
飛んで目的地に行ける事と敵艦を補足して攻撃出来る事は近いように見えてその実極めてかけ離れている事をソ連は本格的には体感、実感しては居なかった。
317 :641,642:2015/02/13(金) 21:27:00
イギリス連邦(暫定)
保有領土…オセアニアの一部地域をアメリカに(借金のかたに)割譲した以外は史実と変わらず領有。インドも頑張って保持しています。
お蔭で国家財政が大変ですが。主要軍事拠点はシンガポールやセイロン島等。
陸軍軍備…チャーチルやクロムウェル、センチュリオン等多種多様な戦車を大戦中に開発していたが、現在は…資金難も有り…センチュリオンとファイアフライの二種類に統一されている。兵員に関してだが…『ダンケルクの惨劇』により多数の英軍本国兵士が戦死。
植民地からの過剰な徴兵や徴収によって多発した反乱祭りに対応する為に本国兵の多数が拘束、死傷。仏本国の解放と独伊本国への反攻戦により激増した陸軍兵への損害と言う三重苦により、英陸軍の戦力価値は戦前と比べると何とも微妙な物となっていた。
精強であるのは間違いないのだが、二度の大戦で受けた損害が酷過ぎて僅か一年程度の猶予期間では回復しきれなかった。それなのに…自国政府の意向も有り…アメリカ軍に引きずり出されてビルマやインドシナ等で元気一杯ヤル気満々の日本軍と真正面からガチンコで殴り合う羽目にあう。いと哀れなり。
海軍軍備…かなり前に述べた通り航空母艦はアークロイヤルにイラストリアス級のインディファデガブル、インプラカブル級空母二隻の合計四隻のみ。艦載機もスピットファイアの艦載機型であるシーファイアとアメリカから輸入したマートレットやアベンジャーなどである。
そして空母を此処まで削って戦艦を保有しようとしたのだが…戦艦は40,6㎝三連装砲三基のライオン級が四隻。ヴァンガード級が一隻、キングジョージ5世級が二隻の計七隻のみと言う、往年の大英帝国海軍の面影をギリギリ残す程度の艦艇しか保有する事は出来なかった。
むしろコレでも一部無理して保有している部分が有る。クイーンエリザベス級戦艦やネルソン級は完全に退役、解体されている。不燃化対策は連合軍内で進んでいる方。ただ不燃化云々とかそれ以前に自軍戦力と比べて自軍の守るべき拠点が多すぎて戦力の配置場所には一人残らず頭を抱えて悩んでいる模様。
空軍軍備…前大戦中にドイツ、イタリア空軍による戦略爆撃で国富の多くが灰塵に帰した為色々と余裕が無さ過ぎて悲惨である。
戦闘機はスピットファイア一本槍状態。戦略爆撃機もランカスターに一本化されている。戦術爆撃機はモスキート等も開発されてはいるが、雷撃機に関してはボーファイター位しか有力な機体が存在しない。その為アメリカ軍から一定量の各種軍用機を融通して貰っている。
そしてその融通された米軍機を除き、自国産の戦闘機の航続距離は相変わらず短くて安定の『バッタ』レベルである。パイロットの連度自体は、バトルオブブリテンを凌ぎ切った過去も有り優秀である。
318 :641,642:2015/02/13(金) 21:33:21
以上になります。
まあ簡単に三行で纏めますと
『連合国の航空機は陸上機以外は割と軽く捻れるよ!』
『戦艦は堅いけど燃える物一杯積んでるよ!』
『ぶっちゃけ戦艦の砲撃力と防御力に陸上兵器以外何か(悪い意味で)変に進化してるよ!』
と言う訳です。やり様によっては案外楽に勝てるやもしれませぬなぁー
『(勝ったら)伝説になれるよ!やったね撫子ちゃん!』
と言う事です。
最終更新:2016年10月10日 18:44