815 :641,642:2015/02/19(木) 17:05:34
アメリカ海軍艦艇…色々と修正しています。御免なさい。
コロラド級戦艦…『コロラド』『メリーランド』『ウエストヴァージニア』
日本無世界での、
アメリカ兼世界初の41cm砲戦艦。史実同様連装4基。最大速力は史実より1ノット増えた22ノット。対35.6cm砲レベルの防御力だった史実とは違って、一応41cm砲レベルの防御力を備えている。かなりの老齢戦艦の為、額面通りのスペックを発揮できるかと言われると正直不安な部分も有る旧式艦。
サウスダコタ級戦艦…『サウスダコタ』『ワシントン』『アラバマ』『マサチューセッツ』
コロラド同様の艤装である41cm連装4基が主武装の、最大速力25ノット。軍縮条約開けに旧式艦の代替艦として就役した戦艦。そしてパナマ運河に縛られた設計である最後の戦艦でもある。正直特筆する様な事は無いが…この戦艦は枢軸国との戦争に備えて建造されたのでは無く、殆ど景気対策の為に建造された様な戦艦と言う面白い経歴持ちで有る事ぐらいか?
アイオワ級戦艦…『アイオワ』『ニュージャージー』『ミズーリ』『ウィスコンシン』
41cm三連装三基、最大速力28ノット。この戦艦が建造されたのも半分くらいは景気対策である。ドイツが(ヒトラー排除後の)混乱からようやく立ち直ったころから軍事費の増大に併せて(確度の高い情報として)46cm砲戦艦、51cm砲戦艦の建造、また同砲口径の列車砲も製作するとの誤報が飛び込んで来た事から、アイオワ級は4隻で打ち止め、モンタナ級やユナイデットステーツ級への建造へ移行した経緯がある。
…ちなみに、史実では艦が細すぎて主砲砲撃の振動を受け止め切れなくて命中率が低い等と言われていたが、この世界のアイオワ級はパナマ運河通行を諦めた事によりそんな事は無い設計になっている。別に太平洋側に仮想敵国海軍なんて皆無なのだし、特に問題は無かった。
日本が来るまでは。
816 :641,642:2015/02/19(木) 17:09:32
モンタナ級戦艦…『モンタナ』『オハイオ』『メイン』『イリノイ』『ニューハンプシャー』『ケンタッキー』
アメリカ兼世界初の46cm砲戦艦。46㎝三連装砲三基搭載し、最大速力27ノットで大海原を駆ける、アメリカ海軍渾身の傑作艦である。
この六隻だけでも圧倒的なのに、コレで慢心せずにユナイデットステーツ級を建造した事は…まあ、やる時は徹底的にやるアメリカさんらしいですなぁ(遠い目)。
ユナイデットステーツ級戦艦…『ユナイデットステーツ』『アラスカ』『ハワイ』『テキサス』
モンタナ級戦艦を元に、51cm砲を連装三基搭載した、自他共に認める世界最強戦艦である。イメージは紀伊型戦艦?最大速力27ノット弱。
枢軸国との海戦による戦訓にて、(他戦艦群もだが)不燃化対策も徹底的に進められた、米国大鑑巨砲主義者のみならず、航空主平主義者ですら『アメリカの誇りたる不沈戦艦』と断言する(せざる負えない)弱点や穴が見受けられないモンスターである。正直酸素魚雷を何十発叩き込んだら沈むのか、それ以前に戦闘不能になるには何発必要なのだろうかこの戦艦…
エンタープライズ級航空母艦…『エンタープライズ』『ヨークタウン』
史実のヨークタウン級空母相当の性能の二隻である。独伊との戦争では大した大物を食らう事が出来ず、海軍内では空母勢は少し冷遇的扱いを受けている。だが海軍とは違って陸軍や海兵隊からの評価や人気は戦艦たちと比べてかなり高い。(精度的に仕方が無いとはいえ)支援砲撃中に時たま何度も味方部隊を誤射しかけた(そして数回本当に誤射した)戦艦とは違い、電話一本で殆ど間を開けずに、陸上部隊の指示の元精密な支援銃爆撃をしてくれ、又上空偵察や防空に重砲の弾着観測もこなしてくれる艦載機部隊とどちらが人気が出るか、答えは明白であろう。別に戦艦を嫌っていたり認めていない訳では無いが
エセックスタイプ航空母艦六隻『エセックス』『イントレビッド』『バンカーヒル』『シャングリラ』『ベニントン』『レプライザル』
これまた史実と大して変わらない性能である。全艦共通で…前級のエンタープライズ級もだが…水面下の攻撃に弱い弱点は史実より改善されているが、
夢幻会所属の日本艦載機部隊から言わせてみれば『史実と五十歩百歩』程度である。雷撃機が複数攻撃、雷撃に成功すればたやすく撃沈できると思われる。ただ米軍空母の艦載機は多くが多数の戦闘機と偵察用の爆撃機に一応積んである雷撃機と言う編成の為、雷撃するためには対空砲火の前に先ずは大量の戦闘機の迎撃を突破する必要がある。日本戦闘機が烈風なのに米軍の戦闘機ヘルキャットだけど。
818 :641,642:2015/02/19(木) 17:14:17
ミッドウェイ級空母…開戦時点建造中
日本の大鳳型航空母艦の存在に衝撃を受けたアメリカ軍が全力で建造を始めた装甲空母。ただ、この世界のアメリカは、戦艦が発展した代わりに史実の様に空母の多数建造に運用や研究があまり進んでいなかった事も有り、ミッドウェイ級空母の能力や完成度は…史実と比べても…割かし低い。…だが、何せアメリカの事である。時間を与えたら一体どのような代物を吐き出して来るのか想像も付かない状況である。
まあ艦は兎も角として、前提として大鳳が乗っけてくる疾風に対抗できるような艦載機をどうするのかと言う問題が付いて回るのだが。
ベアキャットやF-80に初代ファントムでどうにかする気なのだろうか。
フレッチャー級駆逐艦
米海軍主力駆逐艦。史実と比べると対空、対潜攻撃力を削ってその分対艦攻撃力に回した、アメリカ版陽炎型駆逐艦とも言える駆逐艦
である。まあ史実陽炎型よりよっぽど良質なソナーを搭載してはいる。それでも大陸日本軍の伊号潜水艦を確実に捕捉できて撃沈出来るかと言うとかなり厳しいのだが。むしろヘタしたら伊号に逆に喰われそうだ。
ガトー級潜水艦
現時点でのアメリカ海軍主力潜水艦。新規艦艇建造は既に中止済み。…ドイツの遺産が少なかった事、戦艦や巡洋艦だけで無く駆逐艦等の軽快艦艇すらも水上艦艇に沈められた経緯が有り、また戦前から戦艦への対抗心の強さも有って、大型化に高速化、攻撃力の強化に走った事も有り、騒音がかなり酷い事になっている。実際開戦後にガトー級と交戦したとある夢幻会員は『まさかアメリカ海軍の潜水艦に向かって『お前んトコの潜水艦、楽団乗せてやーんの!』と煽れる日が来るとは…』と何とも言えない表情で呟いていた。ただ単に日本海軍の対潜能力が異常過ぎるだけとも言えるが。
現在静粛性重視で小口径砲を取っ払った後継艦のパラオ級潜水艦を必死に建造し、一部訓練に入り始めた艦もいるが、開戦後暫くはこのガトー級で戦うことになる。…ガトー級、終戦までに何隻生存しているのだろうか…
ソ連海軍
モスクワ級戦艦…『モスクワ』『スターリングラード』『レニングラード』『キエフ』
ソ連海軍が初めて手にした新鋭の高速戦艦。41㎝連装砲3基という控えめな攻撃力の代わりに、速力は30ノットと言う高速を誇る優秀艦である。防御力も41㎝砲戦艦として必要十分な物を有しており、ソ連と言うかロシア初自力建造での強力な近代主力艦艇建造艦としては出来過ぎな位に優秀と評価できるだろう。ただ戦訓不足の為に艦に可燃物がちょこちょこ満載されているのはご愛嬌である。
ソビエツキー・ソユーズ級戦艦…『ソビエツキー・ソユーズ』『ソビエツカヤ・ウクライナ』『ソビエツカヤ・ペルルーシア』『ソビエツカヤ・ロシア』
ソ連海軍がモスクワ級の次に手に入れた新しい戦艦(玩具)。46㎝連装砲三基と、モスクワ級と同じように攻撃力が控えめな代わりに、最大速力30ノット近いと言うアメリカの最新鋭戦艦群とはまた違った意味での驚異的性能を誇る。ただこちらもモスクワ級と同じく可燃物が結構乗っている為、炎上したらかなり脆い。
819 :641,642:2015/02/19(木) 17:16:34
カリーニン級軽空母…『カリーニン』『ダゲスタン』『クイビシェフ』『ゴーリキー』
アメリカの同志の『厚意』により入手出来たインディペンデンス級軽空母の設計図を元に自国風に建造された軽空母。艦隊の防空と対潜哨戒が任務である。艦名は州名と自治国から採用された。とりあえず搭載機数は50機弱であるが、艦載機は陸戦機のヤコブレフYak-7を改造したものである。流石に同志達もヘルキャットなどは提供出来なかった。こちらも海上航法などは一応マスターしてはいるが、戦艦部隊以上に戦訓が皆無なので、仮に日本機動艦隊の所在を偵察できて、尚且つ第一撃を生き残る事が出来たら良く頑張ったと褒めても良いだろう。ちなみにカリーニン級に所属している彼ら全員この戦争が初実戦になるのだが。
K型潜水艦
ソ連海軍の主力潜水艦。初めから小口径砲を搭載せずに建造された為か静粛性はガトー級よりまだいい方。だが対潜の鬼たる日本海軍から見れば『新人の良い練習相手』程度と言う物だったが。なにせ水上艦に予算や熟練の水兵を優先的に回されたせいで中身の連度が…
820 :641,642:2015/02/19(木) 17:19:37
投下終了で御座いまするー。
よし、次回より戦争開幕と行きます。長々とこんなの羅列して
すみませんでした。
台湾沖航空戦から東南アジア電撃戦。そこからフィリピン沖海戦
辺りの流れで考えてみます。
最終更新:2016年10月10日 19:30