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アメリカ合衆国 ハワイ州 パールハーバー
「…最後の最後に、一発貰ってしまいましたね。それも極めて痛い一撃を…」
「『たられば』論では有るが、やはりあの回避運動後にすぐさま撤退するべきだった…そうすれば、このような被害は避けられたはずなのだがな…」
そんな事を語り合う
アメリカ打撃艦隊司令部の幕僚要員たち。彼らの視線の先には、損傷を負いつつも生還する事に成功した『5隻』の戦艦が遊弋していた。
大日本帝国 東京 横須賀
「…すまないが、コレは…間違いないのだね?」
「…間違いありません。」
『冗談で有ってくれ』…表情が完全にそう語っている男の、蚊の泣く様な声での問いかけに、キッパリと否定する壮年の男性。
彼らの視界には、ズタボロになって帰還した『6隻』の戦艦が居た。
フソウ級戦艦とコンゴウ級戦艦の二隻が突撃して来たあの時…アメリカ艦隊は『痺れを切らしたか?』『味方を逃す為の殿になったか』等々…対イタリア海軍戦で、敵戦艦の近接砲撃狙いの急速接近は経験していた為、驚きこそすれ、恐れたりする事は無かった。何せ向かって来るのは割と脚が早いだけの14インチ砲戦艦である。
神威型三隻を潰した『イリノイ』『ケンタッキー』が『山城』『金剛』に砲撃を開始した後、『山城』も『金剛』も直ぐに撃沈されるだろうと思われていた。アメリカ軍にも、そして友軍の日本軍にすらも。
だがそこは、覚悟を決めた日本人である。劣勢な戦力差は技量と精神論で大体何とかして行くのは、もはや本能レベルで刻み込まれた…世界を超えても大よそ共通している…大和民族の伝統芸能である。
『ケンタッキー』
「か、艦長!止まりません!あの二隻の戦艦が、いくら砲撃しても全く止まりません!!」
「慌てるな。砲撃戦では此方が圧倒的優勢…落ち着いて撃ち込めば撃沈できる。訓練通りに戦うんだ!」
乗員の動揺を一喝で必死に納めるケンタッキー艦長。だが彼自身も、『全身を炎に包みながらも突撃を一切止めない』日本戦艦に対して動揺、驚愕していないと言ったらウソになる心的状況であった…
確かに、対イタリア海軍戦で発生したアルジェリア沖海戦では(射程的関係も有り)敵艦の全力突撃を経験してはいた。…だがその時の海戦では、イタリア海軍は接近後自艦の主砲の射程圏内にアメリカ戦艦を捉えた後は、ごく普通に常識的な砲撃戦を開始していた為、『損害に構わずに自艦を捉えてもそのまま全速力で突貫して来る敵戦艦』と言う常識外れな代物との交戦経験は、流石のアメリカにも存在しなかった。
926 :641,642:2015/04/01(水) 21:02:24
「『ハワイ』より入電!我々に加勢する、との事です!」
…そして、日本戦艦の目的を『体当たり』と誤認したアメリカ軍は、盛大な大炎上に加え使える砲を全て撃ち込んでくる色々と目立ちまくりな『山城』『金剛』への注意と攻撃を中途半端に強く向けすぎた。
『酒匂』以下雷撃部隊
「『山城』『金剛』共に炎上中なれど速度低下見られず!…い、いえ!むしろ速度上昇!!?」
「…あの馬鹿野郎どもが…俺たちの囮と言う『必死』任務なんて誰も命令していないぞ…!」
「ですが、彼らの突撃で私達への攻撃は激減しています。『山城』と『金剛』乗員の必死の覚悟を無駄にしない為にも…」
艦隊を再編し魚雷再装填後、敵戦艦隊に向け再突入を開始した雷撃部隊。激しい砲火に晒されるのを覚悟していたが、『山城』『金剛』による特攻にアメリカ軍の注意が強く向けられた為、予想以上に敵艦からの攻撃は少なかった。
「『木曽』『能代』爆沈せり!魚雷発射管に被弾した模様!」
「『高雄』に直撃弾!轟沈!!『鳥海』にも至近弾多数!!」
「『阿賀野』被弾!艦隊より落伍!駆逐艦『波風』『秋風』にも被弾!!」
…少なかっただけで、損害は当然ながら出て来ては居たが、それでも結構な艦が雷撃可能な状態で接近する事が出来た。特に雷装巡洋艦の『大井』『北上』が生存しているのが大きかった。
「全艦回頭!魚雷全弾発射!!」
臨時に雷撃部隊の指揮を取らされた『酒匂』からの号令により、各艦が一斉に雷撃を実行する。今回は絶対必中確実撃沈を期す為にかなりの至近距離で発射した。
そして…複数の轟音が轟き、日米双方の艦隊の見張り員から、それぞれの司令部へ報告が入って来た。
「『山城』大爆発!弾薬庫に引火した模様!!『金剛』に命中弾!!船体が折れています!!」
「『イリノイ』と『ケンタッキー』!そ、それに『ハワイ』にも被雷多数確認!!……ち…沈没します!!」
砲雷撃にて海神の御許へと誘われたこの5隻の戦艦が、人類最大の艦隊決戦『ウェーク島沖海戦』を締めくくる、最後の犠牲者となった…
その後はある意味締りの無い結果となった。アメリカ艦隊にはこの3隻の撃沈により継戦意欲を無くしそのまま撤退し、追撃したい日本軍に関しても追撃する為の艦が残っていない状態の為、指を咥えて見送るより他無かった。
落ち武者狩りを行おうとした伊号潜水艦隊に関しても、ハワイまでの航路に配置されていた殆どの部隊はアメリカ艦隊の欺瞞針路に見事に引っかかって…ごく一部の艦を除いて…取り逃し、ハワイ周囲に配置されていた潜水艦は…対潜可能な艦は旧式艦のみならず大西洋配備艦や近くに居たイギリス連邦海軍も総動員した…文字通り海を埋め尽くさんばかりの駆逐艦によって頭を完全に抑えられている状況では、米戦艦への雷撃はマトモに行う事は出来る筈も無かった。戦艦の代わりに駆逐艦を大量にヴァルハラ送りにしたのが唯一の慰めである。
927 :641,642:2015/04/01(水) 21:06:19
輸送船団に関してはそれなりに撃沈出来た物の、…結構な数の魚雷が早爆した事も有り…ニューオリンズ級『ミネアポリス』、ブルックリン級『ブルックリン』『サバンナ』、インディペンディペンス級軽空母1隻…という、大物に関しては少し物足りない結果に終始した。特にアイオワ級への雷撃がマトモに成功しなかったのはかなり痛かった。
そしてアメリカ艦隊、日本艦隊の双方が帰投した後、『ウェーク島沖海戦』における損害を集計すると…日米問わず、海軍関係者並びに政府、財政関係者が揃って卒倒する羽目にあう。
日本艦隊
喪失艦
戦艦
扶桑型戦艦『山城』
金剛型戦艦『金剛』『霧島』
長門型戦艦『長門』『陸奥』
(『長門』は大破後米潜水艦『ハーダー』により撃沈)
加賀型戦艦『加賀』『讃岐』
伊勢型戦艦『日向』
重巡洋艦
神威型重巡洋艦『神威』『白砂』『御神楽』
(『神楽坂』は自沈処分)
愛宕型重巡洋艦『愛宕』『高雄』
(『愛宕』は自沈処分)
軽巡洋艦、重雷装巡洋艦
球磨型軽巡洋艦改装艦『木曽』
阿賀野型軽巡洋艦『阿賀野』『能代』
(『阿賀野』は落伍後に米潜水艦『アルバコア』によって撃沈)
大破
戦艦
金剛型戦艦『榛名』
加賀型戦艦『土佐』『越前』
伊勢型戦艦『伊勢』
(『伊勢』は本土に生還するも『正直に言おう。お前何で浮いてられんの(真顔)』と言われた程の損害。イメージは史実青葉)
重巡洋艦
愛宕型重巡洋艦『鳥海』
神威型重巡洋艦『雲早』
軽巡洋艦、雷撃巡洋艦
阿賀野型軽巡洋艦『矢矧』
中破
戦艦
扶桑型戦艦『扶桑』
(『扶桑』は速力18ノットに低下した以外は損害見られず。一応全力での砲戦可能)
金剛型戦艦『比叡』
(『比叡』は第三砲塔崩壊、速力25ノットまで低下しているも比較的損害は軽い方)
重巡洋艦
愛宕型重巡洋艦『摩耶』
雷撃巡洋艦
球磨型軽巡洋艦改装艦『大井』
(『大井』は魚雷発射管を破壊されるも、魚雷発射後な上にダメージコントロールが上手く行った為に何やかんやで生還)
928 :641,642:2015/04/01(水) 21:08:11
米艦隊
喪失艦
戦艦
モンタナ級戦艦『イリノイ』『ケンタッキー』
ユナイデットステーツ級戦艦『ハワイ』
航空母艦
エンタープライズ級空母『ヨークタウン』
エセックス級空母『エセックス』『イントレビット』『バンカーヒル』『ベニントン』『レプライザル』
(『レプライザル』は退避中に、日潜水艦『伊168』の雷撃により撃沈)
インディペンディペンス級軽空母『ベロー・ウッド』
重巡洋艦
ボルチモア級『ボストン』『ピッツバーグ』『セントポール』
(『ピッツバーグ』は大破後自沈処分『セントポール』は退避中日潜水艦『伊25』により撃沈)
ニューオリンズ級『ニューオリンズ』『ミネアポリス』『アストリア』
(『アストリア』は大破後自沈処分)
軽巡洋艦
ファーゴ級『ファーゴ』『ハンチントン』『ウィルミントン』
アトランタ級『アトランタ』『ジュノー』
ブルックリン級『ブルックリン』『サバンナ』
(『ウィルミントン』は自沈処分)
大破
重巡洋艦
ボルチモア級重巡洋艦『オールバニ』
軽巡洋艦
ファーゴ級軽巡洋艦『ニューアーク』
中破
戦艦
モンタナ級戦艦『オハイオ』『メイン』
ユナイデットステーツ級戦艦『ユナイデットステーツ』『アラスカ』『テキサス』
(両用砲や対空砲の殆どが吹き飛ぶ等して使用不可能)
航空母艦
エンタープライズ級空母『エンタープライズ』
エセックス級空母『シャングリラ』
重巡洋艦
ボルチモア級重巡洋艦『ボルチモア』『クインシー』
軽巡洋艦
ファーゴ級軽巡洋艦『バッファロー』
日本は戦艦6隻、重巡洋艦5隻、軽巡洋艦、重雷装巡洋艦3隻
アメリカは戦艦3隻、航空母艦6隻、重巡洋艦6隻、軽巡洋艦7隻
日米共に喪失艦だけで普通の列強国の全艦艇クラスの数を撃沈されたのだが、極めて幸運な事に(或いは不幸な事に)両国とも『この程度』の損害なら、まだまだ戦争継続可能な程度の損害でしかなかった。
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日米共に単独で世界と渡り合える程度の国力を有している為(気持ち日本側が優位か?)他国から見たら『お前らは太平洋全てを艦艇で埋め尽くす気か』と真顔で言うであろう数の各種艦艇を両国とも大量建造している。その為『艦艇』の損失に関しては(十分頭が痛くなるが)そこまで大きな問題となる事は無かった。
…それ以前の問題として、『艦艇』の喪失以上に『人』と『時間』を失ったことが重大な損失であると日米両国首脳部は強く認識し、一人残らず頭を抱えていた為で有るのだが…
アメリカの場合は、日本海軍の航空部隊の脅威的威力の前に各艦艇の対空火力を必死に増強しようとするも、肝心の航空母艦に関しては…建造中のイントレビット級航空母艦(史実ミッドウェイ級空母相当)が多数就役するまで…今後暫くはゼロの状態を余儀なくされてしまった。その為、機動部隊が使い物になるまでアメリカ艦隊はハワイや西海岸に無為に引き籠らざる負えなかったのである。
日本機動部隊の攻撃力を考えると、自軍機動部隊が再建されるまで、自分たちが自画自賛していた水上艦艇は自国の制空権内から迂闊に艦艇を離れさせれなかった。対空火器はあくまで対処療法であり、機動部隊の攻撃を水上艦艇のみで乗り切ろうとすれば確実に悲惨な目に合う…。
ウェーク島沖で、アメリカは対機動部隊に関する貴重な戦訓を元に、戦果と損害が釣り合うか不透明過ぎる投機的な『拙速』よりも時間をかけて確実に勝つ『巧遅』を選択した。
…だが、『巧遅』を選んだとは言え、アメリカの対応は…対枢軸国との戦争時とは比べ物にならない程…性急かつ極めて切羽詰まった物となっていた。まあ当然である。『現時点』ですら敵機動艦隊の戦闘力は驚異的なのに、仮にこれ以上時間を掛けたら日本が一体次に何を繰り出して来るのか…自分たちより数世代先を行く艦載機の存在が、『航空主兵主義の海軍』と言う自分たちとは正反対の軍隊と…村中や阿部の大暴れによって生まれた…情報不足から生まれた未知の物に対する得体の知れない恐怖が、時間を掛けてはならないと言う焦りが、アメリカ海軍を突き動かしていた。
元々大艦巨砲主義者だったハズなのに、『アメリカ海軍期待の最強艦』として建造中だったルイジアナ級戦艦3隻の建造を中止し、船体を航空母艦へと改装する事を(強硬な反対者は左遷や予備役送りにしてまで)強引に強行した時点で、アメリカ海軍の日本機動部隊の攻撃力や劣勢具合に対する震撼具合が分かって頂けると思う。
ただアメリカ海軍の焦り具合とは裏腹に、新型艦載機開発の予算は(暫くの間)思い通りに下りなかった。主に復権を狙って策動した戦略爆撃機司令官のカーチス・ルメイ(何だかんだ言っても此奴も怪物である。色んな意味で)が『B-29 スーパーフォートレス』の量産、改良用に多額の予算を分捕った為なのだが。
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そして機動部隊再建で狂乱状態のアメリカ以上に恐慌状態に陥りかけていたのが日本海軍だった。
確かに『自軍戦艦を磨り潰してでも』…と覚悟は決めてはいたが、日本艦隊とアメリカ艦隊との連度差を甘く見過ぎ、事前想定での逃げ回るどころか正面からの殴り合いへと誘導され、相手の土俵に立たされて良い様に殴り倒されるなんて事は正直言って殆ど予測していなかった。
そしてアメリカ艦隊を甘く見過ぎた報いとして、米軍戦艦3隻と引き換えに『たった一度』の艦隊決戦で戦艦6隻、重巡洋艦5隻、軽巡洋艦2隻、重雷装巡洋艦1隻と言う膨大な艦艇をウェーク島沖の海底に叩き込まれ、何とか生存した艦艇の殆ども軒並み大破、中破しており、即時戦線復帰は絶望的な艦だらけであった。
(因みに『酒匂』『北上』『島風』『雪風』は二度も米戦艦部隊に突入しておきながら無傷で生還すると言うアホな所業をやらかしています。何やってんでしょうねコイツラ)
ただ…一応日本には空母機動部隊が無傷で生き残っている為、空母部隊を再建する為にかなりの期間を必要とするアメリカとは違い、今後暫くは戦争の主導権を握れる訳なのだが…多数撃沈された上に長期間水上打撃艦艇が使い物にならなくなった事は、これからの戦争展開に対して強烈な不安を抱かせるには十分過ぎる案件であった。
仮に次回の決戦時、『戦後憂鬱世界』で
夢幻会が経験、実現した『限定的制空権下の元突撃する戦艦部隊』をアメリカ海軍が実行したら、現状の日本海軍の戦力と装備ではこれを押し留める事は不可能で有る事は、冷厳かつ冷酷たる現実として軍令部や連合艦隊に突き付けられている以上、能天気な楽観論を唱えられるような奴は居なかった。
仮に『山城』『金剛』の突撃と『酒匂』等雷撃部隊の再突入が無かった場合、確実に日本戦艦はこの一戦で全滅していた。そして次回の決戦時に、『山城』や『金剛』の役割を担える戦艦が居るのか?
…彼女たちの様に懐へ飛び込むまでに全部沈められるのが関の山だろう…
何度シミュレーションしても、艦隊決戦で自軍戦艦が全艦撃沈するまで戦っても、戦果はモンタナ級戦艦を1、2隻、ユナイデットステーツ級戦艦を1隻撃沈出来るかどうか程度でしか無く…それも一番上手く戦えたパターンで…『交戦したら負け』とするしか無かった。
…因みに余談ではあるが『ウェーク島沖夜戦』において、その身を犠牲にして『酒匂』たちの突入を援護した『山城』『金剛』に関してだが、この両艦からは…爆沈、轟沈と表現できる沈み方の割には…かなりの人数が脱出、救助されている。そして救助された者全員が『即時破裂しかねない位に機関を酷使したのに、一切悲鳴を上げないばかりか限界以上に加速し続けた』『応急修理中、人数が足りなかったハズなのに誰かが助けてくれた』『いくつか炎上していた箇所が、修理要員が回る前に何時の間にか鎮火していた』『爆発に巻き込まれたと思ったら、意識を失う前に女性の腕に引っ張られ、気づいたら海上で木材に摑まっていた』『髪の長い…巫女服の様な服装の人間を見た』『俺は見た!!確かにあれは『山城』と『金剛』だった!!嘘じゃない本当だ!!!』…等々、『極限状況での精神高揚が起こした幻覚』で片づけるには少し妙な証言が多数出て来ていた。
そして戦後暫く経ってからこの話が民間に広まって、その後様々な媒体で報道、特集されたり、創作物の題材やモチーフになったりもしていた。
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閑話休題、『今後米戦艦と艦隊決戦でマトモに組み合ったら即時蒸発しかねない』と言う状況を…嫌と言う程…思い知らされた為、アメリカ戦艦群に対する最大の切り札となる、史上初の対艦ミサイルである『桜花』の開発が…これまでも急ピッチだったが…徹底的に推し進められ、又確実に撃沈破可能にする為の…46㎝砲弾を超える…『桜花』用の超大型弾頭の開発、高精度の誘導酸素魚雷、誘導爆弾…と言った、所謂『超兵器』の開発、実戦配備に向けて日本全てが猛烈な勢いで走り出した。
…そして日米両国が今回の海戦で得た戦訓を元に(関係各所に阿鼻叫喚の地獄絵図を大量発生させつつ)戦力補填、強化に邁進し始めた頃、日本、そして連合国すらも頭を抱え、絶句させる事態が発生した。
『中華民国、自国の対日参戦をチラつかせた上で日本に対し連合国への要求受入れと即時講和、並びに(仲介料として)自国へ艦艇、領土割譲を要求。日本が即時拒否した直後に対日宣戦布告。』
…この世界の神様は、本当にもっと多くの血や鉄、油の生贄を欲している様である。
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投下終了に御座りまする―。
…え?『散々脅して置いて、損害の割に戦果が多い』って?
『それと、文章量が全然安定していない』…って?
…はい。そこらへんはごめんなさい。(´・ω・`)
書いている内に色々と変化してしまうので…
最終更新:2016年10月10日 20:46