62 :名無しさん:2016/09/26(月) 22:30:39
注意、ネタです。このネタはナイ神父様およびこれから描かれる大陸ガンダム系の作家様とは関係がありません。なので石を投げずに笑っていただけると幸いです。
そんなこんなで大陸国家という、国力が増大した日本でのガンダム世界参加となった
夢幻会。
原作の動力源の開発も成功し、いざMSを開発と言う段階になって政治・軍事の方針こそ決定されたが、どうしてもまとまらなかった事案があった。
MSのデザインである。
つまりはこうだ。
『航空力学や水中力学ガン無視なんだから、夢幻会の求める性能さえ満たせば外見は好きなMSにしてもいいじゃない!』である。
こうしてガノタな転生者たちによる血で血を洗う抗争が始まった。
ジオニスト派、連邦派、エゥーゴ、ティターンズなど宇宙世紀の有名所派どころか、G、W、X、SEED、OO、AGE、BF(BFT)などアナザーまで入り混じる結果となり、一時はMS開発に重大な支障をきたそうとしていた。
だがここでデザイン会議において恒例の『殴り合い、宇宙』が始まろうとしたとき、今回会議初参加のある特殊なガンダム世代の発言で一気にデザイン問題は収束に向かう。
「私にいい考えがある」(表の職業は大型トラック運転手)
「「「「おい馬鹿やめろ」」」」
「諸君は軍用MSに囚われすぎていないか?ガンダム世界には素晴らしいMS文化があるのだ。そう・・・」
「「「「・・・(ゴクリ)」」」」
「 デ コ プ チ だ」
デコレーションプチモビルスーツ。通称デコプチ。
本来ならロボット競技や建設機械として作られる飾り気のないプチモビの外装を関節駆動部などの露出が望ましい部分をのぞいて装甲ではない金属板で覆いその金属板をデコレーションするというノーズアートとはまた違った遊び心のあるプチモビである。
彼は夢幻会の上層部を説いて、MS企業の傘下企業としてプチモビ企業を作り、そこで外見だけみんなの好きなMSなデコプチを作り、この大戦争を終わらせた。
彼はZZ以降、平成ガンダムとしてVが始まるまでに少年期を過ごす、いわゆる『TVアニメでガンダムやってない』時期にガンダムファンになった、騎士&武者ガンダム派というニッチすぎる派閥だったのだ。
流石に『ウッソ君の大発明!騎士Vガン7束ビームサーベルによる必殺V時斬!』が、ネタでも実現不可能なため(彼はボンボン版ウッソが好きと言う業を背負っていた)他のガノタとは違った角度から物事を見れたのだ。
こうしてデコプチによる『ぼくのだいすきなMSじつげんけいかく』を果たした、夢幻会のガノタ諸兄は地球の日本領土の一角をサバゲー会場として整備し、休日になると思う存分デコプチに乗ってガンダム戦争ごっこを満喫するのであった。
のちのガンダムファイトである。
66 :62:2016/09/26(月) 22:35:51
なお、宇宙からの参加者は資金を出し合い往還機テンプーションを作り、いつのまにか、なかった白目が追加された機長を雇い満喫していた。
だがたまに『機長に二度殴られたい』と言い出す馬鹿がいたため、彼は結構苦労していた。(胃壁的な意味で)
73 :62:2016/09/26(月) 22:50:08
長谷川さんのマンガ、逆襲のギガンティスで木星圏でSD騎士ガンダム(プチモビ)に乗って作業するジュドーがおり下記のような会話があります。
「それにしてもこのデコプチってのはどうにかならないのか?」
「こうしないと売れないんだとよ」
以上の会話から車のようにプチモビにも外観から好きになってその企業の製品を買う層が一定数いると考察してみました。
もちろんこの後待っているのは、マクロス派やむせる派など他ロボット作品ファンのデコプチ作製依頼であり、サバゲー大会名がガンダムファイトからSRWになるのは確定でしょう。
もうちょいお金持ちになるか、コロニーの建設コストが下がれば、無重力コロニーを使った宇宙空間サバゲー会場でヤマトや銀英伝のデコプチ艦が出られるのですが。
最終更新:2024年03月07日 00:30