909: ゴブ推し :2016/11/18(金) 18:28:40
昨日、ナイ神父氏が出された原作世界と繋がったゲートネタの大陸世界との開戦までの流れ(?)みたいなものを書いてみたので投下します。

CE73年ゲート開く。場所はL1宙域。時期は運命開始前。9月頃?

L1宙域がデブリ帯となっていたことから両世界のジャンク屋が接触。大陸世界のジャンク屋が原作世界のジャンク屋の襲撃を受ける。
大陸世界、軍が出動(これに逸早く対応するのはやはり大洋か?)。原作世界のジャンク屋を捕縛。同時にゲートの存在を確認。

大陸世界の各国上層部はゲート存在を認知し、夢幻会は捕縛したジャンク屋の尋問からゲート先が原作世界だと判断する。
一方、原作世界もジャンク屋からの情報を通じてゲートの存在を認識。調査に乗り出す。

両世界が調査に乗り出したことで接触。
大陸世界は戦後再編された地球連合(理事国以外のスカンジナビアなどの中立国も加盟。旧国連に近しい物)の単一での接触を試み、原作世界は地球連合並びプラント他、オーブ、スカンジナビアなど各国代表による複数の国家群として接触を行う。

会談を重ねて明らかになった互いの世界の情勢に各国は騒然。特に原作世界は紛糾。
また先のジャンク屋の一件を原作世界のジャンク屋ギルドは問題視し、大陸世界に逮捕者を事情を知らなかった故に情状酌量の余地があるとして、減刑ないし釈放を要求。代わりに被害者や遺族に対して見舞金、保証金を支払う事を提示する…という意外にも真っ当な対応してくる(これは非が一方的に原作世界にあり、死者も出ていた為)。

大陸世界の事情を知った原作の連合国は、再度プラントを占領すべきだという意見が熱を帯び始め。
プラントは、大陸世界の同胞を救えという声が俄かに大きくなり、過熱する。
この両者の熱は、先の大戦での講和への不満とコーディネーター優位思想が混じりプラント側が圧倒的に大きく。世論を抑えられなくなったデュランダルはやむなく派兵を行う。
ただし、デュランダルは向こうのプラントを解体に追い込んだ大陸世界の連合を強く警戒しており、切り札であるミネルバ隊を温存。

第一次ゲート宙域会戦。
派兵を決定したプラントの動きは大陸世界側も察知しており、ゲートに展開したこちら側の宙域で迎え撃ち、原作ザフト軍を壊滅に追いやる。
なお大陸世界での迎撃を選んだのは、原作世界にある負債補正を警戒した大洋…ひいては夢幻会からの提案があった為。

侵攻を受けた大陸世界にて今後の対応が話し合われ、報復や逆侵攻も検討されるが、大洋が―――負債補正や訳の分からない原作設定を警戒して―――酷く消極的な事もあり、ユーラシアもこれに倣い、大西洋も消極的な大洋を見て何かあると察知して両国に同意する。しかしジブリール派の影響が大きい東アジアは頷かず、向こうのプラントを殲滅すべきとして派兵を主張。
結果、東アジアが先の大戦でのことも懲りずに単独で宇宙艦隊を派遣(核兵器も当然搭載)。
これに原作プラントは先の敗北による戦力低下があれど、ヤキンドゥーエ要塞での水際での防衛に成功。辛くも勝利する。

このゲート宙域の戦闘と東アジアの派遣によって、両世界は捕虜を通じて互いの世界のより詳しい情勢を知り、また有する戦力もある程度把握する。

910: ゴブ推し :2016/11/18(金) 18:29:44
原作世界でプラントの戦力低下を見てとった連合がプラントに宣戦布告。
会戦理由は「友好的接触を求める並行世界諸国へ悪辣な侵略を行ったプラント…コーディネーターはやはり危険であり、向こうの世界同様に解体すべきである」と大まかにはそのような感じである。
大陸世界の東アジアに続いての連合の侵攻であるも、ミネルバ部隊の奮戦もあってプラントは迎撃に成功。
このミネルバ部隊は、ゲート発生による混乱もあって強奪事件が起こらなかったので原作以上に戦力が強化されている。

その後、原作世界は多少差異はあれど概ね原作通りの展開となり、全体的には連合に押されながらもミネルバの局所的な活躍が大局を覆すに至り、ベルリン虐殺とロゴスの暴露による大義を得たデュランダルは一時世界を手中に納めかけるが、歌姫騎士団に討たれる。

この状況をゲートを越しに観測していた大陸世界は、どうしてそうなるという展開に大部分の者は唖然としていたが、夢幻会はこれらの動きを見て負債補正やターミナルという怪しげな組織がある事を確信。要注意として不干渉を貫きながら警戒を強める。

物資と人員の移動を制限した相互不干渉条約が大陸世界と原作世界で結ばれる。
これは異なる世界同士が過度に関わり合うのは宜しく無い、または如何な影響があるか不明で危険だとして提案され、結ばれたものであるが……プラント、つまりラクスにしてみれば、時間稼ぎや防諜の意味があった。

ラクス・クラインは冷戦という状況で睨み合う大陸世界を危険と感じ、いずれ此方に侵略してくるとも、また平和を望まない愚かな指導者によって誤った方向へ進む世界だとも考え―――これを正すべきだと思い、願っていた。
しかし、得た情報や先のゲート会戦で結果を見るに、現状のこちらの戦力では勝ち目が無いとして今しばらくの忍耐を選んだ。
そう、信用するバルドフェルドやアスランにダコスカ、そしてマルキオにそのように進言されたからだ。
また、プラントの実権も完全ではなく。主導的な政治家やロゴスという財界人を失った旧連合各国の混乱が続いていることもある。

そうしてラクス・クラインは一年かけてプラントの実権を掌握し、ターミナルを通じて三年かけて旧連合の政治・経済・軍事を己が手中に納め。
さらに二年以上かけて戦力を整えて、満を持して大陸世界へ宣戦布告する。

―――平和の為に、と。

以上です。
半端に長くて投下を分けなくてはいけなかったのが、どうもあまりに良くないような…。
とりあえず、これを叩き台にすれば話を作り易いかな?と思いますがどうでしょうか?

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最終更新:2016年11月21日 11:18