759: 霧の咆哮 :2016/11/23(水) 21:02:25
○ユーラシア連邦の特務部隊・ガンダム組及びそのパイロット・新型案


  • ハイぺリオンガンダム1号機
『武装』
ビームキャノン×2
ビームサブマシンガン×2
ビームナイフ×2(銃剣タイプ)
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×7

『解説』
原作ではバッテリー動力で、エネルギー節約から武装群はエネルギーカートリッジ方式だったが、こちらでは大洋連合から核融合炉を融通されてる為に最初からビーム兵器の制限は無くなった。
それ故、所謂スーパーハイぺリオン状態が最初からデフォ。機体カラーもそのまま。
(メガ粒子砲系は火力や射程とかは普通のビームより上回る代わり、弾数制限が付いたものと、宇宙世紀系の原作戦闘シーンからは解釈したので、この世界でも同様と一先ず判断)
カナード・パルスがパイロットを勤める1号機は当初想定された形に最も近いタイプで、一番オーソドックスなハイぺリオンの姿。
原作ではサブマシンガン2丁の際は合わせてビームナイフ×6となり、こちらでも最初はそうだったが、リーチの短いビームナイフばかりそんな数は不要と、テストパイロット達で意見が一致。
よりリーチが長く使い易いビームサーベルを2本、信頼性が高くビームシールドの突破も可能なアーマーシュナイダーの2本と入れ替えた。
後者はザフトがビームシールド関係の技術を開発した場合に備えた一面もある。
サブマシンガンに備え付けられたナイフは原作では銃身とセンサーの中間で隠し武器のように装備されたが、こちらでは銃身の下部に装備し銃剣として使い易くされている。


  • ハイぺリオンガンダム2号機スナイパーカスタム
『武装』
右背部折り畳み型対MSスナイパーリニアキャノン
左背部観測用大型センサー兼小型ミサイルランチャー
大型ビームガトリングガン
ビームライフル
ビームナイフ(銃剣タイプ)
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×7

『解説』
ハイぺリオンで遠距離からの狙撃支援及び多数の敵を効率良く相手する為の改修バリエーション。機体カラーは全体的に緑っぽくアレンジ。
右背部のビームキャノンを折り畳み式の長大なリニアキャノンに換装し、頭部も狙撃用のヘッドギアを装備(ガンダムデュナメスのように狙撃の際にはヘッドギアが下がる)
レールキャノンはその長さから取り回しは良いとは言えないが、対艦用では無く対MS用として最初から設計された分、同じ狙撃型ワンオフ機のジャッジメントガンダムの物よりも威力や射程は低いが、命中精度や連射性能はこちらの方が上である。
左背部は狙撃の為の観測用の大型センサーに換装され、牽制向けのミサイルランチャーも装備。
ビームガトリングは両手で支える大型で、対艦用も想定された分、連射力だけでなく威力もガトリングにしては高い。
MSが直撃を受けた場合、対ビームコーティングされた盾を構えても、その盾ごと纏めて削り切る。
連射系の武器はガトリングが有るので、汎用性重視でビームサブマシンガンからビームライフルに変更。
このライフルにも銃剣タイプのビームナイフを引き継いでいる。
ライフルやサブマシンガンはハイぺリオンは腰部アタッチメントに基本的に係留している。
重武装化してそのままでは落ちる機動力を補う為に脚部スラスターも両足に追加されている。
基本的にスナイパーは隠密性を重視した改修を行い、射撃しては移動を繰り返す物だが、2号機はビームバリアで割と目立つので、全方位バリアで敵の狙撃を防ぎながら逆にカウンタースナイプを仕掛けて敵のスナイパーを潰す役目もこなせる。

760: 霧の咆哮 :2016/11/23(水) 21:03:20
  • ハイぺリオンガンダム3号機ガンバレルカスタム
『武装』
有線式ガンバレル×6
(2連装ビームガン及び1対のビームカッターをそれぞれ装備)
ビームライフル
ビームサブマシンガン
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×2(腕部にのみ)

『解説』
ハイぺリオンの高機動戦及びガンバレル改修バリエーション。機体カラーは全体的に白っぽくアレンジ。
ユーラシアはメビウス開発のおり、大西洋連邦と共同開発していたが、大西洋がガンバレルストライカーやエグザスを原作で開発したように、こちらでも独自に研究を重ねていた。
大洋連合からの技術支援も有り、一足早くガンバレルの小型化に成功し、同時期に大西洋が開発したガンバレルストライカーの1,5倍の数を搭載。
逆に言えば有線操作故に、線が絡まる可能性も増えた上に、結局特殊な空間認識能力者が必要なことも変わらなかった。
ストライカーパック及びメビウスのような運用は考慮してないため、ガンバレルストライカーに有る機首パーツとその武装はオミットされている。
手数と汎用性の両方を重視して、ビームライフルとビームサブマシンガンの両方を装備。
ビームキャノンがオミットされて低下した火力はガンバレルと手持ち武器の手数と三次元戦法で補う。
ビームシールドが全方位に張れなくなって低下した防御力は、ガンバレル部のスラスターや肩や脚部に追加されたスラスターで機動力を上げて回避力で補う。
この時期ではガンバレルないしドラグーンを槍のように突撃させる発想はまだ無い為、そういう意味でも意表も付ける。


  • 重武装サブフライトシステム「ドルガイスト」
『武装』
大型クロー×2
クロービーム砲×2
武装アタッチメント複数
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×5(前部・上部・両側面・底面)

『解説』
ザフトのグゥルや大洋連合のドダイのようなMSを効率良く直接輸送する代物は既に開発されていたが、それらはコスト重視の為に如何せん脆く、武装も大した代物ではなかった。
それらに機動性を維持したまま重武装を施し、MS直衛の火砲支援や防御ユニットとしても活用しようというプラン。
ベースとなったのは開発中の大型MAゲルズゲーの下半身。
あれもこの世界ではコスト削減の一環でザクやドムの上半身を流用して開発中だが、そのMSの上半身を置く周辺を改良し、MSが乗り込めるように。
脚部もSFSとしての利用なら不整地走破用の虫のような足は不要なので周辺を可動スラスターに。後部にも推進力強化として大型スラスターをと、改良を重ねた結果。
残されたクローと胴体部の基本系以外は原型を留めなかった。
初期装備は大型クローとクロービーム砲にビームシールドのみで、パイロットの要望に応じて武装アタッチメントに外付けの武装や手持ち武器の予備を換装する。
クローは可動範囲も射角も広く、ゲイツ程度なら殴り潰せるパワーを持ち、ビーム砲の威力も高いと評判は良い。
接近戦を仕掛けてきた相手をシールドやサーベルで受けとめてる間に、クローで掴んでグシャッと潰したり、四肢を潰して捕獲した事例も。
性能自体は高く纏まってて評価されたのだが、ビームシールドや武装換装方式などで高コスト化に繋がり、元々そこら編は質を高める為の計画で考慮済みでは有った。
それでも新型MSや新型MA開発、新型量産型軍艦やイズモ級のデータを元にユーラシアオリジナルの新型特務艦を開発すると言った、予算が必要な計画はまだまだ存在したので、生産数は少数に留まった。
主にエースや強襲任務を主とする精鋭部隊などに配備された。

761: 霧の咆哮 :2016/11/23(水) 21:04:08
  • ヤークトハイぺリオン
『武装』
ビームキャノン
頭部外付けバルカン×2
ビームサブマシンガン
大型シールド
ビームナイフ(銃剣タイプ)
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
右背部光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」
左背部武装アタッチメント

『解説』
原作でハイぺリオンGと呼称されていたハイぺリオンの量産型。それの大陸SEEDバージョン。
ヤークトはドイツ語で駆逐の意味。
この世界でのハイぺリオンからの改良データで、こちらもビームナイフ5本からビームサーベルやアーマーシュナイダー装備に変更。
エネルギー面は核融合炉で解決されたが、やはりコスト面の都合でビームシールドも減らされたりと、武装構成は大体原作通り。
頭部外付けバルカンはガンダムマークⅡと同じ方式。人によっては外すし、オリジナルハイぺリオンにも装備可能。
左背部はミサイルランチャーやガトリングやキャノン砲を直接装備したり、対艦刀やスナイパーライフルやバズーカといった手持ち武器をマウントしたりとパイロット次第で仕様は変わる。
頭部は原作のダガー系を思わせるバイザータイプから、こちらでは大洋連合からジオン系技術を参考にしているためモノアイタイプに変更されてるので、モノアイガンダムみたいな形になっている。
原作では量産時期が種運命の頃にズレこんだが、こちらではゲルググ系と並ぶ高級量産機としてユーラシア部隊を支えている。


◇特務部隊X
『解説』
原作では身も蓋も無く言えばカナード絡みでアストレイのお話を展開する為に用意されたユーラシアの特務隊。
そちらではアガメムノン級空母1隻とドレイク級駆逐艦2隻程度の小艦隊で、艦載機もハイぺリオン以外はメビウスのみと部隊の質は高いとは言えなかった。
こちらでは大洋連合がアーガマ級を中核とした精鋭特務部隊で戦果を挙げていた影響を受け、ユーラシアでも新設された部隊。
指揮官はダグラス・ローデン大佐(出展はガンダム戦記のジオン側司令官)
オーブから接収したイズモとクサナギを2隻セットで運用。イズモとクサナギはそれぞれ、リシュリューとティルピッツと改名された。
イズモ級はもう2隻いたが(ツクヨミとスサノオは種の頃じゃ未完成と判断し、こちらはアメノミハシラにいた分)
1隻は技術解析の為に解体されてるが、もう1隻はナンバーズフリートで運用したい、基地直衛に残したいやらで揉めてそちらまでは回されなかった。
お供としてドレイク級やネルソン級の同行も検討されたが、イズモ級の足に付いてこれないので、艦隊の機動力を重視して2隻のみにされた。
2隻だけでも最大MS32機分、3個中隊近くを搭載可能なのと、艦載機部隊の質の高さやイズモ級の性能の高さから戦力は十分と判断されたのも有る。
(イズモ級の搭載数は12~20機と資料がはっきりしないので間を取って一個中隊+αの16機を採用)
特務隊として始動後、ザフトのパトロール艦隊や海賊や傭兵を何度か撃破したが、ボワズ攻略戦にも本編の画面外で参加。
乱戦ではぐれたカナードのハイぺリオンがミハイルのルーラーと交戦していたのと同時刻。
ハイぺリオン2号機や3号機も、サトーのヒンメルやホーキンスのデカディメントと交戦し、足止めされていた。
特務隊始動前にオーブ宙域攻防戦にもハイぺリオン3機、テストも兼ねて先行配備されたヤークトを6機引き連れて画面外で参戦していた。
母艦は専用の物がまだ無かったので、アガメムノン級に纏めて乗り込んで艦隊に同行した。

特務隊艦載機の内訳
ハイぺリオンガンダム
ハイぺリオンガンダムスナイパーカスタム
ハイぺリオンガンダムガンバレルカスタム
ドルガイスト×3機以上(ハイぺリオンだけでなく、ヤークトの隊長角辺りも使用するかもな想定)
ヤークトハイぺリオン×12機
リックドムⅡ×12機(リックドムの強化型と想定)
ヤークトの配備を優先された代わりに、ゲルググ系は回ってこなかったとした。
少数精鋭なので、部隊の損耗を抑える為に防御力の高いヤークトがゲルググより優先された形。
ヤークトの方にケン他、ジオンガンダム戦記小隊が乗っているが、他のネームドもいるかどうかは未定。

762: 霧の咆哮 :2016/11/23(水) 21:10:02
◇ボルス・カミンスキー
乗機はハイぺリオン2号機スナイパーカスタム
人種はナチュラル。
年齢は40ほどのロシア系出身な渋いおじ様。階級は少佐。特務隊XのMS部隊総指揮官。
(外見の参考モデルは残念ながら思い浮かばなかったんで各自でご想像してね)
実はこれでもモーガン・シュヴァリエよりは若い(あいつ何と48歳と、MSパイロットとしちゃかなり高齢)
性格は豪放磊落で寛仁大度な軍人、つまり豪快で器がでかくて、面倒見が良い頼りになる大人をイメージしたら大体あってる。
元の所属はユーラシア陸軍欧州方面部隊で元は戦車乗り。
外伝でブラウン達がアンドリュー・バルトフェルドとの決戦前に言っていた、次に来る新米(MSパイロットとしては)の中に彼もいた。
あの砂漠の虎との大決戦に間にあわなかったことを悔やんでいた。
ユーラシアアフリカ方面MS部隊が壊滅した後、ゴブリンやザクⅡを駆り、双軍共に戦力再建中で小競り合いに終始していたが、その中で着実に戦果を挙げていた。
それがハイぺリオン開発チームの目に留まり、カナードは元々特殊な境遇で、ローゼマリアは宇宙軍所属で特殊な資質持ちの若手軍人。
その2人とも違う、陸戦に長けたベテランエースからの意見も聞きたいし、腕も申し分ないと手回しされ、ユーラシアがアフリカ方面で大反抗に出る前からザフトをアフリカから叩き出した間のどれかで、そちらに転属された。
元が戦車乗りなだけに、遠距離からの撃ちあいを好み、その射撃技術の高さもスナイパー系装備のテストパイロットとして相応しいとも判断された。
妻子持ちで二児のパパ。子供は長男が丁度カナード位の年頃なせいか、あれこれ気にかけており、その様子はまさにビッグダディ。
ドルガイストはあくまで移動の為の足、火力支援役、いざという時の囮にするための盾と割り切った使い方をしている。
専用ドルガイストの武装構成は、大型ガトリングの予備や自分の機体でオミットしたキャノン代わりのビームランチャーと言った大火力武器を好む。

763: 霧の咆哮 :2016/11/23(水) 21:11:31
◇ローゼマリア・フォン・リハルトブルク
乗機はハイぺリオン3号機ガンバレルカスタム。
人種はコーディネイターだが、あくまで遺伝子治療の都合でコーディネイトしただけで基本資質はナチュラルと変わらない。
(この世界じゃ大洋とユーラシアでは遺伝子治療限定ならばコーディが合法らしいので)
年齢は22ほどの若手。階級は中尉。
(外見や性格の参考モデルは艦これのグラーフ・ツェッペリンをイメージしてくれれば良い)
フォンの名前の通り実家はユーラシア有数の大貴族で、そこの三女と実は物凄いお嬢様。
実家は長女長男や次女とかに任せれば良いや、自分はノブリスオブリージュ的に少し古い考えかもしれないが軍人になろうと軍に志願。
家族からは猛反対されたが何とか押し切った。
特殊な空間認識能力や対G耐性や情報処理と言ったパイロットに必要な資質が飛びぬけており、士官学校卒業後、貴重なガンバレル適性者ということでユーラシア宇宙艦隊に配備され、メビウスゼロを駆って世界樹攻防戦から戦い抜いてきた。
そこからメビウスゼロ→ザクⅡ→ドムもしくはハイぺリオンと乗り継ぎ、開戦初期から実戦参加しているから、ハイぺリオントリオで対MS戦闘に関しては戦歴は一番凄い歴戦の兵士。
モデルとなっているグラーフより更に面倒見が良いというかお艦属性が強まっており、泣き喚く子供ような、虐待を受けた狂犬みたいなカナードを気にかけ、メリオルやボルス達と共にあれこれ面倒を見ていた。
カナードの境遇をどうするか、終戦後に研究所に逆戻りとかなりそうなら、ダグラスやボルス達とも相談して、最終手段として実家の権力に頼ってでも何とかする気である。
開戦初期から奮戦してきたが、ハイぺリオンに乗るまでは味方の救助や援護と言った味方の損耗軽減を重視したため、エースの割に目立たなかった。
直接助けられてきた同じ艦隊からの支持は絶大だったが。
それまでの守護者的な戦歴と、ハイぺリオンに乗り換えた後ハイぺリオン本体とガンバレル、SFSのドルガイストを高度な連携操作で有機的に組み合わせた戦法が、あたかも猟犬(ガンバレル)を敵にけしかける隙に的確に射殺す狩人のようであり、彼女の部隊の母港名にもなっているアルテミスを連想させ。
(アルテミスは狩猟の神でも有る)
そこから『アルテミスの守護天使』の二つ名で称えられた。
なお、本人としちゃ既に成人もしてる身なのに、皆から天使天使我らの大天使言われて顔を真っ赤にするほど恥ずかしがっているのだが。
実家の家族はその二つ名を絶賛したらしい。
3人の中でドルガイストを一番使いこなしているのが彼女。
乗ったまま戦ったり、分離して味方の盾にしたり、砲撃支援させたりで連携するも良しで、高機動戦にまで組み込む。
専用ドルガイストの武装構成はビームライフルといった手持ち武器を持たせて、武装を紛失した仲間へ渡したり。
(アタッチメントに付けた予備手持ち武器はそのまま機体火砲としても使用出来る)
追加スラスターを更に装備させて、本体やガンバレルに追従出来るレベルを目指したりも。

764: 霧の咆哮 :2016/11/23(水) 21:16:21
◇カナード・パルス
乗機はハイぺリオン1号機。階級は少尉。
原作通りスーパーコーディネイターの失敗作だので研究所生活を余儀なくされ、幼少期にラウ・ル・クルーゼらしき人物に遭遇してキラ・ヤマトへの執着と対抗心も育っていた。
しかし、ハイぺリオンガンダム開発計画に参加して以降は、ユーラシア自体原作よりコーディネイターに寛容かつ戦況にも余裕があるからか、周囲の人間はカナードに親身に接してくれる暖かい人が多かった。
彼の上司もとい司令官も、原作では僻地に飛ばされたり要塞が壊れて自棄っぱちな堕落したガルシアではなく、まともな要塞司令官かつ、部隊司令のダグラスも至って常識的だったのも理由の一つ。
研究所の連中みたいな人間しか知らなかったカナードは最初は戸惑うばかりであったが、ローゼマリアやボルス達との交流は彼の凍てついた心を徐々に溶かし、種運命時のような更生した状態に近づけている。
同僚のハイぺリオンパイロットが2人とも面倒見が良くて、しかもカナードと同等以上の戦闘スキルを持つから孤独感や周囲を見下すような感情も減り、尊敬出来るような人物に出会えたというのも影響の一つだろう。
原作で彼を慕い、部隊ごと脱走に付き合ってくれたメリオル(カナードの原作での副官もしくは母艦艦長な女性)にも早目にデレ始めて、彼女の内心をキュンキュンさせている。
彼の心が満たされるにつれ、心中におけるキラへの敵意とかの割合も下がっている。
現実的な問題、件のキラ・ヤマトは友軍の大西洋連邦のエースとしてバリバリ活動しており、原作のように付け狙える状況ではない。
自分の身勝手な拘りのせいで仲間に迷惑をこれ以上かけるのも、的な抵抗感も芽生え始めていた。このままいけば、種運命時のようにキラ関係で割り切れる日も遠くない。
終戦になれば自分の境遇はどうなるのか、まだ研究所暮らしかと不安を内心覚えているが、裏で救助計画みたいな物が進行している事実をまだ知らない。
ドルガイストは彼の戦法にあんまり合わず、移動で使った後は大体パージして母艦に戻すか後方に下げ、ハイぺリオン単体で戦うのも好む(ボワズ戦の時にも使っていなかったように)
専用ドルガイストの武装構成はミサイルランチャーや拡散ビーム砲といった瞬間火力を広範囲に叩き込む系を好み、それで敵の勢いをくじいてその隙に突撃する。


以上です。
最初はハイぺリオン3号機とパイロットのみ考えて、2号機は原作通りだったんだけど、それじゃ荒鷹(笑)が完全に埋もれて詰まらなくなったので、2号機周りも大幅に変更。
で、折角大洋連合が特務隊としてアーガマ級を纏めて運用し、ユーラシアも特務艦クラスのイズモ級を手に入れたなら、折角だし原作で特務隊扱いだったカナード隊にもテコ入れしてたらこうなった。
いつのまにかカナード救済の方向に。まさに筆が滑った。
荒鷹もといバルサムは実力はあくまで平凡だから、この世界じゃユーラシアのどこかの部隊で一兵士としてザクⅡ辺りに乗って彼なりに頑張っているだろう。
一応、ハイぺリオンの性能に溺れて驕る前は性格まともだったらしいし。
書き忘れたが、ドルガイストはコクピットは無い無人機で、機体側から操作されている。つまりグゥルと同じ(宇宙世紀のSFSの中には有人で操作する奴も有るが)

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最終更新:2016年11月28日 11:14