639: リラックス :2016/12/10(土) 11:01:00
金ピカMSにロマンを感じてでっち上げてみた。
こんなMSがあってもいいじゃない(二回目)

百式

ムーバブルフレームとAMBACのデータ取りのため大洋が試作した実験機。
12基の姿勢制御バーニアに加え、バックパックのウイング・バインダーの相乗効果により高い運動性能を誇る。
また、バックパックは任意に着脱、変更が可能であり、ストライカーパックシステムを意識していた形跡が見られる。
型式番号はムーバブルフレーム搭載型MS完成前の実験機ということでXMS-001とするべきという意見もあったが、開発現場などでは最初期に暫定的に使われたXMS-100を使用する(注1)関係者が多く、そこから百式とアダ名が付くことになった。

外装
この機体の最も特徴的なものとして金色の外装があげられる。
これは耐ビーム・コーティングとしての効果を持つエマルジョン塗装の一種であり、資源衛星で偶然発見された特殊材料を調合し生成された皮膜剤を用いた「真正コーティング」が施されている。
しかし、未対策のMSよりは確かに耐久性は向上するものの期待されて性能には届かず、時期主力MS用に開発されたビームライフルを用いて耐久性試験を行った所、同じ場所に3発被弾すると耐えられなくなることが確認され、コストパフォーマンスの点から考えると素直にルナチタニウムを用いた方が良いと最終的に判断され、このカラーリングは同機のみの特徴となった(注2)。

当初はこの機体をベースに可変MS「Δガンダム」の開発も計画されていたが、変形時のバインダーの耐久性及び駆動部のストレス、ムーバブルフレームの強度の問題が解決できず、可変機としての開発は一度断念された(注3)。



注1、同時期にムーバブルフレーム未搭載のMSがMS-000シリーズと非公式ながら区分されていたことが由来と思われるが実際のところ誰がどういう経緯で呼び始めたのかは明らかではない。

注2、かと思われたがオーブで回収された新型装甲持ちのMSが同じようなカラーリングとなる可能性があった模様。

注3、その後ムーバブルフレームの改良により開発が再度進むかと思われたが、その前に傑作と謳われる可変MS「Ζガンダム」が完成したことにより、Δガンダムの開発は完全に中止となった。

タグ:

設定 大陸SEED
+ タグ編集
  • タグ:
  • 設定
  • 大陸SEED
最終更新:2024年03月05日 21:16