440: ゴブ推し :2016/12/08(木) 23:26:20
EMS-05 リゲルグ

全高:19.8m
重量:37.8t
出力:2690Kw
動力源:ミノフスキー型熱核反応炉ないし核エンジン。
総材質:ルナチタニウム合金(γ)
武装:ビームアサルトライフル。ビームサーベル。ビームスポットガン(サーベル機能付き)。第二世代型アルミューレ・リュミエール×3。その他多数。

『EMS-01ゲルググ』系列の後継発展機。
先の大戦において傑作機であったゲルググJの設計をベースに完成を見たムーバルブフレーム他、様々な新技術を投入・実装した量産MS。

ムーバブルフレームとは、MS開発の大家である大洋連合が大戦中に開発した当時において全く新しい設計概念をもった稼働するMS用フレームでの事であるが、ユーラシア連邦もまた『EMS-02ギャン』の開発途上にて偶然にも部分的に類似する機構を関節部に取り入れており、これを独自に研究・発展させる事で大洋の手を借りずについに本機において量産機への実装に至り、ルナチタニウムとリニア・シート(これらは残念な事に大洋提供であるが)などの技術投入によって第二世代MSとして完成した。

背部のバックパックは主に宇宙用と大気圏用の二つがあり、大西洋機と同様に換装方式を採用している。
このバックパックの主推進機にはユーラシア連邦が各国に先んじて開発に成功した最新の航宙装置『ヴォワチュール・リュミエール(以下V.L)』を応用したPIP(推進剤非依存推進)も可能な非常に高推力のスラスターが採用され。腰部にもAMBAC肢として機能する同技術が組み込まれた大型スラスター…テール・スタビレーターが追加されている。
ムーバルブフレームを含め、これらの技術の投入と各部姿勢制御スラスターの強化とアビオニクスやOSの発展により、本機は前世代機とは比較にならない高い運動性・追従性・反応速度・機動性を持ち、J型の外見を持った全く別のMSと評を受けている(実際その通りなのだが)。

またそれらに加え、第二世代型『アルミューレ・リュミエール(以下A.L)』を実装した初の量産MSでもある。

第二世代型A.Lとは、大西洋機にも見られる『ゲシュマイディッヒパンツァー』の技術を独自に応用し、A.L発生器の前方数m以上先にコロイド粒子を放出してエネルギー誘導力場の形成を行い、その位置…発生器や搭載機から離れた位置により広い範囲にアルミューレ・リュミエールの展開を可能とする次世代のモノフェーズ光波防御帯のことである。
しかし、これだけの機能ならば前世代型より多少便利なった程度と、それほど変わりないのだが、第二世代型の真価はこれを応用した特殊波長を持った防御帯による空気抵抗の軽減…流体制御や空力制御である。

本機には上記の第二世代型A.Lが両椀部及び胸部に搭載されており、胸部にある発生器によって前方180度の範囲(最大8m程の離れた位置に力場形成が可能)に機体を覆うように防御帯の展開が出来、これによる空気抵抗の軽減と。プラントから接収した『ZGMF-X09 ジャスティス』のフライトユニット『ファトゥム-00』の設計データを参考にV.L技術を導入して開発された高性能な大気圏内用のフライトバックパックへの換装と、本体腰部にあるテール・スタビレーターも加わって上空10kmを最大マッハ2.2の速度で飛行できる。
これに加えて、両椀のA.Lを使用する事で左右上下に変則的な機動も可能となっている。

なおこうして実現に成功したものの、ディンの実例があるように不合理としか言えない、人型での飛行性能の獲得をユーラシアが目指した理由は、

大洋のような複雑な機構を持つ可変機の配備は、生産及び運用コストが大きくなると予想された事。
大戦期のアッザム開発過程で光波防御帯による流体制御の可能性が見えた事。
MSとMAや艦艇への光波防御帯搭載によるA.Lの生産・普及が進んだおかげでコストダウンが見込めた事。
そしてV.Lの実用化が見えた事。

…などそれらがあったと言われている。

ただ何にしろ本機は第二世代機への移行と共に、様々な技術を投入した事によって非常に高い…特に機動性と防御面では各国より秀でた性能を有する事になった。

武装面に関しては基本的に前世代機の物を発展させた兵装を扱うが、換装するバックパック次第では大きく追加される。
動力は大洋製の融合炉か、ユーラシア製のNJC搭載型の最新の核エンジンのどちらかを搭載している。

73年にロールアウトした本機であるが、75年以降にユーラシア連邦がミノフスキーテクノロジーに手が届いた事や、これに伴う大洋から提供されるメガ粒子技術によってIフィールドとメガ粒子を応用した第三世代型A.Lへと後々に換装される事となる。

441: ゴブ推し :2016/12/08(木) 23:26:58

EFU-02 グランツシュヴァルベ(G・シュヴァルベと略称)

全長:10.12m
重量:7.22t
装甲材質;ルナチタニウム合金(γ)
動力:高性能バッテリー
装備:アルミューレ・リュミエール×2

煌めく燕という名を付けられたユーラシア製MS用の大気圏内用のフライトバックパック兼サブ・フライトシステム。
ユーラシア連邦がプラントから接収した『ZGMF-X09 ジャスティス』のフライトユニット『ファトゥム-00』を元に開発。
元がグゥル系列のリフターシステムである事からハイペリオンと同時期に開発された『EFU-01 ドルガイスト』と同様、サブ・フライトシステムとしても一応運用可能であるが、そのように使用されることは滅多にない。

最新の推進装置V.Lの実装によって推進剤が不要で且つ大出力を望める事から、航続距離が長く、高度も大きく取れるが、本機単体では内臓バッテリーによって稼働している為にそれらは大きく制限される。

装備は機首のA.L二つのみだが、機体上部でハードポイントが四つあり、ビーム砲やレールガン、ミサイルなどの搭載が可能である

442: ゴブ推し :2016/12/08(木) 23:27:37
以上です。
リゲルグは原作と違ってJ型の外見となり、肩も変に伸びてません。あの肩部はどうも格納庫のスペースを無駄に取るように思えて時分的にはイマイチなので。

A.Lは原作ではユーラシア特有の技術でしたから、大洋より進んだ技術を持てると思って自分なりに発展ものを形にしました。
V.Lも種寄りの技術なのでUC系を始めとした他世界線の技術開発にリソースを割く大洋よりも先んじれるのでは?と思い、ユーラシアのパテントとしました。

これらの組み合わせの結果、なんちゃってクスフィーガンダムになっています。テール・スタビレーターはGP-03のステイメンですが。

…というか、正直に言いますとクスフィーの設定を元にしました。
ビームバリアによる空気抵抗の軽減は光波防御帯でも出来そうだったので、ならA.L技術に優位があるユーラシアならやるだろうと考えました。
大洋の転生者はこれを見てクスフィーかよ?と呟きそうです。
某ヴァイスリッターのように高機動・砲撃戦を得意とし、結構性能がエグくて一見すると高コストのハイエンド機に思えますが、この73年頃になるとA.Lも標準装備ですし、ユーラシアもMS製造に慣れているでしょうから普通に量産されてます。
V.Lも多少手間が掛かる程度で、量産が進むにつれてコストダウンするとしてます。

ちなみにムーバルブフレームやリニアシートと第二世代型A.Lのテスト機としてハイペリオンの後継機が開発されたとも考えてます……が、霧の咆哮氏がハイペリオンの後継機を構想しているとも思い、今回見送りました。
基本的に実験機なのでMarkⅡの設定を踏襲してチタン・セラミック合金のままで、余り特徴のない機体としてテストを行っていたとしてます。

グランツシュヴァルベは、戦後のMSは飛行能力を持たせるのがデフォなので、これをどうするか考え、V.L同様に種から良いものが無いかと探した結果、一番良さそうなのがジャスティスのリフターだったので、それを選びました。
他のは大西洋とどうしても被りますし、M1のシュライクは機動性に難がありそうでしたし、グフのは武装が追加できそうになかったですし。
外見は運命の無限大の方ではなく、無印の正義の物から翼を外した感じのものになってます。腰部のテール・スタビレーターの物と合わせたV.Lの高推力だけで空を飛んでいる訳です。
SSFとして余り使用されないのはその為です。やや不安定なので。

あと形式番号ですが一応空きを作ってあります。ガルバルディの誕生は微妙ですが可能性はありますし、リックディアスを推す声もありますので。

次はギャンの後継機と水中用MSを書こうと思ってます。

553: ゴブ推し :2016/12/09(金) 19:10:21
ナイ神父氏にこれ以上迷惑をお掛けする訳にはいかないので、リゲルグは没にします。
スレの皆さまにもご迷惑をお掛けしました。すみません。

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最終更新:2017年01月16日 13:17