52: 霧の咆哮 :2016/12/24(土) 20:22:50
○戦後の東アジアの新型空戦MSと、大西洋の新型MS、スカンジナビア所属のエース


  • フラッグ
『武装』
トーデスシュレッゲン(頭部バルカン)×2
ビームライフル
ビームサーベル
3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
ディフェンスロッド

『解説』
東アジア共和国でイナクトに代わる新型制空型可変MS。
新型と言っても武装関連はほぼ同一で弾の共有化が図られてるし、内部パーツらも一定の割合でイナクトと共有してて、機体性能も近しい。
ただ、装甲関連の技術発展が進み、イナクトの最大の欠点、実弾防御が薄過ぎてマシンガンや機銃ですら少し食らっただけで撃墜されてしまうという紙装甲ップリが改善されている。
マシンガン等に多少は耐えられるようになったが、それでも継続して受け続ければ普通にやられるし、レールガン辺りが直撃すると即死するレベルなのは変わっていないが。
肝心の機動性や生産コストとかを落とさずに、機体の安定性や生存性が高まる事実は現場・後方問わず歓迎され、配備が進められている。
完成したのはCE76年頃で、ラクス軍の大侵攻開始時は東アジア空軍や海軍の飛行型MSの内、少なくとも5割以上はフラッグに置き換えられている。
イナクト同様、地上だけでなく宇宙でも戦える汎用性もあるので、宇宙軍にも一定数配備されている。
機体カラーは原作の水色系から、イナクトやティエレンに近い緑系に変更されている。

53: 霧の咆哮 :2016/12/24(土) 20:26:52
  • オーバーフラッグ
『武装』
トーデスシュレッゲン(頭部バルカン)×2
ビームライフル
ビームサーベル
3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
ディフェンスロッド

『解説』
東アジア共和国初の高級量産型空戦用MS。
セイバー他、他国の高級TMS機の脅威に長年苦い思いを抱いていた東アジアが、基礎性能で追いつけないなら多少(多少で済むとは言っていない)無茶してでもカスタムやパイロットの錬度で何とかしようと頑張って完成させた。
フラッグをベースに折角イナクトより高めた防御力を、再びイナクト並に落とすほどに機体の軽量化、新型スラスターやエンジンも搭載して機動力の向上を図る。
武装面の改良や追加は、そちらもあまり手を付けるとパイロットの機種転換の負担が増えそうなので、全体的に一回り強化する程度で追加は無し。
エンジンのリミッターを解除し、制御OSの改良も含めて関節部といった内部機構の整備性も犠牲に、東アジアが出来る限りでトコトン機動性や反応速度等を追求した。
その結果、火力はともかく機動性や格闘性能はアッシマーやトーラス、もしかしたらアンクシャも越え、理論上はゼータプラス達と戦った場合でも勝率は0ではないところにまで手が届いた。
なお、代償に装甲を犠牲にした打たれ弱さだけでなく、パイロットや整備陣に負担をかける機体として、経戦能力にも不安を抱えてしまったが。
格闘戦を仮にセイバーに仕掛けたとして、上手く避けないと腰部に蹴りを叩きこまれただけでボディが圧し折れそう。
それでもイナクトやフラッグの性能で満足出来なかった、東アジアが抱える本当に、他国軍よりも本当に貴重なエースクラスからは念願の高性能機なので歓迎された。
完成したのはCE78年頃で、乗りこなせるパイロットの稀少さから配備数は僅か15機と、増強1個中隊分のみ。
この部隊は名実共に東アジアが誇る最精鋭にして、虎の子扱い故にラクス軍との開戦時も投入時期は慎重に見極められてる。
機体カラーは原作同様に黒系。
そのカラーと東アジアに多数いる部隊の頂点に君臨する畏敬から、オーバーフラッグ使いは『黒翼隊』や『フラッグファイター』の異名を得ている。
通常のフラッグ使いは原作と違いフラッグが精鋭部隊向けでもないので、フラッグファイターと呼ばれなくなってしまった。

54: 霧の咆哮 :2016/12/24(土) 20:27:49
  • ウィンダムフォルテストラⅡ
『武装』
トーデスシュレッケン(頭部バルカン)×4
ビームマシンガン
ビームライフル
ビームライフルショーティー×2
ビームサーベル×2
大型ビームブレード
スティレット投擲噴進対装甲貫入弾×2
A52攻盾タイプE
2連装多目的ミサイル「ヴュルガーSA10」
各種ストライカーパック武装

フォルテストラⅡ部分
リニアキャノン(右肩)
ミサイルポッド(左肩)
腕部内蔵グレネード×2

『解説』
大西洋の新型主力MS、ウィンダムに追加装甲フォルテストラⅡを装備した機体。
前大戦において大西洋は精鋭やベテラン用にダガーLや105ダガーだけでなく、デュエルダガーフォルテストラを配備していた。
そのような追加装甲をウィンダムにも装備することで、ウィンダムへの乗り換えや内部チューンだけでは満足できない精鋭向けの機体に仕立て上げた。
追加装甲のコストや整備性の問題で配備された数は多くないが、その実績は運用した同軍や前大戦でアサルトシュラウドを増産していたザフトが証明しており。
追加装甲も腕部グレネードこそ追加されたが、それ以外はかつての物と同じような武装(勿論威力とかは技術発展で向上してるのだが)を継続していたので、前大戦で使用したパイロット達からも癖が近くて扱い易いと評判であった。
ストライカーパックにもなるべく干渉しないように装備されてるので、ストライカーパックとフォルテストラの両立もこちらでは可能になった。
しかし、装備位置の都合上、ランチャーストライカーやソードストライカー辺りの肩部や腕部装備に干渉してしまうので、そういう場合は事前に追加装甲の一部を外すか、逆にストライカーパックの一部を諦めるかの二択。
配備開始はウィンダムの配備から1年後位。

55: 霧の咆哮 :2016/12/24(土) 20:31:25
◇霧華(きりか)・ベルクルス
乗機はガンダムゼフィランサス。階級は中尉(ラクス軍との開戦時)
人種は第一世代コーディネーター。年齢は16歳(ヤキン戦役時)
己の過去は黙して語ろうとしないミステリアスでクールな少女。
その幼い年齢ながら女傭兵と言う過酷な職業に身を投じた理由も不明。名乗っている名前も傭兵ネームで本名ではない。
性格や外見イメージは強いて言えば長門有希(涼宮ハルヒの憂鬱)に近い。
戦時中はジンアサルトシュラウドに搭乗し、戦争終結まで戦い抜くも、機体性能差でかなり苦労していた模様。
苦労しながらも五体満足で生き残れている辺り実力は保障されている。
戦後、北アフリカや南米の混乱とか火種が無いわけではないが、傭兵業界自体が戦時中より全体的に下火になってしまったのも確かで、仕事が減少。
身の振り方を考えていたところに、スカンジナビア出身の数少ない友人から紹介・勧誘を受け、そのまま受諾。
下記のバン共々スカンジナビアのMS開発や教導に貢献。理路整然としながら、難解な物から簡単な物までなるべく分かり易く説明してくれる彼女の講義は訓練校や教習生からは人気になった。
本人も教師が向いてるのは意外な適性だったらしいが。
ラクス軍との開戦時はスカンジナビア軍でゼフィランサスをリミッター無しで乗りこなせる貴重なパイロットとして、バン共々活躍した。
因みにエースとしての純粋な腕ではバンに劣ると自他共に認めている。


◇バン・フライハイト
乗機はガイアガンダム。階級は大尉(ラクス戦争時)
人種は第一世代コーディネイター。年齢は18歳(ヤキン戦役時)
原作ゾイドのバン・フライハイトのこの世界の同位体。
性格や外見イメージもそちらを参考にして良い。
元々はザフト地上軍アフリカ部隊所属で、大洋・ユーラシア連合軍大攻勢時の撤退の最中。
部隊の隊長が戦死し、副官で有った彼が指揮を引き継いだが、戦場の混乱で本隊と逸れてしまう。
自機のラゴゥや部下のバクゥ数機と共にアフリカの大地を彷徨ってる最中に、同じように本隊と逸れたMS10機ほどの友軍(過激派オンリー)が北アフリカのとある町に略奪虐殺ヒャッハーしようとしている場面に遭遇。
思想的に穏健派であった彼と率いる部隊は対話で止めようとするも、大洋軍らの攻勢でナチュラル如きに大きな被害を受けたショックで錯乱気味な彼らには最早話が通じなかった。
やむを得ず、自分達の手で無辜の民を守る為に友軍を手にかけてしまう。
戦闘の気配を察知したユーラシア軍に追いつかれるも、助けた街の住人達からの執り成しも有って部下共々穏当に扱われ、その様子から投降を決断。
その後、戦時中は捕虜収容所で過ごし、戦後には解放されるも大洋軍やユーラシア軍から勧誘を受けたが、自分の上官や部下、同僚や同期を殺した側に協力するのは心情的に抵抗感が有った。
悩んだ末にプラントにいた家族共々スカンジナビアに亡命。
部下やその家族も同行し、スカンジナビアからは貴重な実戦経験者、それもエースクラスとして高待遇で迎えられ、スカンジナビアのMS開発に貢献した。
戦時中はバクゥやラゴゥを駆っていた経験から、同じような四足機体に変形するガイアを気に入っており、スカンジナビアのトップエースとしてラクス軍との戦争時も活躍した。
やろうと思えばゼフィランサスも扱えるのだが、ガイアの方が性に合っていた。

56: 霧の咆哮 :2016/12/24(土) 20:35:47
◇フィーネ・エレシーヌ(戦後はフライハイト)
乗機はラゴゥ。
人種は第一世代コーディネイター。年齢は18歳(ヤキン戦役時)
原作ゾイドのフィーネ・エレシーヌ・リネのこの世界の同位体。
性格や外見イメージもそちらを参考にして良い。イメージ元は漫画版じゃなくてアニメ版の方だが
大戦時はバンと共にラゴゥに搭乗し、ガンナーとして戦場で奮闘。
戦後はバンや家族共々スカンジナビアに亡命し、生活が安定したら戦時中から恋人関係だったバンと結婚、退役。
ラクス軍との戦争時には子供も産まれてて、家庭で専業主婦をしている。
原作での超感覚的な能力の影響か、この世界ではガンバレル適性者であり、その手の機体を扱う機会があったならば、バンに匹敵するエースになれた可能性もこの世界では有った。
幸いと言うべきか、才能の持ち腐れか、そんな機会には恵まれず平穏に主婦をしている。


以上です。
東アジアがCE73以降からラクス戦争時までに、新型の一つもいないってのも何なので追加して見た。
スカンジナビアに流れる外部エースと言うと、戦後に仕事減るだろう傭兵や、同僚とか殺された件を割り切れないザフト上がりになりそうなので、入れてみた。
ガイア使い=動きがゾイドっぽい=そこからエースを取ってるかでアイディア沸いた。
純粋なスカンジナビア出身のエースもその内書けたらやるかも。

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最終更新:2017年01月16日 16:33