390: トゥ!ヘァ! :2016/12/26(月) 18:13:57
大陸seed アナザーストーリー
時代はCE。
三度目の大戦が終わり世界規模で国家の再編が進み、人類が宇宙へ進出していった時代。
この時代地球は主に幾つかの国に分けられる。。
大洋連合、大西洋連邦、ブリタニアユニオン(BU)、AEU、新ソビエト連邦、東アジア共和国、南米合衆国、アフリカ共同体、スカンジナビア王国、そしてムスリム会議諸国である。
この中でも大洋・大西洋・BU・AEU・新ソ連・東アジアの六か国は六大国と呼ばれる。
元は日米英の自由陣営vs赤化欧州・ソ連・中華共産の陣営であったが、結局冷戦中に経済的な自重に耐えられなくなった共産陣営の崩壊で終結。
自由陣営の勝利で終わった。その後は冷戦の終結と共に陣営間の交流が進んでいったが、ロシアの再建と中華の統一、行き過ぎた欧米の融和はアフリカの騒乱による大量の難民の流入や過激派テロリストの跋扈などを許し、EUは機能不全に。
このように結局火種は再燃。
最後は情報の混乱から第三次大戦一歩手前まで行き、ギリギリのところで今回は踏みとどまったが、世界各地が混乱。政府機能が停止し、崩壊した地域も数知れず。
結局のところ全員でババを引くことになり、線引きを新たにしながらも比較的に余裕のあるところが近場の面倒を見ていくという形で新しい勢力圏が作られていった。
テロリストの流入と難民問題、そしてそれらを気に再燃したケベック問題などで混乱したカナダ、同じく似たような理由で崩壊寸前までいったメキシコを含む中米国家群の面倒を抱え込こみ、北米を統一した大西洋連邦。
旧大英連邦から地中海、カナダ、豪州、東南アジアなどをパージし辛うじてインドとその周辺地域は食い止め、新たにマダガスカルなどを含めた南部アフリカ一帯をどうにか抑えることに成功する形でまとまったブリタニアユニオン。
どうにか周辺の混乱は抑え込んだが、未だ諸問題の燻る東南アジアとオセアニアを世話することになり成立された大洋連合。
他の欧州諸国と比べ辛うじて余裕のあった独仏おまけの伊の三国で立て直した新たな欧州連合ことAEUと安定化のため息切れしながらも手助けした北アフリカ中心のアフリカ共同体。
旧ソビエト地域一帯+αをほぼ無理矢理押し付けられてしまったロシアが中心となり成立した新ソビエト連邦。
幾度も分裂しながらもどうにか中央政府が力を持ったまま再度統一を果たせた東アジア共和国。なお面倒だからと当時の日露から朝鮮と過度な民族流入により混乱していた満州を押し付けられた。
他国と比べ余裕があるという理由で大西洋からの支援漬けでまとめさせられた南米合衆国。
欧州の混乱や復活したロシアを尻目に自国の移民問題からスクラムを組んで成立した北欧のスカンジナビア王国。
中東では一度は汎ムスリム会議という形でまとまったが、諸宗派の対立から結局は有名無実化。実質内紛状態である。
各国も自分の世話で手一杯で難民追い返す以外では放置であった。
かくしてそれぞれ火種と苦労を抱えながらもどうにか自勢力の安定まで漕ぎ着けてから、各国が共同宣言を出しコズミックイラという新たな歴史を歩みだしていった。
だが安定してくると人は対立が生まれてくるもの。
なんやかんやと各国間の間で睨み合いを続けながら緩やかな交流が続いていく。
プラント出資へはAEUが提唱し、東アジアと旧盟主の面子から新ソ連が参加。
旧西側からも大西洋が乗り気で参加。大洋は原作を知っているので乗り気ではないが付き合いで多少の出資、BUは世界でも有数の人口地であるインドを抱えていたのでコロニー建設の方へ集中したいためにこちらもプラントへは少額出資。
このためプラントとの開戦時はAEU、東アジア、新ソ連、大西洋が主力。
あとはNJで敗退からの世界樹崩壊。月戦線停滞と大陸seed本家と似たような流れとなる。
391: トゥ!ヘァ! :2016/12/26(月) 18:14:36
○国家設定
本家と違いインドは持っていない。旧西側陣営のストッパー。
代わりにオーブとなる予定だった地域を取り込んでいる。微々たるものだが。
東南アジア、オセアニアの統治に力を割いており、その分他への介入はおざなりであった。
インドがなくとも東南アジア全体では人口数が馬鹿にならないので新たな居住先の建設も考え宇宙進出を推進している。
現在では六大国の中では最も宇宙進出が進んでおり、木星圏まで進出完了。
余り早くては警戒されるため火星圏開発には大西洋、BU、新ソ連などを噛ませている。
開発する機体はUC連邦系が主軸。
初期MS戦力はオリジンガンキャノンとザニーモドキ。
大方原作通りだがBU成立のため領土から英国とアイルランド、アイスランドが抜けている。
前世紀の冷戦では共に戦った間柄のため大洋やBUとは仲がいい。
旧西側陣営の特攻隊長。米が突っ込んで、英国が裏で引っ搔き回して、日本がフォローに回る。
ブルーコスモスは原作と変わらず存在しており、意見も大方同じだが大洋との交流のおかげか比較的穏健派も多い。
米「突っ込み過ぎた!タスケテ!」
英国「米太君がまた無茶やってるよ」
日本「大変だねブリカスえもん」
MSは原作と同じダガー系。しかし大洋やBUとの交流でフラッグなど他のMSや派生形が増えている。
因みに天城さんinのアズにゃんがいる。
原作と違い独立を維持した英連邦。ここでは大英帝国の系譜である。
旧西側陣営の陰謀担当。
最大の人口地であり策源地であったインドを維持するためにカナダと地中海とその他諸々を捨てた。
代わりに南アフリア以外の南部アフリカ諸国の多くを押し付けられたがブリテン式統治法(日本監修)でインド共々どうにか安定化に成功した。
そのため種原作において存在していた南アフリカ統一機構が存在しない。
原作におけるビクトリアマスドライバーはこちらが所有している。
現在はアフリカ、インドにて増えすぎた人口の移民先としてコロニー建設ラッシュの真っ最中である。
MSはW系の量産機が主軸。
赤化欧州が崩壊したのちに再編されたEUが難民流入、テロ跋扈の果てに崩壊寸前となっていたのと独仏伊が立て直したのがこちら。
欧州のみならず北アフリカも押し付けられながら意地でも併合しなかったのは中東、アフリカからの過度な難民流入で苦労したトラウマがあったため。
現在ではある程度記憶が薄れてきていはいるが未だ難民申請や移民申請において厳しい態度を通している。
アメ代わりとして北アフリカに共同でマスドライバーを建設しており、宇宙へは主にこちらから通している。
またプラント(タコ部屋)コロニーを提唱した最初の国でもある。
MSは00におけるAEU系。足りない分はジンクスモドキか鉄血のギャラルホルンMSモドキが出てくるかも。
通称新ソ。前世紀においての混乱の際に旧ソ連地域+アルファを押し付けられたロシアが母体となって設立された国家。
一応旧東側盟主であり、世界二位の軍事大国。一位は大西洋。三位は大洋、四位は東アジア。
ロシア的統治法により多少荒いがある程度安定している国。
コロニー建設は移民先というよりも新たな投資先として期待しており、宇宙戦力も中々のものが揃っている。
旧ソ連時代の苦い思い出がよぎるのかタコ部屋コロニーであるプラントへの投資は慎重な姿勢。
MSはXにおける連邦系MS。
残念ながら見た目だけで原作レベルのサテライトキャノンやフラッシュシステムは再現できない。
392: トゥ!ヘァ! :2016/12/26(月) 18:15:13
東アジア共和国
日本が英国と組んで何度も幾つにも分裂させたのに諦め悪くまた復活した中華。
旧東側における人口地。本家と違い大洋がインドを持っていないので世界最大の人口を持つ国となっている。
歴史的経緯から大洋に強い対抗意識を持っているため軍事力も比較的大きなものを持っている。
しかし技術力的に六大国の中では最も低いため兵器の質は数歩劣る。
人口が多いため移民先としてコロニー建設に意欲的で、経済的な理由からプラント建設にも積極的である。
MSは00の人革連系。または鉄血のロディ系モドキ。
原作と同じく北アフリカ諸国が集まって誕生した国家。
主にAEUからの支援という名のドーピングによって成立した。
成立過程において設立を第一としたためか各地で火種が燻っている。
AEUからの支援される実質的な属国ながらも過去の出来事から警戒されているという微妙な関係だったが近年は時代が進み記憶が薄れてきたのと、共同出資によるマスドライバー建設などによって関係が改善されている。
MSは主にAEU系と新ソ連系。
裏庭が荒れていては問題だと大西洋からの支援という名のドーピングによりまとまった国家となった国。
旧ブラジルなどが割と大きな発言力を持っている。
しかし、旧来の火種もそのまま抱え込んでいるため表向きは安定しているが何かをきっかけに再燃しかねない危険がある。
近年はパナママスドライバーの建設により経済的恩恵を得ているため全体で好景気に沸いている。
MSは大西洋系とBU系。
前世紀において当時の北欧諸国がウルトラCを連発した末に成立した国家。
国家の方針として中立を表明しており、どこの国とも一定の距離を取っている。
国民間の交流としてはやはり距離の近い新ソ連やAEUと根強い結びつきがある。
各国からは丁度いい調停役兼交渉の場提供国として一定の信頼を持たれている。
大戦中は唯一理事国の関係ではなかったことから中立を通す。
このためプラントとの外交の場として度々利用された。
MSは未定。
原作と違いちゃんと大多数の中東諸国が参加している。
国家というよりも意見調整組織だったが、各宗派のいざこざを収めることができず実質的に停止状態である。
現在は中東諸国間において紛争と停戦が繰り返されている。
周辺国は難民の流入に気を配りながらも自分の勢力優先と無視していたが、近年は各国間における代理紛争地として扱われ始めている。
MSは各勢力のごった煮を予定。
393: トゥ!ヘァ! :2016/12/26(月) 18:15:50
オーブ?
ソロモン諸島周辺はオーブのではありません。大洋の領土です。一時は反動主義者によって混乱が起きましたが、今や安定の時です。
南洋でのバカンスがお好き?結構。ますますお好きになりますよ。さあさあどうぞ。ソロモン諸島で開設されたニューホテルです。
快適でしょう?んああ仰らないで。オーブがないとアストレイが出てこないだ、カガリやキラ、シンはどうするだなんだ。時間はたっぷりありますよ。どんなに原作で酷いキャラでも大丈夫。元から大洋の住民です。無論優しい方々の教鞭のおかげで変な思想にもなっておりません。余裕の教育だ。設定が違いますよ。
一番気に入っているのは? 平和だ。
端的に言うと存在していません。
コーディネイターが集まっているタコ部屋コロニー。人口は原作よりも増やして7000万。
主に宇宙でしか作れない高品質製品を低価格で地球諸国に卸している。
近年は独立運動が激しさを増しており、農業コロニーの増設など独自の動きも増えている。
ザフトは黄道同盟を前身とする組織であり、実質的にプラントにおける軍事組織となっている。
正式な軍隊ではなく義勇軍または民兵扱い。
所属している軍人も平時には別の仕事を持っている。
これはプラントの人口が少ないため正規の組織体系では後方要員の十分な確保ができず、その要員を確保するための処置であり、民兵組織扱いで正式な階級が存在してないのも組織として若すぎるため十分な教練を施せないため正規組織としての設立が出来ないことからくる苦肉の策である。
ザフトにおいて初期のベテランとエリートはどこかの国によって正式な訓練を受けた者たちが中心であり、彼らが白服、黒服を担っていた。
またマルキオ同師のジャンク屋経由で違法すれすれなPMCや軍隊教練経験者の派遣を要請し、付け焼刃ながらも正規の軍に近い訓練を施してる。
このため初期の主力となった人員の大半は連携行動の重要さも理解しており、コーディネイターとしての身体能力を駆使した連携は連合軍を大いに苦しめた。
大戦中盤からは徐々に初期のベテラン要員が削れていき、また戦果に酔った若い兵士が連携を怠るようになり全体的な質が落ちていった。
ナチュラルを見下すのは若い物に多く、年齢が高い物ほど軽視している者は少ない。
中立国であるスカンジナビアを通して正式な外交パイプは繋いでおくなど原作よりも多少の配慮が見られる。
上層部「戦力差あり過ぎて無理…でも独立って言ってしまった手前やらないと民衆から支持失って宇宙に漂う羽目になってしまう…」
民衆「イケイケドンドン!」
394: トゥ!ヘァ! :2016/12/26(月) 18:16:35
以上です。
未だ粗が多いですがこれから徐々に修正していきたいと思います。
多分ここのプラント上層部はみんな死んだ魚みたいな目してるんでないかな。
最終更新:2023年11月05日 15:47