352: ナイ神父Mk-2 :2017/01/12(木) 23:26:48
大陸SEEDネタ 極東事変

CE66年上旬ユーラシア連邦所属の海底探査船が日本海沖の深海にて、最近利用価値の出てきたレアメタル「ベースマテリアル」の大規模な鉱脈が有る事を突き止め、海底資源採掘用の海上に資源採掘施設の建設を開始する。しかし、この鉱脈が東アジア領海の30km程手前であった事が禍して東アジア共和国はこの鉱脈が自国の領海に大部分の鉱脈があり、此れはユーラシアによる領海侵犯であると主張した。此れに対してユーラシアは鉱脈はユーラシアの領海に収まっているとして抗議を聞き入れず、開発を続行した。其れに対して東アジアは警備船を出してこの威嚇、対応したユーラシアも海上警備隊の艦艇を出して徐々に両国の警戒感は高まっていた。

CE66年下旬対立の動きは両国から伝染して同盟国である大西洋連邦と大洋連合にも飛び火し、国連内ではベースマテリアルの鉱脈を巡って激しい駆け引きが行われる様に成っていった。其れと同時に、東アジアではユーラシアの警備艇から攻撃を受けたとして警備艇を退かせて本格的な海軍艦艇の投入を行い対抗するユーラシアもヴェールヌイ級駆逐艦(ユーラシアに於ける吹雪型ミサイル駆逐艦の呼称)を旗艦とした小艦隊を施設警備の為に派遣にらみ合いは益々過熱を続けていく。

CE67年上旬睨みあいを続ける両者はでの緊張は日に日に度合いを増し、此の侭では理事国同士の全面衝突も有りえるとして水面下ではユーラシア上層部(居れば円卓の様な組織も存在?)やロゴス、夢幻会を初めとした組織が水面下で動き始めて徐々に妥協点を探し始める。しかし、ロゴスの浸透が比較的弱く主導権の握り切れて居なかった東アジアは中々止まらず遂には東アジア内でも拡大思考の強硬派一派が大西洋のメディアが生中継をしている前でユーラシア側の艦艇へと発砲、直撃は免れる物のこの攻撃に対してユーラシアはウラジオストクより空母キエフ(ユーラシア側の鳳翔型の呼称)を含む艦隊の出撃と、T-61(名称にドイツ系の物を使うならマンムートとかに成ると思われる)を主力とした地上戦力の展開を行った。この動きに対して東アジアは東西同盟に基づいて大西洋連邦に戦力の派遣を要請するも、大西洋連邦国内では悪役は東アジアと言う見方が広まり始めて居る上大洋がアリューシャン諸島周辺に鳳翔型航空母艦を旗艦とする艦隊を派遣して牽制を行った事で支援は行えなかった。この動きは同年下旬まで続き、開戦志向だった一派のTOPが事故に遭い死亡した事と大西洋連邦が本格的に問題解決に乗り出した事で沈静化した。其れまでの間に幾度か国境に程近い位置での小規模な遭遇戦等が起きているが本格的な衝突へは至って居ない。

しかし、同盟国の不手際は後々尾を引き大西洋連邦は賠償の大幅な軽減と引き換えに最新機種であるメビウス・ゼロをユーラシアに提供する結果となった。その為、大西洋連邦内では現大統領の弱腰姿勢に対して批判が噴出する事に成り政権が交代以後コペルニクスの悲劇で臨時でコープランド大統領が就任するまではこの大統領が政権を担う事と成る。又、同時に東アジア国内でも内部での暗闘が発生、結果として東アジア上層部に対するロゴスの影響も強まる事となり、プラント独立戦争に於けるジブリール一派とブルーコスモス最過激派メンバーの台等に繋がって行く。

353: ナイ神父Mk-2 :2017/01/12(木) 23:28:15
以上です。一応此れを大まかな流れにして構想して行こうと思いますので若し何方かが
製作に際して質問等が有れば適宜受付たいと思います。

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最終更新:2017年01月16日 19:34