938: ゴブ推し :2017/01/17(火) 22:26:32
AnPS-006 グティ

全高:3.5m
重量:2.4t
最大走行速度:60km/h(スラスター使用時190km/h)
スラスター連続燃焼時間:15秒(限界使用後冷却時間10秒)
武装:20mmコーナーショットライフル、ヒートハンマー、57㎜キャノン、ヘビィブアックス。

アクタイオン・インダストリーが開発した軍用パワードスーツ。
本機が誕生する以前のPSに比べて非常に軽快でパワーに優れ、何より脚部にクローラーが付いた画期的な走行ユニットを持つことで高い走破性・機動性を有しており、当時、大西洋連邦で行われていたPSコンペに参加し、同国の企業が出品したPSをその機動性を持って完封し、正式採用の座を掴んだ(※一部では不正があったとの疑惑が囁かれた)。
この結果によって、大西洋連邦と東アジア共和国及び南アメリカ合衆国、北アフリカ共同体は本機を積極的に発注・配備を進め、大量生産されてPS市場におけるベストセラー機となった。

しかし、その数年後、大洋連合によって開発された「PS-04 コウブ」を大洋及びユーラシア連邦、南アフリカ統一機構が配備を始めると陰りを帯び始める。
コウブはその見た目に反してパワーのみならず、運動性・機動性をもグティを上回っており、汎用性や電子装備と防御面において大きく秀でていた。
その為、アフリカ大陸の国境線(互いに主張する線引きが異なる)にてほぼ日常的に発生していた小競り合いにてグティはコウブに太刀打ちできず、その評価は大きく落ちることなる。
とはいえ、多くの国々に配備され、ユニウス戦後も生産が続き、アップデートを繰り替えされながら長く使われている事からも、本機がベストセラー機であるという事実は変わりない。今後も東アジアや南米、北アフリカ、中東諸国で使われる続けると思われる。

CE57年にロールアウト。

939: ゴブ推し :2017/01/17(火) 22:27:16

LMS-07(NMS-X07) ゲルフィニート

全高 17.89m
重量 67.22t
動力:バッテリー
装甲材:チタン合金
武装:ビームライフル(ないし90㎜マシンガン)、ビームサーベル(ないし重斬刀)、360㎜バズーカ、対ビームシールド、他多数。

アクタイオン・インダストリーが開発した汎用MS。
宇宙用作業機やプチモビ、PSで成功を収めていたアクタイオン社は、ユニウス戦役を通じて誕生したMS市場にも当然の事ながら参入を画策した。
戦中、ジャンク屋から購入したジンを始めとしたザフトのMS、大西洋連合のダガーシリーズ、オーブのアストレイのデータ、そして大洋製のゴブリンのパーツ(ジャンク屋では貴重であった為、完全な物は手に入らなかったと思われる)。
それらを解析・研究して技術を蓄積しアクタイオン社は本機の開発を進めた。

そうして戦後一年ほどして本機は完成する。

本機は特徴として頭部に5つのカメラアイ・センサーを持っており、これはレーダーが利きづらいニュートロンジャマー環境下での戦闘を強く意識した物で高い索敵・目標捕捉能力を持つ。事実、ジンタイプやダガータイプを大きく上回るものがあった。
ただ、機体出力はジン及びストライクダガーやデュエルダガーを超えるものがあり、機動性も一応はスラスターはジン・ハイマニューバに参考に発展改良した物が搭載されて多少目を引くものはあったが、これといって秀でている訳でもなく。加えて戦後はMSのジェネレータは核エンジンへと移行しつつあり、バッテリー機はほぼ用済みとなっていた(大洋、ユーラシアは稼働時間を除いて核エンジン・融合炉に匹敵する超高性能バッテリー技術を持ってはいるが)―――結果、本機の性能は戦後に要求される水準に達してはいなかったのである。
とはいえ、これは仕方が無いとも言える。アクタイオン社はMS開発では後発であり、解析できたMSも戦中の初期の物や簡易量産タイプの物しかなく、またNJCは国に厳しく管理されている為に手に入れようが無かった。

その為、大洋、ユーラシア、大西洋にセールを掛けても本機は見向きもされず、技術が不足気味の東アジアさえ、大西洋の梃入れもあって採用には至れなかった(鼻薬を嗅がせてコンペには参加できた)。
その他、スカンジナビアや南米、南アフリカも理事国(戦後ではそう呼ぶのは正しくないが)のMSの影響力が強く、中東諸国に至っても中古のゴブリン(バッテリー式)やダガーシリーズが流れて安価で扱い易いそれらに満足していた為、本機は国家へ採用される事はなかった。

この結果にアクタイオン社は投資分が回収できず慌てる事になったが…しかし、月の都市連やコペルニクスが警備用や海賊対策に購入した為、アクタイオン社は本機の開発に投じた資金回収の目途が付き、何とか安堵の息を吐く事が出来た。

外見はどこの国の物にも似ていない独特な物で、内部構造はフレームなどの基礎は逸早く手に入ったMSがジンであった為か、ザフト製に近くなっており、比較的に低出力で高トルクを得られる事から動力系・伝達系は大西洋製と大洋製MSのものが参考にされて上手く纏められている(この辺を見るとアクタイオン社の技術の高さが伺える)。
他、スラスターは上記のようにジンハイマニューバの物を独自改良した者を。センサー類は完全に自社製、アビオニクスも同様である。

武装面については、ビーム兵器は大西洋製のものを参考にし。マシンガンやバズーカは大洋製のものが参考になっている模様。

72年中頃にロールアウト。
月都市連やコペルニクスの警備隊に配備され、それ以外ではPMCが購入している。

940: ゴブ推し :2017/01/17(火) 22:27:49
以上です。
アクタイオン社を月に本社のある企業として、グティとついでゲルフィニートの設定を考えました。
特にグティは大陸種版特車二課に使う予定ですから必要になりそうでしたので。

グティの型式は適当です。性能はコウブの八割未満、出力は警察用と同等に見えてジェネレータから電力供給の関係で一応一割ほど上回っているとしてます。装甲は言うまでもなく軍用なので比べるまでもありません。
またグティ以前のPSはクローラーやローラーダッシュなどが無く、ジャンプスラスターを持つものの燃焼時間や推進燃料が限られる為、基本普通に歩行したり走ったりしていたと考えてます。

ゲルフィニートは、原作の特殊装備がユーラシアの物のままなので搭載はされておらず、同様に散布バインダーなどもありません。トサカもゲルググ程度に短くなっていて、頭部のカメラ・センサーを一個増やし(サイコロの5の目のように配置)、その上で背中にジンハイマニューバのスラスターを搭載させたようになってます。
性能面は原作と違って時間をかけて開発した事や連合各国のMSを参考にした為、基本性能はゲイツクラスで機動性と索敵能力はそれより上としてます。
…しかし本文の通り、M2レイスタも含めて戦後の水準には達しないので原作同様にどの国にも採用されず不遇な扱いです。コペルニクスや月都市連に採用されたのも伝手が大きかった為としてますしね。

まあ、メビウスや戦中のザフト機で武装していると思われる海賊相手には十分な性能でしょうけど……ラクス軍と合流して役に立つかどうかは無理でしょうが、いや、その頃にはこれの後継機が作られているかな? 月の戦力保有がどこまで許されるか次第ですけど。
ナイ神父氏的にどこまでOKか意見があれば、後継機も考えてみます。あとコペルニクスのやらかしに面白くできれば、ですが。

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最終更新:2017年02月12日 21:33