6: 霧の咆哮 :2017/01/18(水) 01:37:32
○大陸ガンダムシード支援(トゥ!ヘァ!氏ルート版)その1:サザーランドとアズラエルの嫁


◇マルグリット・サザーランド(旧姓:アンソン)
ウィリアム・サザーランド大佐の妻。
年齢は40過ぎで、人種はナチュラル。
年齢相応に老いているが、所謂美しい老い方をしている赤髪系ショートヘアーな肝っ玉母さん。
ナチュラルやコーディネイターとか細かいこと気にしないさっぱり姉御系で、学生時代は男性どころか女性にもモテた。
サザーランドとは幼馴染にして彼に取っての初恋の人。
10の半ば位に彼女の家が引っ越して交流は途絶えたが、士官学校を卒業したばかりのサザーランドが配属された基地近くの酒場の看板娘兼歌い手をしていた。
一度は諦めた初恋の人と再会したことで、恋の炎が点火したサザーランドは不器用な彼らしくない情熱的なアプローチを開始。
他にも彼女を狙っていたライバル達との熾烈な恋の戦いの末、見事ゴールイン。
決め手は彼女の負い目も承知で背負うと覚悟を魅せたところらしい。
実は彼女は先天性的に子供が産めないらしく、普段明るく振る舞っていたようで、そこら編のコンプレックスを抱いていた。
それも承知で愛すると真剣な様子で抱きしめたサザーランドに彼女の硬いガードも遂に堕ちた。
祝福に包まれた結婚式から10~20年ほどが過ぎ、彼女には血の繋がらないとはいえ可愛い息子が3人(オルガ・シャニ・クロト)も出来た。
(サザーランド夫妻が旧三馬鹿を引き取った時期が不明な為)
愛する夫や子供達に囲まれた幸せな家庭を築いている。
歌い手をしていた経験から子守唄は得意。音楽が趣味のシャニはデスメタルだけでなく、母からの影響でヒーリング系も好むように。
オルガやクロトからは曲の好みが両極端だと言われたが。
手料理も酒場のメニュー系が得意。サザーランドはチーズ系、マルグリットは汁物系、オルガは揚げ物系、シャニはナッツ系、クロトは肉系が好み。
因みに自分的な解釈でサザーランドがブルーコスモス過激派に走ったのは、ヤキン戦役から何年も前に彼女がコーディが起こしたテロに巻き込まれて亡くなったのを切欠に、復讐鬼に堕ちた為。
このコーディはブルコス過激派が台頭し始めた影響や、不穏な世間の風潮から大西洋連邦国内で高まる反コーディ、コーディ排斥の風潮で被害を受けた恨みから激発したタイプ。
この世界では開戦前までは大西洋連邦内部でも原作ほどは反コーディの風潮も高くなく、ブルコス過激派も下火により、テロを起こしたコーディグループは結成されず。
実行犯も事件を起こす前に、恨みを抱くこともなく大西洋連邦国外に移住している。
それ故に彼女が健在な為に、サザーランドもブルコス穏健派のままアズラエルの腹心をしている。
今回は外見や性格イメージはモデルのいないオリキャラだが、強いて言えば内面はラピュタのドーラおばさんをもっと若くした感じ?

7: 霧の咆哮 :2017/01/18(水) 01:39:50
◇シャルバート・アズラエル(旧姓:ヴァレンタイン)
ムルタ・アズラエルの妻。
年齢は20前半ほどで、人種はナチュラル
銀髪ロング巨乳の深窓のご令嬢という言葉がぴったりな容姿・雰囲気・性格の女性。
実家はブルコス穏健派で、マリア・クラウスの遠縁の家であり、彼女とも一応面識があった。
シャルバートは元々病弱で、その件がネックで名家の女性にありがちな婚約者もまだいなかった。
両親に溺愛されててそちらも手放す気が無く、次代の家自体は彼女の兄2人が何とか出来るという理由もあるが。
本編作中のアズラエルは癒し系嫁を求めていたのは読者には周知の事実だが、戦後のお仕事も落ち着いた頃、嫁さん募集を周囲にそれとなく広めた彼。
アズラエルの甲斐性や権力やら容姿やら目当てで、お見合いファィルがそれはもう山ほど積み上がった。
自分の条件に合わない候補を、信頼出来る限られた部下に片っ端から落とさせ、残ったのは僅か十数件ほど。
それらをチェックする中で、アズラエルの目に特に留まったのがシャルバートのファイルだった。
シャルバートはヤキン戦役終了後辺りで、長らく彼女を悩ませていた持病が完治したことで悩みの種が消えた彼女に一つささやかな願いが浮き上がる。
彼女とて人の子、素敵なお嫁さんになりたい的な願望も人並みには有り、名家の淑女として恥じない振る舞いは仕込まれていた。
お嫁さん願望からお嬢様ながら、家事修行などの女子力磨きに、特に料理は頑張っていた。
それ故に、病気も良くなったし、素敵な旦那様が欲しいと家族に訴えた。
溺愛する両親やシスコンな兄二人としては、どこぞの馬の骨に可愛い娘(妹)を渡すのは業腹だったが、かといって、このままずっと寂しく独り身も哀れというもの。
長男は既に結婚済みで第一子にも恵まれ、次男も最近お付き合いする相手が出来ており。
可愛い甥っ子や幸せそうな義姉の様子を羨ましそうにシャルバートが見ていたのを知ってるから猶更。
そして、奇しくも実家側から、シャルバートのお相手として名乗りを上げたい人物がいた。
嫁さん募集中のアズラエルである。
かつてのアズラエルならともかく、現在の彼はその財力や権力関係の伝手は勿論、思想的にも過激派の皮を被った中立派というのは広まっており。
穏健派のシャルパパとしても深刻に対立するような相手ではなく、縁戚かつ同じ派閥のマリアからアズラエルの人となりも聞いていた。
もしもアズラエルが家の娘を選ぶなら、それも有りだろうと言える相手だと、政治家(もしくは有力な軍人だか商人)としての冷徹な計算で答えを出していた。
勿論、父としては娘手放したくない。でも、娘にも嫌われたくないと内心で泣いていたが。

8: 霧の咆哮 :2017/01/18(水) 01:42:10
そのような経緯からシャルバートの見合いファイルが届けられ、結果的に選ばれたわけだが。
アズラエルとしても未成年ならともかく、成人してるなら上流階級ならば齢の差は有っても珍しくもないだろうと、中身は恐らく元庶民ながら割り切っていた。
なにより、可愛くて若くてファイルの情報から気立ても良さそうな銀髪巨乳美人に、健全な男が食いつかない筈が無かろうか。
その後、お見合い実施やデートと言った交際期間を得て、めでたく二人はゴールイン。
結婚式にはサザーランドやマリア、キラ夫妻とかも呼ばれたという。
結婚後も熱愛ップリを周囲に魅せ付け、一男二女に恵まれ、晩年は孫に囲まれながらアズラエルが逝去し、数年後に後を追うようにシャルバートも亡くなった。

ここまではアズラエルの嫁設定として、本編のその後をIFとして設定したが。
アズラエルの2度目(中身は3度目)の生であるこの世界に置いては、アズラエルが最初から穏健派なのも有ってか、彼が前世の記憶を取り戻した時点で既にシャルバートと婚約関係であった。
(アズラエルやシャルバートも時期相応に若返ってるが)
シャルバートの方は前世の記憶をまだ取り戻していないが、彼女の方も前世を想わせるような行動や発言が飛び出ることがあり、いずれもしかすると、もしかするかもしれない。
得意料理はベリー系お菓子や乳製品系。彼女の作るブルーベリーパイやミルクシチューとかがアズラエルに取って家庭の味。
今回は外見はともかく、内面イメージはゼロの使い魔のカトレア(ルイズの姉)や種のラクス(登場当初の、天然お姫様系だった頃)が近いかなぁ、癒し系お嬢様と言うと。


以上です。
まさに理想の嫁と言えるような存在をゲットしたアズラエル。
軌跡本編であれだけ苦労したなら、これ位の役得は有っても良いだろうと、凄くデキた嫁を作って見た。
ラクス……登場当初の純粋なお姫様系だった頃が一番好きだったな(未練)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 設定
  • 大陸SEEDアナザー
最終更新:2023年11月05日 16:00