115: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 18:52:59
○戦後の大西洋連邦のワンオフ系ガンダムやドラグーン系ガンダム
『武装』
ビームキャノン×4
隠し口部短距離ビーム
胸部大型ビーム
先端部大型ビームサーベル付きシールド3連装ビーム×2(両腕)
シールドダブルビームガトリング×2(両肩)
ビーム偏向機能付きレールガン×2(腰部)
手部短距離ビーム砲「パルマフィオキーナ」×2
『解説』
大西洋連邦が開発したブラストカラミティガンダムの後継機。
『ブラッディ・ハリケーン(血染めの暴風)』ことサラ・イメリアの専用機。
災厄の破壊神の意味とも取れる機体名である。
機体名的には大西洋の砲撃型MSの元祖のバスターと後継機のカラミティを組み合わせたとも言える。
カラミティの名を継いだ通り、機体本体のデザインはカラミティガンダムの印象を色濃く残しつつ内装系は次世代の物に。
装甲はルナチタニウムで、浮いた機体重量やエネルギー容量の分、機動性の維持や更なる火力強化に注ぎ込んだ。
機体全体が時代の流れ的に大型化してるため、キャノンや胸部ビームとかも必然的に大口径化。
両肩のビームガトリングは単装から2連装、両腕の2連装ビームは3連装ビームに。
新たに腰部にゲイツRのデータを参考にした折り畳み式レールガンを加え。
頭部には普段は普通のGタイプらしい口元だが、発射時はパカリと両開きで砲口を出す口部ビームを隠し武器として搭載。
(レイダーの物の改良型。射程は短いままだがこのように収納可能になった)
隠し武器はそれだけでなく、両手にも原作デスティニーガンダムが使用していたパルマフィオキーナを装備。
敵に懐に入り込まれてもこれで迎撃できるし、パルマも原作のようなゼロ距離射程ではなく、ツォーン並に短いがビームを飛ばせる。
フリーダムの物を改良したマルチロックオン機能をこちらも搭載しており、射撃精度等も向上。
増えた武装の制御や、マルチロックで纏めて狙うにも技術が必要だが、そこは二つ名付きエースの腕の見せ所。
それぞれのシールドにゲシュマイディッヒ・パンツァーも内蔵。
ルナチタニウムの実弾への耐性も含めると、対ビーム共に相当な防御力に(但しメガ粒子砲にはゲシュは効かないらしいが)
腰部レールガンにはフォビドゥンのレールガンのようにビームを曲げる偏向機能も搭載。
バックパックのビームしか曲げられなかったフォビドゥンと違い、搭載しているビーム兵器全てをバスターカラミティは曲げられる。
自由自在にビームを曲げて追尾、というのは無理だが、それでもトリッキーな射撃が可能になった。
ビームガトリングの場合は1斉射分を曲げられる感じだろう。
最大火力はともかく、面制圧能力は大型MAクラスに届く火力の化身。
飛行は不可能だが、ホバーはカラミティ同様いけるので、地上や宇宙で存分に猛威を振るうだろう。
機体カラーはブラストカラミティから引き継ぎ濃い赤系。
完成したのはCE75年頃。
砲撃特化機だが、ドーベンウルフ同様、破損した武装をいくらかパージでもすれば実はそれなりに軽快にも動ける。
116: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 18:54:46
『武装』
ブースター付き大質量斬艦刀「ラストエッジ」
背部可動型ビーム砲×2
ビームガトリング付き実体シールド×2(肩部)
ロケットアンカー付き腕部小型シールド×2(両腕)
ナックルガード×2(両手)
対艦対MSビームブレイド×2(腰部)
スクリーミングニンバス(胸部)
『解説』
ソードカラミティガンダムの後継機。
機体名は災厄の大剣の意味を持つ。
機体本体はバスターカラミティ同様、カラミティ系の素体だったが、ザフトで暴れ回ったパニッシャーガンダムやルーラーガンダムのデータも参考にしている。
四肢に強化型駆動システム:パワーシリンダーを組み込み、それに伴い他の部位もそれらからの負荷を支えられるように全体的にマッシブなシルエットに。
これは原作でジャン・キャリーが製作した物を、大西洋が国内や旧プラントのコーディネイターの力も用いて自力で開発し、独自改修も施したもの。
プラント系技術者の中には、原作世界でグフクラッシャー(同系統の近接特化機)やパニッシャーガンダムを手掛けた者がいたので、その力もある。
最大の目玉たるラストエッジは、分かり易く言えばグルンガスト零式の零式斬艦刀をMSサイズにまで縮小したような物。
パニッシャーのトールハンマー同様に、大質量武器にスラスターまで付けて加速させ、PS装甲相手だろうと力任せに敵をたたっ斬る。
ラストエッジは刃が幅広で頑丈な為に、とっさの盾としても十分有効。
格闘戦に特化する為に胸部ビーム砲はオミット。
代わりに原作でドムトルーパーが装備していたスクリーミングニンバスを装備。
ミラコロを応用した攻防一体のバリア兵器で、出来ればフォーメーションを組んだ方が効果は上がるらしいが、核動力化による出力向上やらで単機でも効果が上がるようにしている。
但し、核動力でエネルギー消費や出力は何とかなっても、冷却面はどうにもならなかったので、一定時間使用すると再使用まで暫く間が必要なのは変っていない。
背部にはルーラーの大きなフレキシブルウイングスラスターをある程度小型化・改良した物を搭載、大気圏内での飛行も可能にし、空いたスペースにはビーム砲を2つ搭載。
これはどちらかと言えば汎用性重視で、背部砲にしては可動部位が自由で射角が効く。
サイズ的にもダガーLのビームライフルをベースにしたからコンパクトな方。
両肩にはゲシュマイディッヒ・パンツァーを内蔵し、内側にビームガトリングを備えた可動アーム型シールドを装備。
ウイングに干渉しないように、スナイパーウィンダムやブラストカラミティに積んでたタイプよりは盾もやや小さめの物になってる。
ウイング自体も、いくらか小型化されたにしても、背部ビームや盾に干渉しないように配置されたから、ルーラーほどは翼を自由には動かせない。
117: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 18:55:29
基本的にラストエッジで両腕を塞がれた格闘特化機ながら、ビームガトリング×2、ビームライフル相当の火力×2で射撃戦も可能。
突撃の際にはウイングスラスターや各部スラスターを全開に加速し、敵の攻撃を避けながら、背部や肩部のビーム砲で敵を牽制。
肩部シールド2つは攻撃を中断させて可動アームで盾として守らせながら、一気に敵に突っ込むことが可能。
ニンバスのバリアも含めると正面防御力はより強固にかつ、剣を避けられたとしても避け方が甘いならバリアでダメージを与えられる。
シリンダーで強化されたおかげでこんな武器を振り回しても機体にダメージはなく、主にパニッシャーガンダムの弱点面を解消した結果をこの機体で表した形に。
序に両腕にはブレードインパルスが装備してる物と同じような小型シールドを装備。中央部にビームナイフ機能も持ってる。
片手のアンカーで相手を捕まえて、ラストエッジで叩き斬る、というのも可能。シリンダーのおかげで一応片腕でも振り回せるので。
破壊力や加速力の効率から、基本的に両腕で扱うのが推奨されてるけど。
腰部にはガンブレイドカラミティにも搭載されてたビームブレイドの正式完成品を装備。
取り回し重視で刃渡りはそう長くないが、ラストエッジを手放したとしても、格闘戦の継続が可能。
最も、シリンダーで強化されたボディは例え刀剣の類がなくともその四肢だけで武器となる。
両手で殴る際はナックルガードが展開され、一撃殴り、蹴るだけでPS装甲の内部にもダメージを与え、フォルテストラ装備のウィンダムも追加装甲ごと破壊出来た(シミュレーションで)
ただ、見ての通り扱い易い機体ではないので、『切り裂きエド』ことエドワード・ハレルソンの専用機含めて製造されたのは僅か数機程度。
格闘戦が得意な者は基本、ブレードインパルスやソードウィンダムとかに搭乗しているし。
クレイモアカラミティ開発チームは嘘か真か、機体モーションや武装開発、想定した格闘戦の参考に、大洋の示現流のデータも調べたらしい。
十分に加速が乗った本機の突貫直撃を許した場合、下手すればデストロイやサイコマーク2でも危ういかもしれないと、この機体のデータを集めていたユーラシアや大洋上層部が危機感を抱いた。
夢幻会から見るとまさかの斬艦刀持ちMSが出るとは、だろうが、公式で150メートルガーベラなんてトンでも武器が出てるのがシード世界だから今更とも言う。
機体カラーはソードカラミティ同様赤系。
完成したのはCE75年頃。
118: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 18:57:13
『武装』
頭部バルカン×2
ビームライフル
ガトリング付き大型シールド
ビームサーベル×2(腰部)
アーマーシュナイダー×2(脚部)
ドラグーン×6
(2連装ビーム砲とミサイル2発をそれぞれ装備)
『解説』
CE72年頃にストライクガンダム改をベースに開発した、大西洋製MS初のドラグーン試験機。
素体のストライク部分は殆ど弄られていない為、完成も早かった。
背部のドラグーンはガンバレルをベースにいくらか小型化した程度で、プロヴィデンスガンダムの物ほどは小さくなっていない。
試験したムウ・ラ・フラガ曰く、数は2個増えたが有線が絡む心配がないから、これでも操作は楽な方らしい。
大西洋やユーラシア問わず、ガンバレル使いはやはり有線をいかに絡ませずに上手く使うことに特に気を使っていた模様。
実戦にも十分通用する性能だから、宇宙海賊討伐やザフト残党退治と言った実戦テストにも僅かながら参加していた。
良くも悪くもドラグーン型MSにしては無難な機体。
後にドラグーンを増設したタイプや、ビームカッターを装備したタイプも作られて試験され、大西洋製ドラグーン搭載MSの礎として大事な役割を果たした。
119: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 18:59:31
『武装』
頭部バルカン×2
ビームライフル
ビームサーベル×2(肩部)
アーマーシュナイダー×2(脚部)
3連グレネードやゲシュマイディッヒ・パンツァー付き実体シールド
大型ドラグーン×7(背部)
小型ドラグーン×6(腰部)
各種ストライカーパック武装
『解説』
大西洋のガンバレル系ガンダムの正式後継機。
ドラグーンストライクガンダムからのデータも元に完成された、大西洋初の本格的なドラグーン装備型Gタイプ。
機体本体はインパルスガンダムをベースに作ってる為、ドラグーン関係を除けばパーツ共有が出来ているし、他のストライカーパックの装備も可能。
故に、機体名もコマンダーインパルスガンダムや、ドラグーンインパルスガンダムと呼ばれることも。
コマンダーの名前自体は、本体をドラグーンという兵を指揮する指揮官に見立てたことが由来。
背部の大型ドラグーンはビームランスも展開可能で、ビームシールドも相手の出力次第で貫通可能。
腰部ドラグーンはプロヴィデンスのように左右後ろ腰に2つずつ装備しており、そちらのスペース確保の為に腰部に有ったビームサーベルは、セイバーガンダムのように肩部に移設している。
アーマーシュナイダーはそのまま変更なし。
ドラグーンはアカツキガンダムの物同様、立体的に展開することで、軍艦1隻を覆いながら艦載主砲クラスのビームも防げるバリアも張れる。稼働時間の都合上、短時間しか使えないが。
(艦載主砲の基準はCE式の方)
新型のドラグーンの制御装置により、プロヴィデンスの物よりも操作難易度も低下しており、従来のタイプほど高い適性者を求めなくとも操作可能に。
それに伴いパイロットへの負荷も低下している。
コマンダーは宇宙での運用が前提で、原作でのレジェンドガンダムと違い大気圏内飛行は出来ないが、ドラグーンは大気圏内でも運用可能。
推力や推進剤の都合でどうしても稼働時間は宇宙より短くなるが。
大気圏内で本機を運用する場合は、背部装備をフォースストライカー等に変えた方が戦い易いと思われる。
それでも腰部ドラグーンでのオールレンジ攻撃は可能。
ドラグーンや背部装備含めたマルチロックオン機能は、ドラグーンによるオールレンジ攻撃による逃げ場の無さから、ビームの檻を抜けられない者には恐ろしいほどの制圧力を持つ。
完成したのはCE76年頃。主なパイロットはムウ・ラ・フラガやピーター・ラムゼイ等。
機体デザイン的にはインパルスがアカツキのドラグーンパックを背負って、腰部にドラグーンが追加されたような形に近い。
因みにオーブから接収した対ビーム性能に置いて驚異的な効果を示した特殊鏡面装甲ことヤタノカガミを本機に使用する計画も有った。
しかし、金ぴかキラキラなボディが余りにも目立ち過ぎる点や、実弾に対してはVPSやルナチタニウムよりも脆くなってしまう点。
そんなデメリットが有る割にコストも高騰する点が問題視され不採用となった。
120: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 19:01:59
『武装』
頭部バルカン×2
ビームライフル
ビームサーベル×2(腰部)
ゲシュマイディッヒ・パンツァー付き実体シールド
大型ドラグーン×2(両肩)
(有線無線選択式。2連装ビーム砲とビームカッターをそれぞれ装備)
各種ストライカーパック武装
『解説』
大西洋が開発した、ユーラシアのカオスガンダムのような低レベルドラグーン適性者向けの新型高級量産機。
大西洋視点で、ユーラシアや大洋が低レベルのドラグーン適性者が有効に活用出来る高級量産機を配備していることへの危機感から生まれた機体。
機体名は本体を2匹の猟犬(ドラグーン)を使役して獲物(敵機)を狩る狩人に見立てたのが由来。
機体本体は大よそインパルスガンダムとウィンダムの中間のような性能で、パーツ共有もいくらかしている。
頭部デザインはGタイプながらアクアガンダムみたいなバイザーも上乗せしたタイプ。
本機最大の特徴は両肩に装備されたドラグーン。
ドラグーンはコスト面の都合からか、コマンダーの物ほど小型化されておらず、カオスの物に近い。
ドラグーンの操作性の向上もあり、非ドラグーン適性者でも有線の2つまでなら熟練者ならば扱える。
こちらも大気圏内でドラグーンの運用は可能。例の如く稼働時間は短くなるが。
エールを装備してドラグーンと共に高機動戦するか、ソードやランチャーを装備してドラグーンで追い込んだところを斬ったり撃ち抜いたりするか。
そこらはストライカーパックを運用するパイロット次第だが、ドラグーンの装備場所の都合で、ストライカーの両肩に装備する部分は使えない。
以前の戦争におけるストライクガンダムポジションを次世代ではインパルスが担うから、ストライクよりローコストなデュエルガンダムポジを本機が担うのを目指された。
完成したのはCE77年頃。
同じ少数の武装端末使いの機体でも、性能面では技術レベルの差でカオスとかに劣る分、高級量産機にしてはコストが抑えられて数が揃い易い機体に。
(ドラグーンの分を差し引いても、可変機構も持ってないからその分整備性も楽だし)
それでも冷戦構造への刺激を考えて、カオスやセイバーが生産数絞られたように、こちらも当初予定されていた配備数は満たせなかったが。
121: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 19:06:46
『武装』
頭部バルカン×2
専用ビームライフル
ビームサーベル×2(腰部)
ロケットアンカー付き腕部小型シールド(右腕)
3連グレネードやゲシュマイディッヒ・パンツァー付き実体シールド(左腕)
手部ビーム砲「パルマフィオキーナ」×2(両手)
ナックルガード×2(両手)
ビーム砲付き隠しクロー×2(両足)
スクリーミングニンバス×3(両肩・胸部)
ブレイクアーマー
プレリュード
レールガン×2(腰部)
対艦刀×2(背部)
大型ビーム砲×2(背部)
フィナーレ
大型ドラグーン×8(背部)
小型ドラグーン×6(腰部)
『解説』
大西洋連邦の技術の粋を結集して開発した最新鋭ワンオフ型MS。
装備の違いで2タイプ存在し、ドラグーン対応型はフィナーレ、非対応型はプレリュードと名付けられている。
機体名の由来は終わりと始まりの曲種で、この2機自体が敵機に対して終わりの始まりを暗示させる意味合いが秘められている。
ストライカーパックは廃止され、2タイプの換装機能もなく、異なったそれぞれの専用武装で固定されている。
フィナーレは『クルセーダー(聖十字)』ことジャック・グレゴリーの、プレリュードは『乱れ桜』ことレナ・イメリアの専用機。
クレイモアカラミティに搭載してたパワーシリンダーを性能を維持したまま小型化・内蔵しており、外見こそ四肢が肥大化したりせず通常のMSのように収まっているが、そのパワーは絶大。
両手にナックルガードも装備し、クレイモア同様、殴る蹴るだけでも相手を容易く破壊出来る。
バスターカラミティに搭載してたパルマを改良し、通常のビームと同等の射程に伸び、そこからビームサーベルの形成も可能。
ビームライフルは銃口が2つあり、ビームライフルとビームマシンガンの撃ち分けもしくは同時発射が可能。
右腕の小型シールドはアンカーやビームナイフだけでなく、ナイフ口からビーム機銃も撃てるようになったので、牽制にも使える。
胸部と両肩にスクリーミングニンバスを搭載し、3つに増えた分バリアの防御力・攻撃力・効果範囲も向上している。
また、冷却機能も改良され、一度使用してからの再使用までの間隔も短縮されている。
切り札として、ニンバスの攻勢エネルギーの全てを瞬間的に開放。機体を中心に強烈な閃光と衝撃波を生みだし、自分を中心とした一定範囲の敵を吹き飛ばす「ブレイクアーマー」を発動出来る。
自分のバリア(アーマー)を壊し(ブレイク)て敵も壊す(ブレイク)意味合いも有る。
その破壊力は高いが、敵が離れるほどに与える威力は下がり、発動の際にニンバスに多大な負荷をかけるせいで、一度発動させると母艦で修理するまではニンバスの再使用が不可能になる、文字通りの奥の手。
フィナーレの場合は発動前にドラグーンを回収してるか、効果範囲外まで避難させてないとそっちも壊れちゃうし、使い勝手は良いとは言えない。
もしも相手に避けられても強烈な閃光で目晦ましになるから、その隙は付ける(イメージ元はacfaのアサルトアーマー)
122: 霧の咆哮 :2017/02/05(日) 19:07:18
ドラグーン含めて機体全体に新型特殊装甲「ミラージュニウム」を使用している。
これはコマンダーの開発の際に採用見送りになったヤタノカガミと、ルナチタニウムの特性を組み合わせた代物。
あのド派手な構造表面にせずとも、装甲がヤタノカガミ並の対ビーム反射能力とルナチタニウム並の対実弾防御能力や軽量性を保有する素晴らしい性能を誇る。
これにより、例え盾での防御が間に合わない攻撃でも、ビームによる遠距離攻撃は敵機に逆に反射され、実弾攻撃に対してもルナチタニウム並の堅固さでちょっとやそっとではやられない。
(但しメガ粒子砲に対しては折角のビーム耐性も意味がないが)
両足にはクローアームが隠されており、クロー中央部にはビーム砲も仕込まれている(イメージ元はガンダムベルフェゴールの脚部クロー)
背部にはデスティニーインパルスが搭載していた光の翼を装備しており、VLによる大気圏内での飛行能力や高機動性も保持。
ミラコロでの幻影機能も有るので、ニンバス発動中には幻影で相手を惑わし攻撃しつつ、ニンバスの効果範囲の敵を次々撃破しながら高速で本機が突っ込んでくるという、敵機への悪夢が生まれる。
機体本体の反応速度や追従性も可能な限り高められ、マルチロックオン含む高度な射撃制御機能も搭載されている。
ここまでは両機の共通武装・システムだが、先述の通りプレリュードとフィナーレは一部の武装が異なる。
プレリュードは背部の光の翼の間にデスティニーインパルス同様、対艦刀と大型ビーム砲を装備。
腰部にはフリーダムのようにビームサーベルラックとセットでレールガンも装備。
フィナーレは後ろ腰部のライフルラックや両腰のサーベルラックの下に小型ドラグーンを装備。
プレリュードが対艦刀や大型ビーム砲に使ってる装着スペースに、大型ドラグーンを装備。
4つずつ二列立て並びに刺々しくドラグーンが生えている。
ドラグーンは勿論、コマンダーのようにビームランスやバリアの展開も可能で、バリアの防御力やドラグーンの稼働時間も伸びている。
大気圏内でドラグーンの運用も引き続き可能。
例の如く宇宙よりは稼働時間は短くなるが、コマンダーと違い大気圏内で高速飛行しながら、ドラグーンを十全に扱えるのは強み。
列挙したような高性能さの代償はコストや整備性に皺寄せが来ており、製造されたのはプレリュードとフィナーレ及びそれらの予備パーツ分のみ。
特にミラージュニウム装甲がコスト高騰の最大の原因だが。
完成したのはラクス軍との開戦後。宇宙や地上での決戦の際は、大西洋連邦の底力を魅せ付ける活躍をするだろう。
機体本体のデザインは、兵器らしい無骨さと言うよりは、ルーラーのようなどこか象徴的らしさを意識している。
機体カラーはジャック機は黒メインにサブに白や灰色と、神父服や喪服のイメージとクルセーダーとしての白っぽさを合わせてる。
後者の場合はどっちかというとファンや部下達の意見だが。
レナ機は緑メインにサブに茶色や白のバスターをイメージしたカラーリングで。
以上です。
前回がパイロットオンリーだったが、今回は機体オンリー。
大陸側の大西洋連邦の機体で自分が作れる機種は多分、これでラスト。
最終更新:2017年02月13日 20:53