647: 霧の咆哮 :2017/03/08(水) 18:43:45
○ティエレンのプロトタイプやバリエーション、大洋の大型MA乗り等


  • フリーデン型陸上用多目的支援艦
『武装』
連装機銃×4
対空対MSミサイルランチャー×2

『解説』
大洋連合が開発した陸上運用艦。
70式(ビッグトレー)や71式(ヘビィフォーク)陸上戦艦は陸軍の部隊旗艦や改修して陸上空母代わりにも使われる大型艦だが。
被弾やトラブルで動けなくなった場合、自力で修理するか修理部隊を空輸で呼ぶとかしない限り、その場から動けず。
その損傷とて、余りにも被害が大きければ作業用MSや作業員だけでは時間がかかり過ぎる懸念も有った。
これが宇宙艦や海上艦ならば、自力で動けずとも僚艦に牽引して貰えば自走不能でも何とか移動出来るのだが、陸上艦が陸で擱座するとそうもいかない。
ということで、そういった事態に備えて陸上艦を迅速に修理可能な工作艦の開発が始まった。
ホバー走行で進み、ビッグトレー同様に陸地だけでなく海上も移動可能。
装甲は薄いが、その分移動速度はかなり速く、船体構造も単純で生産性や改修の余地も高い。
その点から、基本形である艦船修理タイプだけでなく、MS修理タイプや高速補給艦、輸送艦、病院船等と派生タイプもいくつも生産され、ユーラシアや南アフリカ、スカンジナビアも保有している。
武装は最低限の機銃やミサイルのみで、出撃の際はMSを搭載した70式陸戦艇や、TMSやSFSに乗った部隊とかが護衛に付く。
完成時期は大体71式と同時期。
CE75年以降の後期生産型にはビームシールドを搭載したタイプも存在。
外見的にはガンダムエックスのフリーデンをベースにより大型化かつ、クレーンとかいろいろ足したような感じに近い。
サイズ的には全長200メートルほどか。用途次第でいくらか大きさや構造も変わるが。

648: 霧の咆哮 :2017/03/08(水) 18:45:07
  • ファントン
『武装』
ビームライフル
実体シールド
実体スピア
実弾キャノン(胸部。選択式)
連装機銃(胸部。選択式)
その他換装武器省略

『解説』
東アジア共和国が開発した主力MS、ティエレンのプロトタイプ。
元ネタはガンダムOOの同名MSから。
胸部から前方に大きく突き出た頭部が特徴的。
その頭部の下に、手持ち武器以外のメイン武装も装備可能。
後のティエレン同様重装甲で、ホバー移動も可能だが、動力部がバッテリー式の為、エネルギー消費の問題も有ってその使用時間は限られる。
総合性能面は一言で言えばストライクダガー以上で、デュエルダガーにちょっと劣る位。
これでもストライクダガー以下の性能だったグウやカイエよりも遥かにマシである。
特に急造品故にそちらで痛い目を見た整備性や信頼性はグウやカイエと比べて劇的に改善されている。
しかし、上層部的にはその程度の性能では力不足と感じており、正式主力機のティエレンの開発が順調だったのも有り。
ファントンは完成後はそこそこの数が配備された物の、場繋ぎ的に過ぎず、全体的に見れば配備数はかなり抑えられた。
その分ティエレンの正式配備による機体更新で、かなりの速度で第一線から姿を消した。
CE73年時には訓練校での練習機やPMC、非武装化されたタイプが民間作業用や工作部隊用等として見られる程度である。
因みに運動性の弱点はティエレン以上だが、コスト面ではストライクダガー並に安い。
機体カラーはティエレンと同じ濃い緑系。

649: 霧の咆哮 :2017/03/08(水) 18:46:18
  • ヘリオン
『武装』
頭部バルカン×2
ビームライフル
ビームサーベル
3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
腕部小型シールド(左腕)

『解説』
東アジア共和国が開発したTMS、イナクトのプロトタイプ。
元ネタはガンダムOOの同名MSから。
他国が運用しているTMSを自国でも欲しがって開発されたが、技術レベルの問題で完全な変形は達成出来ず、出撃前にMS形態か、MA形態かを選択するしかない。
イナクト以上に防御力が低いのも欠点で、動力部もバッテリー式である。
この時点ではディフェンスロッドも開発出来ていない。
それでもMS形態でも空戦が可能で、総合性能も装甲以外はディンを上回ってるので、TMSとしては失格でも空戦MSとしては一応及第点。
大洋やユーラシアらと比較しない限りは。
ファントン同様、上層部的にはその程度の性能では力不足と感じており。
完成後はそこそこの数が配備された物の、場繋ぎ的に過ぎず、全体的に見て配備数はかなり抑えられた。
その分イナクトの正式配備による機体更新で、かなりの速度で第一線から姿を消した。
CE73年時には訓練校での練習機やPMC、非武装化されたタイプが興行用のエアレース等で見られる程度である。
機体カラーはイナクトと同じ緑系。

650: 霧の咆哮 :2017/03/08(水) 18:47:05
  • ティエレン高機動型
『武装』
頭部バルカン×2
銃剣装備大型ビームライフル
実体シールド(腕部)
ビームサーベル
ビームスピア(選択式)
対艦刀(選択式)
その他換装武器省略

『解説』
名前の通りティエレンの高機動改修型。
ティエレンの弱点たる運動性や機動性の改善の為に設計された。
両肩や脚部のシールドを外して、シールドは腕部の一つのみにし、装甲も多少薄くして機体を軽量化。
後ろ腰部に水平展開式の可変翼を、脚部等に追加スラスター装備し、関節部も改良。
これらの改良の結果、確かに機動性が向上して飛行能力も得たが、技術チームが想定していたよりも性能は改善せず。
飛行能力は空戦というよりは、殆ど移動用と割り切られている。だからこそ機体名も飛行型ではなく、高機動型なんだが。
ティエレン自慢の重装甲も削られたことで、機動力と防御力のバランスも些か中途半端になってしまった。
それでも主に陸軍MS部隊の中でも格闘戦が得意な者は、通常のティエレンの運動性では反応とかが追いつかないので、それなりにこの機体は有難がれた。
配備数は少なめだが、格闘戦にも普通に対応出来る後釜たるタオツーの配備が進むまでは、ティエレン高機動型も戦場に留まることだろう。
配備開始はCE74年頃。機体カラーは原作通り白にかなり近い茶色系。

651: 霧の咆哮 :2017/03/08(水) 18:48:21
◇日暮桔梗(ひぐらしききょう)
乗機はレッドホーン。階級は大尉。
人種はナチュラル。31歳(ラクス戦時)
原作戦国御伽草子犬夜叉の桔梗の同位体。
コロニー生まれのコロニー育ち。
実家はそれなりにでかい神社のムンゾ分社。実家は妹夫妻が継いでいる。
ヤキン戦役時はガンタンクに搭乗してアフリカ反抗作戦に参戦。
杉浦苺のヒルドルブ隊と同じ砲兵部隊に所属していたので、彼女らと今も交友関係は続いている。
終戦後はガンタンクに引き続き乗っていたが、ベテラン達に配備が優先されていたレッドホーンを任される程度には腕が立つ。
というか桔梗自身、アフリカ戦線に参加していたベテランだが。
これが苺チームだと戦車への拘りから、丁重にお断りしただろうが、桔梗にはそこまでの拘りはないので普通に受領。
ポジションは車長。
ラクス戦争時はこのレッドホーンにて、ヒルドルブ乗りに戻った苺チームと戦場を共にした。
序に、彼女の実家からそこそこ近くにドミニクの実家も居を構えており、同じコロニーの同じ町出身だったりする。
初詣の際に何時もお参りに行っていたので、一応ドミニクからすると顔見知りである。
桔梗から見ると、言い方は悪いがその他大勢の参拝客の一人に過ぎないが。
勝平と初めて会った際、お互いに不思議と初対面の筈なのに、以前どこかで出会ったことが有るような気がしたとかなんとか。

652: 霧の咆哮 :2017/03/08(水) 18:50:36
◇山口勝平(やまぐちかっぺい)
乗機はレッドホーン。階級は中尉。
人種はナチュラルとコーディネイターのハーフ。26歳(ラクス戦時)
原作戦国御伽草子犬夜叉の犬夜叉の同位体。この世界ではコーディの父譲りの銀髪ヘアー(半妖じゃないから勿論犬耳は無い)
月生まれの地球育ち。
当初はMS、それもガンダムタイプに憧れて入隊したのだが、残念ながらMS適性が低くて弾かれ、悔し涙を流す。
それでも腐らずに士官学校卒業後も修練に励んだ結果、レッドホーンの操縦士に選ばれた。
同乗の上官たる桔梗とは性格面の相性から衝突が珍しくなかったが、喧嘩するほど仲が良いと言う奴で。
何時のまにか二人は婚約していた。具体的に言うとラクス軍との開戦一年前位に。
普段は桔梗の尻に敷かれているが、プライベートの夜じゃ立場逆転するとかなんとか。
同じチームの通信手と火器管制はこの二人がいつくっ付くのか賭けをしていたらしく、結果は火器管制の勝ち。
ラクス軍との戦争が終わったら結婚するそうな。どっちが退役したり、夫婦共働きとかはまだ話合い中。
敵軍の砲火に晒されようとも怯まず、果敢に突撃し、適切な挙動をレッドホーンにさせる度胸や根性、操縦の腕は仲間達からも評価されている。
戦車は特別好きでも嫌いでもないが、恐竜は大好きなので、レッドホーンにはかなり愛着を抱いている。
一番好きな恐竜はトリケラトプスなので、同じ角竜のスティラコサウルスがモデルのレッドホーンは微妙に惜しいらしい。


以上です。
ティエレンやイナクトの前身とも言うべき機体が原作に有るんだし、この世界でも作られていそうなので。
せめて桔梗と勝平(犬夜叉)はこの世界では悲劇の別れじゃなくて、幸せに結ばれて欲しいなと。

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最終更新:2017年03月13日 08:49