815: ナハト :2017/03/02(木) 00:07:52
ふと、思い付きネタ。
九曜ストパン世界です。
816: ナハト :2017/03/02(木) 00:08:23
――――逸見エリカは孤独であった。
逸見家はごくごく普通の田舎にある家だった
ご先祖様が特別強いウィッチがいたわけでもなかった
この家に生まれながらにして膨大な魔力を持った少女が生まれたことに
両親は初め喜んだ。田舎にとっては魔力を持った少女は地方の誉となるからだ
しかし、喜んでいられたのは最初でしかなかった。
子供のころから余りまくる魔力を使って暴れまくっていた。
田舎であるがゆえに同年代の子供には魔力を持ったものが一人もいなかったのである。
よって、対等の人がないがゆえに、その鬱憤を晴らすがごとくに暴れまわり
村一番の問題児となり、両親はホトホト困ってしまい、神社に預けようという話となった。
だが、神社にあずかったからと言って、エリカは大人しくなることはなく
むしろ、何もないところだからこそ、よく神社を脱走しまくったのであった。
この日も神社を脱走し、お気に入りの場所へと移動しようとしたのだが
そのお気に入りの場所には先客がいた。
「ちょっとあなた!ここは私のお気に入りの場所よ!」
「ふえっ!・・・ごめんなさい。今日初めて来たばっかりで知らなかったの」
「ふーん・・・・まあいいわ。特別に許してあげるわ」
「えへへ・・・ありがとう」
「なによ。お礼なんか言って。変な子」
「そうかな?あ、私は西住みほ。あなたの名前は?」
「わたし?逸見エリカよ。覚えてなさい」
これが後に軍神と狂犬とよばれた西住みほと逸見エリカの出会いであった・・・・
818: ナハト :2017/03/02(木) 00:09:06
終わり
後々の話に繋げようかと。
最終更新:2017年03月13日 10:22