937: ham ◆sneo5SWWRw :2017/03/07(火) 21:14:50
バーニング・フォックスNO.9
アレクサンドラ・イワーノブナ・ポクルイーシキン
出身:オラーシャ
所属:オラーシャ陸軍親衛第16戦闘機連隊
修行開始時階級:中尉
修行開始時年齢:13歳(1941年)
誕生日:3月6日
使い魔:ホッキョクグマ
固有魔法:映像記憶共有能力
覚醒魔法:完全共有記憶

愛称:サーシャ
二つ名:パーフェクト・レコーダー
同室メンバー:アレクサンドラ・シェルバネスク(班長)、エディータ・ロスマン、アレクサンドラ・イワーノブナ・ポクルイーシキン
卒業記念品:【氷雪花冠(ひょうせつのかかん)】、【白甲盾(はくこうじゅん)】


オラーシャより軍の命令で参加してきたウィッチ。
他国と違い、あまり空戦技術が体系化されていなかったオラーシャで、独自に空戦技術を学んでいた。
座学に優れていた彼女は、ガリアのエース、レーヌ・フォンクの著書を教科書とし、時代にあわせて自ら工夫・改良を重ね、
オラーシャ、カールスラント撤退戦等で学んだ戦術を体系化し、オラーシャ軍用のオリジナルの教本を作成した。
平易な文章で解り易く、新人でも理解し易い内容で、たちまちオラーシャ国内に普及した。
未だ13歳という若年でありながら成したこの功績から、
戦闘教官、引いてはオラーシャ空軍ウィッチの戦術体系確立に貢献してくれることを期待した軍上層部の意向により、修行への参加を命じられた。

当人としては前線勤務を希望したかったが、自らの技量を更に鍛える又と無いチャンスということもあり、参加を志願することとした。

彼女の戦闘理論は「ネウロイを撃破するには奇襲と超至近距離からの射撃が効果的」というものであった。
だが、この戦術は被弾の危険が大きい戦術であり、修行での模擬戦でこの問題が浮き彫りとなった為、帰国後、彼女の手によって教本が大幅に改訂されたのは言うまでもない。

そんな彼女の固有魔法は見た物を正確に思い出せる「映像記憶能力」。
そんな固有魔法を待つ彼女は修業中に、その能力が暴走を始める。

それは、かつての無意識に自らが封じていた辛い過去の記憶や味方の墜落シーンなど思い出したくもない過去の出来事が鮮明に思い出されるようになったのだ。
当人にとっては悪夢のような光景が何時如何なる時でも思い出されるため、修行にもならず、一時塞ぎ込むこととなった。
このままではいけないと、九曜や教員のライトニングフォックスメンバー、
さらに仲間であるバーニングフォックスメンバーが協力して、彼女のケアに努めた。
その甲斐があってか、彼女は辛い記憶の中に埋もれていた、祖母と母の言葉を思い出し、トラウマを克服しようと制御を試み出す。
そして、見事制御に成功した彼女は、その固有魔法を大きく昇華させていた。

938: ham ◆sneo5SWWRw :2017/03/07(火) 21:15:27
映像記憶共有能力。

見た物を正確に思い出せる彼女であるが、それを他の仲間に伝えるのはどうしても口頭や書類等、口と読み書きで知らせるしかなかった。
しかし、彼女は修行にその固有魔法を昇華させた彼女は、他のウィッチに触れることで、まるでそのウィッチがその記憶を実際に見聞きし、体験したように感じさせ、伝えられるようになった。
また、念写のように写真にその記憶を映し出すことも可能となった。
加えて、時間と魔力を多く消費するが、基本的に連続した写真と言える映写機のテープに念写することで、短時間の映像化も可能である。
さすがに長時間だと労力が大変であったため、九曜から教わり、自らが制作した銅鏡を用いる。
この銅鏡は九曜が陛下と共に見る銅鏡をモデルにしており、戦場には持ち込まず、主に作戦会議の場で使用するため、少々大きめのものとなっている。
ただし、映写機と銅鏡は、共に無音なのが難点である。

さらに、この固有魔法を応用した覚醒魔法も発現する。

完全共有記憶。

その場に居る他のウィッチに念話を含めて、自らの映像記憶をもとにした詳しい解説や指揮、標的の指示などを触れる事無く直接脳内に伝えることが可能となった。
また、同時に他のウィッチ達のほうから戦闘情報を逆に収集し、周囲に伝えることも可能で、それによって総合的な戦略と戦術を編み出せた。
覚醒魔法の発動中は髪がより白くなる。
しかし、雁淵孝美と同様、覚醒魔法発動中は魔法力が覚醒魔法に優先されるためにシールドの能力が急激に低下する。
また、処理能力の大きさから肉体的・精神的な疲労以外にも脳へのダメージも起きやすく、一度発動すれば、念入りな身体検査を必要としている。

卒業に際しては、この固有魔法と覚醒魔法から、ヘルと同じ、主にマルチタスクによる脳の過熱を冷却し、演算補助に用いられる髪飾り、【氷雪花冠(ひょうせつのかかん)】を貰っている。
この髪飾りは、左右両側に向日葵をあしらった冠状の輪で、後ろで縛る事で固定化する。

また、魔力とシールドの補助から銃器を取り付けた盾【白甲盾(はくこうじゅん)】を1枚貰っている。
上下に長い中型の盾のこれは、自動防御と3倍のシールド強化能力を持っている。
念動範囲は狭いが、独立して念動領域内を飛翔する簡易的な傀儡機構も装備している防御装備で、手で保持しても使用可能。
銃器を取り付ける事もできるため、まさに矛盾の盾。
魔法力消費増大も考慮し、魔法力蓄積可能な魔石も仕込んであるため、魔法力の供給も出来る。

九曜製マフラーとお守りを大事にしている。
なお、原作より早く扶桑文化と触れたためか、マジギレした場合は正座以外にも石抱きならぬユニット抱き(板は温情で無し)や焼き土下座(温情で温度は低め)等の罰則が加わった。
また、どこからともなくシルクハットを被ったシロクマが現れ、ワイパーという名の足を掴まれ振り回されるお仕置きも発生し、502では時々悲鳴が飛ぶようになった。
この事に関しては、転生者達がニパとひかりに内心謝罪したことを記しておく(伯爵は残当)。


以上です。

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最終更新:2017年03月13日 10:33