790: 弥次郎 :2017/03/19(日) 21:41:59

戦後悪夢世界支援IFネタ MGS -Over the Chaos-



西暦19XX年。その日、世界に激震が走った。
ジョン・ドゥを名乗る人物が世界に対して告発文を発したのだ。

「オーストラリアに本拠を置く武装組織に戦術核弾頭の配備の兆候アリ」

その震源地(グラウンド・ゼロ)となったのはオーストラリア。
オーストラリアに本拠地を持つ武装組織が戦術核弾頭を有し、これを用いての恫喝を行おうとしているとジョン・ドゥは告発したのだ。
ジョン・ドゥはその武装組織に籍を置いていると告白。その組織は核兵器によって恫喝を行い、その要求は
「東南アジア地域からの日露の撤退及び日露同盟を根幹とするアジア会議及びユーラシア会議の解散」であると証言。
要求が飲まれるまでアジア圏において無差別核攻撃を実施する計画であると詳細なデータを公表した。

そしてその武装組織、ニュークスエイジアの保有する核兵器は「M-388 デイビー・クロケット」。
テキサス独立戦争においてアラモ砦で戦った英雄の名を戴く、個人携行可能な戦術核兵器。
冷戦時代にアメリカにおいて開発された、「手ごろな核兵器」という狂気の産物。
「文民統制されていない武装組織が世界で初めて核武装した」という事実が、各国の度肝を抜いた。

恫喝を受けたロシアおよび日本は非常事態を宣言。
同時に報復のための核兵器を準備し、即座にオーストラリアにおける「テロリスト掃討作戦」のために総動員令を発令した。

当然の如く、デイビークロケットの開発国にして製造元であるアメリカは潔白を求められた。
大々的な捜査がニューエイジアの報復の危険性故に難しいため、アメリカ軍は少数精鋭の極秘潜入部隊「FOX HOUND」に出動を命じ、
FOX HOUND司令官ロイ・キャンベルはソリッド・スネーク フランク・イェーガー ジャックの3名を主力とする部隊を編成しオーストラリアへ派遣。
オーストラリアのニューエイジアの拠点に潜入し、首謀者の捕縛及び核弾頭の回収乃至無力化というミッション『カズム作戦』は、日露軍を主体とするユーラシア統合軍が行動を開始するまでの12日間しか残されていない状況で開始された。

他方、日本においても国防軍内部から選び抜かれた精鋭が密かに潜水艦へと乗り込み出航する。
そこには太平洋戦線において、特に沖縄戦において高い戦果を挙げた特殊部隊員と、ロシアのスペツナズも含まれていた。

果たして彼らは第三次世界大戦を阻止できるのか……?





登場人物

○ソリッド・スネーク
○フランク・イェーガー
○ジャック
:FOX HOUND隊員。いずれもコードネーム。

○ロイ・キャンベル
:FOX HOUND司令官

○デビット・ジョージ
:ニュークスエイジア司令官

○カズヒラ・サイレント
:元アメリカ海兵隊所属の“日本人”。FOX HOUNDとの連絡役。

○リボルバー・オセロット
:ロシアから出向してきたスペツナズ部隊の隊長。愛用の銃はコルト・シングル・アクション・アーミー

○胡蝶夢路
:日本国防軍から派遣された特殊部隊の隊長。オセロットに多大な影響を与えた。
 コードネームはドリーム・バタフライ。

○ハル・エメリッヒ
:核搭載戦車メタルギアの開発に関わった技術者

792: 弥次郎 :2017/03/19(日) 21:42:51
以下ネタバレ及び小ネタ解説のようなもの

  • ニュークスエイジアは造語。
 ニュクス(夜の女神) ニュークリア(核) アジア(極東) 新しい時代(ニューエイジ) 新しいアジア(ニューアジア)を複合させている
 ギリシャ神話においてニュクスはネメシス タナトス ケール ヒュプノスという死や滅びを象徴する神々を産み落とした事になぞらえた
  • 偽物の核弾頭の中に本物が混ぜられていて、本当は核弾頭などないと武装組織の首脳部は思っていた
  • でも実は首脳部の思惑とは別に本当に核弾頭がアメリカ経由で用意されてしまった
  • 捕縛されるとしても日露がオーストラリアを攻撃することは自国を含む安全保障条約の為にも間違いないわけであり、これをもって日露に対する懲罰戦争の狼煙とする。「リメンバー・ニュークエイジア」という標語を生み出し核攻撃に予算やその被害から躊躇い続けるアメリカ本国を、具体的には世論を突き動かす。
  • ジョン・ドゥは組織に身を置く人間ではあるが、これは裏切っての告白ではなく、一種の犯行声明であった
  • 実際の核弾頭は4発。一発は見せ札として使い2発は攪乱に使用。1発は本拠地に。
 あくまでこれは「ニュークスエイジア」の保有する核弾頭の数
  • 本命はスルクフをベースに極秘に建造された高速潜水艦が欧州から南米、南極を経由して輸送する戦術核ミサイル
 これによってオーストラリアに上陸した日露統合軍を消し飛ばし、戦線拡大を阻止する
 オーストラリアは人口密度が小さい地域が多数あるので投射場所には困らないという発想から使用が決定された
  • 胡蝶夢路は所謂転生者であるが、過去の転生時には自衛隊に属したことのあるらしい。
 愛読書は「フランケンシュタイン あるいは現代のプロメシュース」。
  • 全体のモチーフにはギリシャ神話が使用されている。ブリーフィングでも例えに使われている。




Q.本当にあった、あるいは起こる出来事なの?
A.
  *     +
    n  ∧_∧  n
  (ヨ( (●ω・)  )E) <フィクションです
    Y|BIG BOSS |Y

794: 弥次郎 :2017/03/19(日) 21:43:43

以上、wiki転載はご自由に。

この世界においてはシャゴホッドは存在しませんし、サンダーボルトの仇名を持つ大佐はいませんし、愛国者も存在しませんし、ましてや賢者達も存在しません。ザ・ボス?同位体しかいませんでした。
ザ・ソローと子供を設けましたが、引き裂かれて終わったかなと思います。
勿論オセロットはアメリカのスパイというわけではありません。
ビックボスもいませんので、代わりに拙作からとある人物を転生させてオセロットに影響を与えました。
ずばり、虎鶫さんです。多分合同訓練とかやった際に多大な影響を与えたかなと。

このように「どこにあるか分からない核によって恫喝」というのはひょっとすると未来であり得るかもしれないのであんまり笑えません……核の流出は今のところ起きていませんけど、今後も起こらないという保証もないです。

この計画の最大の欠陥は未だに極東での限定戦争と高を括っていることですね…
戦術核を使えば日露も簡単に消し飛ばせるし、抑止ができるはずって。
しかし、ただでさえ軍備が削られているのに生産やら更新が追いつくの?という問題が。
WW2の時のようにすぐに追い抜けると考えていたりするんですが停滞はその程度では復活しないでしょうし。

英独仏にとってはポーランドあたりに核を集中投射してしまえばロシア軍を受け止められると思ってます
その程度では止まらないのが日露でしょうな。友軍の屍を超え、死の灰を浴びながらも、敵を滅ぼすために全力で戦争を仕掛けるでしょう。










そう、計画の発案者の思惑通りに。
つまりこれ、デイビー・クロケットを引き金にして否が応でも全面戦争を起こして全世界を滅ぼすって計画なんですよね。
リメンバー・オーストラリア、リメンバー・ニュークスエイジア。その言葉と報復で世界を一杯にしてしまえってもの。
そしてばら撒かれるのが小型核弾頭を発射するデイビークロケットとそれを運搬する大型核搭載戦車「メタルギア」。

ラスボスは多分欧州にいます(適当)。
この計画の発案者たちは「自分達が落ちぶれるのならば世界など滅ぼしてしまえ」というやけくそな意思で始めています。
つまり、すべてこれは日露をたきつけて最終戦争を引き起こすための呼び水でしかないんですよね。
ガバガバのプランでも反動主義者をたきつけるには十分ですし、これで全面戦争になれば日露に一矢報いることができますし、おまけにリメンバー・ニュークスエイジアということばで報復心を植え付けることができますから。

流石にこれ以上広げると風呂敷畳めないので一発ネタ&IFストーリーということで終わり。お粗末でした。
最終更新:2017年03月26日 19:34