627: リラックス :2017/03/14(火) 17:43:29
流れを読まずにネタを行ってみよう
G-SAVIOUR
開発チーム「セイバー」によって開発されたセイバー
シリーズの7番目のモビルスーツ 。大量生産をハナから度外視して開発された野心的なものであった。
本機の最大の特徴は、「オリジン」と呼ばれる素体フレームに装甲を換装することにより、「宇宙戦モード」と「地上戦モード」に変更できる点である。
また、従来のMSに比べると大変軽く、その運動性と加速度は仮想敵の機体を遥かに凌ぐ。
しかし、機体を換装することにより汎用MS以上の性能を発揮できる反面、運用コストが高く整備も難しい。
特に換装ハンガーが場所を取ってしまう点が顕著で、劇中ではサイド・ガイアのコロニーの隔壁ハッチに取り付けられているのが確認できる。
開発7番目の機体とのことで、GはガンダムのGではなく、アルファベット順で7つめのGを意味する。
コクピットは全天周モニターとリニアシートが廃止されており、パイロットの正面に斜め向きのメインモニターを1枚、その両脇に三角形のサブモニター2枚をスポーツカーの窓のように配置し、そこから奥にシートをそなえつけたレイアウトが特徴。
全天周モニターに対しては「ニュータイプでない一般のパイロットでは情報量の多さに混乱し、戦闘に支障をきたす」「側面や後方を確認するためにいちいち振り向かないといけない」という欠点がしばしば指摘されてきたらしく、この点をセイバーチームが憂慮した結果と思われる。
球体関節を採用したフレーム「オリジン」に外装を被せて作られており(注1)、専用の換装ハッチを潜ることで装備換装するという点が特徴で、3種類に換装可能。
所要時間はおよそ30秒。
しかし換装ハッチが場所を取ってしまうこと、ただでさえ煩雑な設計な上にオプションが改良、拡張される度にそれに合わせた調整を施さなければならないことから、運用性には若干難がある。
■武装
ビームライフル
メインウェポンである、連合製ビームライフルとほぼ同一仕様。状況を選ばず使える癖の無い銃である。
ES01 ビームサーベル
格闘戦用の斬撃武装、シールドの裏側に設置されており、ビームキャノンにもなる。
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
GAT-Xシリーズと同型の対空用迎撃火器。頭部に2門設置。
アンチビームコーティングシールド
身の丈に迫る大型シールド。珍しくウエポンラックでなく本来の意味でのシールドと言って良い。
武装は全形態共通で、ビームライフル、ビームサーベル×1、頭部バルカン砲、アンチビームコーティングシールドというスタンダードなものとなっている。
無重力仕様(スペースモード)
宇宙空間での戦闘に特化した換装。単にG-SAVIOURと言う場合は基本的にこれを指す。
背部と腰部の大型スラスターが特徴的。
上腕部と大腿部には装甲が無くフレームむき出しという、徹底した軽量化が図られており、 1008t という驚異的な推力もあって運動性能は非常に高い。それでいてこの手の形態にありがちなパワー不足ということもなく、地上での運用にも飛行を行うことも不可能ではないなど大きな支障は見られないがホバー持続時間が短いなどの問題はある。
重力下仕様(テラインモード)
地上戦に特化した換装、G-SAVIOURの地上戦仕様バージョン。
宇宙用のスラスター類が外され、防御用のフレームを取り付けたのみであるが、高い運動性を有する。
全身に装甲が追加しているため、スペースモードと比較して頑強な外見となっている。
スペースモードの約2.8倍の脚力を誇る(注2)反面、スラスター類が減った分出力では劣る。
スペースモードと比べると、よりオーソドックスなガンダム像に近いデザイン。
高機動仕様(テライン・ホバーモード)
テラインモードの腰周りと背中に大出力ホバーを装備した形態で、短時間ながら自在な飛行が可能。山岳や市街地で特に威力を発揮する。
ホバーユニットは任意にパージ可能で、推進剤が切れてもすみやかにテラインモードに移行することが可能である。
628: リラックス :2017/03/14(火) 17:44:05
注1、球体関節を二重にした「ダブルジョイントフレーム」というシステムも考案されており、剛性こそ若干落ちるが、運動性がさらに強化され、高速で接近してくる敵への迎撃力は16%、回避性能は12%程向上するとされる。
注2、ダブルジョイントフレームに並行して高速地上移動システムが開発されていたとも。
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* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
戦後に作成された映画G-SAVIOURに登場する主役MS。
面倒事を避けるため、完全に架空の世界を舞台に実際のMSから外見以外は本来の仕様とは異なるよう設定されている(コクピット関連は特に顕著)。
実写とCGを組み合わせたリアルな画像が売り。
MSの描写は機密に当たるためコクピットや武装などはCGで表現されているが、基本的に主役級MSは実際のMSを用いて撮影された画像を細部に修正を加えて使用しており、リアルで重厚感のある動きをスクリーンで堪能可能。
駆動音などは実際の駆動音を取り入れ、無重力宇宙空間ではフワフワと漂い、重力下では低音と重量感を意識した独特のある種リアルな描写は、マニアや専門家からはリアリティ溢れると賞賛されているが、もっさりしてるという評価もあり、賛否両論がある。
基本的に実写シーンでのG-SAVIOUR役はM1アストレイが務めており、敵役MSなどCGで表現されている機体も回収したザフトMSの動きをパソコンに取り込み解析した上でモーションを作成するなどスタッフの本気を垣間見ることが出来る。
オマケ
●マーク・カラン
映画G-SAVIOURの主人公。
正規軍の凄腕のMSパイロットとして知られていたが、事故に遭った同僚を救えなかった辛い経験や上官の非人道的な指導に嫌気がさしたことなどから退役する。
その後は民間で働いていたが、ヒロインたちとの出会いによって事件に巻き込まれ、その人生を大きく狂わされる羽目に。
MSでの戦闘にトラウマを抱いていたものの、次々と殺されるパイロット達の姿を目の当たりにしたことから苦悩を振り切って出撃、G-SAVIOURで獅子奮迅の活躍を見せる。
劇中でヒロインとサブヒロインにキスしまくったリア充。
最終更新:2024年03月05日 21:18