844: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:14:42
○大洋の転生者系パイロットや原作でのサブもサブキャラの同位体


◇綱木(つなぎ)ユウト
乗機はギラ・ファイター・バルバトスカスタム。階級は大尉。
人種は合法の範囲のコーディネイター。32歳(ラクス戦時)
痛い子大隊所属の低レベルNTで、憂鬱世界もしくは笹原が転生したどこかの世界線で戦友というか友人だった。
現代→憂鬱もしくは笹原と同じ転生先→大陸種で、通算で三回目の人生。
機体適正は格闘型で、ヤキン戦役時はザク2→ハイザック→マラサイ→ドライセンと乗り継ぐ。
前世の嫁が今世では幼少期からの幼馴染で、しかも前世の記憶を向こうも同じ日に思い出していた。
文字通り何十年も連れ添った気心知れた仲だし、そのまま一緒に過ごしてストレートにゴールイン。
痛い子大隊として機体へのペイントや情熱とかは、他者から見るとふざけてるようにもみえ、変人のように纏められるが。
実力はガチで、これでも痛い子大隊の中でも割と常識的な方。
痛い子大隊自体、機体へのペイント関係を除けば、邪気眼隊と比べたら十分まともなんだが一応。
実際に家庭では良き父であった。四人も産まれた前世の子供達からは痛い系絵柄に関して半々で支持と否定に割れたが。
愛妻家でもあり、前世からも付き添ってくれた嫁に運命を感じ、前世ではファンのアニメキャラのペイントだったが、今世では嫁をモデルにしたオリキャラのペイントを愛機に描いている。
この行動は同じ痛い子大隊に所属するリアル嫁ラブや、娘ラブ、姉妹ラブとかの部隊員に『その発想はなかった』と感銘を何気に与え。
他の隊員でも嫁や娘や妹とかをモデルにしたキャラを描く者が複数人出て来た。
なお、愛する者達から許可が出た者と出なかった者にその後別れ、拒否された者は落ち込んだ様子で描き直していたが。
ギラ・ファイターの受領後、実は現代の頃ではガンダムバルバトスがMSで一番好きだったらしく、折角ギラ・ファイターのデザインが頭部以外はバルバトスっぽいならと、頭部をあのガンダムタイプに改修したいと希望。
同じようにバルバトスファンの転生者が村雨技研にいたらしく、今までの彼の戦功も有り、格闘戦用の新型センサーのテストも兼ねて改修してくれた。
その際に機体カラーもデフォの濃い青系から、バルバトスと同じ感じに塗り直してる。
一番好きなガンダムを再現した愛機に、愛する嫁のペイントもしてとやる気が絶好調になった彼は、ラクス戦役に置いて痛い子大隊の中でも上位の戦果を挙げた。
外見や性格は日本の好青年系イケメンで、ファンもいるが、そちらからも痛い絵柄系が無ければと嘆くのと、そこら編も愛嬌と肯定する者とでまた割れてる。

845: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:16:05
◇綱木メグル(旧姓は筧(かけい))
人種はナチュラルとコーディネイターのハーフ。32歳(ラクス戦時)
ユウトの妻。ユウトの前世(種から見て)からの付き合いで、前世でも嫁だった。
何処の世界線にもよるが、どこでも痛い子部隊の一員として過酷な戦場に赴き、憔悴するユウトを心配し、案じていた。
前世で天寿を迎えたと思ったら、気が付けばこの世界に転生し、これが夫の言う転生云々なのかと混乱しながらも実感していた。
(長い夫婦生活で流石に転生者だとユウトもバレた、それで揺るぐ愛ではなかったが)
前世では家庭を守るのに専念していたが、大陸種の時代では女性の社会進出も何の問題も無いので心機一転。
旦那の機体の専属整備士になれるように軍に志願。
ユウトは整備士志望とはいえメグルが軍人になることに反対したが、愛しい人の力になれる実感が欲しい、大切な人の命を左右する相棒を、妻としてこの手で整備したい的な熱い想いに折れた。
家庭でただ、夫の帰りを待つことしか出来ない寂しさや辛さとか、待つ者側の心情を切々に訴えられたのもあるが。
入隊後は彼女の努力と実力と、夢幻会の後押しも有り痛い子大隊の整備士として無事配属。
ヤキン戦役を整備士なりの戦い方で戦い抜いた
それからラクス戦役までの合間に、唯衣達同様に一度予備役入りし、子育てしたりしていたが、開戦と共に子供らを両親達に任せて現役復帰。
ユウトのペイントに付いて、彼の機体整備を担当している以上、当然彼女の許可も必要なわけだが。
本音を言うと恥かしいが、同時に旦那にそれだけ愛されてるように感じて、嬉しくもあったらしく、メグル的には有りらしい。
見かけによらず信心深い方で、これは死の間際に『願わくば、来世でも夫と共に過ごせますように』的に願ったら、来世では二人は幼馴染で。
おまけに同じ日に前世を思い出したというのだから、メグルの方とて運命を感じており、神仏に本気で感謝感激していた。
かといっても変なカルトに嵌るわけでもないが。むしろ、神の奇跡や因果を転生で実感したが故に、神を騙るカルトや詐欺系への嫌悪感は常人より強い。
普段は野暮ったい大きな眼鏡をかけて、余裕を持ったサイズの無骨な作業服で仕事に励んでいるが。
眼鏡を外すと美人なタイプで、着痩せもしているから実はスタイルはかなり良い巨乳美人。
眼鏡は夫や子供達のみでもないと恥かしくてなるべく外したくないらしく、その様子にユウトも我が嫁が可愛過ぎて今日も辛いだとか内心で悶えている。
口調は関西弁で、仕事の時以外じゃのんびりするのが好き。
愛する夫と肩を寄せ合い、縁側でのんびり日向ぼっこしながらお茶を啜る一時とかお気に入り。

847: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:17:52
◇フェルナン・イェリネク
乗機はザク3。階級は中尉か大尉。
人種はナチュラルとコーディネイターのハーフ。33歳(ラクス戦時)
旧オーストリア系やドイツ系の血が濃い移民の家系で、外見もそれらしい感じ。
前世でキリスト教系の孤児院を運営しており、奇しくもこの世界の実家も同様であった。
色々あって孤児院や他の事業の運営は両親や兄妹に任せ、軍に志願した。
ア・バオア・クー周辺のMS部隊に配属され、初陣も件の要塞の防衛戦から。
その戦闘で援軍側で参加し、最早これまでと死にもの狂いの抵抗を見せたザフト兵の反撃で機体が大破(四肢が達磨)しながらも辛くも生き延びた。
その後もボアズやヤキン決戦に参加している。
機体適正は汎用型で、その中でもザク系統の機体挙動や操縦感覚が身体に合っていた模様。
戦時中はオッゴ→ザク2→ハイザック→マラサイと乗り継ぎ、戦後何年かしてからザク3のOT仕様に乗り換えている。
ラクス戦時はそのままザク3で参戦。
実家の孤児院にアビー達が引き取られ、孤児院の子供達の中でも特に彼女に懐かれていたのは自覚していたが。
異性として見ていたかというと、何とも言えない。
成長するに連れ美人になっていくなとは思っていたが、孤児院の家族としての意識も強く。
アビー自身、自分の想いが明確になっていないのもあり、二人の関係はお互いに大事には思っていても、どういう意味で大事かはわからなかった。
因みにアビーが原作キャラというのは、孤児院の皆との写真や動画ファイルを転生者仲間に見せていた時に指摘され、漸く気付いた模様。
前世で種は見ていたが、種運命は途中で切りあげた為にアビーの存在を知らなかったのだ。
性格は子供に好かれる面倒見の良いおじさんってタイプ。
趣味は皆でワイワイ遊べる人生ゲームのようなボードゲーム系。

848: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:19:25
◇アビー・ウィンザー
人種は第二世代コーディネイター。23歳(ラクス戦時)
原作ガンダムシードデスティニーに置いて、メイリン・ホークの後釜としてミネルバ隊のオペレーターに着任した娘の、大陸種世界における同位体。
こちらでは徴兵されてナスカ級のオペレーターとしてヤキン決戦に参加していた。
その際、とあるマラサイにブリッジの目の前にまで接近された直後に、広域通信でヤキンの制圧とザフト軍全体への降伏が伝えられた。
後ほんの僅かに通信が繋がるのが遅ければ、ブリッジはマラサイが振り被ったビームサーベルに薙ぎ払われてただろう。
まさに九死に一生を得た。
しかし、彼女の両親は既に戦死しており、天涯孤独となってしまったアビーは大洋に誘われるまま引き取られ、年齢やメンタル面の問題で定期的にカウンセリングを受けながら孤児院に入居した。
そこはフェルナンの実家が経営する施設であった。
自分と同じプラント系の孤児達が集まり、フェルナンの家族や職員達にも大変良くしてくれたことで、傷心の彼女らも少しずつ癒されていく。
特にアビーが懐いたのは、休暇の度に戻ってきては積極的に孤児達の面倒を見てあげるフェルナンだった。
彼が現役軍人ということで、丸で彼を追うように軍に志願し、同じ部隊に配属された。
現時点ではアビー自身も、どういう意味でフェルナンに惹かれているのか。
あくまでファザコンやブラコンのような親愛・家族愛方面で惹かれてるのか。
それとも10歳差だろうと関係ないと言う異性としての恋愛方面の意識なのか、はっきりと答えは出せていない。
いつの日にかその複雑な内心の答えも出せるだろう。
だが、彼女は知らない。あのヤキン戦役で自分を殺しかけたマラサイのパイロットがフェルナンだと。
アビーの父が乗ったジンアサルトシュラウドを撃墜したのも彼だと(母は流石に別の死因)
前者はともかく、後者はフェルナンもアビーも知る機会もないだろうが。
そんな、戦争では有りふれた悲劇が彼女達の裏で起こっていたのだ。

849: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:20:54
◇コニール・アルメタ
乗機はスクードハイぺリオン。階級は少尉。
人種はナチュラル。21歳(ラクス戦時)
原作ガンダムシードデスティニーに置いてミネルバ隊に協力した現地ゲリラの当人の、大陸種世界における同位体。
こちらでもユーラシア領中東地域ガルナハン出身だったが、ユーラシアの統治が原作と違い全うなので、幼い頃から反政府ゲリラなんてやらず。
普通にユーラシア国民として健やかに成長し、軍に志願。
原作ではMSにも乗った経験が無く、未開花だったが、少なくともこの世界ではMSパイロットとしての素養が高く、入隊後メキメキと腕を上げていった。
ラクス軍との開戦時は近代化改修済みのヤークトハイぺリオンに搭乗していたが、後に後継機のスクードハイぺリオンへの乗り換えを許されるほどの精鋭に。
旧ザフト上がりでカオスガンダム使いのヘンリエッタ・ケルビーニとは士官学校からの同期の友人。
彼女からローゼマリアへの憧れや素晴らしさとか散々聞かされたが、それに仕方ないなと付き合ってあげる面倒見の良さを持つ。
コニールとしては自国のエースで誰のファンかと聞かれたら、ガトーやドナヒューやカナード辺りが良いらしい。
つまり渋い系やイケメン系の男エースが好み。
そこら編はある意味若者らしくて健全である。
仮に原作世界の種運命のストーリー後、原作コニールがラクス軍に入隊してた場合、コニールもムウやバルトフェルド同様、平行世界の自分同士の対決が起こりうる珍しいキャラである。
趣味は料理研究で、ヘンリエッタにも教えている。お菓子ではチョコ系が好き。

850: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:22:00
◇ニキータ・アイマン
乗機はハンターガンダム(無線タイプ)。階級は少尉。
人種は第二世代コーディネイター。21歳(ラクス戦時)
旧ザフトのエース『黄昏の魔弾』ことミゲル・アイマンの弟。
プラントの割り当てに置いて彼の住んでいたプラントが大西洋の取り分になったので、そのまま大西洋国民として編入される。
開戦前に事故死した父や、エースとして稼いでいた兄の遺産のおかげで、本来ならば母子家庭ながら金銭面の問題は何とかなったのだが。
戦争でニキータと母以外身寄りがなくなった、母の妹夫妻の娘、つまり従姉妹3人を引き取ったことで経済状況が悪化。
直ぐ無くなる訳ではないが、まだ長女ですら5歳程度の幼い従姉妹、正確には長女と次女が双子で、その1つ下の三女の姉妹が働ける年齢までは持つかは母が働いてるとはいえ、定かではないほどであった。
そこで、ニキータは大西洋の人材登用や取り込みの一環で、旧プラント国民でも軍に志願すると色々補助が付くことから軍に志願。
これは何だかんだで被害も小さくなかった軍の再建や、いざという時素質が高そうな旧プラント兵を良くも悪くも活用して、大西洋国民への被害を減らすと言う政府の思惑もある。
とは言ってもブルーコスモス過激派が幅を利かせていた時代なら、コーディを露骨に最前線で使い潰すとか一部では出来たが、戦勝国としての余裕やプライドの充足感。
本土占領後に判明したプラント社会の末期感(史実世界でのカンボジアショックに近い感じ)からの、旧プラントの子供らへの同情的な世論。
連合側として活躍したコーディ達の戦功の評価等から、ブルーコスモスでも穏健派や中道派が勢力を過激派より伸ばしており。
過激派自体も首魁のジブリールが悲願達成で鬱憤も晴らしたのもあって、抑えにかかり始めたので、そんなあからさまな扱いはされてない模様。
コーディへの幻想(ナチュラルより優れてるだの云々)が、プラントの敗戦や医療用以外のコーディ調整の禁止により、連合側でもプラント側でも木端微塵にされ。
ナチュラル達からのコーディへの嫉妬感の減少や、プラントのようなコーディはこの先産まれずに消滅確定という国際的な裁定による憐れみといったの感情の変化も一因だが。
プラント時代は東アジアと並んで連合構成国における悪の帝国扱いだった大西洋連邦ですら、大国としての度量というかコーディに対して理知・理解的な反応を示せた点で、逆にプラント国民の方が衝撃的だったが。
それでもコーディを受け入れる人、そうでない人とどうしても割れたが、そこらは前大戦からの遺恨的に仕方ないので置いておこう。
さておき、母としては夫も長男も失ったのに次男までなんてと大反対するが、金銭面の問題や、それを何とかする為に母に無理をされたら自分が、従姉妹達(引き取られたので従姉妹と同時に義妹でも有るか)が辛いだとかで何とか説得。
泣く泣く送り出された。
入隊後、適性試験で低レベルながらもドラグーン適性者と判明したので、暫くウィンダムで慣らした後、ラクス軍との開戦後暫く立ってからハンターガンダムを受領。
旧ザフト兵でミゲルを知る者、兄と戦友だったニコルとかから亡き兄を思い出すような良い動きと評価された。
外見的にはミゲルと同じ金髪ショートヘアーだが、内面はニコルみたいな穏やかな純朴系の性格。
気質が近いゆえか、ニコルと直ぐ仲良くなり、年は離れてるが兄のように慕った。

851: 霧の咆哮 :2017/03/15(水) 22:23:19
◇孫白龍
乗機はカラミティガンダムマーク2。階級は中尉。
人種はナチュラル。26歳(ラクス戦時)
外見や性格イメージは銀魂の神威に近い。軍人向けにいくらかマイルドになってるが。
サラ・イメリアやムサシ・タヌマのような修羅枠で、年齢的な問題でヤキン戦役に参加出来なかった己を悔やんでいた。
それ故にゲートが開いたことによる新たな戦乱の臭いを感じ取り、それを歓迎していた数少ない人物でもある。
原作では戦闘スタイルが格闘特化型だが、この世界では真逆の砲撃特化型。
若手ながら東アジアにおける貴重なワンオフ型MS、カラミティマーク2を任せられたエリート。
実力的にはオーバーフラッグ隊への加入も許されるほどだったが、TMSへの適正が低く、機体相性が合わなかった。
同盟国との合同演習で、大西洋連邦が誇る最強の砲撃機使いたるサラと対決した際には、カラミティの発展型という意味では同じ機体なのにも関わらず、ボコボコに負けた。
相手は自分の機体より3年も前に開発された機体(改良はされてるとしても)なのに、こうまで一方的なのかと本人はショックがでかかったが、これはある意味当然の結果であった。
サラはカラミティ系列の機体をヤキン戦役の頃からずっと乗り続け、あの激戦を潜り抜けて来たのだ。
経験も技量も、カラミティ系の効率的な動かし方、機体の癖、複数の火器や格闘戦を組み合わせたコンビネーションの手数、状況判断能力などその他諸々で差が有り過ぎた。
だが、だからこそ、越え甲斐があると意気消沈から一転、白龍の修羅の血に火が灯り、何度も何度も負けても食らいついていった。
そんな白龍の様子に戦ってて楽しく、鍛え甲斐もあるので『その意気や良し。私を超えられる物なら超えて見せろ』とサラの方も彼を認めた。
ラクス軍との開戦後は喜んで最前線に向かっていった。
趣味と修行も兼ねて登山が好き。大洋やユーラシアの有名な山とかにも登っている。越えがいがあるだけに。


以上です。
ラクスとかのメインキャラ達は扱いが難しいと思うので、サブキャラ同位体の中でも影が薄い組にスポットを当ててみた。
それだけ影が薄い=原作での設定が全然無いので、かなりの部分を捏造したが。

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最終更新:2017年03月20日 12:30