114: リラックス :2017/03/17(金) 17:42:42
誰もいなさそうな内に……
ヘビーガン
HEAVY GUN
全高 15.8m
本体重量 9.5t
全備重量 23.5t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,870kW
推力 21,250kg×2
9,940kg×4
(総推力)82,260kg
武装 バルカン砲×2
ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル
4連グレネードラック×2
ビームシールド
その他 アポジモーター×59
プラント戦役で登場したMSは恐竜的に進化し、その過程で単機ですべて解決できるような能力・汎用性を実現しようとしたため、性能に比例するかのように機体のサイズが巨大化していった。
黎明期のMSの平均全高は17-18メートル程度であったが、その後高性能機の中には22-25メートル前後、さらには30メートルを超える機体も散見されるようになっていた。
これに伴って整備施設の規模も大掛かりなものとなり、調達、運用コストの高騰にも拍車がかかることが懸念されていた。
その流れから発展性を犠牲にしつつも性能を維持したMSというゴブリンの流れを汲む機体の開発が計画された。
開発を行ったのは量産型主力MSの座をザクやドム
シリーズに奪われたジムシリーズの開発に携わっていた開発チームである。
試作機の作成で終わったMSジェガンをほぼそのままに小型化した機体といってもよく、ジェネレーター出力などの基本性能はジェガンと大差ないが、軽量化により出力に余裕が生じたことで機動性や運動性は向上している。
後の機体で必要不可欠な装備となるビームシールドの雛型が、試験的に搭載されている。
機体自体の開発は成功といって良かったが、完成時期がプラント戦役の終了間際だったこと、その状況で主力MSに置き換えるほどの性能と低コスト化には至らなかったことから、本機の採用は見送られている。
ただし、本機の開発チームは後にF90シリーズやガンダムF91などの小型高性能MSの開発に携わることになる。
MSA-120
本機はヘビーガン同様に軍の開発要求に応じて設計された小型MSである。
特徴としてはビーム兵器対策として従来以上の機動性と対弾性を得るため、エネルギーCAPを利用した瞬間的に出力を倍加する新技術であるメガブースト、ビーム用リアクティブアーマーとも言える蒸発式アップリケアーマーが挙げられる。
戦闘・操縦支援AIとして独立型戦闘支援ユニット「ADA」を搭載。
これにより全く訓練を受けていないズブの素人でも、とりあえず戦えるほどの操作性を実現している他、パイロットの行動を分析し、その技量に応じて機体性能にリミッターを掛けてパイロットへの負担を減らす機能を持っている。
また、武装には「ミノフスキークラフト利用擬似重力兵器」ハイインパクトガンが採用されている。
諸元MSA-120
型式番号 MSA-120 (MSA-0120)
頭頂高 15m
本体重量 17.5t
全備重量 54.1t
出力 3,040kW(ノーマル)~6,800kw(メガブースト)
推力 180,000kg(ノーマル)~230,000kg
武装 ハイパーメガランチャー
ハイインパクトガン
ヘビーガンを発展、改良するカタチで同時期に開発されていたらしいが、ヘビーガンの採用が見送られたことから完成の遅れていたこちらは開発が中断されたと見られており、謎の多い幻のMSとなってしまっている。
そんなMS
アリャシナイ
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8o8 へ/ヽ二ノ\へ(○)
ヽニ// ∧ |ヽ\ヒニノ
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とある玩具メーカーがMSのプラモデルを作成しようとして軍に協力を求めた結果、『現役機はちょっと……』と難色を示されたため、協力と言ってもこれが限界だと提供された旧式機や計画機や没機の外観をツギハギした結果誕生した架空のMSである。
協力してくれた軍への配慮として、ザクシリーズやドムシリーズとはなるべく懸け離れた外見になるよう意識されており、上記の設定は機動戦士ガンダム F91と呼ばれるアニメ作品に登場した際の物。
戦後にMSの登場する映画やアニメは少なくない数が作成されるが、その際の主役MSを引き立てる量産型MSは(敵役として登場するザフト系列のMSに似たデザインと敵味方の区別をつけやすくする意図もあって)この機体のデザインを参照にしている物が多い。
最終更新:2024年03月05日 21:19