369: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:13:06
大陸seedアナザーストーリー その13 決戦前夜
CE71年 7月31日
端的に言ってザフトはピンチであった。
根本的な戦力差では既に逆転不可。頑張っていた通商破壊部隊も次々と連合の力業で壊滅に追い込まれている。
地上から引き揚げてきた人員の宇宙向けの再訓練は順調に進んでいるもののこのままではジェネシス完成までの時間が足りないのは明白。
そのため再編の済んだ部隊を使い時間を稼ぐための手段に出ることにした。
通商破壊部隊とは別途の精鋭部隊による奇襲から通り魔的強襲、または破壊工作などを敵拠点へ向け積極的に行い敵の目と労力を出来る限り釘付けにする作戦である。通称8月作戦。
可決は7月末であったが本格的な始動が8月から始まったことに所以する。
この作戦では新型のNJC搭載核動力MSや戦術強襲オプションミーティアなどを多数投入。
今までにない規模での機動性と火力を両立させ、多数の連合拠点に襲撃を成功させる戦果を挙げた。
このため連合側は未だ少なからず存在していたザフトの通商破壊部隊への対処と共に一定の労力を割かざるおえずザフトの目論見は一定の成果を挙げることに成功したと言える。
最も襲撃に失敗し、逆撃をくらい手痛い被害を出した部隊も少なくない。ザフトは決戦を前に悪戯に戦力を消耗しただけではないかと後世で度々言われることになるが、大多数の意見としてはこの作戦がなければジェネシス建設完了までの時間を稼ぐことは不可能であったとの意見で占められている。
対する連合側はというと、この度々起こる襲撃を鬱陶しがりながらも基地への防衛戦力増強、警戒網の更なる充実などの単純ながら効果的な対抗手段を用意。
同時進行で宇宙艦隊の再編とプラントへの締め付け強化。報復手段としての特別襲撃部隊(通称通り魔部隊)の編制などを同時進行的に進めている。
げに恐ろしきは大国故の国力差を活かした力業である。
特にこの特別襲撃部隊はボアズ、ヤキンドゥーエなど各所のザフト要塞や重要拠点と本国を結ぶ補給路や小規模な偵察基地や補給拠点などへの強襲を目的とした部隊であり、ザフトは少ない余力をどうにかやり繰りしながらも防衛部隊や哨戒部隊を増やすなど対抗策を講じる羽目となりただでさえ余裕の少ないプラントの懐事情をジリジリと削っていった。
特にこの部隊では母艦や機体にミラージュコロイドが標準装備されているため襲撃・逃亡の両方で効率よく働くこととなった。
連合と違いミラージュコロイドに対する効果的な探知手段を持たないザフトは後手に回ることとなる。
このようにザフトと連合は互いに行っている作戦こそ似通っているが、根本的な国力で劣っているが故に十分な数や質を確保しきれないザフトと現状に至っては圧倒的なまでに国力差で上回っている連合。
様々な手を打とうとも限界があるザフトとそれを軽くいなせる連合という両陣営の国力の差が如実に表れていた。
このような状況下でありながら9月末頃まで戦線を維持できていたのはザフト全軍の献身と連合側が無暗な消耗をよしとせず、プラントそのものを徐々に締め付けていく方針を取ったことに他ならない。
とは言えプラントが払った犠牲は大きく、9月20日までには既に本国のあるL5宙域とその近辺宙域以外からは叩きだされ、戦略的に包囲されるまで追い込まれていた。
つまるところ彼らはL5宙域に閉じ込められているのである。
連合側としてはこのまま根を上げるまで締め付けていてもいいのだが、これ以上戦争が長期化することを避けたい政府や産業界の意見もあり、適度に弱ったところでプラント本土であるL5宙域へと攻め込む作戦に出ることとなる。
その第一段階がボアズ要塞攻略戦であった。
370: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:14:07
CE71年9月31日
月面方面ボアズ要塞へと連合陣営は艦隊を進めた。
陣営は大西洋連邦主軸の第一艦隊参戦、第二艦隊は予備として後方。大洋連合主軸の第三艦隊隊参戦、第四艦隊は予備に。新ソ連主軸の第五艦隊参戦、第六艦隊は予備に。他BU主軸の第七艦隊、東アジア主軸の第九艦隊、AEU主軸の第十一艦隊が参戦。
第一、 第三、第五、第七、第九、第十一の総勢六個艦隊が参加。
9月31日。
それぞれの持ち場を決めた連合勢は三方向からの一斉攻撃を開始した。
正面に大西洋連邦とBU、東側に新ソ連と東アジア、西側に大洋とAEUの布陣である。
対するザフトは増強されていたボアズの守備隊を主軸に駐留していた一個艦隊を足した編成。総勢で二個艦隊といったところである。
このように数では半数以下という劣勢ではあるが、その分を要塞の火力と防衛力で補う戦法で対抗する。
原作ではG
シリーズや105ダガーを主力としたエース部隊で道をこじ開け、そこに核ミサイル部隊を突入させていたが、流石にこの世界ではそのようなことはしなかった。
ボアズは元はといえば東アジアの資源衛星のため下手に戦略級の火力はぶつけられなかったためである。
そのため戦法としては三方から大戦力を一気に叩きつけ、ボアズへ制圧のための陸戦部隊を揚陸させるという至ってシンプルな力押しである。
元は自国の資源衛星とだけあり、東アジア主軸の第九艦隊は特に士気が高かったと記録されている。
無論プラント本国側からは援軍となる二個艦隊が向かっていたがボアズ要塞との間には残りの連合艦隊のうち大西洋の第二艦隊と大洋連合の第四艦隊が布陣しており、最短距離でのボアズへの到達は不可能であった。
数で劣るザフトはここへ核動力を用いたMSやミーティアといった大火力兵器を惜しみなく投入。
ほぼ背水の陣であるボアズ守備隊の決死の攻撃により連合側は予想以上の苦戦を強いられる。
そのため消耗を嫌って連合側はボアズ攻略ではなく守備隊を削ることへ目的を移行。
その後は両者譲らずの激戦であったがボアズ要塞はどうにか一日目を乗り切ることに成功した。
しかし如何せん圧倒的に数が劣っている状況。守備隊を削ることへ目的を変更してきた連合により戦力の半数近くを損耗。
更に無理せず傷ついた戦力を交代させることが出来る連合と違い数で劣っているため将兵が無理をせざる負えないザフトでは徐々に疲労が蓄積していき、目に見えて両者の動きに差が出てきていた。
対して連合側では無理な攻勢に出ずボアズ守備隊を削ることに専念したため各艦隊共に必要以上の消耗を抑えることに成功。
最も被害の大きかった東アジア艦隊にしても損耗は2割以下に抑えられていた。
疲弊した兵士や負傷した兵士を後方へと下げ、予備と入れ替え戦力を再編。
翌日10月1日へと日付が変わるとともに攻勢を再開。
ザフトのボアズ守備隊は最後の気力を振り絞りながらも反撃するが数と質と火力の暴力の前では既に消耗しきっていた守備隊だけではどうすることもできず数時間もしないうちに部隊は壊滅。
連合側の陸戦部隊が要塞本体へと乗り込んで来たため内部で歩兵戦が展開。
こちらは歩兵同士の戦いとなるためMSほど極端な差で戦わず済んだが、連日の攻撃で精神的にも身体的にも疲弊している兵士の多かったザフト側は数の差もあり、徐々に押されていった。
結局のところ要塞内部における戦闘も連合の陸戦隊が数時間のうちに要塞動力炉と要塞司令部以外を制圧。
それぞれの正面にてバリケード越しの射撃戦を30分ほど行った後に要塞司令官の名で司令部へ立てこもっていた人員が全て投降。
要塞動力炉室においても投降した要塞司令の呼びかけにより残りの人員も降伏。
10月1日午後9時33分 ボアズ攻略戦は連合側の勝利で終わった。
この報告に連合側諸国は官民含め歓喜し、戦争の終わりは近いと喜んだ。
そしてプラント側では遂に来る時が来たかという雰囲気が議会とザフトを包み込むこととなる。
371: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:14:52
第一、 第二艦隊は大西洋連邦。第三、第四艦隊は大洋連合。第五、第六艦隊は新ソビエト。
第七、第八艦隊はBU(ブリタニアユニオン)。第九、第十艦隊は東アジア。第十一、第十二艦隊はAEU。
BU、東アジア、AEUは国力の関係上それぞれ第八、第十、第十二は守勢向きの艦隊となっており他の艦隊と比べ3割ほど数が少ない。
この中で最も戦力を持っているのは大西洋、大洋、新ソ連の三国。
連合の一大拠点となっている月面基地へは三国それぞれが半個艦隊ずつ戦力を送り込んでおり、そこに残りの国々から精鋭部隊が送られてきている形となる。
このため月方面艦隊はナンバーズフリートに含まれていないが戦力的には一個艦隊半の戦力を揃えていることとなる。
大西洋は前線にほど近いL4宙域に存在するBUのバルジ要塞へ半個艦隊を駐留。同要塞のBU守備隊と共に前線監視兼宙域防衛任務へと就いている。
また新ソ連はプラントと隣接する宙域に存在しているAEUコロニー群への防衛のため近隣のアルテミス要塞へと半個艦隊を駐留させている。
そして大洋連合ではL2に存在するムンゾコロニー群とア・バオア・クー要塞にそれぞれ半個艦隊ずつ、計1個艦隊分が存在している。
他ではBUがL4宙域を守るバルジ要塞での守備隊分とコロニー群防衛のための守備隊。
東アジアも同宙域の自国コロニーを守るための守備隊。
AEUにおいてもL5とL3の中間に位置する自国コロニー群を防衛するための守備隊など各国共に自国のコロニー群を守るための守備隊は別途に存在している。
他にもルナツーやDSSD要塞のような監視所兼補給基地となる拠点も多く、それぞれ割り振られた拠点へと必要なだけの部隊を派遣しているなど実際にはナンバーズフリートの数字以上の戦力を連合側は保持している。
ボアズ要塞攻略戦では形容範囲内の被害に留まったため戦力を再編した後にヤキンドゥーエ要塞へと出発。これを制圧する予定である。
戦力は今回の戦いに参加した艦隊に加え、未参加であった第二、第四、第六、第八、第九。第十二と全ての艦隊が参戦する予定である。
またプラントが建造を進めていた謎の施設についても大洋連合が中心となり対抗するための手段が進められている。
ボアズ守備隊と駐留させていた艦隊が壊滅した現状での戦力は多くない。
援軍として出したものの間に合わず出戻ってきた二個艦隊を加え本国、ヤキン含め総数6個艦隊。
今まで散々貯めに貯めてきた戦力であるがその内訳の中では繰り越しで卒業してきた軍学校生徒や徴兵された14歳以上の男女も含んでの数である。
連合の動きから察するに今度はヤキンドゥーエが主戦場になるであろうと本国守備のため学徒兵中心の一個艦隊を残し、ほぼ全軍がヤキン要塞へと終結している。
増強に増強を繰り返された要塞守備隊を含め総数的には6個艦隊半といったところだろうか。
数だけはかなりのものに見えるが先ほども話に上がったようにこの中には少なくない割合の新兵や満14歳の学徒兵込みの数である。
そのため兵士の質という点では大いに不安が残る。彼等のような実戦経験の少ない新兵や学徒兵は出来る限り後方となるプラント本国守備へと回されている。
しかし、やはりそれでも数が足らないとされ成績優秀者などはボアズ要塞守備隊へと参加している。
彼等若人たちは出来るだけ安全な要塞直衛の守備隊へと回され取り付いてくる敵相手の防衛戦力へと配属される。
372: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:15:23
機体設定諸々
武装:200mm滑腔砲 マシンガン ビームガン ビームサーベル ミサイルランチャー シールド ソニックブレイド 30mm機銃
東アジアのMSティエレンの宇宙戦仕様。
無重力である宇宙空間戦闘に適応させるために各所に姿勢制御用のスラスターを追加し、空間機動力を強化している。
中東・アフリカでの実戦データを基に融合炉の出力向上に成功。鬼門であったビーム兵器の小型化も新ソ連からのデータ供与により実用レベルの品物が開発出来た。
そのため後期生産型となる機体ではビーム兵器が標準搭載されており、前期生産型もビーム兵器対応タイプへと順次改修されている。
無重力である宇宙空間では地上ほど極端に機動性が低くなることもなく、更に全身にスラスターを追加し機動力や運動性を強化しているため、その強固な装甲も相まってザフトのMS乗りからは警戒される機体の一つである。
武装:200mm滑腔砲 高出力レールガン マシンガン ビームライフル ビームサーベル ミサイルランチャー 高出力ビームランチャー ソニックブレイド 30mm機銃 シールド
ティエレンの後継機を開発するにあたって製造された量産試作機。
ジェネレーターの出力上昇、全身へのスラスターの追加による機動性の向上、教育型コンピューターの導入による情報処理能力の改善など多岐に渡って能力の向上が図られた。
本機は宇宙・地上問わず運用可能な汎用MSとして開発されており、今まで使い分けていた東アジアMSを一本化する目的がある。
全身のスラスターの他に脚部の大型スラスターは高い推力を誇っており、推進剤の許す限りホバー走行が可能。これによって地上においてもオプション装備なしで高機動型と同等の速度が得られる。
これは新型ジェネレーターの採用によって従来のティエレンの倍近い出力を得られたためである。
空中においても高機動パックから発展させた空戦パックを装備させることにより他国の空戦MSに劣らない空中機動が可能となる。
またこの新型ジェネレーターによる出力の向上により今までのティエレンでは扱えなかった高出力ビーム砲を使用可能になった。
このビーム砲は大西洋連邦で運用されているアグニクラスの威力であり、従来のティエレンに足りていなかった高出力ビーム兵器の運用試験でもある。
本機はティエレンの頑強性はそのままにどこまで性能を向上できるかというコンセプトで開発されており、その目論見の殆どは成功している。
既存のティエレンとは比べ物にならない機動性を得ながらも堅牢な防御力はそのままに出力も上がっているためパイロットからの評判は上々。
全15機ほどが生産。実働データを取るために実戦へと投入された。
この実戦データを基に更に開発を進めた機体がティエレンの正式な後継機であるティエレンⅡである。
武装:200mm滑腔砲 高出力レールガン マシンガン ビームライフル ビームサーベル バズーカ ミサイルランチャー 高出力ビームランチャー ソニックブレイド 30mm機銃 シールド
東アジアの開発したティエレンの後継機。ロールアウト時期は71年の8月初め頃。
タオツーから得たデータを基に修正・改善を重ねた正式量産仕様。
タオツーの性能はほぼそのままに教育型コンピューターから得られたデータを移植しているため、より柔軟で操縦しやすくなっている。
また原型となっているティエレンから改修可能な点もあり、ロールアウト後は新規製造分も合わせ爆発的な速度で配備が進んでいった。
373: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:15:57
武装:ビームライフル ビームサーベル 頭部バルカン バズーカ マシンガン シールド
新ソビエトの量産MS。ドートレスの改修型。
ビーム兵器を運用可能な後期生産型ドートレスを基に諸々の性能向上を図った機体。
機体出力、機動性、火力、情報処理能力、センサーなどほぼ全ての能力で5割ほど向上している。
本機はドートレスという機種の拡張性の高さを証明した機体であり、戦争後半においての新ソ連軍を支えていく機体となった。
比較的簡単な改修で済むため7月頃のロールアウト以降徐々にこちらへと改修されていった。
武装:ビームライフル ビームサーベル ミサイル マシンガン レールガン シールド
新ソ連のMSバリエントの宇宙戦仕様。
重力下運用が基本であった大気圏内タイプと違い、宇宙空間での運用が目的とされるため脚部の脆弱さは余り問題視されず、むしろスラスター出力を上昇させ空間機動力を向上させた。
一般部隊用のドートレスと高機動部隊用のバリエントとして住みわけがなされている。
武装:ビームライフル ビームサーベル マシンガン 肩部二連ビームキャノン シールド
ドートレス・カスタムを基に火力支援機として開発した機体。
ドートレス・ウェポンのような急造品ではなく、最初から火力支援を目的として重装MSとして開発された。
極端に運動性が下がらない程度の増加装甲に背部バックパックと一体化した二門のビームキャノンが両肩からせり出している形。
前線を支えるドートレス・カスタム、機動戦を仕掛けるバリエント宇宙戦仕様、それらの背後からビームキャノンで支援するドートレス・キャノンの三機種による諸兵科連合は新ソビエトの十八番戦術である。
ドートレス版ジムキャノンⅡのような機体。
374: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:16:45
武装:ビームライフル ビームサーベル バトルアックス バズーカ マシンガン シールド
AEUが開発したゲイレールの後継機。
上手く性能がまとめらており、高い総合性能を誇る。
ゲイレールよりも簡略化された構造は生産性と整備性をより改善し、尚且つフレーム全体のバランス見直しにより耐久性ですらも上回っている。
特徴として頭部に集約されたセンサーは索敵時に防護用バイザーを開くことにより周辺の情報をより高精度で収集可能となる
水上滑走用オプションや飛行用追加パックなど様々なオプション装備が存在している。
本機は7月中頃にロールアウトされ、旧式となったゲイレールは順次代替えされていった。
武装:ビームライフル ビームサーベル マシンガン バズーカ 対艦ライフル ミサイルランチャー シールド ドーバーガン
BUの主力MSリーオーの宇宙仕様。
ビーム兵器運用能力を獲得している後期生産タイプ。
リーオーは元から広い拡張性を持たせた機体として開発されていたためかマイナーチェンジ程度の改修で大幅な性能向上に成功している。
後期生産型は見た目こそ変わらないものの初期生産型と比べ8割ほどの出力向上に成功している。
宇宙仕様は地上仕様と比べ背部アタッチメントへラウンド・バーニアオプションや肩部への装甲一体型姿勢制御バーニアの追加など機動性または運動性への強化が成されている。
武装:ビームライフル ビームサーベル シールド ビームキャノン ドーバーガン
リーオーのカスタムタイプ。主に従来のリーオーでは満足しえなかったエースや精鋭部隊などに配備されている。
ジェネレーターをチューンし出力を向上させ、全身のスラスター数を増やし機動性をアップ。激しい動きにも対応できるよう各所の関節部などを強化。
これにより単純なマシンパワーのみならず反応速度は従来機の2倍ほどにまで上昇した。
武装はポピュラーなものだが出力が上がったことにより試作タイプの携行式ビームキャノンを運用可能となった。
この武装はMSに携行可能な大火力ビーム兵器として開発され試験運用中の武装である。
威力は申し分ないのだが燃費が悪いことが欠点とされ改善が待たれる。
武装:ビームライフル ビームサーベル ビームカービン マシンガン 頭部機関砲 バズーカ シールド スティレット投擲噴進対装甲貫入弾 アーマーシュナイダー
太平洋連邦の量産機。105ダガーの廉価モデル兼後継機。
ストライカーパックシステムを採用しながらも105ダガーで使用されていたラミネート装甲の撤廃などによりコストダウンを実現し、ストライクダガー並の生産性と整備性を実現させた。
結果的に105ダガーそのままの性能を維持しながらもコスト面ではストラクダガー相当という優秀な機体である。
ビームカービンはビームライフルの短銃身モデル。射程と威力を下げる代わりに連射性と取り回しの良さを優先している中・近距離向きの武装。
71年7月頃にロールアウトされ数的な主力であったストライクダガーと順次代替えしている。
375: トゥ!ヘァ! :2017/03/18(土) 23:18:47
投下終了
ボアズ戦は順調に終了。まあそうなるな…
多分脱出した人員もいると思いますが、そんなにまとまった数にはならないでしょう。
プラントは遂に学徒動員。まあそこまで破滅的なレベルの動員ではないないです。14歳までですので。
しかも安全な後方遅滞や要塞直衛守備隊勤務だよ!(大本営発表)
次回あたりでようやくヤキンです。でもその前に各国の高級機に関する設定集を投下するかも?
誤字脱字誤変換修正
最終更新:2023年11月05日 15:52