876: 弥次郎 :2017/03/22(水) 21:41:13

ギガン
形式番号:SAfMA-2501XP
全高:13.2m
頭頂高:12.3m
本体重量:62.1t
全備重量:86.3t
装甲材質:超硬スチール チタンセラミック(部分的にガンダリウム合金α)
動力源:高性能バッテリー

武装:
腕部120mm機関砲(同軸に12.7mm対人機銃内蔵)
頭部180mmキャノン/頭部大型ビームキャノン/頭部4連装120mm対空機関砲
12.7mm対人機銃×2

概要:
南アフリカ統一機構が大洋連合から設計図を輸入して試作した支援用MA。
ベースとなっているのはペズン計画において開発された支援用MS「ギガン」。
元々原作のペズン計画で企図された「安価で量産性に優れた防衛兵器」というコンセプトのギガンは、十分なMSおよびMTを揃えた大洋には不一致で、それらしい形状の作業用重機か作業用MAとして開発されていたに過ぎなかった。

一方で南アフリカ統一機構は安価な支援機というコンセプトに注目し、これの試作を大洋連合から引き継ぐ形で実施した。
まず機体構造は極めて単純化されているのが特徴である。
通常のMSと比較すると頭部も脚部も存在せず、辛うじて腕らしき部分があるという異形を持つ。
さらに脚部は存在せず、大型ホイールによる移動方式を採用。段差を超えるためのブースターも搭載している。
一見奇抜に見えるが機体構造は極めて単純で、製造コストも安く整備性もかなり良好。
尚且つバッテリー駆動ということもあり、南アフリカ統一機構でも容易く導入できるという利点を持つ。

南アフリカ統一機構が大洋から引き継いだのはその設計だけではなく、とある野心的なプランも同様であった。
そのプラン名は「プロジェクト2501」。この機体の形式番号にも含まれている。
これは有人型ギガンに無人型ギガンを引率させ、少数のパイロットで大多数のMSを運用して支援砲撃および拠点防衛戦力として運用するというもの。
無人機のコントロールは短距離通信や有線ケーブルで繋いで行い、一種の列車のように行軍・作戦行動に従事する。
確かにギガンは複数名のパイロットを擁するMAであるが、その照準の調整以外は機械的に砲撃プロセスをコンピューターに任せるだけで済むはずで、弾薬の運搬やレーダーの搭載による対空警戒などもわざわざ人が直接操作する必要はないのではとの視点からこの計画は進んだ。
戦闘の余波で有人機が潰された場合即座に近くの有人機率いる部隊に「編入」される。また、無人機ギガンには人員輸送スペースや有人化に備えたコクピットも備え付けられており、戦場で回収した友軍パイロットを即座に戦力化することもできる。

しかし無人機の開発や無人機を運用するオペレーターの養育などにコストや手間が予想以上にかかり、ミノフスキー粒子やNJによる無線操縦へのネガティブ要素が増大したことなどからその計画は半ばでとん挫。
万が一に前衛が突破されて肉薄されると一度に大量の無人機をオペレートしなければならず、どうしてもカバーしきれない危険性があった。
また、単純で生産性の高いとはいえギガンを大量に、それこそユーラシアや大洋のように揃えるコストや人的資源の余裕はなく、そのような大規模な戦闘は今後起こりにくいとの予測が本機の構想の否定につながった。
新規設計のギガンよりも数があり信頼性の高いガンタンクというライバルの存在が既にあったことも追い打ちをかけ、
正式な採用は見送られることとなった。量産された分は改修されてタンク型MAの訓練用に転用されるか、
砲塔などを取り払った安価な作業用MAとして、戦災復興や宇宙拠点開発向けに再設計されて運用されていった。






Q.本当にあったの?
A.

n ∧_∧ n
(ヨ(* ´∀`)E)  <騙して悪いが(ry
Y    Y

877: 弥次郎 :2017/03/22(水) 21:42:03

以上。こんなのでもOKならばwiki転載どうぞ。
流石に機体を増やすぎたので真っ先に没にしたギガン。
SEED式の量子通信とかミノ粉でアウトであるし、そんな高コストなモノよりも普通のガンタンクなどにのった方が多分安いので
でもトミノメモの産物のこれがUCで出てきたときは魂消ましたなぁ…

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最終更新:2024年03月05日 21:07