339: 霧の咆哮 :2017/03/29(水) 19:40:58
○ティーガーやシャーマンのバリエーション
『解説』
大洋陸軍やユーラシア陸軍に配備されているティーガー軽戦車に、より強力な部隊指揮用の通信強化改修を施した車両。
外見的には車体外部に増設された通信アンテナとかが目立つかも。
強化された指揮・通信機能以外はノーマルタイプと基本的に変わらない。
ティーガーが配備された際に、軽戦車部隊の中隊車、大隊車の分といったような指揮官用車両として各地に配備された。
『解説』
ティーガー軽戦車に新型エンジンを搭載し、足回り等も改修して機動性や運動性の強化をした車両。
ただでさえ戦車の中でも軽戦車故にちょこまか動けるティーガーが、より機敏な戦闘機動が可能となった。
外見的には新型エンジンが従来のタイプと同サイズに仕上がったのも有り、あんまり変化はない。
その強化の分だけ操縦性や整備性、コスト面が悪化しているので、生産数は絞られ、主に軽戦車部隊のエース用車両として。
他には軽戦車部隊の中でも速度が特に求められる即応部隊や遊撃部隊辺りに配備されている。
340: 霧の咆哮 :2017/03/29(水) 19:41:36
『解説』
ティーガー軽戦車をベースに設計された駆逐戦車。
旋回砲塔を廃止し、主砲を通常の物から61式戦車にも装備されていた200mm滑腔砲を搭載。
外見的にはWW2でのヤークトティーガーに近しい。
装甲もノーマルのティーガーより強化され、対MS戦闘に置いて戦い易くなった・・・とも実は言えない。
そもそも61式戦車でさえ、対MS戦闘では旧式化著しく対抗が厳しいのだ。
それより車体も小さいティーガーにこのような改修をしても焼け石に水というか、そこまでするなら素直にMS部隊を呼べと言う話である。
ティーガーがアフリカでジンを撃破出来たように、一応対MS戦で無力ではないにしても。
本車は開発陣の半分悪乗りの代物で、設計段階で没になっている。
『解説』
大西洋陸軍に配備されているシャーマン軽戦車の改修型。
元々シャーマンはティーガーと違い対MS戦闘を度外視された軽戦車だが。
流石に分類上が一応同じ軽戦車たるティーガーの正面装甲はともかく、側面装甲や背面装甲にすら主砲が歯が立たないのは、対MS戦闘が無理なこと以上に問題視された。
仮にも仮想敵国家の軽戦車相手にだ。
よって、後継戦車(センチュリオンがモデルになるとか)が完成するまでの繋ぎとして、シャーマンの強化プランが練られた。
まぁ、モデルになった戦車同士で見ると、ティーガー相手にパーシングどころかシャーマンで何とかしろという無茶ブリだが。
それも、史実と違いティーガーの方が数が多い(大洋との国力や人口差的に)から、数でごりおすのも無理という。
ジャクソンカスタムも強化プランの一つで、名前の通りWW2で投入されたM36ジャクソンをモデルにされ、外見もそちらに近しい。
主砲が75mmからより強力な物に改修され、理論上はティーガーの側面や背面装甲なら貫通出来る(正面はちょっと怪しい)
原型のジャクソンはオープントップタイプであり、こちらでも同様にするのは流石に危険性が高過ぎるので、ちゃんとした密閉タイプになってるから、そのまんま一緒でもない。
ただ、装甲とかがティーガーより劣るのは変わらず、真っ向からの撃ちあいも厳しいので、基本的に待伏せや奇襲で一矢報いれる程度。
砲塔が大きくなった分、車体がトップヘビー気味なので操縦性も少々低下している。
それでも無いよりはマシなので、アフリカ派遣軍等の一部の部隊に配備された。あくまで場繋ぎ的な代物故に生産数は多くない。
後継車両のセンチュリオン(仮)が配備された後は、大西洋軍じゃ全車退役し、解体されなかった物がオーブ軍か南アメリカ軍辺りに払い下げられている。
341: 霧の咆哮 :2017/03/29(水) 19:42:09
『解説』
こちらもシャーマンの強化プランの一つ。
シャーマンの装甲を強化し、上記のジャクソンとの連携を前提に運用。
ジャクソンを守る壁役として何とか対抗する。
(シャーマンベースの車体を強化したところで、本当に対抗し切れるかはわからんが)
主砲はノーマルタイプと同じなので、ティーガーに対してジャンボ単体では反撃しても歯が立たないのは変わらんが。
名前の通りWW2のシャーマン・ジャンボと外見が近しい。
ただし、ノーマルのシャーマンやジャクソンより足が遅く、基本的に拠点防衛や防戦以外には不向き。
廃棄された地域に立て籠もるテロ屋討伐みたいな、市街地戦とかで歩兵やPSのお供として歩兵支援戦車代わりにする場合は、その硬さからノーマルタイプより頼りにされた。
そういう意味ではジャクソンより評判は良い。
ジャクソン同様にアフリカ派遣軍等の一部の部隊に配備された。あくまで場繋ぎ的な代物故に生産数は多くない。
こちらも後継車両のセンチュリオン(仮)が配備された後は、大西洋軍じゃ全車退役し、解体されなかった物がオーブ軍か南アメリカ軍辺りに払い下げられている。
『解説』
こちらもシャーマンの強化プランの一つ。
ティーガーの装甲が正面も側面も背面も厚くてやばいなら、その上面をぶち抜けば良いとばかりに、車体上部に多連装ロケットランチャーを装備。
名前の通りWW2のシャーマン・カリオペと外見が近しい。
戦車の構造上、上面装甲はどうしても薄くなるからその発想は一応正しい。
理論上、当たれば恐らく撃破可能だが、ロケットの命中率的に自軍も数を揃えて斉射を行うと言った、面制圧でもないと中々難しいかも。
ティーガーの上部装甲を抜く為の、弾頭の大型化の為に、モデルの34連装よりも砲門数は減っている。
その制圧力から、こちらも対歩兵やPS相手の方が有効だったりする。このシャーマンの製造目的からすると正しいが。
待伏せや奇襲でロケットをぶちかます戦術案も出ていたが、そのカリオペが密林とかに潜むには車高的に目立ち、待伏せに不向きと突っ込まれることに。
しかも被弾したらロケットごと吹っ飛ぶし。
ロケットへの被弾の可能性や、ジャンボほど硬くもないのにカリオペの分だけ機動力が低下してるのも有り、シャーマンの三種カスタムの中では一番不人気。
ミサイル装備のプランも有ったのだが、コスト面の問題で断念。
ジャクソンやジャンボ同様にアフリカ派遣軍等の一部の部隊に配備された。あくまで場繋ぎ的な代物故に生産数は多くない。
こちらも後継車両のセンチュリオン(仮)が配備された後は、大西洋軍じゃ全車退役し、解体されなかった物がオーブ軍か南アメリカ軍辺りに払い下げられている。
342: 霧の咆哮 :2017/03/29(水) 19:43:03
『解説』
ティーガーをベースに戦車回収車として改修した代物。
WW2時のような重戦車用の専用回収車が必要という時代でもないが。
それでも擱座したり、大破した戦車の回収車が必要な話しには変わりなく。
民間用重機のパワーでもこの時代ならその役目は可能だが、もしもに備えての防御力や生存性的にはより車体が強固な戦車ベースの方が良かった。
市街戦の際とか、ガンタンクやMSの作業用タイプが道幅の都合で入れる地形じゃ無かったり、近くにそういうのがいない場合も有りうるので。
ティーガーから主砲と言った武装を外し、代わりにクレーンやパワーウィンチ、操作アーム等を追加しているので、本車には戦闘能力は皆無。
重機代わりとして戦車回収以外の土木作業や工作作業も可能なので、地味に用途は広い縁の下の力持ち。
似たような戦車回収車は大西洋もシャーマンベースに開発している。
以上です。
自分でも珍しく通常兵器のバリエーションを用意して見ました。
全てはナイ氏のご判断のままに。
最終更新:2017年04月02日 16:09