383: 弥次郎 :2017/03/29(水) 20:33:04

大陸SEED支援ネタ(ゲート編) 原作オーブ ムラサメ改良機案


ムラサメ改Type-A(コードネーム:キリサメ)
型式番号 MVF-XP101
全高:17.67m
重量:53.48t
武装:
M2M5D 12.5mm自動近接防御火器×4
72式高エネルギービーム砲改
72式改ビームライフル「イカズチ」/試作72式75mmライフル
70J式改ビームサーベル
シールド
Mk438三連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド

概要:
モルゲンレーテおよびオーブ軍部がセイラン家の指示のもと急遽始動させたムラサメ改良計画の最初の機体。
制空能力及び飛行能力をとりあえず向上させようと各所のパーツのアップデートやコストにある程度目をつぶり、さらに機体出力のリミッターを解除している。空戦で勝利し、制空権を維持するために武装はある程度減らされているか、バッテリー消費を抑えるために新規に製造された実弾ライフルを装備するなどしている。
しかし、速く開発せねばという焦りから、耐久性を据え置いたまま単純に高出力化をしたためにテスト中に空中分解などの事故が多発。
稼働時間も高出力化でバッテリーの消耗が激しくなってしまい、ムラサメのそれを大きく下回る結果を示してしまった。
これにより結果的には失敗作となってしまったが、後続の改修機において反省点として行かされることとなり、貴重なテストケースとなったと言える。


ムラサメ改Type-G(コードネーム:ムラクモ)
型式番号 MVF-XP102
全高:17.82m
重量:58.88t

M2M5D 12.5mm自動近接防御バルカンポッド×1(頭部)
72式改ビームライフル「イカズチ」/試作73式75mmライフル
70J式改ビームサーベル
シールド内蔵ミサイルランチャー
73式試作低反動180mmバズーカ
73式試作90mm散弾銃

概要:
オーブ軍およびモルゲンレーテが試作開発したムラサメのバリエーション。
キリサメ同様にムラサメの性能向上の研究の一環で試作されたもので、こちらは可変機構を全て取り払い、MS形態での運用だけを残したものである。基本のカタログスペックはM1アストレイとどっこいどっこいであるが、
本来ならば飛行やビーム砲に費やされる分のバッテリーを機動面に流用し、重量軽減の一環でM1からオミットされていた諸機能を戻したことで、MS形態での陸戦に限って言えばムラサメおよびM1アストレイを凌ぐレベルまで強化することに成功した。
飛行能力はないのだがその跳躍能力や滞空能力はムラサメに由来して非常に高く、踏破能力も高くなった。

武装面ではユウナ・ロマ・セイランやオーブ軍部セイラン派およびサハク派が大陸側連合(特に大洋連合)のMSを調査、あるいは情報を聞き出すなどして開発させた試作兵器が多く含まれているのが特徴で、一部にはザフトのそれを連合から手に入れ、リバースエンジニアリングするなどして開発したほどである。
大陸側においてアンドリュー・バルドフェルドが投入したディンのような、「攻撃ヘリ的な運用をするMS」を意図したともされる。

しかし、わざわざムラサメから改良するよりもM1から改良したほうがコストが安く済むことが判明。
M1アストレイの改修キットへの落とし込みが進む中で、例によって原作が進行し、バックボーンであったセイラン家が退場。
これによって、M1改修キットへの転用は空中分解することになってしまった。

393: 弥次郎 :2017/03/29(水) 21:12:24
ムラサメ改Type-C(コードネーム:サミダレ)
型式番号 MVF-XP103
全高 17.82m
基本重量:49.28t

武装:
M2M5D 12.5mm自動近接防御火器×4
70J式改ビームサーベル
73式改A2ビームライフル「イナヅマ」

オプション:
試作72式12連装ミサイルポッド×2
空対地ミサイル「ドラッヘASM」
Mk438三連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド

概要:
オーブ軍部およびモルゲンレーテがムラサメの改良をセイラン家から指示されてとりあえず製造したMSのバリエーション。
制空戦闘には投入できないムラサメの新たな役目として、制空権を確保したのちに爆装して出撃、対地目標に対して攻撃を加えるという、攻撃機としての側面をより強化したものである。

勿論これはセイラン家の指示である「制空MSの開発」からは趣旨がずれているのであるが、「ムラサメのバージョンアップだけでは制空MSを作れない」と早いうちに結論が出されたことで、「行き場のなくなったムラサメを如何に無駄なく使うか?」という限られた予算と国力のオーブでは無視できない問題の解決につながった。
なぜかこれだけはアスハ政権においても評価を受け、ワカアユへの開発につながったとする資料がある。


ムラサメ改Type-AS (コードネーム:ハルサメ)
形式番号:MVF-XP104
基本重量:72.96t

固定武装:
75mmイーゲルシュテルン バルカンシステム×2(機首)
M2M5D 12.5mm自動近接防御火器×2(翼部旋回砲塔)
72式高エネルギービーム砲改×1
チャフフレアディスペンサー

オプション:
試作73式55mmガンポッド
試作73式8連装ミサイルポッド
試作73式改ビームキャノン
他多数

概要:
オーブ軍部とモルゲンレーテの非主流派、サハク家やセイラン家よりの派閥が開発したMS。
一応MSとはなっているが、その実態としては航空機と何ら変わることの無いMAである。
ムラサメをベースに、可変飛行MSとして運用することを捨て、可変機構を取り払う代わりに飛行時の性能向上に力を注いでいるのが特徴である。
これは、ムラサメの改良を指示された開発チームが「無理に可変機構を持たせても意味がない」「最低でも音速を超えねば的になる」と、ムラサメのコンセプトそのものを否定することで何とか性能向上が出来ないかと模索した結果生まれたもの。
Type-ASも、「王道ではない」という意味のアストレイからとられて名づけられている。

脚部は着地するときもMA形態という前提から大型のジェットエンジンとロケットブースターを内蔵したパーツへと置き換えとなり、力技ではあるが推力・速力の大幅な向上を実現した。増加したバッテリー消費や推進剤の消費を補うために、プロペラントタンクと追加バッテリーを内蔵。これにより、オーブ開発チームの悲願ともいえた長時間の音速の突破に成功した。

翼については前進翼とカナード翼の複合からクロースカップルドデルタ翼へと変更。
カナード翼は一部残されており、サーブ 39 グリペンのようにカナードを地面に対して垂直に立てられるようにし、着陸時のエアブレーキとしても利用できるようになっている。これは空母タケミカヅチでの運用を考慮しての判断であった。

武装は全てMA形態での使用を前提としており、本来ならばビームライフルに供給される電力を融通させることで単純な出力と射程を向上させたビーム砲を主兵装に、ドックファイト向けのガンポッドと総弾数を増加させたミサイルポッドを採用している。
翼の面積も拡大しているためにより大型の武装をハードポイントを介して懸架可能で、全体としての火力向上に成功した。

全体として見れば、ムラサメのパーツの多くが流用され、その共有率も62%と高い水準に修めることに成功。
正規訓練を受けたパイロットならば通常のムラサメを単独で一個小隊翻弄するという性能を示した。
航続距離に関しても大幅なプロペラントタンクの増設によって維持され、その速力も上々という結果となった。
オーブ開発チームはこの機体を少数ながらも製造し試験的に運用。
これによって得たデータをもとに、改めて「ムラサメ」の後継となる可変飛行MSを開発する算段を付けた。

しかし、この傑作機はその後のアスハ政権の復帰に伴い「セイラン家が政府の意に反し独断で開発したもの」として糾弾を受ける。
素のムラサメは勿論、原作側においては連合のスカイグラスパーとも張り合うことのできる性能を持ちながらも、それは決して評価されなかった。
アスハ政権は開発チームの即時解散を命じ、その資料や設備なども棄却するか別の製造へと割り当てることでその系譜を物理的にも断ち切った。
後にMVF-M13C ワカアユの製造が命じられ、この傑作MAは日の目を浴びることなく歴史の闇へと消えていくこととなった。

384: 弥次郎 :2017/03/29(水) 20:54:04


シグレ
形式番号:MVF-M116C
全高:18.32m(計画値)
基本重量:59.32t(計画値)

固定武装:
75mmイーゲルシュテルン×4(機首2門 頭部2門)
M2M5D 12.5mm自動近接防御火器×2(翼部旋回砲塔)
72式高エネルギービーム砲改×1
腰部グレネードランチャー×2
72式改ビームライフル「イカズチ」
チャフフレアディスペンサー
70J式改ビームサーベル
シールド

オプション:
空対地ミサイル「ドラッヘASM」
Mk438三連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
試作73式55mmガンポッド
試作73式8連装ミサイルポッド
試作73式改大型ビームキャノン
使い捨てバッテリーパック

概要:
試作機1機のみ製造された、ムラサメの後継となる可変飛行MSのベースとなる筈だったMS。

ムラサメ改Type-AS(コードネーム:ハルサメ)およびムラサメ改Type-G(コードネーム:ムラクモ)の研究内容を逐次フィードバックしながら製造された。
あくまで本機は試作機・フィードバックした技術の検証機という立ち位置で、製造も1機に留められている。正しく一点モノの傑作MSである。

基本構造はムラサメおよびキリサメを踏襲しているが、本機は可変機構を有し、MSおよびMAの両方での戦闘が可能である。
MA形態においてはキリサメ同様に音速を超えて戦闘機動が可能で、その制空能力は素のムラサメ数機分にも匹敵するとされた。
勿論MS形態での運用もM1や素のムラサメなどを凌いでおり、重量増加を補うために調整されたアクチュエーター系や量産性をある程度無視した高性能のバッテリーを採用することで基礎スペックを大幅に向上させた。

問題点は当然あり、まずコストが高くついたことである。
ロケットエンジンやジェットエンジンはもちろんの事、機体を構成するパーツについても高い耐久性を持つ材料を選抜。
さらに一部アクチュエーター系や関節部は空中での変形やMA形態からMS形態への変形を想定して徹底した強化がなされている。
他にも、この機体は高性能を実現したのはいいのだが、そのスペックを十全に生かせるパイロットがほとんどおらず、リミッターを掛けた状態でテストを繰り返して完成したため、全力で動かすとどうなるかが未知数に近いという信頼性の低さがある。
しかし、その欠点に目をつむるだけの性能は間違いなくあり、ゲート開通後の大陸側連合とザフトの戦闘から短い期間で一気に開発してのけた能力は紛れもなく本物であると評価された。

惜しむらくはこれが試作機にとどまり、尚且つこの機体の性能を一切アスハ政権が評価しなかったことである。
ここにはアスハ政権の、この機体を開発させていたセイラン家への個人的なやっかみや反発感情があったとされるが、明確な証拠は残っておらず、それについての証言も取れていない。

本機についての情報が手に入ったのも、原作連合および大陸側連合に対してオーブから、セイラン家からなりふり構わぬ援助申し出があり、オブザーバーや現地のスタッフの個人的なアドバイスが行われた見返りに流されたためである。
製造された機体とスタッフがセイラン家失脚後にどうなったかについては一般には公表されておらず、一説によればMS訓練時の標的にされてアスハ政権によって破壊されたとも、大陸側に密かにスタッフと共に脱出したともされるが定かではない。

385: 弥次郎 :2017/03/29(水) 20:54:50
以上、wiki転載はご自由に。
あくまで案のようなものです。扱いはナイ神父Mk-2氏にお任せですね。
途中で投稿が途切れてすいません。なんだか、接続不安定ですね

ユウナ「プライドとか面子は捨ててきた。これからの戦いではきのこれないからな」

最後のシグレで、ようやく大陸側のMSが乗ったSFSと勝負できるくらいの空戦能力。
しかし、音速も出せずにふらふら飛んでいたころから見れば雲泥の差です。
一応音速出せますしね。

おっと、抜け落ちていたところがありましたね

383と>>384の間にこちらが入ります

397: 弥次郎 :2017/03/29(水) 21:34:41
よく見たらシグレの説明文でハルサメ、キリサメがごっちゃになってますな

×ムラサメ改Type-AS(コード:キリサメ)

〇ムラサメ改Type-AS コードネーム:ハルサメ

転載時に修正お願いします…


528: 弥次郎 :2017/03/30(木) 12:46:27
因みにハルサメとシグレの開発においては大陸大洋のZが参考になっています
これも良かれと思って映像(某笹原の戦闘機動)と写真を見せられ、ユウナの胃とメンタルを破壊される代わりにモデルをゲットしたのです
だから外見上はどことなくZっぽくなっています


以下、オーブ軍部とセイラン家の言い争いの一部



MSではなくMAでいきなりMSの相手をしろという熱い無茶ぶり
大陸側ではできる物であるが原作側ではコンバットプルーフとか取れていない

セイランの事情:
軍部の錬度がひどすぎるし数も足りない。オーブの国力が少ないからこうするしかないんだよ!
あっちで出来たならこっちでもできるはずだ!プライド捨ててあっちの戦い方を真似ろ!
情報くらいなら頭を下げて手に入れてやる!戦闘機なら性能が劣らないものは作れるはず!


オーブの国力では急速な更新が間に合わない、ましてや戦時に突入しつつあった
一応ムラサメはM1の後を継ぐ最新鋭機。少なくともポイしていいものじゃない

セイランの事情:
あんなもの(ムラサメ)であっち(大陸側)と同じことはできるはずがない!
連合へのアピールがとちった瞬間このオーブは経済的にも軍事的にも国としても見捨てられる。
ただでさえ、将兵が役立たずでムラサメが産廃だったから「あれは間違いだった」と連合に示すしかない!
つまり新型作れ!おら、サビ残しろ!多少の無茶はこっちでゆるす!訓練は日月火水木金金だ!


新型への転換は間に合わせるのは難しいのでは?

セイランの事情:
だから、その為に訓練を短くできるように操縦系統を共通化して、
ハルサメという制空戦闘機兼訓練機を作ったんでしょうが!
少しでも高性能で扱いやすいやつを作らないと(国の面子とか防衛計画とか)死ぬ!
ついでにお前ら(将兵)も戦場で死ぬ!その教育コストは馬鹿にならないんだよぉ!


新規の開発・製造は国内に打撃を与えるのでは?無い袖は振れないぞ?

セイランの事情:
ウチは内政屋なんだ、無い袖を振る方法もよく知っているし、国内事情にもある程度通じている。
本土決戦の後の戦災復興してのけた能力舐めんな!ついでに言えば軍事に詳しいサハクの協力も取り付けたわ!


セイラン家が横紙破りに近い形で開発させたのはけしからん

セイランの事情:
悪いけど内から糾弾を受けている間に外(連合)から見捨てられます。
ついでに「セイランが悪い」と悪名を遺してしまう。そんなのは死んでもやだね。


まあ、なんといいますかね
色々と糾弾されてもおかしくないことはたしかなんですよ
オーブ軍部(特にアスハ派)からすればセイランがサハクと組んで好き勝手やっている様にしか見えず、
おまけに将兵に戦闘機(MA)で飛行するMSの相手をしろという危険な命令していますしね。

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最終更新:2017年04月02日 16:25