113: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 21:56:02
○原作オーブ側のオリキャラや大洋寄りの傭兵等
◇ツトム・コンゴウジ
乗機はシグレ。階級は中尉。
人種は第一世代コーディネイター。年齢は18歳(種運命時)
家は代々サハク家に使えていた従者の一族出身。
ヒトミの弟。
生身では姉より弱いが、その分パイロットとしてはこちらの方が遥かに強い。
その実力はアメノミハシラ防衛隊の中でもエースクラスで、ソキウス達が配属された後も日夜彼らと腕を磨いていた。
ソキウス達と共にソードカラミティとかもセットで配備された際、ツトムがそちらに乗り換えるべきかという意見も出たが。
オーブ製の機体の方が操縦感覚が合うし、ソキウス組の方が連携の息が合うと辞退した。
コーディネイターだが外見はそう目立たない様に、黒髪黒目と普通なカラー。
髪型は少し癖気が強い感じで所々跳ねてる。
セイラン派の新型MS開発にサハク派も協力していたが、その際に試作機のシグレの乗り手に困っていた。
そこでテストパイロットとして彼が呼ばれ、一時期オーブ本土に出向していた。
ソキウス達はあまり外部には出せず、アメノミハシラ防衛をツトムの代わりに任せる必要も有った。
この出向中に同じテストパイロットということで、イチジョウ達と交流していた。
シグレのテスト終了後にミハシラに帰還したが、オーブの情勢不安定化から、もしもの際は、現地のセイラン派やサハク派の人員や機材等を受け入れられるように先に手筈を整えてていた。
第二次オーブ防衛戦後、ある意味予想通り冷遇されていた人々でミハシラへの移住を選択した者達を手引きし、その際にデータや資料に実機のシグレやハルサメ複数と言った多数の物資等も持ち帰っている。
どうせオーブ本土じゃ死蔵されるならこちらで有効活用するとばかりに。
なお、アスハ派へのせめてもの嫌がらせだと、サハク派やセイラン派もノリノリで手助けした模様。
ラクス戦争時にはミハシラ防衛隊の指揮官兼エースとしてセイリュウ(核動力)に搭乗している。
114: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 21:56:58
◇キョウコ・ハマ・ナルミ
乗機はハルサメ。階級は中尉。
人種はナチュラル。年齢は25歳(種運命時)
外見イメージや性格は涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作キャラ、キョン子に近い。
オーブ軍のMSVエース、タキト・ハヤ・オシダリの従姉妹。
第一次オーブ防衛戦にも戦闘機パイロットとして参戦し、生き延びた古参。
アスハ派のタキトと違いキョウコはセイラン派。
これはオーブに理不尽に侵攻して来た連合への憤りを強めたタキトと異なり、素直に連合かザフトを受け入れずに結果的に国を焼いたアスハに不信感を抱き。
その後の戦災復興で成果を出すセイランの手腕を評価していたから。
ある種の理想主義とも言えるタキトと、現実主義と言えるキョウコでこの時点で対立し、第一次オーブ防衛戦以前は良好な仲だった2人だが。
親戚同士で険悪になる前に双方ともに距離を置いたことで、種運命時は疎遠となっていた。
セイラン派主導の新型機、ハルサメに対しては自身のMS適性がそう高くない中でムラサメに乗っていた現状から、適正的によりマッチするこちらの方を気に入っていた。
なお、タキトはエースとして先行配備されたハルサメの性能面を評価していたが、一方で戦闘機ゆえの脆さへの懸念と。
MA形態専門の機体を開発する人員や予算で、ムラサメのちゃんとした後継機を開発・量産すべきと思っていたので、総合的にはやや微妙な評価であった。
第二次オーブ防衛戦時はイチジョウやカキザキ達と共に奮闘するも、多勢に無勢、部隊は徐々にすり減らされていった。
戦後は今や数少ない古参精鋭パイロットにして、アスハ派の貴重なエースクラスであるタキトの親戚ということでイチジョウ達ほどは冷遇されておらず、ムラサメの部隊に移されていた。
しかし、今更ムラサメに乗り換えても適正的にも性能的にも満足できる筈もなく。
アスハ派への鞍替えを幾度となく打診されていたが、全て断り、ツトム達の手引きに合わせてミハシラに移住している。
ラクス戦争時はシランに搭乗し、同機の部隊の指揮官を務めている。
115: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 21:59:02
◇ヒトミ・コンゴウジ
人種は第一世代コーディネイター。年齢は21歳(種運命時)
家は代々サハク家に使えていた従者の一族出身。
ツトムの姉。
姉弟共々ミナ達に幼少期から仕えて来た。
パイロットとしては弟より弱いが、その分生身としてはこちらの方が遥かに強い。
ロンド・ミナ・サハクの身の回りのお世話兼直属の護衛。
ミナを狙って来た幾人もの刺客達を返り討ちにして来たゴミ処理係。
ニコニコと普段から明るい笑顔を絶やさないが、その裏で、敵と完全に認定した相手はそのまま笑顔を崩さずに平然と処理出来る。
味方には普通に優しいのだが。
コーディネイターだが外見はそう目立たない様に、黒髪黒目と普通なカラー。
髪型は長い髪を首元で纏めている。
スタイルの良さはそこそこだが、本人はそれを気に入っている。
貧乳だと女性として悔しいが、巨乳じゃ業務に邪魔だとか。
技能的にはメイド長も務めようと思えば可能だが、その場合他のメイド達への指示とかでミナのお世話や護衛に専念出来なくなるから辞退している。
どこぞのターミネイターメイドのような戦闘キャラだが、こちらは家事技能はちゃんと高水準。
116: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 22:00:31
◇カンナ・メルクーリ
乗機はフルバレットザク。
人種は第二世代コーディネイター。年齢は16歳(ヤキン戦役時)
外見イメージや性格はアカメが斬る!のアカメに近い。
カグラの姉。
日系の血が混じっているので顔立ちもそれらしい。
孤児院上がりで軍入隊も生活の為という側面が強く、思想的には穏健派の部類だった。
しかし、妹共々任官後に配属された部隊の上官が、コーディネイター至上主義な上に名家出身でそれを鼻にかける嫌味な性格。
それだけでもカンナ姉妹とそりが合わないのに、更に自分に粉掛けられたのを断ってからも妙に絡んでくるわ、妹まで巻き込むわとヘイトが溜まっていた。
時系列的に新星攻防戦後の小競り合いの最中、遂に自分達を戦場の混乱に見せかけて殺そうとして来たことで、ブチギレたカンナ姉妹に件の腐れ上官やその取り巻きは排除されるも。
非は完全に向こうに有るとはいえ、味方殺しや上官殺しと言った汚名を背負ってしまった上に、腐れ上官の親族が逆恨みしてでの報復とかの可能性も考えると、もうザフトにはいられず。
乗機をそのまま奪って脱走し、以降は傭兵として各地を転々とする。
当初はジン系を使っていたが、ザフトに完全に愛想を尽かしてたのと、孤児となる理由がブルコスのテロで両親を失ったせいだから、大西洋や東アジアからの依頼を受ける気にもならず。
他所より比較的優れてる金払いやアフターケアの充実ップリから、一番大洋連合からの依頼を積極的に受けていた。
所謂大洋連合寄り(というか、殆ど大洋やユーラシアメイン、後はスカンジナビアみたいな中立勢力が主)の傭兵になってからはその実力の評価と共に信頼されたのか。
有る依頼で機体が大破するまで奮戦した褒美に、妹の分含めてザク2やザク1・スナイパーを貰い受け、ヤキン戦役終了までそれらをカスタムして戦い抜いた。
戦闘スタイルは高機動近接射撃型というべきか。
高い機動性で敵を翻弄しながら、弾幕系の武器で敵を牽制し、近接武装と言ったより近い位置にまでは近寄せない前衛型の射撃使い。
これはカグラが後衛型で、自分が得意な射撃戦をしながら自分にも妹にも敵を寄せ付けない為にはどうするかと考えた末の戦術である。
愛機のザク2を報酬に合わせて徐々にカスタムしていき、ボアズ前での決戦仕様では、転生者が見ればフルバレットザクを思われるような外見となっていた。
ヤキン決戦ではアルフレッドか、ムサシのフルアーマーフリーダムガンダムと遭遇。
機体相性と実力の差で時間稼ぎがやっとで、隙を付いて何とか撤退している。
戦後は傭兵業界全体の下火化に霧華同様悩み、身の振り方に悩んでいたが、縁の深い大洋からのスカウトを受けたので渡りに船と受諾し、正規雇用もとい正規軍に入隊。
マラサイやドライセンを乗り継いだ後、ラクス戦争時はシルヴァ・バレトに搭乗し、参戦している。
新たな愛機のシルヴァは、カンナにインコム適正が無いのでそっちは外して機体を軽量化。
デフォのビームライフルと武装シールドの代わりに、ザメルの2連装ビームガトリングシールドを流用して両腕に装備したりとカスタムしてる。
117: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 22:02:02
◇カグラ・メルクーリ
乗機は高機動型ザク・スナイパー。
人種は第二世代コーディネイター。年齢は15歳(ヤキン戦役時)
外見イメージや性格はアカメが斬る!のクロメに近い。
カンナの妹。
日系の血が混じっているので顔立ちもそれらしい。
姉と共にザフトに入隊したが、上記のように部隊のトラブルで最終的には脱走し、傭兵に転向。
今までの人生や経歴的にも姉にかなり依存しているドシスコン。
この世で一番頼れる人が基本的に最愛の姉しかいなかったのだから無理もない。
一応傭兵生活に転向後は少しだが信用出来る傭兵仲間やジャンク屋とかと出会えてはいるが。
サーペントテールやロウ・ギュール一行とも面識がある。
戦闘スタイルは高機動狙撃型。
普通の狙撃みたいな隠れながら足を止めてでの撃ちあいや、ゲリラ戦というよりは、自身も僚機である姉に合わせて積極的に動き、連携して仕留める戦い方を好む。
高機動戦を行うのはもしも姉と分断されても、姉からの救援まで必死に距離を保ち、避け捲り、時間を稼いだり、自分で敵機を翻弄して仕留める為といった意味合いもある。
ヤキン決戦ではアルフレッドかムサシの部下達を相手取るも、無理押しはまずいと相手の実力から察知し、姉の撤退に合わせてこちらも引いていった。
上記の通りのシスコンの割に、お相手を見つけるのはちゃっかり姉より早かった模様。
その点でカンナは悔しがりもしたが、妹の自分への依存が緩和されたことでホッと安心もしていた。
環境的にザフトや傭兵時代ほど2人が周囲への警戒心を強くする理由も薄れたのも理由の一つだろう。
ラクス戦争時はドーベンウルフに搭乗。こちらもインコムを外して軽量化したり、狙撃により特化させたりとカスタムしている。
ヤキン戦役を戦い抜いた姉妹の熟練のコンビネーションをより昇華させ、披露し、戦果を挙げた。
原作では2人とも接近戦特化(というか刀使い)だが、この世界では射撃型になっている。
118: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 22:03:38
『武装』
胸部2連バルカン
120mmマシンガン
三連マシンガン(左腕)
ミサイルポッド(右腕)
アーマーシュナイダー×2(左肩)
実体シールド及びチャフ・スモークディスチャージャー(右肩)
ビックガン×2(腰部)
『解説』
カンナがヤキン戦役を戦い抜く中でカスタムしていったザク2の最終形態。
脚部や各部にスラスターの追加や背部スラスターの強化と、高機動型ザク2の初期型、その後期型のような外見に徐々に変わっていった。
ゲイツ系の配備と言ったザフトの機体強化に合わせてビーム兵器の搭載(CE式だが)もカンナは考えたが、信頼性の高い実弾兵器の方が安定してるのと。
ビーム兵器登載の分だけ機動性の強化にエネルギー配分を振り分けた方が、自分が得意とする機動戦に向き、いざという時でも逃げ易いと生存性や撤退のし易さを優先した。
チャフやスモーク弾の搭載もそこら編が理由である。
ビーム兵器登載は諦めたが、その分の火力不足を補う為にドンドン武装を追加していった。
バズーカのような威力はでかいが弾速が遅くて当て辛い武装はなるべく避け、カンナが得意とする弾幕系武装を優先した結果がこの有様である。
原作のフルバレットザクとの違いは頭部ヒートホークのカット。
左肩を棘付きショルダーアーマーではなくザク1のような丸いアーマーにして、非常用の近接武装としてアーマーシュナイダーを2つ括りつけている。
手持ち武装としてもマシンガンを装備し、右肩の連装砲をチャフやスモークと言った補助武装へ変更といった辺り。
流石に頭部ヒートホーンはそのまま再現するにはややイロモノの傾向なのだろう。
機体名称は転生者の大洋軍人、或はフルアーマーガンダムを知る者がこのザクを見て、
『この機体は差し詰めフルアーマーザクならぬフルバレットザクかな』
と漏らした言葉をカンナがたまたま聞いており、良い名前だと気に入ってそのまま名付けた。
2人が大洋軍に仕官した後は売却され、非武装化された後に作業用MSとして役目を全うした。
戦争を戦い抜いた愛機との別れは2人も物寂しかったが、仕官するなら傭兵時代のMSを保有してても維持費が嵩むばかりで使い道がないから仕方ない。
お守りとしてパーツの一部をアクセサリーに加工している。
119: 霧の咆哮 :2017/04/09(日) 22:04:43
『武装』
スナイパーライフル
120mmマシンガン(腰部)
アーマーシュナイダー×2(左肩)
実体シールド及びチャフ・スモークディスチャージャー(右肩)
『解説』
カグラがヤキン戦役を戦い抜く中でカスタムしていったザク1・スナイパーの最終形態。
姉の機体と比べるとカスタムの度合いは控えめ。
これは予算の都合と、ポジション的に前衛を務める姉の方が危険性が高いので、そちらのカスタムを優先した結果である。
カンナとしては妹の方を優先したかったが、普段姉に甘えるカグラもそこは譲らなかった。
原型機との違いは両足等にスラスターの追加や背部スラスターの強化。
スナイパーライフルは姉同様に信頼性重視と、機動性強化を優先して実弾タイプを装備。
マシンガンを予備武装として腰部にマウント。
右肩や左肩の装備はフルバレットザクとお揃いである。
それ故にPS装甲持ちが相手の際は、2人して基本的に逃げの一手か足止め程度になってしまうのが欠点。
スナイパーライフル位はビーム兵器(CE式)にすべきかなと、姉妹揃ってギリギリまで悩んだが、最終的には使い慣れた今までのタイプの方が良いと判断した。
2人が大洋軍に仕官した後は売却され、非武装化された後に作業用MSとして役目を全うした。
以上です。
原作側のオリキャラや、大洋寄りの傭兵及び傭兵独自の改修機も作って見た。
カンナとカグラは原作アニメで姉妹なのに殺し合いしていた悲劇の救済から登用。
誤字脱字修正
最終更新:2017年04月16日 16:08