638: 西部 :2017/04/14(金) 20:20:30
キャラ設定(改定版)
プラント残党 アフリカ方面
人名:カルヴィン・オルドリッチ 37歳
第一世代コーディネーター
主な搭乗機
歩兵時代:移動用ジープや装甲車(歩兵時代の移動に使用) 鹵獲した戦車関係
MS時代:ジン(同盟国へ供給されたタイプ) ジンオーカー独自改修型
経歴
ザフトのアフリカ残党軍に所属するMSパイロット。
数々の激戦区を生き延びてきた兵士でありザフトにおいては希少な叩き上げ兵士でもある。
昔からナチュラルと交流していた為に偏見は無く、それどころかザフトの敗北を開戦当初から予見していた程。
元はザフトの治安維持組織に所属していたが、コーディネーター至上主義の上司とかみ合わずザフト創設後は前線へと志願した。
実はMSパイロットになったのは結構後で、ザフトが同盟国へMSやそれに対応したOSを供給してからだ。
これは彼の家系は代々癌を患っており、コーディネイトが癌を発症させない医療行為のみだからである。
したがって、彼はコーディネーターでありながら癌に耐性を持つ以外はナチュラルと同じと言って良い。
結果、MSに乗れず尚且つ肉体派な彼は歩兵部隊へ志願、常に前線で戦っていた。
後にナチュラル用OSに換装したジンへ搭乗するも現地で付け焼刃な訓練では当然直ぐに対応できる筈も無い。
それを予見した彼はMSにおける機動戦的な戦いを早々捨て、待ち伏せからの奇襲や集団におけるゲリラ戦法へと戦い方をシフトしていく。
これは歩兵時代の経験を元にしたもので、正攻法を行う敵に多く被害を与える事となる。
MSの操縦に慣れた現在でも彼の基本戦術として多用、砂漠地帯での活躍や現地部族や戦後における反政府ゲリラとも協力した事もあり敵からは『アフリカのゲバラ』と言われ恐れられた。
戦後は現地で仲良くなった部族と共に独立の為戦う毎日を送る事となる。
つまり戦後の彼はプラントの為では無く、現地独立の為に戦っており史実で言うラバウルやマニラ等で残り独立の為に戦った日本人部隊に近い。
MSの腕も良いが、彼が恐れられる由縁は勘の鋭さと戦術家としての有能さだ。
先に述べた奇襲戦術等もそうだが、彼自身はMS戦において奇策やフェイントを利用した戦い方も行う。
その結果単純なMSの腕では叶わない相手も屠る事が多々あり、格上ブレイカーな面を持つ。
例えるならノリス・パッカードの腕とサウス・バニングの指揮能力を併せ持った存在。
此処だけ聞くなら有能だが彼の実力は経験に基づくものである為新兵器、特に大洋製MA等相手には滅法弱い。
どれだけ弱いというとロボットアニメに出てくる叩き上げ兵士Aという強いか弱いか微妙で何シーンか後にやられてしまう存在ぐらいな強さ。
本人曰く、相性が悪い。
それと航空戦力にも弱い。
逆にMSでの集団戦は強く、かのヤザン・ゲーブルやノリス・パッカード、天田士郎相手に性能で劣りながらも互角に戦う事が出来た。
また、大洋のハイザック含む部隊に勝利し、ジンオーカーでハイザックを撃破するという偉業を果たす。
そんな彼の最後は、自分が味方する部族に対して敵対する部族により捕えられ射殺されるというものであった。
余りにも呆気ないが、この事の逸話は有名だ。
その内容は以下の通りである。
英雄的な活躍をした彼を撃つ事に躊躇する若い兵士に彼はこう諭す。
「撃て、お前が殺すのは英雄では無い、カルヴィン・オルドリッチ。唯の人間だ」
これが最期の言葉であった。
後に彼の逸話を聞いた記者が元部下や味方した部族、敵対した者達に聞き取り取材して『アフリカのゲバラ』を書き上げ出版する。
639: 西部 :2017/04/14(金) 20:25:16
尚、この人宇宙に帰らない理由の一つに宇宙でのMS操縦へ対応できないというのがある。
様は3次元戦闘は得意ではない。
あと、宇宙へ行ってもちんたら訓練する暇なく戦死するだろうと考えていた。
640: 西部 :2017/04/14(金) 20:31:02
MS設定(改定版)
ジンオーカー(独自改修型)
カルヴィン・オルドリッチが戦後も乗り続けたMSで、度重なる改修が施されている。
大きな違いは右肩にザクのシールドが取り付けられている点と頭の鶏冠が無く、ザクⅠスナイパーの様なアンテナになっている点である。
また、後ろの部分の推進エンジンを小さく低出力なものに取り換えて空いたスペースに弾薬を詰めるバックパックを搭載していた。
全体的な性能では通常のジンオーカーよりも性能は悪く機動性も落ちるが、攻守のバランスはある程度整っている機体である。
武装
- MMI-M8A3 76mm重機関銃(独自改良兵器)
- MMI-M8A3 76mm重突撃機銃(短距離~中距離戦闘で使用)
- 長距離狙撃用ライフル(偵察用ジンのスナイパーライフルを独自改良)
- 重斬斧
武装はジンオーカーと余り変わりないが、MMI-M8A3 76mm重機関銃のみはジャンク屋協力の元独自改良した兵器となっている。
この兵器は重突撃機銃を改良して作られ、機動部分は多少手を加える位で銃身とストックを大きく改良した物だ。
見た目は銃身が長く、どことなくMG42を思わせる作りをしており考案したオルドリッチ自身も参考にしたと発言していた。
事実、銃身の交換が容易であった点がこの兵器の特徴で、過熱した銃身を戦闘中でありながら取り換えていた事が目撃されている。
また、機関銃らしく折り畳み式二脚が取り付けられており、地面に二脚で固定して狙いを定めた使用も可能。
弾はベルト給弾式となっており、防塵カバーが付いたベルトが後ろのバックパックへと延びて繋がっている。
(重突撃機銃の弾倉が無い代わりにそこへリンクベルトが接続されている感じ)
長距離狙撃用スナイパーライフルは偵察用ジンの装備品を改良した物で、特殊弾頭を使用可能。重機関銃同様銃身の交換が容易で、見た目は機動部分が変わらず銃身やスコープはザクⅠのスナイパータイプに使われている物そっくり。というか明らかにザクⅠスナイパーの部品を流用している。
以上、こんな感じです。
初めてなので誤字や設定の矛盾があるかもしれません。
また、もし分からない部分があれば質問お願いします。
最終更新:2017年04月16日 17:02