941: 西部 :2017/04/16(日) 20:25:02
キャラ設定
プラント残党(元北アフリカ共同体) アフリカ方面
人名:ターハー・イムス・ダバハ・アッ=ティクリーティー 40歳
ナチュラル
階級:大尉(北アフリカ共同体離脱前)
主な搭乗機
戦車兵時代:アフリカ共同体主力戦車 敵鹵獲戦車
MS時代:ザウート現地改修型
経歴
ザフトのアフリカ残党軍に所属するMSパイロットであり元北アフリカ共同体の戦車兵。
初期から戦車兵として活躍した猛者であり、部下からは慕われたが上からの受けは悪い。
実はプラントを毛嫌いしており、ザフト軍のコーディネーターが独断専行ばかりなのを見て「どうやらザフトの小僧達はお遊戯会に来たらしい」と言い馬鹿にしていた。
無論彼は口ばかりで無く、ザフトとの合同演習においてジン3機を戦車中隊の規模で落とすほどだ。
オルドリッチとの出会いは孤立した歩兵部隊救援支援において彼を助け出した事が切っ掛け。初めは軍規に違反しない程度の皮肉や嫌味を話したりと不真面目な態度で仲は決して良好では無かった。
しかし、酒場で応援サッカーチームの違いから殴り合いの喧嘩へ発展して互いに謹慎食らった事で仲が良くなる。
その後、数々の合同任務に携わり信頼関係を築く。
本人曰く「俺は初めてザフトの『兵士』に出会った。それが奴さ」
MS適正が低くナチュラル用OSが普及してもMSには乗れなかった。
だが彼の能力を認め、尚且つ信頼していたオルドリッチの推薦で資材不足や余裕の無さから未改装のザウートを何とか宛がわれ、オルドリッチの部隊へ編入される。
ザウート操縦では二足歩行を使用しなかった為、問題なく戦闘に参加でき、多くの戦果を挙げた。
尚、MS操縦を先に慣れたのは皮肉にも推薦したオルドリッチでは無く、ダバハである。
その後オルドリッチと共にアフリカでゲリラ戦を熟していくも戦況は好転せず終戦、終戦後はオルドリッチと共に仲良くなった部族達の独立運動へ参加した。
彼が北アフリカへ帰らなかった理由は妻が南アフリカの攻撃に巻き込まれて死んでしまい残った息子も知らぬ間に強制的に徴兵され薬漬け戦車兵として戦死したと知ったからだ。
その為、南アフリカと北アフリカ両方を怨んだ兵士ともいえる。
だからこそ彼はどちらも味方しない部族独立へ手を貸したのかもしれない。
搭乗機のザウート現地改修型は度重なる改修等により1人での操作は難しいものに仕上がるも彼の戦車兵としての才能により1人で問題なく運用した。
オルドリッチについて調べていた記者曰く。
「彼は正にオルドリッチの右腕であり信頼する部下の一人であり相棒だろう」
そしてこうも答えた。
「彼が生きて他国の教官をしていれば多くのエースを生み出しただろうに。残念だ……」
オルドリッチ死後に行われたユーラシアと南アフリカ合同での残党軍殲滅作戦において味方部族脱出を助ける為、殿を担当。土地勘や残ったトラップ等を利用してデメジエール・ソンネンと激戦を繰り広げるも戦死する。
「同じ戦車兵か……相手にとって不足なし!」
(撃破されたザウートに残った音声データで復元可能だったもの。)
942: 西部 :2017/04/16(日) 20:29:08
MS設定
ザウート(現地改修型)
全高:13.2m(二足歩行不可)
基本重量:127t
最大速度:61km/h
武装
I. 使用可能CE弾
II. 使用可能KE弾
・装弾筒型徹甲弾『APDS弾)
・弾筒型翼安定徹甲弾『APFSDS弾』
- MMI-M8A3 76mm重突撃機銃×2
- スモークチャージャー×4
概要
オルドリッチ率いるMSゲリラ部隊が用いたザウート。
主な改修内容は、変形機構を無くす事とガスタービン発動機の追加搭載。そして装甲の強化である。
変形機構を無くすのは整備性を向上させる事と追加のバッテリー及びガスタービンの搭載スペース確保が目的である。
補給が困難な時を考えてガスタービン発動機(旧式のジンオーカーから拝借)を搭載したが、継戦能力上昇に繋がるも出力は重量の割に上昇していない。
尤も、彼らに求めるのは出力では無い為問題ないが。
また、戦場で放棄されていた戦車やMSの装甲を引っぺがして加工、追加装甲として利用している為に防御能力はある程度上昇した。
(更に平らな部分へ柵を作り内側にコンクリや土嚢を敷き詰めている)
頭部部分は一度破損しており、被弾面積減少も兼ね鶏冠を外してアンテナ式に換装してある。
武装面では30㎝主砲が特徴であり、戦場で放棄されていたユーラシアの量産型ヒルドルブ(ケンタウロス突撃砲)から引っぺがした物。ただし移動しながらの発射は不可能な為、もっぱら待ち伏せによる奇襲にしか使用しない。
更に兵器のマッチングは良いが本家ヒルドルブ型と比べると今一つな為、ヒルドルブに比べて最大射程距離や射撃精度が落ちる。
また、搭載弾種も4種類でありケンタウロス突撃砲の8種類と比べて少ない。
これは、元々ケンタウロス突撃砲への搭載目的な兵器である為に弾薬搭載スペースと自動装填装置を置くスペースをザウートでは上手く確保出来ない事が原因である。その為に弾数と弾種の制限を行った。
しかし弾頭の種類をある程度絞る事で、弾数の少なさをカバーする事と戦場での適切な判断のし易さにも繋がりマイナスな面だけでは無い。
速度では最大速度が61km/hと遅く、通常のザウートよりも遥かに遅い機体だ。
事実、ガンタンクで遅い分類の機体が最大速度70km/hと考えると致命的とも言える。
それは装甲強化と武装強化による重量増加が原因であり、他にも現地では昔ほど整備が受けられない為に速度面の性能低下を引き起こしていた。
尤も、完璧に整備して尚且つ状態の良い燃料電池等を搭載したとしても僅か5km/h早いかどうかの違いだが。
多くの問題を抱える本機であるが、砲撃MSとして優秀な射程距離と威力を誇り、奇襲であるがドム含む多くの重装甲MSを撃破した。
943: 西部 :2017/04/16(日) 20:32:40
私が書きたいものが泥臭いものばかりですが、もしよろしければご意見お願いいたします。
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最終更新:2017年05月04日 14:20