321: 弥次郎 :2017/07/11(火) 21:50:45
大陸SEED支援ネタ 大洋連合 オーブ駐留軍 スパルタン隊設定案



〇スパルタン隊

大洋連合が派遣したオーブ駐留軍の遊撃戦力。
どちらかといえば象徴的な部隊ではあるが、プラント争乱を生き延びたエースパイロットやベテランパイロットが多く、
配備されているMSの質もあって有力な戦力と言える。空中戦艦を母艦としているためフットワークが軽い。
MS隊だけでなく充実した陸戦隊もおり、潜伏しているアスハ派残党やジャンク屋などと合流したザフト残党の駆逐を担当している。
改アーガマ級強襲巡洋艦「スパルタン」を旗艦とし、秘匿されていた軍事基地の制圧や大規模な海賊討伐(スイープ)などに派遣されている。
オーブ駐留軍における顔の一つとも呼べる部隊であり、迅速な戦力展開を可能とする即応部隊と言える。

ただし、スパルタン隊もそうであるが、オーブ駐留軍は名目上オーブ政府と大洋連合の両政府の合意の下で活動が認可される性質を持つ。
その為か、想定されるいくつかの緊急事態を例外として独自行動は許可されていない(ただし暗黙の了解となっている抜け道がある模様)。
スパルタン隊の本分としては担当区域を離れにくい本隊に先駆けて行動することで事態の悪化を防ぐという役目がある。


〇改アーガマ級強襲巡洋艦「スパルタン」
全長:374m
武装:
連装メガ粒子砲×4
サブ・メガ粒子砲×2
155mm連装機関砲×22
ミサイル発射管
ハイパーメガ粒子砲

艦載機(一例):
MS 20機前後(露天駐機を含まず)
水中型オッゴ×多数
SFS「ドダイ改」×多数
移動式メガ粒子砲砲塔システム「スキウレ改」
409型武装揚陸艇×4

設備:
カタパルト付き甲板×3枚
後部着艦用甲板×1枚
内蔵式太陽光発電システム

概要:
大洋連合が建造したアーガマ級強襲巡洋艦の改良型。
艦前方に集中配置された3枚のカタパルト付き甲板はネェル・アーガマ級に酷似しており、武装もそれに準じる。
しかし、基本設計そのものはアーガマ級に由来しているため、恐らく過渡期に設計を検証するために建造されたのではと推測されている。
後述のMS搭載揚陸艇やSFSなどから鑑みるに、プラント争乱時の戦訓の反映及び非対称戦争のリスクの拡大に備えたテストベットとも言われている。

カタパルト甲板及びカタパルトは前方に3基。後部には着艦用甲板1枚が設置されている。
また、左右の甲板下部にも出撃ハッチが設けられ、物資の搬入や水中用MSの出撃・回収などに利用される。
この構成は前述のとおりネェル・アーガマ級と同じようなものである。左右舷それぞれの甲板には後述の揚陸艇が常設されており、
MSの迅速な展開を可能としている。甲板そのもののサイズもアーガマ級よりも拡張されており、露天駐機や揚陸艇搭載に備えていると思われる。

艦載MSとして、アトラスガンダム 陸戦型マラサイ ズゴック ハイゴッグなどを搭載している。
その他、オーブ本土駐留軍本隊からも戦力が合流するため、緊急時を除けば充実した陣容での出撃が可能となっている。
MS支援の戦力も配備されており、SFSやスキウレ改が充実して搭載されている。

内部の施設は長期任務向けに揃っており、バーやトレーニングルーム、リラクゼーションルーム、音楽ルームなどが設置されている。
特に艦内では音楽が流行っており、船員たちの要望もあって定期的な演奏会や艦上ライブなどが開かれている。
これは、プラント争乱時に長期任務が主体だったサンダーボルト師団をはじめとした通商破壊艦隊での“戦訓”とされている。
この配慮は、オーブ国民からの大洋連合及びそこから派遣されてきた駐留軍への心象が良いとはいえないことを鑑みても行われている。

充実した艦載機運用能力を持つ反面、艦そのものとしての戦闘能力、特に火力に関しては劣る面がある。
ハイパーメガ粒子砲こそ搭載しているが、そのサイズや出力は原作のそれよりも小さいものとなっている。
これの搭載についてオーブへのけん制材料あるいは万が一の際の報復を行えるようにすべきか、それとも艦艇の挙動さえも犠牲にしてしまい発射による友軍への被害を考慮して搭載しないべきかでひと悶着あり、議論の結果、サイズと出力の縮小の上で搭載された。その為ハイパーメガ粒子砲を撃ってもある程度の戦闘行動も継続可能である。

就役はプラント争乱後で、スパルタン隊の母艦としてオーブ駐留軍に配備されている。
艦長はヴィンセント・パイク大佐が務める。

322: 弥次郎 :2017/07/11(火) 21:51:30
〇409型武装揚陸艇
武装:
60mm近接防御機関砲×2
多目的ロケットランチャー
90mmガトリングガン

オプション:
大型クレーン
大型レドーム
曳航式ソナー

MSを3機とMP数機を搭載可能な飛行揚陸艇。
諸島奪還やMSの迅速な展開、あるいは水中MSの展開を行うために開発された。
揚陸艇とは言うが、どちらかと言えばSFSの延長として開発されている。
通常のSFSよりも速力に劣るが、積載量に優れており、飛行および水上航行も可能で、輸送などに特化している。
戦闘に積極的に出ることはあまり考慮していないが、自衛戦闘用に機関砲および多目的ロケットランチャー、
MSが使用する設置型火器としても運用できるガトリングガンなど充実している。そのほか、機体回収用クレーンなども用意されている。
スパルタンには甲板搭載型として4隻が配備されており、対潜哨戒のためのピケット艇としても活躍する。


〇移動式メガ粒子砲砲塔システム「スキウレ改」

MSが運用するメガ粒子砲搭載型のSFSであったスキウレを改良したもの。
オリジナルをより軽量化・縮小し、機体下部にホバーエンジンを搭載することで、自走可能なMS搭載型砲台としての面を強めたもの。
ドム系列のような速度は出せないが、大出力のメガ粒子砲を容易く運用できるという強みは評価されている。
また、オリジナルからの改良点としてかなりコンパクトに折りたためるため、運用の利便性が向上している。
主に艦艇を投入できない作戦地域における火力支援、拠点防衛用の砲台、甲板上に設置しての簡易砲塔として運用されている。



〇SFS「ドダイ改」

武装:
8連装多目的ロケットランチャーポッド(空対潜ロケット 空対地ロケットなど)
60mmバルカン砲×2

MSを搭載して飛行するSFS(サブフライトシステム)の一つとして開発されたドダイの改良型。
戦時中のモデルからバージョンアップを行っており、速力や積載量が向上している。
また、海洋上での哨戒機としての他に、対潜対地攻撃を行う補助戦力としての運用も可能となっている。
既存のドダイとの差異がみられることから、いくつかあったドダイの改良プランの一つを採用していると思われる。

323: 弥次郎 :2017/07/11(火) 21:52:30
RX-78AL アトラスガンダム
全高:18.2m
基本重量:64t
全備重量:98.3t (ギガンティック・クロー・ユニットを除く)
装甲材:ガンダリウム合金γ
動力源:核融合炉
出力:5700kW+1500kW

固定武装:
頭部60mmバルカン
偏光式ビームサーベル×2

標準武装:
試作大型レールガン
試作型90mmアサルトライフル
偏光式ビームライフル
サブレッグ
ブレードシールド

オプション兵装:
偏光式ビームジャベリン
4連装240mmサブロックガンポッド
ニードルガン
多連装魚雷コンテナ(高速魚雷 近接信管魚雷 有線式誘導魚雷など)
ギガンティック・クロー・ユニット(偏光式ビームキャノン/ビームクロー内臓)
二連装メガ粒子砲ユニット
追加ジェットパック

概要:
大洋連合が開発したガンダムタイプMSの一機。
RX-78-2ガンダムを基礎設計としながらも、水陸両用MSとして大幅な設計変更を行って開発された試作MS。
ベースとなっているのは機動戦士ガンダム サンダーボルトに登場した同名のMSである。

本機はRX-78-2ガンダムがロールアウトした後に、同MSの水中特化バージョンという一種の技術検証のために開発され始めた。
しかし、プラント争乱時においては先に完成して運用されていたズゴックやゴッグなどの水陸両用MSの生産が優先され、高級水陸両用機としてはアシュタロンやヴァサーゴが既に生産されていて十分な戦果を挙げていたことから、その完成は戦後になってからとなった。
この開発の中断にはムーバブルフレームとはまた違う人体に近い構造を実現しようという試みの難航も影響している。
ゴッグやズゴックなどに採用されていた多重構造型球体関節を各所に取り込み、さらに人間で言う脊髄に近い構造と持つ。
これによってより人間らしい構造と四肢の稼働域を持つに至り、これまでのMSとは一線を画す自由度を手に入れた。

基本的な構造はオリジナルとほぼ同じである。
オリジナルからの改良点としては装甲材の更新や武装の強化、機体出力の向上、武装の追加などにとどまっている。
開発班が過剰なスペック向上よりもより実用的な強化に留めた方がよいと判断したことや軍事予算の削減の影響が少なくない。
それでも、UCの偏向式ビーム兵器の標準装備やレールガンによるバリア、反応性や整備性に優れた機体構造、ウォータージェット サブレッグ ブレードシールドの組み合わせによる並の水中MSを圧倒する速力の実現、サブレッグによるバイアランさえも凌ぐ大気圏内での空中跳躍能力など、そのポテンシャルは非常に高い。

特徴的なオプション兵装として、ギガンティック・クロー・ユニットが採用されている。
これはグラブロやシャンブロなどの大型MAに搭載されたクローをスケールダウンしたもので、主に対艦攻撃に運用される。
これの運用にはアトラスのバックパックを専用のモノに換装し、補助のジェネレーターとハブユニットを搭載する必要がある。
クローは射出してワイヤーを通じてコントロール可能で、水中に限定されるものの一種のインコムのように使用できる。
とは言え、こちらはあくまでもクローを用いた格闘戦のレンジを拡大するためのモノであって、積極運用されるものではない。

しかし、これだけの装備と特異な機体構造故に整備性は悪く、高速での水中戦闘を可能とする処々のユニットや
前述のようなギガンティック・クロー・ユニットを含めてフル装備すると、出撃時にはカタパルト直結の格納庫を一つを、
単独で殆ど占拠するという有様となり、出撃時には作業用MSによる装備の接続補助が必要という手間がかかる。
とはいえ、現状においてはギガンティック・クロー・ユニットのような装備で出撃することは全くと言っていいほどないため杞憂といえる。
そう、あくまで現状においては。

本機はプラント争乱終結後暫くしてからロールアウト。大洋連合オーブ駐留軍のスパルタン隊に配備された。
専属パイロットとなるのはサンダーボルト師団において高い戦果を挙げたイオ・フレミング少尉。
スパルタン隊のフラッグMSあるいは目に見える象徴としての役目があるため積極的に前線に赴いている。

324: 弥次郎 :2017/07/11(火) 21:53:35
ズゴックEⅡ

全高:ズゴックEに準じる
基本重量:ズゴックEに準じる
動力源:核融合炉
出力:ズゴックEに準じる
装甲材:ガンダリウム合金γ

武装:
腕部ビームガン
腹部90mmマシンキャノン
頭部ミサイルランチャー
バイス・クロー(ビームサーベル内蔵)
Sマイン

オプション:
ジェットパック
背部追加ミサイルランチャー
曳航式ソナー
換装式クローシールド

概要:
スパルタン隊に配備されたズゴックEのバリエーション。
偏光式ビーム兵器の更新と対人対兵器の武装を追加され、装甲の形状やセンサー系に差異がみられる。
これはオーブの開発したMBF-M2 レイスタやザフト残党の有するMSへの対処を考慮に入れてのものと推測される。
ハイゴッグS同様に、腕部のバイス・クロ―はクローシールドや通常マニュピレーターにも換装可能となっている。
通常マニュピレーターに換装した場合、通常のMSの火器もある程度ではあるが使用可能となる。



MSM-08S ハイゴッグS

全高:15.4m
全装備重量:69.2t
出力:3600kw
装甲材質:ガンダリウムγ
武装:
ビームカノン兼ビームサーベル×2
魚雷発射管×4
バイスクロー×2
Sマイン
肩部装甲増設魚雷発射管

オプション:
ジェットパック
ハンド・ミサイル・ユニット×2
曳航式ソナー
換装式クローシールド(60mmバルカン/240mmロケット弾内蔵)
換装式通常マニュピレーター

概要:
スパルタン隊に配備された水陸両用MS。名称のSはスパルタンのSである。
ズゴックEⅡと同じく武装や装甲の形状などに差異があるマイナーチェンジ版である。
内装が戦時配備型から更新されているほか、ラムズゴックのクローシールドへの換装ができるようになっている。
このクローシールドはシールドの面積を大きくした防御重視モデルやロケット弾を搭載したバージョンなどがあり、パイロットの任意で選択することができる。通常のMSのようなマニュピレーターも換装可能で、ハイザック、マラサイなどの武装も使用できる。

325: 弥次郎 :2017/07/11(火) 21:54:25
〇陸戦型マラサイM

全高:マラサイに準じる
全装備重量:マラサイに準じる
出力:マラサイに準じる
装甲材質:ガンダリウムγ

固定武装:
頭部60mmバルカン×2門

武装:
フェダーインライフル
90mmマシンガン/試作型90mmアサルトライフル
偏光式ビームライフル
偏光式ビームサーベル/偏光式ビームジャベリン
ウミヘビ
ニードルガン
シールド(短魚雷発射管内蔵)

概要:
大洋連合が開発したマラサイの陸戦型特化プランの一つ。実質的に、RX-107ロゼットを水陸両用に再設計したものである。
陸戦型マラサイという名称もあるが、現場での愛称は「マリンロゼット」とされている。
元々、マラサイの性能は他国のMSと比較しても飛びぬけており、ドライセン系の習熟が完了するまでは延命してもよいのではと意見があった。
そのプランの一つとして本機はマラサイをベースに、ドライセン(ドワッジ)が全軍配備が進むまでの繋ぎとして更新がなされた。
改良されたとはいえ、結局はマラサイなので、徐々にドライセンに主役を譲っていくと思われる。

大気圏内での運用を前提に、空間戦闘に必要な機構を取り払い、代わりに腰部及び脚部に大型のホバーユニットが追加された。
このホバーユニットには熱核ジェットエンジンを搭載、燃費や航続距離こそ劣るがドム系列のそれに匹敵する速力を出すことも可能となっている。
また、右肩のシールドはオリジナルよりもザクやギラ・ドーガのそれに近い形状のモノへと交換されており、多くの場合、予備弾倉やニードルガン、ウミヘビなどの武装ラックとして用いられている。
そのほか、オーブ近海での運用を考慮して防水処置を施しており、ホバーユニットをパージすることでウォータージェットが使用可能となる。
さらにこのホバーユニットを水中用ジェットパックに換装することによって、本格的な水中両用MS程度にまで水中戦闘力を向上できる。

武装に関しても水中での使用を考慮に入れたものが多くある。
偏光式ビーム兵器のほか、短魚雷発射管や時限信管の浮遊機雷「ハイドボンブ」なども装備できる。
総じてバランスのとれたMSとなっており、スパルタン隊においてはドライセン配備までは主力を務める。


〇MAM-606 水中型オッゴ
全長:オッゴに準じる
装甲材:超硬スチール(コクピット周辺及びバイタルパートにガンダリウム合金α)
動力源:燃料電池及び外部電力供給
搭乗員:1~2名
推進機関:スクリューorウォータージェット

武装:
6連装魚雷発射ポッド
ニードルガン
トリモチランチャー
12.7mm対人機銃
60mmバルカンポッド
作業用ワイヤーアーム×2

概要:
宇宙で使用されていたオッゴをベースに製造された、水上及び水中での作業をおこなうモビルポッド。
核融合炉を搭載するMSやMAの運用に必須な冷却ベッドを搭載できない水上艦艇の艦載機として製造された。

元々オッゴは宇宙用のMP(あるいはMA)であり、テストもプールで行ったことがあるなど水中での運用自体には問題がなかった。
MS以上に操縦が簡単で、整備も楽であり、また製造や運用上にかかるコストも安いという利点があったため、水中・水上での作業用ポッドとして目を付けられ、改装の上での導入が行われた。

改装点は水中での運用のためのウォータージェットへの交換、機体下部への車輪の追加、水中でのバランスをとるためのフィンの追加など多岐にわたる。
操縦系も改装され、有人・無人の両方での運用ができるようになり、無人モードでは母艦から有線ケーブルでコントロール出来るようになっている。
また、武装や作業道具をセットするためのハードポイントも追加され、多様な任務での運用も可能となっている。

装甲材こそグレードの低いガンダリウム合金αや超硬スチールなどであるが、その分コストが安く生産性も優れている。
ただし、あくまでも作業用のMPであり、非対称戦闘を除けばMSとの戦闘は自殺行為であるとみなされている。

326: 弥次郎 :2017/07/11(火) 21:55:33

以上、wiki転載はご自由に。
設定が膨れ上がってしまったので、別個に分けようかなともおもったので投下です

ギガンティッククローってなんぞと思ったでしょう。
あれですよ、サイズがある程度縮小されたグラブロのクローですよ。メガ粒子砲も内蔵です。
MSがMAのクローとメガ粒子砲を抱えて突っ込んでくるとか、ワイルドだろぉ?
なんもかんもギャプランTR-5[フライルー]がわるい。

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最終更新:2024年03月05日 21:13